おいら

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74西郷樹

あれから数日・・・・・・・・・・
今日はさくらとおとめに分かれての練習だから、余計愛ちゃんのことが気になる。
なんとな〜く、視線も感じる。おそらく愛ちゃんなのだろうが、振り向くことができない。
でも・・・言わなきゃ!私の気持ちを正直に。
 「あ、愛ちゃん。ちょっと・・・いいかな?」
休憩時間になるとすぐに、愛ちゃんに話しかけた。
 『・・・何?』
心なしかそっけないみたいだ。ひょっとしたら、もう私のことなんてどうでもよくなったのかもしれない。
 「この間のことなんだけど、その・・・・・まだ返事言ってなかったよね。」
 『返事?だって、もう・・・・・』
 「私も愛ちゃんの事が好き。」
 『・・・いいの?本気にするよ。』
 「私は本気だよ。本気じゃなきゃ、こんな恥ずかしいこと言えないもん。愛ちゃんだから言えるの・ ・ ・ ・ ・ スキ♪」
 『あさ美ちゃん・・・・・ありがとう。嬉しい!あたし・・・あさ美ちゃんのことが大好き!』
75西郷樹:03/10/29 23:34 ID:wYZ7v1A3
私は、愛ちゃんのことが好き。これでいいんだ。女同士なんか関係あるもんか!
好きなものは好き!これだけはどうしようもないもんっ!
 『じゃあ、さっそく今日ご飯食べに行こうね♪』
 「うん、行こう!」
幸せ・・・・・。この幸せがずっと続けばいいのに・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・



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