【8】
シイナが舌を絡ませてくる。
驚きで縮こまっている飯田の舌を誘い出すように軽くくすぐる。
快感のポイントを心得た巧みな舌捌きだ。
・・・キモチイイ・・・飯田は我を忘れてウットリとなった。
たまにメンバー同士でもふざけてキスしたりはするが、
こんなディープキスなどされた事もないし、した事もない。
ましてや新メンバーであろうこの可憐な少女から、
これほどの巧みなディープキスを受けるなど想像もつかなかった。
「ん、ん〜」
飯田は次々と唇から快感を送り込まれている。
シイナのキスに翻弄される飯田。
段々と自分の身体が熱を帯びてくるのがわかった。
(もっと・・・もっと、欲しい・・・)
もはや理性などどこかに消し飛んだようだ。
・・・!!・・・
突然シイナが唇を離した。
(・・・?)飯田は夢から覚めた面持ちで茫然となる。
「フフッ」
シイナが薄笑いを浮かべて飯田を見ている。
飯田はそれが何の笑いかは図りかねた。
「カオリンは、まだウブだねぇー」
シイナが哀れみをこめたように言った。
飯田は頭に血が昇った。
【9】
「何よ、その言い方!バカにしないでよ!何様のつもり?」
『カオリン』って呼ばれた事もさることながら、
『ウブ』と言われた事がショックだった。シイナがさらに言う。
「キスぐらいで感じちゃダメですよ。もっと気持ちいい事してあげる。
欲しいんでしょ?もっと感じたいんでしょう?」
確かにシイナの言う通りだ。
さきほどから身体に芽生えた欲情は、抗えないほどに強まっている。
女としての本能が次のステージを期待している・・・
しかしリーダーとしてのプライドはそれを許さなかった。
「私が感じてるって?ハハッ・・馬鹿じゃないの?
あんたなんかに感じるわけないわよ。わかったら早く帰りなさい」
これでいいのだ・・・飯田は自分に言い聞かせた。
女としての未練は残るが、その前にまずリーダーである。
モーニング娘。に入って6年。仕事一筋で頑張ってきた。
トップアイドルとして人気や名声を得た代わりに,
犠牲にしたものは―― SEX ――
女として一番興味のある年頃に、これらを禁じられたのだ。
(私は女ではないわ!アイドルよ!女の悦びなどとうに捨てている!
これでいいのよ・・・これでいいのよ・・・でも・・・)
「カオリン、もっと素直になって・・・」
まるで飯田の心を見透かしたかのようにシイナが呟いた。
「あたしがカオリンを開放してあげる。真の快感を教えてあげるわ」
【10】
飯田は今の自分の状況が信じられないでいた。
生まれたままの姿でベッドに横たえられている。
シイナに見つめられてからというもの、どうも身体が動かせない。
・・・カオリン、私の目をよく見なさい・・・そらさないで!・・・
・・・よく見るのよ・・・
言われるがまま飯田はシイナの目を見てしまった。
そして段々と身体の力が抜けていったのだ。
・・・そう、いい娘ね・・・
あとはまるで着せ替え人形のように、次々と衣服を剥ぎ取られ、
最後の一枚までも――
「カオリンの身体って美しいわ。見とれちゃうぐらい〜」
22歳の成熟した乳房は豊かに張り詰めている。
その頂きにある誇らしげな乳首が大人の女を主張していた。
脚線美も実に素晴らしい。太腿の艶が色香を放っている。
そしてその中央――股間に煙るうっすらとした茂みが、
今から始まる事を期待するかのごとく、微かに震えていた。
「さぁ始めるよ・・・いっぱい感じていいからね〜」
自分より遥か年下の少女から愛の手ほどきを受ける――
この倒錯的ともいえる状況ですら、今の飯田には心地よかった。
「あたし、カオリンが感じるところは全部わかってるんだ・・・」
意味深な発言にも、飯田には気付く余裕がない。
やがてシイナの手が動き出した。
【11】
シイナは馬乗りの体勢になった。
小悪魔のような笑みを浮かべ、上から飯田を見据えている。
(・・・ああっ・・・もう好きにして・・・)
飯田は心が毒されたようにシイナに身を任せていく。
「ふふっ・・揉みがいがあるオッパイね・・・」
シイナの両手は、その隆々としている乳房に向けられた。
下からゆっくり掬い上げるように両方の乳房を持ち上げ、
その盛り上がった頂点にそびえ立つ乳首を指先でクリクリと弾く。
そしてまた乳房を元に戻す――
この動きが何度となく繰り返された。
「こうやって揉まれるのが好きなんだよね?そうでしょう?」
すべて分かっている、と言わんばかりにシイナは更に愛撫を続けた。
(あ、はぁ〜ん・・・)
飯田は喉の奥で愉悦の声を漏らす。
これは飯田が最も感じる胸の揉み方だったのだ。
(でも、どうして?・・・私のやり方と一緒だわ・・・!?)
快感で朦朧とする意識の中で、
飯田は自分のオナニーの事を思い出していた。
【12】
自慰――
俗にオナニーと呼ばれるこの行為を始めたのはいつ頃だったろうか・・・
元々仲間と群れる事を嫌い、一人でいる事が好きだった飯田にしてみれば、
一人でこっそり楽しめるこの行為に辿り着いたのも、
ごく自然な成り行きだったと言える。
――『宇宙と交信している』――
そう言って飯田は誤魔化してきた。自分も仲間も・・・
ダンスレッスンがあった日は特に激しかった。
疲れて帰って来ると、自然に手が身体を這ってしまう。
ある夜などは、風呂の水を入れっ放しで始めてしまい、
気が付いたら朝になっていたというから驚きだ。
風呂の水が溢れ返るように、身体の一部も溢れ返っていた。
飯田は次第に、もっと感じる方法を研究するようになった。
胸の揉み方にも工夫を加える。
下からゆっくり掬い上げるように両方の乳房を持ち上げ、
その盛り上がった頂点にそびえ立つ乳首を指先でクリクリと弾く。
そしてまた乳房を元に戻す――
この動きが一番気持ちいい事が分かった。
さらに手を伸ばし、今度は秘められた場所を弄り始める。
ある一箇所だけ強烈に感じる部分があった。
割れ目の上端に顔を出している小さな尖りがそれである。
そこを弄ると寸分もなくイってしまうのだ。
だからそこは最後まで弄らないようにしておいた。
その方がより深くイケる事を知ったからだった。
――こうして日々『宇宙と交信』している飯田であったが、
その事実を後々暴かれる事になるとは思いもよらなかったであろう。
【13】
「ほら、カオリンのここ、びっしょり濡れてるよ〜」
「あ、あ、・・・そこはダメ・・・」
ベッドの上では狂宴が続いていた。
シイナは飯田の下半身に狙いを移している。
股間の茂みを掻き分け、割れ目の縁取りを際どくなぞっていた。
「こうやって入口をコチョコチョすると・・・ほ〜ら、蜜がいっぱい出てきた」
「はぁ〜ん・・・」
秘密の穴からドッと液が溢れ出る。
さらに割れ目を広げると、官能の尖りが顔を出してきた。
「カオリンのお豆ちゃん、こんなに大きくなってるよ。
早く触ってほしいって言ってるよ〜」
官能の尖りはトドメの刺激を今か今かと待ち構えていた。
だがシイナは決してそこには触れようとはしない。
その近くをくすぐるように指を這わし、ときおりチョコンッと尖りを突付く。
(・・・キモチいい・・・たまらないわ・・・もうダメ・・・)
飯田は絶頂への階段を確実に登らされていた
(ああっ・・・でも何でこんなに上手なの?しかも私のやり方とそっくり・・・)
シイナの一連の愛撫は、飯田が研究したオナニーと同じ手順なのだ。
(もしかして、この娘、私の秘密を知ってるのかも知れない。
・・・そんなバカな!・・・あり得ないわ!)
飯田は一瞬頭をよぎった疑念を必死で振り払おうとした。
しかし更なるシイナのテクニックを見て愕然とする事になる。
【14】
「カオリン〜そろそろ逝かせてあげるね」
充分に飯田を責めたシイナは、いよいよ最後の仕上げにとりかかった。
しかし、その指の動きを見た飯田は・・・
(あ〜!こ、これは!!)
飯田は快感に溺れながらもハッキリと確信していた。
(・・・やっぱり同じだ・・・シイナは私のやり方を知っている!)
飯田のオナニーのクライマックスは『豆しごき』だった。
まず左手の指でクリトリスの包皮を押さえ、中身を剥き出しにする。
次に右手の指を濡れそぼった蜜壷に沈めて、指に粘液をからめる。
そしてその“ヌルヌル”を尖りきったお豆に塗りつけ、
指でつまんで一気に擦りあげていく――これだと意識が飛ぶほど逝けた――
「さぁ、思いっきり逝ってね」
シイナは、まさにその『豆しごき』と同じ指使いをしてくる。
包皮を押さえ中身を剥き出しにし、蜜壷に指を沈めて粘液をからめとる。
取り出したそのしなやかな指には、例の“ヌルヌル”がキラキラ光っていた。
――その指が狙いを定め、ジワジワと近づいてくる―
・・・シイナ?あなたは一体何者なの?どうしてオナニーの事、知ってるの?
・・・そこはダメ!・・・触らないで!・・・怖い・・・助けて・・・
考える間も無く、シイナの指が飯田の急所を捕えた。
「!!!ああああっ!!!」
飯田の意識は飛んでいった。
【15】
一体どれくらい眠っていたのだろうか――
飯田が目を覚ました時には、すでにシイナの姿は無かった。
「シイナ・・・どこへ行ったの?」
誰も居ない部屋を見渡すと、テーブルの上の置き手紙に目が止まった。
手紙の内容はシイナからのものだった。
『飯田さん。お目覚めはいかがですか?満足してくれましたか?
シイナは嬉しいです。飯田さんがあんなに悦んでくれてo(^-^)o
でも最後の瞬間はスゴかったなぁ〜♪
あんなに声をハリアゲてイっちゃうんだも〜ん・・・(*^_^*)』
(・・・あぁ、恥ずかしい・・・)
飯田は自分の狂態に恥じ入り、自嘲気味に笑った。
手紙はさらに続く――
『実は私、飯田さんがオナニーしてる事、前から知ってました。
ナゼかって?それは私が【慰安・娘】だからです(* ^ー゚)』
(慰安・娘・・・?なにそれ?)
『まだ詳しい事はお話出来ません。。。ゴメンなさい。。。<(_ _)>
とにかく今は一刻も早く、
皆さんの“欲求不満”を解消しなくてはなりません(・∀・)ニヤリ。。。』
(シイナ?何をするつもりなの?・・・)
『そこで飯田さんにお願いがあります。
どうか私の行動を暖かく見守っていて欲しいのです。
必ずや皆さんを“悦楽の世界”へお導きいたします。。。☆彡 』
【16】
手紙の最後には、こう書いてあった。
『私はこれから石川さんの所へ行って参ります。
石川さんには、タップリとした【慰安】が必要なのです。
早く彼女の潔癖症を治してあげなくちゃ・・・ウフッ・・・p(^^)q 』
ふぅ〜・・・飯田は読み終えると、一つ溜息をついてから考えてみた。
(シイナは、つまり私達に“Hな事”をしようというわけね。
でも“慰安”ってどういう意味? 慰安=Hな事 でいいのかしら?
それになぜか私の秘密を知ってたし。
なぜか急に身体が動かなくなったし。
シイナは超能力でもあるのかなぁーもしかして宇宙人かもー)
いろいろシイナの事を考える飯田であったが、
飯田がシイナの正体を知るのは、もっと後の事である・・・
(そしてシイナは私達が欲求不満だって言ってたなぁー
まぁ私はそうかもしれないけど、他のメンバーは違うわよ。
特に石川なんか、絶対にあり得ないわ )
シイナが、4期生の石川梨華に【慰安】を施す、と言っていたからだ。
石川が無類の潔癖症である事はメンバーなら誰でも知っている。
石川は、Hな話や下ネタなどが大嫌いだ。
うかつに話そうものなら『不潔っ!』の一言で切って捨てられる。
そんな石川だが、シイナならやり遂げるに違いない。
(・・・でもシイナに責められたら、あの娘きっと泣くわ・・・)
シイナのテクニックを身をもって体験している飯田にとっては、
これから石川を襲うであろう“快楽地獄”がハッキリ見えるのであった。
【17】
モーニング娘。のツアースケジュールは順調に消化されていた。
どの地でも熱狂的なライブに変わりはなかった。
『〜ピンク大好き、石川梨華で〜す♪〜ハッ ピィー〜♪』
石川のMCが始まるとライブ会場は一段と盛り上がる。
さすが一番人気の石川だ。小麦色の太腿も実に魅力的である。
ミニスカートをひらひらさせて歌い踊るその姿は、
まさに、穢れを知らぬ天使、とでもいうべきか――
(さすが石川さんだわ、天使のようにカワイイ・・・)
シイナは舞台の袖から石川の姿を見つめていた。
研修中であるシイナは、まだ舞台に上がる事は出来ない。
先輩達の身の周りのお世話をするのが、当面の仕事だった。
(ふふっ・・・でもその天使の笑顔が、今に乱れた泣き顔に変わるのよ・・・)
しかし、その企みを秘めた眼差しは、すでに石川を丸裸にしていた。
乱れ狂う石川の姿を想像して、シイナでさえ思わず身体が熱くなるのであった。
『どうもありがとうございましたー!石川梨華でした〜♪
それでは最後にいつものやついくよー グッ チャォー〜♪』
最後のMCをお決まりのポーズで決めると演目は終了となる。
やがてファンの声援に見送られながら舞台の袖に帰っていった。
「石川さん、おつかれ様でした・・・はい、これどうぞ」
シイナが満面の笑みで石川を出迎えた。
タオルを差し出して、汗を拭いてくれと言っている。
【18】
「ありがとう〜シイナ!でも私だけにタオルなんて・・・ちょっと照れるな」
「当然ですよ。だって私、石川さんの事ばかり考えてましたから」
周囲を憚りながらの端的な会話ではあったが、
石川は後輩から慕われている自分の存在をシッカリ感じ取っていた。
石川がモーニング娘。に入って早3年――
気が付けば後輩の数の方が多くなっている。
先輩としての貫禄・・・とまではいかないが、
何かと後輩の面倒をみる機会は増えていた。
年下の娘達から相談される事もシバシバあったようだ。
だからついついこんな軽口が出てしまう。
――「何か困った事があったら私に言ってね」――
本来ならリーダーやサブリーダーが言うべき事だが、
石川にしてみれば、私でも出来る、という意味であったろう。
それだけ先輩としての自覚が出てきたというわけで、
それはそれで微笑ましい事といえる。
しかしシイナに言ったのはマズかった。
石川はシイナにも同じ事を言ってしまったのだ――
「困った事ですか?・・・ありますよ・・・」
シイナが、さも深刻そうな顔をして答えた。
「でも、ここでは言いにくいので後で石川さんのお部屋に伺います・・・」
「OK!私に任せなさいって!〜じゃあ今夜待ってるからね〜♪」
去ってゆく石川の後姿をシイナは妖しい瞳で見送った・・・
【19】
夜のホテル。部屋のドアを静かに叩く少女の姿があった。
辺りを気にしながら、囁くような声。
「こんばんわ。シイナです」
開いてるよ〜と部屋から石川の声が聞こえた。
中に入るとシイナは一瞬目が眩んだ。
(・・・!!・・・)
部屋中ピンク一色なのだ。
シーツからカーテンから、部屋の壁紙に至るまで全てがピンク――
(さすが石川さん。気合入ってるな・・・w)
「ねぇシイナ〜突っ立ってないで、こっち来て座ってよ」
石川はベッドに腰掛けてシイナを手招きしていた。
シイナも同じく隣に腰を降ろす。
シイナは間近に石川の顔を見てつくづく思った。
・・・この人はやっぱり天使だな・・・
色黒ではあるがきめ細かい肌。透き通った瞳。情熱的な口唇。
その全てが芸術品といえた。
「私に相談があって来たんでしょう?相談って何?」
石川は完全に“お姉さんモード”に入っていた。
後輩の可憐な少女が自分を慕って相談しに来ている。
おそらく自分はそれを見事に解決するであろう。
そしてさらに慕われる――これで良し――
ところが次のシイナのセリフを聞いて石川は仰天してしまった。
「・・・実はわたし・・・オナニーがやめられないんです・・・」
ホゼンナッ!!
頑張れ作者さん
このスレは1/11に立てられてから120日を迎えます。
ですから1/12以降24時間に1度の保全をしないと
n日ルールでdat落ちします。
120 :
名無し募集中。。。:04/01/04 06:30 ID:fDuG0bmY
亀井はゴロッキーズで新境地&新たなヲタを開拓
121 :
名無し募集中。。。:04/01/04 14:45 ID:zQNS6pqE
149 :名無し募集中。。。 :04/01/04 13:09 ID:/5LTuG3W
>>141>>145 俺も正直、暫くは増やさない方がいいと思うんだけど。
でも、UFA的には新メンを投入してまた話題性で目立ちたいんだろうな。
>>141の言う通り、Bが入ってきそうなのは確か。
というか、また新垣・田中のような利権絡みの人間の加入はもう止めてくれ。
この辺で小見谷とか入ったら笑うがw
保全
一皮剥けたというより着ぐるみを(ry
【20】
(・・・オ、オ、オナニー?!)
石川は、混乱している頭の中で必死に考えた。
(オナニーっていったら、あれでしょう?・・・その・・・何ていうか・・・
自分の身体をさわったりする『恥かしい』やつ・・・でしょ?
そりゃー私だって全く知らないわけじゃないよ
でもあれのどこがいいの?ちっともわかんないよぉ
シイナは何でやめられないの・・・??
言ってて恥かしくないの??
私はオナニーなんて言葉、口にするだけでも『恥ずかしい』のに!)
石川の潔癖症は筋金入りだ・・・しかしそれは、
石川本人が強度の『恥かしがり屋』だという事に原因がある。
―― 強い羞恥心 ――
これが石川の女らしさを育て、魅力を引き出していった。
ところが、こと“性”に関しては、これが大きな壁となるのだ。
「シイナ!あんたねぇ、相談があるっていうから話聞いてあげたのよ!
それなのに、今のは何?・・・(オナニー)・・・だなんて?」
石川は叫んだ。息の詰まるような恥かしい空気を掻き消すかのごとく。
だが恥ずかしさゆえに“オナニー”という言葉を飲み込んでしまったのだ。
すかさずシイナが突っこむ。
「え?!今、何て言ったんですか?
最後のところ、よく聞こえなかったんですけど?」
シイナは、石川が言葉責めに弱い事を見抜いていた。
そろそろ保
歩
早めに今日の保守
保守
ほっ
【21】
石川は困った。
“オナニー”なんて言えるはずも無い。
しかしこのまま黙り込んでいたのでは先輩としての立場がなかった。
「あのねシイナ、女の子はそういう事しちゃいけないの。わかった?」
説教をする事で威厳を保とうとしたのだ。
「早く目を覚ましなさい!あんな事したって気持ち悪いだけだからね。
シイナの心に悪い虫がいるのよ。それがちょっと騒いでるだけ。
そういう時は体を動かすの。ストレッチなんかいいかもね・・・」
シイナは黙って聞いていた。
(石川さん必死だな〜わたしに突っこまれないようにベラベラ喋ってるし)
もちろん突っこみ所は随所にある。
――『あんな事』『そんな事』と言いまくっているのだから――
だがシイナは、あえて突っこまなかった。
石川をもっと切羽詰った状況に追い込み、
そこで責めた方がより効果がある、と考えたからだ。
(ここはひとまず引き下がってあげる・・・楽しみは後にとっておくわ・・・
フフッ・・・覚悟しといてね、石川さん・・・)
シイナは、さも泣きそうな顔をして謝罪の言葉を述べた。
「ごめんなさい。わたし悪い子でした。反省してます・・・」
ガックリうな垂れたシイナの姿に、なぜか妖しさが漂っていた。
作者さんキテタ━━(゚∀゚)━━!!
乙です。
【22】
石川は優しくシイナの頭を撫でていた。
「わかってくれたら、それでいいのよ。今日はもう遅いから帰んなさい」
石川は内心ホッとしていた。
(あれ以上シイナに突っこまれなくてよかったな・・・正直助かったよ・・・)
「それじゃーわたし帰ります。石川さん、どうもありがとうございました」
お辞儀をして、いったんは帰ろうとしたシイナだったが、
何かを思い出したかのようにポケットに手を突っこんだ。
「あっ、そうだ、これ預かっててくれませんか?」
シイナはポケットから『あるモノ』を取り出した。
それはピンク色をした卵型の球形で、そこからはコードが伸びており、
電池ボックスのような箱型のケースにつながっていた。
「わたし、実はこれを使ってオナニーしてたんです。
だから石川さんに預かってもらえば、『わたしは』できないでしょ?
そしたらオナニーなんかやめられると思いますし。
でもね〜ちょっと惜しいんだよなぁ〜だってこれ・・・
≪ と・っ・て・も・き・も・ち・い・い ≫んだもん」
そう。これこそまさにオナニーの定番アイテム【ピンクローター】だった。
石川は手にとって見たが、しかし当然ながら分かるはずも無い。
「・・・??・・・なに?これ?・・・変なの!」
石川は、がらくたでも見るかのように怪訝そうに眺めていた。
だが、このがらくたのオモチャによって後々さんざん泣かされる事になる。
134 :
名無し募集中。。。:04/01/15 23:33 ID:oamYT+SL
ホッシュ
歩
136 :
名無し募集中。。。:04/01/16 18:13 ID:oYFylpc1
ポー
センター当日保守
【23】
石川は広い大きなバスタブにゆっくりと身を沈めた。
ピンクのタオルをターバンのように頭に巻き、
足を伸ばして湯舟に浮かべるその様は、まるで人魚姫の如く美しい。
湯舟の心地よい温もりに満たされると、
胸のざわめきが少しは和らいできた。
(あんなモノ預かっちゃったけど、あれどうしたらいいのかなぁ・・・)
シイナが置いていったピンクローターの事が、ずっと気になっていた。
言葉巧みにピンクローターを押し付けられたのだ。
「困るわ!こんなモノ置いていかないで!恥かしいわ!」
「まあまあ石川さん、そんなに怒んないでくださいよ〜
もしよかったら石川さんも、それ使っていいですから」
「使わないわよ!だいいち、わたし『そんな事』絶対しないもん!」
「だったらなおさらヨカッタわ。これ預かっててください」
「!?どうしてそうなるの!?」
「これの味を一度でも知ってしまうとヤミツキになっちゃうんです。
石川さんはオナニーを『絶対』しないわけだから、
持ってても平気って事ですよね?」
「・・・うん・・・そりゃ、まぁ、そうだけど・・・」
「じゃあ決まり!お願いしますね!おやすみなさーい」
「ちょ、ちょっとぉ・・シイナ〜!?・・・」
石川はバスルームを出ると姿見に自分の裸体を晒してみた。
(わたしって結構スタイルいいな〜)
程よく盛り上がった乳房、キュッと引き締まったウエスト、張りのある太腿。
そして色鮮やかに映えるピンクの乳首がツンと上を向いていた。
股間の翳りも、もはや少女のそれではなく大人の匂いを醸し出している。
『褐色のヴィ―ナス』
まさにそんな形容がピッタリの18歳の石川梨華だった。
139 :
ななーし:04/01/17 11:09 ID:T+7uRymW
保全
ほ
歩
続きを・・・!(;´Д`)'`ァ'`ァ
| |
| |ノハヽ
|_|`.∀´)
|_|o【◎】
| ̄|││
| |__)_)
【24】
「うん、お尻もオッパイも異常なし!」
石川は、鏡に映った自分に問いかけながら、
身体のあちこちを触っていた。
もちろん自分のスタイルを確かめる為であり、淫らな感じには見えない。
しかし乳房の頂点にある『可愛いサクランボ』を触り始めると、
少し様子が変わってきた。視線は鏡の方を向いてはいるが、
目の焦点は定まらず、唇は半開きで、かすかに吐息が漏れている。
石川はこの時、明らかに感じていたのだった。
「やだ・・・わたし何やってんのかな〜バカみたい・・・もう寝ようっと!」
ふと我に返ると、とてつもない恥かしさが込み上げてきた。
(・・・こんな時は早く寝るのが一番・・・)
石川は、お気に入りのパジャマに着替えるとベッドに飛び込んだ。
だが身体のざわめきは、なかなか消えてはくれなかった。
必死に目を瞑り、なんとか寝ようと奮闘する。
(このままじゃわたし・・・やってしまうわ・・・それはイヤ!・・・)
身体が『ある事』を要求している。
それが何であるかは石川も充分わかっていた。
(・・・うぅ・・・身体があつい・・・ムズムズしてる・・・くっ・・・)
孤独な戦いは始まったばかりだった。
145 :
ほ:04/01/19 10:53 ID:Txaz3u9w
ほ
歩
保守
【25】
パジャマの下には、パンティとブラジャーをいつも必ず身に着けている。
意外な事だが、メンバーの中にはブラジャーを着けない者が多い。
中には真っ裸で寝るメンバーもいたりするから驚きである。
皆、寝る時ぐらいは楽な格好でいたいのだろうが、
石川は好きではなかった。
やはり恥かしさの源である“胸”と“秘部”は隠しておきたいのだ。
それにブラジャーの効果で乳房の形がキレイに保たれる利点もあった。
――羞恥心をスパイスとした抜群のプロポーション――
石川は「色香」と「清純さ」を兼ね備えた稀有な女性に成長したのである。
(う〜ん・・・触りたい・・・でもダメ・・・ふ〜ん・・・)
小さく寝返りをうちながら身悶えを繰り返す。
ベッドの上ではまだ格闘が続いていた。
さきほどの軽い愛撫で身体が火照っているのが憎らしい。
(もぅ〜パジャマは脱いじゃえ。これでスッキリして眠れるわ)
でも眠れるわけはなかった。体はもっと根本的な『何か』を求めている。
(そうか。このブラがいけないんだわ・・・これを着けてるから熱いのよ)
石川は間違った認識にも気付かずブラジャーを取り外してしまった。
(まだ熱いわ・・・これも取れっていうの?しょうがないわねぇ・・・)
まるで自分に言い訳するかのように最後の一枚に手を掛けた。
これを取れば一糸まとわぬ全裸になってしまう。
――もしそれでも熱かったら――
石川は自分の心が屈服しそうで怖かった。
保守
作者さんガンガレ
150 :
ほ:04/01/21 21:25 ID:sZAM8rar
ho
ハァ━━━━ *´Д` ━━━━ン
歩
| |
| |ノハヽ
|_|`.∀´)
|_|o【◎】
| ̄|││
| |__)_)
154 :
作者:04/01/23 08:36 ID:OPyNtwuK
エロですいません。
もうちょっとお借りします。
ほ