この娘はこれをきっかけに一皮剥けた

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1447期生は【慰安・娘。】
【24】
「うん、お尻もオッパイも異常なし!」

石川は、鏡に映った自分に問いかけながら、
身体のあちこちを触っていた。
もちろん自分のスタイルを確かめる為であり、淫らな感じには見えない。
しかし乳房の頂点にある『可愛いサクランボ』を触り始めると、
少し様子が変わってきた。視線は鏡の方を向いてはいるが、
目の焦点は定まらず、唇は半開きで、かすかに吐息が漏れている。
石川はこの時、明らかに感じていたのだった。

「やだ・・・わたし何やってんのかな〜バカみたい・・・もう寝ようっと!」

ふと我に返ると、とてつもない恥かしさが込み上げてきた。

(・・・こんな時は早く寝るのが一番・・・)

石川は、お気に入りのパジャマに着替えるとベッドに飛び込んだ。
だが身体のざわめきは、なかなか消えてはくれなかった。
必死に目を瞑り、なんとか寝ようと奮闘する。

(このままじゃわたし・・・やってしまうわ・・・それはイヤ!・・・)

身体が『ある事』を要求している。
それが何であるかは石川も充分わかっていた。

(・・・うぅ・・・身体があつい・・・ムズムズしてる・・・くっ・・・)

孤独な戦いは始まったばかりだった。