【15】
一体どれくらい眠っていたのだろうか――
飯田が目を覚ました時には、すでにシイナの姿は無かった。
「シイナ・・・どこへ行ったの?」
誰も居ない部屋を見渡すと、テーブルの上の置き手紙に目が止まった。
手紙の内容はシイナからのものだった。
『飯田さん。お目覚めはいかがですか?満足してくれましたか?
シイナは嬉しいです。飯田さんがあんなに悦んでくれてo(^-^)o
でも最後の瞬間はスゴかったなぁ〜♪
あんなに声をハリアゲてイっちゃうんだも〜ん・・・(*^_^*)』
(・・・あぁ、恥ずかしい・・・)
飯田は自分の狂態に恥じ入り、自嘲気味に笑った。
手紙はさらに続く――
『実は私、飯田さんがオナニーしてる事、前から知ってました。
ナゼかって?それは私が【慰安・娘】だからです(* ^ー゚)』
(慰安・娘・・・?なにそれ?)
『まだ詳しい事はお話出来ません。。。ゴメンなさい。。。<(_ _)>
とにかく今は一刻も早く、
皆さんの“欲求不満”を解消しなくてはなりません(・∀・)ニヤリ。。。』
(シイナ?何をするつもりなの?・・・)
『そこで飯田さんにお願いがあります。
どうか私の行動を暖かく見守っていて欲しいのです。
必ずや皆さんを“悦楽の世界”へお導きいたします。。。☆彡 』