246 :
なななななんじゃこりゃあ:
モー娘リーダー飯田佳織は頭を悩ませていた。原因は藤本美貴だ。新メンバーとは
いえソロでやっていた彼女は他のメンバーを馬鹿にしていた。特に他の新メンバー、
その中でも紺野に対しての扱いには、傍目から見てもあまりに目に余るものがあった。
そこで飯田はリーダーとして彼女をお仕置きする決意を固めたのだった。
「飯田さん。なんです〜?みんな揃って。」その日藤本は、楽屋に呼び出された。
そこには他メンバーも集まっていた。冷たい空気が流れる中、飯田が静かに口を開く。
「美貴。あなた最近紺野とかに辛くあたってるみたいね?」その言葉を聞くと、
藤本は、即座に紺野を睨みつけた。紺野は目を合わせず、下を向き震えている。
「あなたがわるいんでしょう!!」飯田が声を荒げる。
普段聞きなれない飯田の怒声に藤本も動揺を隠せなかった。飯田は声の声量を戻し、話を続けた。
「モーニング娘の中には決まりがあるの。悪い事したりするとみんなの前でお尻を
叩かれるのよ。後藤も祐ちゃんに叩かれて泣いた事があったわ。今から私があなたに
お尻ペンペンのお仕置きをするわ。」
247 :
な:03/08/09 18:28 ID:qF6hTRgW
そう言ったと同時に、藤本は手をグイッとつかまれ、そのまま飯田の膝に乗せられた。
「ちょ・・なに・・冗談でしょう?何がお尻ペンペンよ!」
抵抗する藤本をお構いなしに、飯田は右手を高く上げ、
そのままショートパンツに包まれたお尻に振り下ろした。
パシーンと大きな音が響いた。「いっったい〜」
パン!パシッ!バシン!パン!「あんっ!あっ!あっ!いた!」
バシ!バシ!パシン!パン!「いたい!やめ!やめてよ!あぅっ!」
飯田の無言でのお尻叩きは容赦なく続いた。
バシン!パシン!パン!パン!パッシン!「やめ・・きゃっ!ひっ!ごめ・・ごめんなさい!」
三十発以上叩かれた所で飯田は手を止めた。
「やっと、ごめんなさいが言えたね。じゃあ今からみんなに迷惑かけた分
一人三発ずつ叩いてもらうからね。紺野は五発ね。」
そういうと飯田はショートパンツを下ろし下着も下ろした。すでに桃色に染まったお尻が顔をだす。
「きゃあッ!」必死にお尻を隠そうとする藤本のお尻を、飯田はパチンと叩いた。
「素直にお仕置き受けないとはじめからやり直すよ。まずは辻から。」
「美貴。悪い子。おし〜りペンペン。」そう言いながら藤本のお尻を叩く辻。
年下の辻に生のお尻を叩かれる藤本。恥ずかしくて死にそうだった。
が、それも、まだまだ続くお仕置きの痛みでわんわん泣く藤本にはそれどころではないだろう。
248 :
246:03/08/09 18:30 ID:qF6hTRgW
↑なんとかしてくだちい(泣
249 :
:03/08/09 18:30 ID:/+zPmeCs
美貴帝とこんこんでガチ勝負したらこんこんが勝つよな
251 :
246:03/08/09 18:51 ID:qF6hTRgW
たしかに、藤本が紺野をいじめてるってありそうだけど・・。
え?何?
本気にしてんの?>ID:qF6hTRgW
253 :
246:03/08/09 19:01 ID:qF6hTRgW
255 :
ナナシナシ:03/08/09 21:45 ID:fkgjDIqP
256 :
ナナシナシ:03/08/09 21:50 ID:fkgjDIqP
>>246ツヅキキボンヌ(;´Д`)ハアハア・・ッテカ
257 :
┃ω・`):03/08/09 22:13 ID:ovefZSIm
みんな楽しそうだね
でもミキティがSだから
叩かれるほうじゃなくて叩くほう・・・
何を言っとるんだこのショボ公は!
極Sだと言われていた娘がMに目覚める構図こそ(;´Д`)ハァハァなんじゃないか
そしてこんこんは今回の事件でSに目覚めるのだよ。
二人とも道産子と言うことで意気投合、お互いはお互いを求めるように。
仕事場では相変わらず藤本はS、紺野はMと言うことで周りを誤魔化しているが、
プライベートでは藤本M、紺野Sであんな事やこんな事を(;´Д`)ハァハァ
259 :
名前入れてちょ:03/08/09 22:48 ID:PRXhzR56
ミキ帝におしりぺんぺん、イイ!!(・∀・)
261 :
紺野がSなら・・・:03/08/09 23:39 ID:Vif4rJWN
「じゃあ次、安倍。」飯田が膝の上の藤本をおさえつけながら言う。
パン!「あぅっ!」パチン! 「くぅっ」パシンッ!「やっ!」
「もう悪いコトしたらだめだべさ(●´ー`)ノ」
態度が悪いお仕置き!としておしりペンペンされていた藤本は
辻からはじまって、もうすでに10人以上に叩かれていた。
そのため藤本のは、すっかりまっかっかになってしまっていた。
「あと叩いてない人は・・・誰?」飯田がメンバーに問い掛ける。
しばしの沈黙の後・・・・
「紺ちゃんまだなんじゃない?」誰かが口を開いた。
「じゃあ、紺野、でてきて。」飯田が、みんなの後ろのほうに隠れるようにしていた
紺野をよんだ。
262 :
名無し募集中。。。:03/08/09 23:42 ID:0f62qM+r
続編キタ━━━(゚∀゚ )━(∀゚ )━(゚ )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━━━!!!!
263 :
261:03/08/09 23:44 ID:Vif4rJWN
勝手につづきつくったらだめだべさ?(;●´ー`)
264 :
名無し募集中。。。:03/08/09 23:49 ID:GB9dDAC4
∧_∧
(0゚・∀・)
>>261 (0 ∪ ∪ ツ、ツヅキハ?
と_o)_o)
266 :
?(;○´ー`):03/08/10 00:25 ID:hYBYS2Y+
紺野が、それでもまだビクビクしながら飯田と藤本の元へと歩み寄る。
「ほら、あなたの番よ。いったとおり、5発ね。」
しかし藤本は、
「あんた、あたしにこんなことして、後でただで済むと思ってないでしょうね!?」
絶対同じ目にあわせてあげるからね!」
と涙を流しながら紺野に言う。
紺野はその言葉を聞くと、おびえた目で飯田を見た。
飯田は藤本のお尻をパァンッ!と一打ちした。
「美貴?あなたまだ反省できてないみたいね・・・。・・・・紺野。」
「あ、・・はい・・?」紺野が恐る恐る答える。
「さっき、紺野は5発って言ったけど、やっぱり好きなだけ叩いてもいいわよ。」
藤本にとっては絶望的な言葉が飯田から出されたのであった。
267 :
?(;○´ー`):03/08/10 00:28 ID:hYBYS2Y+
日付変わったからIDかわったべさ●´ー`)
268 :
名無し募集中。。。:03/08/10 00:32 ID:P27kdOvI
>>264 ((;゚Д゚;))ガクガクプルプル
269 :
?(;○´ー`) @だんだんヘタレ。:03/08/10 01:19 ID:BaNie4LQ
「じゃあ紺野、もっと近づいてきて。」飯田が紺野を手招きする。
「え・・・でも、私、そんな・・・・好きなだけ叩けなんて
言われても、叩けませんよぅ。」
紺野らしい、どこか間延びした口調だ。
が、それを聞いた飯田は、ふうっとため息をついた。
「あのね、あなたが叩いてあげないと美貴へのお仕置きは終わらないのよ?」
飯田は紺野、藤本二人に対してのようにしゃべる。
紺野は飯田の言葉を黙って聞いていた。
藤本は飯田の膝に押さえつけられたまま顔を真っ赤にしてうつむいている。
「それに、紺野?ここで美貴に対して、あなたがケジメをつけないと
この先だって、ずっとあなた美貴とこのままよ。それでもいいの?」
「・・・・・・・・・・」
紺野は無言のまま考えていた・・・。
すると、お調子者の加護や辻が口を挟んだ
カゴ「ほらほらぁ、早くぅ。終わらせてあげないとミキチィもかわいそうだよ〜」
辻「そうだよ、紺ちゃん、悪いコにはちゃんとお仕置きしてあげなきゃだめだよ〜。」
「・・・・・」スッ
すると紺野は腹を決めたのか、ゆっくりと飯田と藤本の前まで行き、手を振り上げ
目の前の色づいた桃に平手を打ち下ろした
270 :
名無し募集中。。。:03/08/10 01:37 ID:OueOVLzs
>>269 読んでたら寝れなくなってきたじゃねーか(;´Д`)ハァハァ
空手で鍛えたこんこんのお尻叩き…
(;´Д`)ハァハァ
272 :
名無し募集中。。。 :03/08/10 01:54 ID:OueOVLzs
確かにハロモニとか見てたら浮いてそうだもんな、ミキティは。
その癖、カントリーでTVに出たらやたら元気いいから余計そう思える。
裏でこういう私刑が行われるのなら、生意気そうなミキティが年下のメンバーに
「もうしません、ごめんなさい」と泣いて謝るとこまでスパンキングしたい。
お尻を真っ赤にして、年下に平謝りさせる屈辱を味あわせて身も心も凹ませたい。
273 :
?(;○´ー`) @紺野S化:03/08/10 08:50 ID:ZAY7ob3l
パァン!パン!パチン!パンッパンッ
「あうッ!やッ!痛ぁいっ!んっ!」
最初、藤本はタカをくくっていた。
いくら飯田に言われたからといって、あの紺野のことだから
せいぜい2,3発で終わると思ったいた・・・・・・が
パチン!パン!パン!パァンッ!
「やん! も・・・もうゆるしてぇ! あうぅ!」
その予想とは裏腹に、すでに紺野によるお尻叩きは、30発を超えようとしていた。
藤本は信じられなかった。まさか・・・まさか、あの紺野がこんなにも・・・。
紺野の顔が赤く上気しているように見える。
まるで何かにとりつかれたかのように藤本をたたきつづける紺野に
飯田を含む他のメンバーたちも、少なからず動揺を隠せない。
すでに紺野のお仕置きは50発を超えようとしていた。
パンッ!パンッ!ぴしゃっ!スパンッ!・・・・・
「やっ!うあっ!ひぅっ!あっ!ごっ、ごめんなさぁい! ああんっ!」
藤本のお尻はすでにトマトのように赤くなってしまっていた。
さすがの飯田も
「ちょっ、紺野?そろそろいいんじゃない?もうかなり反省してるみたいだし」
と紺野をなだめる。
しかし、紺野は止まらない。いや、むしろその口元には薄ら笑いすら浮かべている。
飯田は悪い予感がした。
(このコ、まさか・・・・そっちの気が・・・・?)
普段はどっちかというとやられキャラ的な紺野だが、
この状況の中で、心の奥ふかくに眠るSの気が目を覚まそうとしていた。
美貴帝桃尻がトマト尻に・・・
そう来たか……って感じ。
続きキボン
276 :
?(;○´ー`) :03/08/10 09:55 ID:vpu+/gR7
収集がつかなくなってまいりました・・・。
つづき・・・・・ちょっとお待ちを・・・。
277 :
GET! DVD:03/08/10 09:55 ID:/bmNgkBK
278 :
?(;○´ー`)@紺野暴走:03/08/10 12:18 ID:WgDDQuyx
70発くらい叩いただろうか?紺野は不意に手を止めた
飯田も他のメンバーたちも、もちろん藤本も、やっと終わったと思っていた・・・が
「飯田さん、ちょっと変わってもらえませんか?」紺野が飯田に問い掛ける。
「え?」飯田が何の事かわからない様子で紺野に尋ねた。
「わたし、このままの体勢で叩くのつらくなってきたんで
私が藤本さんを膝に乗せて叩きたいんですけど・・。」
この言葉に飯田はびっくりした。
「紺野・・・まだ叩く気・・・!?」
紺野が笑みを浮かべながら言う。
「え、だって好きなだけ叩いてイイって言ったの飯田さんじゃないですか。」
飯田が言葉につまる
「それはそうだけど・・・ちょっとやりすぎでしょ?」
紺野が藤本にわざと聞かせるように言った。
「私、まだ100回も叩いてませんよ。それに私、もっとひどい目にあったこ
ともあるんですよ。カントリー娘に一緒に入ったときなんか、みんなで私を・・・」
この言葉に藤本はびくっとした。
「わ・・・わかった。お尻叩いていいから、、、そのことはいわないで!」
藤本があわてて口を開いた。いったいなにがあったというのか?
279 :
?(;○´ー`)@紺野暴走 :03/08/10 12:18 ID:WgDDQuyx
くすくすと笑いながら、紺野が飯田に言った。
「ほらぁ、飯田さん、藤本さんもいいって言ってるんで、放して下さい。」
「・・・・・・・・・」
飯田は不安そうに、藤本を抱えていた手を離し、紺野に席を譲ろうと立ち上がった。。
紺野は変わりに飯田が座っていた椅子に座り、そのまま交代するような感じで
藤本を膝に乗せた。自分より幾分か大きい藤本のからだが紺野の膝の上に覆い被さった。
そして、紺野がまるで子供に言い聞かせるように言う。
「いい?美貴?あなたが心から反省できるまで、お尻ペンペンしてあげるわ。
泣いてもだめだからねw。」
紺野が宣告する。
藤本には紺野から逃れようとする力も、言い返す気力も残っていなかった。
年下の、それもいままでいじめてきた紺野に呼び捨てにされ、しかも小さな子供のように
お尻を叩かれることをつげられる。藤本は下唇を噛んでその屈辱に耐えていた・・・。
カントリー娘でミキティ何しちゃったの?
そのせいで紺野に眠っていた真性Sが開花しちゃったの?
((;゚Д゚)ガクガクブルブル
281 :
?(;○´ー`):03/08/10 13:04 ID:WgDDQuyx
漏れ、実はこういうSS書くのはじめてだす。
あんま考えてなかったり。だれか
>>280見たいなネタを
書いてくれる職人さん、いらっしゃいませんかね。
ていうか漏れ、へタレ・・・・・。
小説はsageでやってね
283 :
?(;○´ー`) :03/08/10 13:06 ID:WgDDQuyx
しかも初SSがスパンキング・・・。
285 :
:03/08/10 13:40 ID:4GcvxheS
ラーメン大好き小池さんそっくり
286 :
:03/08/10 15:13 ID:GGviTGlV
前にあったミキティの小説スレしりませんか?
287 :
:03/08/10 15:40 ID:NmdbFJwT
ツヅキキボンヌ
>>?(;○´ー`)さん
更新乙です。
それにしてもカントリーで紺野に藤本がやった仕打ち、いろいろ妄想できますね。
藤本がみんなを唆して(あるいは脅して)ハブったとか、
あるいは衣装を隠すとか、トイレに閉じ込める等陰湿なイジメやったとか。
それとも元ヤンの藤本にしたら、頭のいい紺野のことがただ単にムカツクというだけで、
藤本が紺野を殴る蹴るして、それを他のメンバーに強要したとか…。
で、藤本は紺野本人も他メンも脅して口止めしてた、と。
お弁当を隠す
コレ最強。
小説スレになっちゃったのか
291 :
名無し募集中。。。:03/08/10 20:54 ID:XIGQBjTj
美キテイのシャボン玉歌う姿カッコいい!!足を大きく開いてて
DVD買おうかな
292 :
:03/08/10 22:01 ID:B6Kroou/
>>290たまにはこういうのもいいじゃあないですかヽ(´ー`)ノ
293 :
:03/08/10 22:08 ID:B6Kroou/
>>?(;○´ー`)さん
これで終わりなんですか?ヽ(´ー`)ノ
294 :
QQ:03/08/11 00:17 ID:UB+HeHQp
てか、CBCラジオの美貴ティの番組、何でやってないんだYO!!
295 :
www:03/08/11 00:48 ID:f4mdS8fv
ミキティのソロツアーがもう一回見たい、なんならカ娘。のツアーと称して
8割ミキコンってのもイイ。つんくに義理立てる必要無いじゃないと思うん
だが・・・・・w。まあ、ミキティが娘を仕切り出せば、もちろんそれでイイ
?(;○´ー`)氏に、なり代わりまして
続きを書いてみました。
長いので、興味ない人はとばしてください。
では、いきまーす。
もう何十発目だろうか・・・。さらに、紺野は美貴のお尻を叩き続ける。
自分自身でも、一体何のためにしていることなのか、既にわからなくなっていた。
そして、怒りに我を忘れた紺野が、ついにブチまけた!!!
「あんたさあ!こないだ楽屋で、カントリーのみんなと
私をロッカーに閉じ込めたよね。何時間も!
忘れたとは言わせないわよ!!!何度叫んでも出してくれなかったじゃない!!
あんたが考え出したってこと、わかってるんだからぁー!!絶対許せない!!!」
自分の言葉に酔うように、大きく手を上げて力任せにひっぱたいた。
その時---------!
美貴の胸元から、銀色に光るものが床に落ちた。
「何コレ?ロケットじゃない?そういえば、いつも着けてるよねぇ。コレ」
近くにいた石川が拾い、興味深げにいじりながら言った。
「あれ!これ開くんだ」
石川が開けると、古そうな写真がはめ込まれていた。
小さな女の子が並んで写っていた。二人とも笑っている。
「何この子?あんたの小さい時の写真でしょ?
でもこの隣の子、どっかで見たような・・・?」
周りにいた他メンも覗き込む。紺野も我に返り
「ちょっとぉ!ワタシにも見せてくださいよ!」とにじり寄る。
「どれ・・。ダサい服着てるねー。隣の子も・・・・!!!」
紺野の顔から薄ら笑いが消え、驚きの表情に変わっていった。
「わ、私の・・写真!!!」床に倒れている美貴を振り返り叫んだ。
「なんであんたが、こ、こんな写真持ってんのよ!・・・まさか!」
既に意識を失いかけている美貴は、最期の力を振り絞り声を出した。
「そ、そ・・・う。あなたは、わ・・たし・・の・・・」
そのとき、ガチャっとドアを開け、里田が入ってきた。
「もう、言っちゃいなよ。美貴とあさ美が、腹違いの姉妹だってこと・・・」
「!!!」紺野、いや、メンバー全員が驚き、言葉も出ない。
床に倒れた美貴の方へ視線を向け、決心したように、里田が言った。
「今のあなたのお父さんは、血のつながった父親ではないの。
美貴のお父さんが愛人に生ませて、ひきとらせ、その女性が再婚した相手なの」
「美貴が急に娘。に入ったのも、あなたがオーディションに合格して
東京に出てきたとき、実の娘を心配した本当のお父さん・・・
つまり美貴のお父さん・・・が、あなたを守らせるために、
つんくさんに、お願いしたことなの」
信じられない、といった表情で紺野が叫ぶ。
「じゃあ、なんであんなヒドイことするのよ!?
それに、なんであんたがそんなこと知ってんのよ!!!」
里田が続ける。
「美貴は妹が近くにいるのに、名乗りあえないこと、
一人で悩んでいるのが辛くなったのね。だから、
カントリーのみんなにだけは相談してたの。
このあいだ、ロッカーに閉じ込めたとき、あなた、
美貴がテーブルの上に置いておいたそのロケット、開けようとしたでしょ?
それで、あなたが真実を知ることを恐れて、二度とロケットに触らないように
恐怖心を与えておこうと美貴が考えたのよ・・・」
「あ・・さ美・・・・。ほ、ほんとに、ゴメ・・ンね・・・」美貴が言った。
「お、おねえちゃん!!だったのね!!!」紺野が泣きながら美貴に抱きつく。
「ごめんね。わたし・・・」
その瞬間、辻が泣き出した。他メンもつられて泣き始めた。
しばらくして、冷静に成り行きを見守っていた飯田が言った。
「ごめんね。美貴。わたし、どうかしてたわ。
最近、メンバーの中がギクシャクしているのは
あなたが原因じゃないかって思ってたの。
そんな事情があったなんて、知らなかったから・・・。
リーダー失格ね。これじゃ」
矢口が口を挟む「まあ、イイじゃないですか。雨降ってチンポ固まる、っていうし」
「それを言うなら、『地』固まる、でしょ、もう」と安倍がツッコむ。
ハハハハハハ、と楽屋が笑いに包まれた。美貴と紺野も笑っている。
END