投票所で灯油をまいた男を公選法違反容疑で逮捕 奈良
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27日午前9時ごろ、統一地方選の投票所になっている
奈良県大和高田市の同市立土庫小学校体育館で、男が突然、
投票所の管理をしていた同市の男性職員(52)や床に、
ペットボトルに入れていた灯油500ミリリットルを振りかけた。
居合わせた別の市職員が110番通報し、駆けつけた奈良県警高田署員が
同市日之出町、無職橋本治郎容疑者(68)を公職選挙法違反
(投票所に対する騒乱)の疑いで現行犯逮捕した。
調べでは、橋本容疑者は午前9時前に投票所を訪れて顔見知りの同市職員の
男性を見つけ、家に戻って灯油を持ってきたという。同署は、
橋本容疑者と職員との間で何らかのトラブルがあったとみて事情を
聴いている
当時、数人が投票に訪れていたが、騒ぎのため約10分間、
投票できなかった。けが人はなかった。