ごっちんのエロ小説

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78ごまっとう ◆chqwKpho6.
しかし、そんな真希の凄惨な被虐絵図は――美貴の意図とは裏腹に――真希の落ち目を象徴するどころか、
スタイルでは事務所で1、2を争うと言われる美貴でさえ強い嫉妬を覚えずにはいられないほど美しかった。
本能が魅力の上での負けを認めようとしてくることを受け入れられない美貴の目は、
慌てて真希の身体に汚点を捜し彷徨い始める。そんな嗜虐の立場でまさかの狼狽をさせられた美貴をさらに追い詰めるように、
真希の瞳は徐々に本来の強い光を取り戻していった。
全裸で四つんばいという惨めな立場に堕とされながらも、あくまで誇りを失わず逆に美貴を追い込んでゆく真希の類まれなるオーラ。
しかし、彼女の儚いせめてもの反撃も、背中の上でニヤニヤと2人のやり取りを高みの見物していた支配者亜弥によって、
あえなく終焉を迎えた。
79ごまっとう ◆chqwKpho6. :03/04/04 23:30 ID:geSbygfd
亜弥が目配せしつつ身体をずらすと、美貴の眼前に求める景色が広がった。
真希の完璧な裸身を冒涜するかのように、尻から突き出る1本の醜い張形。
電動音を響かせながら、うねり続けるバイブレーターである。
よく見れば、真希が精一杯強がりながらも額には脂汗を浮かべて途切れ途切れに吐息を漏らし、
常時陰部から送られてくる淫らな刺激の波に耐えているのがわかる。
美貴は冷静さが戻ってくるのを感じながら再び真希の臀部に目を馳せた。
哀れな奴隷の体内へと弛まず快淫を送り続ける肉色のバイブ。
それは、名画に突き立つアーミーナイフ、いやむしろ高級フランス料理にドッグフードをばら撒いたが如く、
真希の身体という美麗な創造物に滑稽なアンバランスさと侮蔑をもたらして――
元が完美なだけにより一層――みじめな姿をこれ以上ないくらい強調することになっていた。
80ごまっとう ◆chqwKpho6. :03/04/04 23:33 ID:geSbygfd
「あら後藤センパイ? い〜い尻尾生やしてるじゃないの?」

得意げな鼻声を響かせる美貴。いくら美しくとも目の前の女は自分らの奴隷に過ぎないことを
再確認して戻った余裕だ。美貴は、真希の美しさに湧いた自分の嫉妬心を打ち消すように畳み掛ける。

「なぁにソレ? 今年のはやり? さすが女の子にも大人気の後藤センパイね!
 流行を先取りかしら? でも〜、ちょっと恥ずかしすぎて、
そんな不様な格好ワタシにはとてもできないわぁ」

大口を開けて嘲笑をくれる美貴を、下腹部に齎され続ける淫具の刺激と
亜弥の重みに腰が砕けそうになるのを堪えて、キッと睨み返す真希。
最後の意地とプライドが、彼女の肉体と精神をなんとか支えていた。
81ごまっとう ◆chqwKpho6. :03/04/04 23:39 ID:geSbygfd
しかし真希の精一杯の抵抗も空しく、美貴の側も既に従来の不遜な嗜虐性を完全に取り戻してしまっていた。

「へっ、素っ裸でケツにバイブ差したままのみじめな格好で凄まれても恐くねぇんだよゴマキがよぉ!」

堕ちた自分の姿を鮮明に描写されながら詰られる屈辱にも、真希はわなわなと小さな肩を震わせ、
顔を真っ赤な恥らいに染めながらも無言でしか返せない。
遂にくじけ、じわりと沸きそうになる怒りと恥辱の涙を何とかこぼさぬ様に堪えながら、
反撃の唇を開きかけて、文字通り口惜しそうにまた口ごもるのだった。
このような屈辱的な姿を隅々まで見られて、何の言い返しができるだろう。
いくら気丈な真希でも、その尊厳と心は崩壊寸前だった。
そんな、満身創痍の真希にさらに刃を抉り込ませるように、亜弥が沈黙を破った。
82ごまっとう ◆chqwKpho6. :03/04/04 23:44 ID:geSbygfd


展開おせ〜(笑)
次週、あくまでも美貴に屈しない真希に、遂に亜弥の最後通告?