【愛玩少女】 〜〜〜 失墜 〜〜〜
―― ガチャッ
浴室のドアが開き、希美が萩原に抱えられて出てきた。希美は度重なる激しいSEXに腰
がくだけて、思うように歩くことすらままならない。萩原は希美の体をバスタオルでくる
み、希美を洗面所の椅子に座らせた。そして、自分も簡単に体を拭くと、用意していた白
い絹のシャツと黒いスラックスに着替える。ボタンなどは殆ど填めず、シャツは下から3
番目のボタンのみ、スラックスはチャックしか閉めていない。ベルトもせずに、胸元がは
だけたままの格好はまるで、これから強いて乱すものをわざわざきちんと正すこともない
だろう、とでも言っているようだった。わずか数秒で着替えを終えると、萩原はドライヤ
ーで希美の濡れた髪を乾かしてやった。
「さぁ、希美はこれに着替えなさい・・・」
そう言って萩原が出してきた衣服は、子供用の真っ白なオーガンジードレスだった。ネッ
クは横に大きく開き、肩ひもで止められ、七分袖は花柄のシースルー、袖口は可愛らしい
ベル・スリープだった。膝丈のスカートにはレースがあしらわれ、何重ものパニエによっ
てフレア状に広がっている。
希美は今までに見たこともないような美しいドレスを、まるで幻でも見ているようにぼん
やりと眺めていた。その目はどこか虚ろで、時々、ふっとあらぬ方向に視線が泳ぐ。萩原
は、そんな半醒半睡状態の希美に手取り足取り着替えさせてやった。希美は、久しぶりに
身につけるものを与えられ、何の根拠もない漠然とした安堵感を覚えていた。
「希美、綺麗だよ・・・。よく似合ってる・・・。」
萩原は希美のドレス姿をうっとりと眺めた。そして、用意しておいた小さなクラウンのテ
ィアラを希美の髪に挿す。
「ほぉうら、見てごらん。・・・まるで、おとぎ話のお姫様みたいだ。」
希美は鏡に映る自分の姿を呆然と眺めていた。夢うつつの中で希美の口元が微かに微笑ん
だように見えたのは、萩原の錯覚だったのかもしれない。
着替えが終わると、萩原は歩けない希美を抱きかかえ、寝室のベッドに運び入れた。
スタンドデスクにアロマキャンドルを置き、ジッポーで火をともす。蝋燭の炎が揺れて、
甘くせつないローズの香りがほのかに漂う。萩原は室内の照明をほの暗くすると、BGM
にバッハのG線上のアリアをかけた。
「希美・・・・・」
萩原は希美の上に身を乗り出し、希美の額にキスをする。
「あぁ・・・希美・・・・・」
萩原は希美を優しく抱きしめ、頬ずりをしながら語りかける。
「希美・・・。先生と、おままごとをしようか・・・・・」
希美は無反応だったが、萩原は構わずに言葉を続ける。
「いいかい?・・・先生と希美は恋人同士。そう、婚約もしている。・・・そして、今日は2人
の結婚式だ。」
萩原は最初からそのつもりだったのであろう。二人の格好はまさに新郎新婦のそれのよう
だった。希美は萩原の言っていることを分かっているのかいないのか、ただ呆然とその言
葉に聞き入っていた。
「ここは教会・・・。祭壇の前には神父様がいる。・・・希美、これから先生が言うとおりに繰
り返しなさい・・・。」
萩原は小さな声で ―― しかし、有無を言わせぬ語調を保ちつつ ―― 耳元で囁いた。
「私、辻希美は・・・・・。さぁ、言って!」
希美はしばし困惑した様子でじっと押し黙っていたが、萩原に促されてのろのろと話し始
めた。
「私・・・、辻・・希美は・・・・。」
―――― 私、辻希美は、萩原徹を永遠の夫として、その健やかなるときも、病めるときも、
喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、
これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを
誓います。
萩原は、誓いの言葉を一語一語句切りながら、希美に永遠の愛を誓わせた。まだ幼い希美
には、その言葉の意味は半分も理解できなかったが、その言葉の持つ重みだけは感じ取っ
ていた。希美が誓い終えると、萩原は満足げに頷き、希美の両手を胸元で握りしめ、希美
の瞳をじっと見つめた。
「私、萩原徹は、辻希美を永遠の妻として、その健やかなるときも、病めるときも、喜びの
ときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これ
を慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓います。」
萩原は、低いがよく響く声で誓うと、右手で希美の前髪を掻き上げ、左手を頬に添えて唇
を重ねると、長い長いキスをした。
「ん・・・・・、んん・・・・・、んふぅう・・・・・・・。」
今までのように強引で情熱的なキスとは違った、甘く、優しい口づけに、希美は戸惑いな
がらも流されていく。長いキスを終えた二人は、額を摺り合わせ、互いに見つめ合った。
「これが誓いのキスだよ、希美。・・・・・これで、お前は俺だけの物だ!」
萩原の声が歓喜に震えた。萩原は感情のままに希美をきつく抱きしめると、愛しい希美の
顔に雨のようなキスを浴びせる。
「あんっ・・・先生・・・・・ぅんんッ」
萩原の手が希美の体をドレスの上からまさぐった。
「希美・・・俺の希美・・・俺の希美・・・」
その手は希美の肩を撫で、腹をさすり、尻を揉む。
「俺の希美・・・俺の希美・・・俺の希美ぃ・・・」
萩原のソフトペッティングはしつこく続けられた。間接的な愛撫は抵抗が少ないのか、希
美の反応は素直だった。火照る体を持て余し、純白のドレスに包まれた体をくねらせる希
美に、萩原の興奮はいや増した。
「俺の希美・・・ハァハァ・・・・・俺の・・・俺だけの希美・・・ぁあアッ」
興奮とともに、萩原の手は徐々に希美の核心へと近づいていった。スカートの中に潜り込
ませた右手が、太腿を伝って希美の股間へと伸びる。
「んんッ・・・んくッ・・・くはぁああアァあんッ」
萩原がパンティの上から希美の秘裂をなぞると、希美が体を震わせて喘ぎ声をあげた。希
美の反応に気を良くした萩原は、裂け目に沿って前後にゆっくりとなぞり続けた。すると、
みるみるうちに希美の花芯から愛液が溢れ出し、希美の真っ白なパンティに厭らしいシミ
が広がっていく。
「んッ・・・んッ・・んんッ・・・あんッ・・んッ・・・あぁんッ・・・あぁッ・・はぁアッ・・・あッ・・あッ」
希美のパンティの中は溢れる愛液でベトベトになり、その気持ち悪い感触は、希美の心に
やるせない思いを募らせた。
(のののあそこ・・・凄い濡れてる・・・・・やだ・・・こんな綺麗なドレス着て・・・こんな・・・こん
な厭らしい気持ち・・・・恥ずかしいッ・・・・のの・・・恥ずかしいよぉ・・・・・)
希美は、官能の中で初めて感じる羞恥心に狼狽えた。
すでに萩原の指はパンティの中に侵入しており、濡れる膣口に指を挿れて希美の羞恥を呷
るようにクチュクチュと音をさせて掻き回す。恥ずかしさのあまりに耳まで真っ赤に染め
て泣きそうな顔をした希美の表情が萩原の欲情に火をつけた。
「希美ッ・・・あぁ・・希美ィ・・・そんな顔されたら、俺は・・・俺はもう・・・ッ!!」
萩原はそう叫ぶと、チャックを下ろして勃起したペニスを剥き出しにした。そして、希美
の脚を掴んで無理矢理にパンティを脱がせると、希美の脚をV字型に広げさせ、脹ら脛を
持ち上げて上半身に向かって押しつける。体の固い希美だったが、風呂上がりのせいか、
普段よりも腰の伸びが良かった。それでも、限界まで脚を押さえつけられ、ピンと指先ま
で突っ張った脚が苦痛のため小刻みに震えている。萩原が希美の下半身を無理矢理ひっく
り返したため、希美のスカートが捲れ、中から幾重にも重なったパニエが希美の脚を包む
ように丸く広がり、まるで大輪の白い薔薇が花開いたように見えた。その花の中心には希
美の濡れた陰部が剥き出しにされ、ヌラヌラと光る様子が萩原を挑発する。
「ぅおォオ・・・希美ッ・・・希美ィいッ・・・あぁ、こんなに濡らして・・・俺のこと、待ってたん
だね・・・ハァハァ・・・俺が・・でっかいのを今すぐ挿れてやるからなぁ・・・・・ッ!!」
興奮した萩原が希美の膣内をいきり立つペニスで強引に貫いた。
希美がその愛らしい顔を強ばらせる。苦痛と羞恥に歪んだ顔さえどこか卑猥で美しかった。
「やっ・・・やぁあアんッ・・・んん・・ぃやぁあ・・・はぁん・・ああ・・やッ・・・ひァああぁあんッ」
激しく突き上げる萩原に、希美が頭を左右に振って、赤ん坊がよくするようないやいやを
した。それでも、萩原は激しい腰使いを止める素振りは見せない。
「どうした?・・・何で、いやがってる振りなんかするんだ。・・・こんなビチョビチョになる
ほど感じてる癖に・・・今更そんな嘘を俺が信じるとでも思ってるのかい?」
萩原の言葉が希美の心を突き刺した。
「ちっ・・ちがうもんッ・・・あんッ・・・そーゆうんじゃなくてぇ・・・んッ・・・らって・・・のの・・・
こんなの・・・はぁあんッ・・・何かぁ・・・恥ずかしいんらもんッ・・・アッ・・ィやあぁんッ」
希美にとって、美しいドレスの下で辱められることは逆に行為の厭らしさを強調し、また
その隠匿性がその行為の異常さを際だたせていた。羞恥に苛まされた希美は必死に萩原に
訴えたが、それは萩原の嗜虐心をくすぐるだけだった。
「何?・・・希美はこれのどこが恥ずかしいって?・・・こんな格好でこんなコトしてるのが恥
ずかしいの?・・・それともこんな格好でこんなに感じちゃう自分が恥ずかしいの?」
萩原の言葉に希美の羞恥心はいや増した。しかし、悲しいかな、希美の羞恥心はSEXに
よる官能を助長するだけで、意に反してせつない喘ぎ声を絞りだしながら、希美は体中を
駆け巡る官能に悶え続けた。
「可愛いよ、希美。・・・本当に、希美は可愛いよ。希美がそんなに恥ずかしがるなんて思わ
なかった。・・・そんな様子じゃ、こぉんなコトされたら・・・」
萩原はドレスの左袖の肩先に指を引っかけると、勢い良くレースの袖を爪で引き裂いた。
「もっと恥ずかしくなっちゃったりして・・・!?」
「・・・・・あッ・・・イヤぁああぁんッ!!」
引き裂かれたレースからは希美の白い肌が露わになり、希美が慌てて右腕で左腕を庇う。
しかし、萩原は意地悪い笑顔をうかべて希美の右腕のレースも無惨に引き裂くと、ドレス
の肩ひもを引きちぎり、左脇のつなぎ目を力任せに破り捨てた。希美のドレスの胸元がは
だけ、左乳首が晒し出された。
「アッ・・・いッ・・ぃやあんッ・・・先生ッ・・・いや・・いや・・・のぉ・・恥ずかしいッ・・・お願い・・・
も・・やめてぇ・・・ひぁああァアッ・・・こんなの・・・もぉやぁあッ・・あんッ・・あぁあんッ」
萩原はレースの裂け目から覗く希美の二の腕を舐め、ドレスのはだけた胸元に手を伸ばし
て希美の乳首を弄くった。今まで全裸に剥かれて体中をさんざん弄ばれた希美にとっても、
徐々に衣服を剥ぎ取られながら愛撫されることは、今までにない恥辱となって希美の心を
苛んだ。
嫌がる希美のドレスを引き裂くことに性的な興奮を見いだした萩原は、必要以上に希美の
ドレスをズタズタに裂いた。フレア状のスカートには、萩原が無理矢理に引き裂いた無数
のスリットが入り、希美のふくよかな太腿が露わにされた。裂け目は毛羽立ち、ほつれた
糸が絡み合い、美しかったドレスはあっという間に見るも無惨な状態になっていた。
「やあンッ・・こんな・・あんッ・・ぁあんッ・・・は・・恥ずかしいよぉおッ・・先生ぇッ・・・うっ・・
ぃやぁあ・・・はあンッ・・・ひッ・・・ぅっく・・・はぁあアんッ・・・うっ・・うっ・・うっ・・・」
希美の羞恥は限界まで達し、遂に希美の目から大粒の涙がこぼれ落ちた。
「ああぁ・・・希美、泣いてるのかい?・・・ハァハァ・・・可愛そうに・・・俺には分かるよ。・・・だって、
こんな恥ずかしい格好して・・・ハァハァ・・・泣きたいくらい恥ずかしいよなぁ・・・希美?」
萩原が猫撫で声で囁きながら、希美の心を言葉で陵辱する。
萩原は腕の中で震えている希美の体を抱き起こし、ベッドの上で前方の鏡に向かって四つ
ん這いにさせると、希美の背後から膣内にペニスを挿入し、下から上に向かって突き上げ
るように激しく腰を打ちつける。
「んむッ・・・ふぁアアぁあぁあッ!!!」
鋭い角度で完全に勃ち上がった萩原のペニスに貫かれ、希美が上半身を仰け反らせると、
正面の鏡には希美のズタズタに引き裂かれたドレス姿が映し出された。希美が思わず顔を
伏せると、萩原が希美の顎に掴みかかり、無理矢理希美の顔を正面に向けさせた。
「鏡を見てごらん・・・。希美、そこに映っているのが自分の姿だ。・・・こんな厭らしい格好
で、俺のチンチン挿れられて喘いでる姿を良く見るんだ。・・・恥ずかしいだろ?・・・恥ずか
しいよな?・・・ふふ・・・良かったじゃないか。ここには、俺と希美しかいない。こんな恥ず
かしい格好、友達が見たらさぞやびっくりするだろうねぇ・・・希美?」
希美の体が怯えたようにビクっと震えた。<友達>という言葉が希美の頭の中でリフレイ
ンする。
(・・・友達。・・・友達。・・・友達にはこんなこと知られたくない。・・・友達にはこんなののの
姿見られたくない!)
「希美のこんなエッチな姿を見たら、みんな言うよ。希美は厭らしい子だって。近所の人
だって、みんな希美を見て噂するよ。希美は不潔ではしたないって。希美はふしだらな恥
知らずだって・・・・・ね?」
涙で霞む希美の目は、鏡の中で喘ぐ自分の背後に自分を嘲る人々の幻を見た。
(嫌だ・・・嫌だ・・・そんなの嫌だ!・・・恥ずかしい・・・恥ずかしい・・・凄く恥ずかしいィッ・・・
見ないでぇ・・・のののこと・・・見ないでよう・・・ののぉ・・・凄く恥ずかしいよォオ・・・ッ)
「お父さん、お母さんは可愛そうだね。希美がこんな恥ずかしい娘だって知ったら、さぞ
がっかりするだろうね。世間から後ろ指さされるような娘を持って、ご両親もとっても恥
ずかしい思いをするにちがいない。でも、しょうがないよ。だって、希美はこんなに恥ず
かしい子なんだから。よく見て、しっかりと覚えるんだ。自分がどんなに恥ずかしい人間
かってことをね。」
(あぁ、恥ずかしい・・・ののは恥ずかしい子だ・・・恥ずかしい子だっただ・・・お父さん、お母
さん、ごめんなさい・・・のの・・・こんな恥ずかしい子で・・・ごめんね・・・ごめんね・・・)
希美の目からは涙が止めどなく流れ落ち、バラ色に上気した希美の美しい頬を濡らした。
「あ・・・・・・あぁ・・・・・・・・」
萩原の言葉に打ちのめされた希美が弱々しいうめき声をあげる。
「あぁ、可愛そうな希美・・・こんなに泣き腫らして・・・、でも大丈夫。俺は分かってるから・・・、
よしよし、もう泣くのはおやめ。」
萩原は希美の濡れた目尻に軽くキスをし、頭を優しく撫でる。
「俺は、みんなとは違う。こんな・・・希美の恥ずかしい格好だって、俺にはとっても美しく
見えるよ。グチョグチョになってる希美のアソコも、俺のチンチン挿れられて感じてる希
美の顔も、凄く綺麗だよ・・・。希美は俺にとって世界で一番綺麗な女の子なんだ。だから、
希美がどんなに厭らしくても、恥ずかしくても、ふしだらではしたない娘だとしても、そ
んな希美を俺は誰よりも素敵だと思ってる。・・・言ったろ?俺は希美を誰よりも愛してるっ
て・・・。」
(ののを愛してる・・・・・!?)
「それに、俺は知ってるよ。希美がこんなに厭らしくなっちゃうのは、希美が俺を愛して
るからなんだ。俺が愛しい希美に厭らしい事をするのと同じだよ。希美は俺を愛してるか
ら、俺の前でこんな厭らしい姿で恥ずかしい思いをしているんだ。」
(ののが先生を愛してる・・・・・!?)
「でもね、恥ずかしがる必要なんかないんだ。愛し合うっていうのはそういうことさ。愛
する二人の間には嘘も秘密もないんだ。心も体も裸になって、二人で全てを共有するんだ。
だから、二人だけの時に、恥ずかしいとか、厭らしいとか、そういう事はないんだよ。俺
は、素のままの希美を愛している。希美がどんな格好で、どんな事をしていようと、俺は
変わらずに希美を愛しているよ。・・・だから、もう泣くな。希美には俺がいる。世界中の人
が希美を責めても、俺だけは希美の味方だから・・・。」
萩原の声が徐々に妖しげな熱気を帯び始めていた。
「希美にはもう俺しかいないんだ。こんな希美の全てを受け入れられるのは俺だけなんだ。
希美は俺を愛するべきなんだよ!希美、分かってるよな?俺がどんなに希美を愛している
かってことを・・・ッ。」
萩原の手が希美の下腹部をさすった。
「ほら、ここが熱くなってるの、分かるだろ?・・・大きくなって、希美の中で動いてる。感
じるだろ?もう、爆発しそうなんだ・・・!これが愛だよ、希美。分かるよな?希美の中で俺
の愛が溢れているんだ。もう、愛しくて愛しくて止まらないんだよ!希美・・・ッ、もっと俺
を感じて・・・、俺の愛に応えて・・・、俺をもっと愛して・・・、希美・・・俺の愛を受け止めて欲
しいんだ・・・ッ!!!」
萩原の声は次第に大きくなっていき、同時に萩原の下半身の動きも激しくなっていった。
「あぁ、希美・・・。希美・・・。愛してるよ、希美。誰よりも、何よりも愛してる。今も、今
までも、これからも、希美だけをずっと愛し続ける。希美を俺の愛で一杯に満たして、俺
のことしか考えられなくしてあげる。希美が俺なしでは生きていられなくなるほど、たっ
ぷりと希美を愛してあげるから・・・ッ!」
萩原は熱に浮かされたように早口でまくし立てると、希美の更に奥深くへとペニスを抽挿
する。
「あぁ、希美ィ、出るぅ・・・たくさん、出るぞぉお・・・ッ!!・・・これが、俺の愛だ。・・・ハァハァ・・・
さぁ、希美を一杯にしてあげようね・・・ハァハァ・・・希美の中に・・・熱いのをたっぷり・・・入れる
よお・・・うぅうッ・・・逝くッ・・・逝くぞぉオッ・・・希美ッ・・・感じて・・・んむぐぅあァアあッ」
「んッ・・・はぁあッ・・・あひぃイイぁあァあッ」
萩原のペニスが大きく脈動し、希美が甲高いよがり声を上げる。萩原の精液が希美の膣内
で大量に放出されると、小さな希美の膣はすぐに満たされ、入りきらなかった精液が溢れ
出してしまう。それでも萩原は希美の膣内に何度も射精を続け、希美は膣口から精液を垂
れ流しながら下半身をピクピクと痙攣させた。
「希美の中、俺の精液で一杯だね・・・。ほら、こんなに溢れてるの・・・感じてる?」
射精が終わっても萩原は希美と結合したままで、ぐったりと横たわる希美の耳元に囁いた。
「ここ、まだ熱いだろ?・・・俺、一杯、出したから。・・・希美、たくさん受け取ってくれた
よね。・・・俺、嬉しかったよ。」
萩原は希美の太腿を伝い落ちる液体を指ですくい上げた。
「見てごらん。俺の精液と、希美の愛液が混じり合ってる。・・・俺たちの愛の結晶だよ。」
しかし、体力的にも精神的にも限界に来ていた希美は、ピクリとも反応しない。そんな希
美を前にしても、萩原の性欲は止まるところを知らない。
「希美、人間は今までこうやって愛を育んできたんだ。これから俺たちは、幾度も体を重
ね合わせ、何度も一つに交わって、揺るぎない愛情を育んでいかなくちゃ・・・。」
萩原は満面の笑みで希美に笑いかけたが、その笑顔は断頭台の刃のように残酷だった。
「さぁ、今度は希美の番だよ。」
そう言うと、萩原は希美の頭を掴んで股間に引き寄せ、希美の目の前にしなびたペニスを
つきだした。
「さっき誓った通り、俺を愛し、俺を慰め、俺に尽くすんだよ・・・」
希美は絶望的な顔で萩原を見上げると、萩原の望んだ通りに愛らしい口を大きく開いた。
「あぁあぁ・・・希美・・・希美ィ・・・愛してるよ、希美ッ・・・・・・・」
悪魔のような萩原の愉悦の呻き声が室内に響く・・・。
希美は萩原とのSEXの最中に何度も気を失った。萩原の欲望は希美の限界を超えていた。
それでも萩原は希美を抱き続けた。昏睡する希美の体にペニスを抽挿し続けると、希美は
時々意識を取り戻し、絶頂とともに再び昏睡に陥る。絶頂と昏睡の間を彷徨う希美の意識
が最後に見たのは、温かかった両親の後ろ姿だった。
お父さん・・・お母さん・・・ごめんね・・・
のの、だめかもしんない・・・
もう疲れちゃった・・・
もう・・・