藤本美貴のエロ小説

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40Nise ◆oFxsUV3yDw
「中澤さん、どうされたんですか?顔色がよくないようですが・・・」
裕子は弘明の声にようやく我を取り戻したが、ややぎこちない笑顔で
「大丈夫です、ここの所少し仕事が忙しかったものですから」
「お部屋に戻りましょうか?」
「ありがとうございます」

個室には、伯母さんたちと美貴が戻ってきていた。
美貴の手には靴箱の入った紙袋が下げられている、近くの靴屋に行っていた
ようだ。
「伯母さんにヒール買ってもらっちゃったの」
「美貴ちゃんも大人になってきたのね、こ〜んな高いヒールが似合うんだも
の」
「伯母さん、ありがと〜♪ ほら、裕子さんこれ似合うかなぁ?」

つづく
41Nise ◆oFxsUV3yDw :03/03/29 08:05 ID:A2buwNYt
美貴が紙袋の中からまるで女王様の履くような真っ黒なエナメルのヒールを
取り出すと、裕子の顔を踏むがごとく近づけてくる。
「どう?」
「・・・い、いいわね、美貴さんならきっとお似合いよ」
裕子は美貴の意図を感じ始めていた
「お父さんは?」

弘明のかすかにうっとりとしたような視線がヒールへと一直線に向かってい
る。

「ねえ、おとうさん!」
「あ、似合いますよ」

「ふふふ、二人ともありがとう」

つづく
42Nise ◆oFxsUV3yDw :03/03/29 08:06 ID:A2buwNYt
「どう?裕子さん、お父さんのこと気に入ってもらえた?」
唐突な美貴の質問に弘明は慌てて叱責しようと
「コ、コラ、美貴」
「いいじゃない、二人とも大人なんだし」

「ええ、やさしいお父さんで美貴さんが羨ましいわ」
「今度、うちに遊びにきてくださいね、いいでしょ?おとうさん」
「えぇ、中澤さんさえ、よろしければ是非」

「ね、裕子さんもうちに興味があるだろうし」
「はい、お伺いさせて頂きます」

つづく