【タイトル】亀井絵里虐め小説スレ【募集中】

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99Pちゃん
「高橋…さん…」
入ってきたのは高橋さんでした。私の嫌な予感は当たってしまったのです。
「何だよ亀井、お前先輩に挨拶も出来ねぇの?おはようございます、だろ!?」
「お、おはようござ…」
言い終わる前に足首を思いっきり蹴られ、あまりの痛みに歯を食いしばりました。
それだけでは飽き足らないのか、私の髪をわしづかみにし、こう言って笑ったのです。
「うっとおしい髪型してんじゃねえよ!…そうだ、私が切ってやるよ」
「い…嫌…、やめてっ!放してぇっっ!!」

その時です。ガタンっと音がして、一瞬高橋さんの動きが止まりました。
「あさ美ちゃん…」
紺野さんは何かをうったえるように、ただじっと私を見ています。
100Pちゃん:03/04/03 13:58 ID:ojWCFJqV
紺野さんの言わんとしていることは、痛いくらいに伝わってきました。
(やらなきゃ…やらなきゃ、負ける。もう苦しいのは嫌…)

「高橋さん、あの、これ…っ」
「何、くれるの?」
もう後にひくことは出来ません。
(お願い…受け取らないで!お願い!!)

「…よく分かってんじゃん。お前はこうやって使いっ走りしてんのがお似合いなんだよ」
そう言って乱暴に私の手からペットボトルを奪い取りました。
(ごめんなさい…高橋さん!!)
101Pちゃん:03/04/03 13:59 ID:ojWCFJqV
もう一秒、その時でした。
絶妙のタイミングで扉が開き、また誰かが…入ってきたのです。
今度は私だけでなく、紺野さんまでもが息を飲みました。

「おっはよ!高橋に紺野に、亀井―!早いねぇ」
「吉澤さん!!おはようございます!吉澤さんも早いですね」
もう少しで飲みかけたコーラのボトルをテーブルに置き、駆寄ったのは高橋さん。
紺野さんは小さく礼をすると、再び本に目を落としました。
気のせいでしょうか、小さく舌打ちのようなものも聞こえた気がします。
とにかく、吉澤さんの登場で一瞬で場の雰囲気が変わり、私も何となく安心してしまいました。

でもそれは、安心するにはまだ早かったのです…。
102Pちゃん:03/04/03 14:00 ID:ojWCFJqV
「喉乾いてるんだー。これもらっていい?」
「あっ…それは!」
吉澤さんが手にしたのは、高橋さんの飲みかけたコーラでした。

考えるよりも先に体が飛び出していました。
聞こえたのは誰かの小さな悲鳴と、ぱしゃっという何かの零れた音。
「吉澤さん!大丈夫ですか!?」

辺りは静まり返っています。高橋さん以外、誰も言葉を発する者はいません。
床を見ると、ほとんど空になったペットボトルが転がっています。
(間に合ったんだ…よかった、ほんとによかった…)
私はただぼんやりと、そう考えていました。
103Pちゃん:03/04/03 14:02 ID:ojWCFJqV
川o・∀・)<100突破です!!

川o・-・)<偽りの身の上、だらだらと書かせて頂きましたが、そろそろ話も終焉を迎えそうです

川o・-・)ノ<それではもう少し、偽りの駄文にお付き合い下さい。