【タイトル】亀井絵里虐め小説スレ【募集中】

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92Pちゃん
(どうしよう…)
紺野さんから貰ったタバコを前に、私は大きな溜息をつきました。
その横にはナイロン袋に入った、少量の黒っぽい粉のかたまり。
昨夜一睡もせず右往左往して取り集めた「煙草のカス」です。
“煙草のカスって、毒になるんだよ”
(これが、毒…これを飲ませたら、きっと…)
きっと死んでしまうんだろう、そう思うと怖くて怖くて、私はがたがたと震えだしました。
(ばれたら捕まって、新聞にも載って、お父さんもお母さんも凄く悲しんで…私は…っ)
それでも、体のあちこちに残る傷や痣をみると、どうしてもそれを捨てる事が出来なかったのです。
「絵里!起きてるの!?」
「は、はーい!今行く…」
私は無意識のままナイロン袋をポケットに押し込み、寝室を後にしました。
93Pちゃん:03/04/02 19:07 ID:dxZ07mDo
「おはよう…ございます」
少し早めに家を出たからでしょうか、練習室には紺野さん一人の姿しかありません。
紺野さんは相変わらず無言のまま、本を読んでいました。
まるで昨日の事など、何もなかったかのように。
私は何も言わず鞄をおろし、腰をかけました。
重く、ゆっくりとした時間が流れていきます。
不意に紺野さんが立ちあがり、ゆっくりと私に近づいてきました。
「これ、使っていいよ」
そう言って手渡されたのは、まだ開けられてもいないペットボトルのジュース。
94Pちゃん:03/04/02 19:07 ID:dxZ07mDo
「やるんでしょ?」
私はただ小刻みに震えながら、頷く事しか出来ませんでした。
おそるおそるポケットから、それを取り出します。
「そう。それをね…こうやって、さらさら…って入れるだけ。ね、簡単でしょ?」
コーラの液体は黒い粉には都合よく、みるみるうちに溶けて消えていきます。
「ほら、誰か来たみたい」
ドクン、と心臓が波打ちます。
(どうか、藤本さんじゃありませんように…高橋さんじゃありませんように!!)
ペットボトルを握る手の平が、汗でじっとりと湿っていました。
それからキィ、と音がして、扉は無常にも開かれたのです。
95Pちゃん:03/04/02 19:15 ID:dxZ07mDo

川o・-・)<こんにちは。紺野あさ美です。

川*・-・)ゞ<ようやく100突破に近付き、嬉しい限りです。(遅ればせながら本スレの作者様、500突破おめでとうございます)

川o・-・)<レスを下さる皆様、ありがとうございます。励みになります。