川o・-・)<有難うございます。なかなか私のキャラも好評なようで、嬉しい限りです。
川o・-・)<突然なのですが>84さんの推薦を境に偽りの名をPちゃんと改名しようと思います。
川o・-・)ノ<まだまだつたない書き手ですが今後紺野あさ美と共にこのスレをよろしくお願いします。
87 :
Pちゃん:03/04/02 00:47 ID:dxZ07mDo
「ねぇ。梨華ちゃんはどう思う?」
気がつくと、怖いくらい真剣なまなざしが石川に注がれている。
(あんなに仲良い二人を離れ離れにするなんて、そんなの…可哀相すぎるよ…)
石川の脳裏を、二人の笑顔がかすめた。
「私は…二人を分けないほうが、いいと思うんです…」
「分けないほうがって…じゃぁどっちも入れないって事!?」
石川は小さく頷く。
「ま、梨華ちゃんの言う事も一理あるけどね。確かにあの二人は揃って最強なんだし、一人にしちゃうのも可哀相だし」
「だからって、新生メンバーが4人はいくらなんでも少なすぎでしょ?せめてあと1、2人…」
残った面子を、矢口が紙に書き出す。
(高橋、紺野、小川、新垣、藤本、亀井、田中、道重…)
「私個人の希望じゃ、お豆を入れてあげたいけど」
「矢口。いくらお気に入りでも、次の路線は――」
「分かってる、分かってるよ。でも、どいつも何か違う気がするんだけどなぁ。ねぇ、梨華ちゃん…」
「あの……私、亀井がいいと、思うんですけど…」
88 :
Pちゃん:03/04/02 00:47 ID:dxZ07mDo
「亀井…?」
安倍も矢口も、不審そうな顔をする。
正直、残った面子の名前が列挙された時から、ずっと考えていた。
あがった名前のほとんどが石川の知る限り、亀井いじめに加担している者ばかり。
こんな状況に亀井一人を残すには…あまりに酷すぎる。
特に亀井には、加入直後の自分に似た何かを感じていた。
「亀井、ねぇ。まぁ大人っぽいといえば、そうなんだけど…ま。ダンスも使えるし、いいんじゃない」
「ちゃんと上手くいじめられてんのかなぁ」
あはは、と二人が笑うなか、石川は下を向いて唇を噛んでいた。
「でも梨華ちゃんが亀井推すなんて予想外だね。」
「とりあえずこの話は保留。明日もまた、同じ時間にこの場所でね」
夜はゆっくりと更けていく。