132 :
Pちゃん:
「安倍さん!矢口さん!」
レッスンの合間の少ない休憩時間、安倍と矢口に駆け寄ってきたのは辻と加護だった。
「よっすぃーと梨華ちゃん、知りませんか?」
「変やなぁ。あさ美ちゃんに、亀井ちゃんもおらへんで」
「ごめん、知らないや…そういえば見ないねぇ」
「そっか…ほな、いこか!のの」
「うん」
無邪気に駆け出す二人を見送って、安倍は溜息をつく。
(残されたなんて知ったら、二人はどんな顔するだろう。裏切ったって怒るかな…泣いちゃうかも…)
「なっち!!」
矢口に声をかけられ、はっと我に返る。
「分かるよ。あの子らを残してくのは辛いけど…しっかりしてよ。気付かれちゃ駄目。ただでさえ子供は勘が鋭いんだから」
「うん…分かってる」
133 :
Pちゃん:03/04/11 21:47 ID:lZMHN4j8
「最近あの二人、おかしいと思わへん?」
「絶対何か隠してるっぽいねぇ」
お菓子かなぁ…と呟く辻に、すかさず「そんな訳あるか」と突っ込む加護。
「でも…何やろう」
「うん…ちょっとだけ、嫌な予感がする、かも」
「よっすぃーらは消えてまうしな」
二人は顔を見合わせた。
(ののの悪い予感っちゅーのが、当たるとは思わへんけど…でも――)
(最近みんなおかしい…。なんで?)
繋いだ手にぎゅっと力を入れる。そうしないと、二人の小さな胸は不安でいっぱいだった。
134 :
Pちゃん:03/04/11 21:53 ID:lZMHN4j8
@ノハ@
( ‘д‘)<あいぼんとのの、登場やで!
( ´D`)<登場れす!
川o・-・)ゞ<辻さん加護さんをお待ちの方々、お待たせしました。待ちにまった名コンビの登場です。
@ノハ@
( ‘д‘)<って、登場これだけかい!!
( ´D`)<・・・これだけれすか?
川;・-・)<まぁそう言わないでください。ただでさえ人数が多くて展開もいっぱいいっぱいなんです。
( ´D`)<紺野しゃんと梨華ちゃんばっかり・・・ずるいのれす・・・。