紺野のエロ小説書いて〜 第3章

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427めちゃ
今日はキダムのCM取りとしてフジテレビに呼ばれた。
「集合時間っと。ぴったり!よかったぁー。」
早速フジテレビの控え室に向かおうとする。
「あれ、あさ美ちゃんでないのぉー!」
ちょっとなまりがかった声。
「愛ちゃん!あれぇ、5期メン全員そろったね」
愛ちゃんの方に振り向くと、まこっちゃん、りさちゃんもいた。
「っじゃ、いこっか」

「あははは」
笑顔の愛ちゃん。いっしょに笑うまこっちゃん、りさちゃん。
昔の自分だったら、普通に、いっしょに笑ってたかもしれない。

けど・・・。

ここ一ヶ月と半分でいろいろありすぎて。

もう自分は昔にもどれなかった

控え室が見えてきた。りさちゃんがドアをあける。

「ガラガラガラ」



428めちゃ:03/04/13 20:48 ID:Z1rudgPq
「おそーい!」
えっ。聞きなれない声と見慣れない場所。
きょ、教室?

声の主はナイナイの岡村さんだった。
どうやら、今日は期末テストをやるらしい。
顔は入ってきたときのびっくりしたままだったけど、
心の中では燃えていた。
(学力には自信あるもんね♪)
429めちゃ:03/04/13 20:56 ID:Z1rudgPq
国語、数学、理科、社会。
紺野あさ美の答案はスラスラと字で埋まっていった。

最後は英語かぁ・・・まぁこの4つのテストのレベルだと
いくら苦手でも70点はいけるかなぁ・・・
そんな希望を持ちつつ、英語の答案を見る。

問1 次の英文を日本語に訳しなさい。

Please hold on me as long as possible.

こういう問題は後ろから訳していけばいいんだよね。
えっと・・・できるだけ・・・長く?・・・私を・・・抱い
そこで私の脳回路はストップしてしまった。

抱、抱いてっ?!

私の脳をいままでの、この一ヵ月半の記憶が走馬灯のように駆け巡る。
すでにもう、平常心は保てなかった。

「長い私をとめてください」

私の心の奥底から、出た文章だった。
今の自分を止めて欲しい。だれかに・・・

私はこのあと、平常心を保てずに、
48点という今までで一番低い点数を取ってしまった。

            Fin