紺野のエロ小説書いて〜 第3章

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150新紺
「トントン。」
『失礼しまぁす!って、あれっ?開いてないや・・・。里沙ちゃん、鍵は??』
『・・・・・・。ねぇ、あさ美ちゃん。何で自分の部屋をノックするの?』
『・・・。あっれ〜??そうだ。別に楽屋じゃないんだよねー!私、酔っぱらってる?』
『ちょっとぉ!勘弁してよ〜。なんも飲んでないしっ!しかもここホテルだしっ!!』

「かちゃり」とやや重たい金属音を立てて、ドアが開く。以前お互いにがっちがちに緊張
して「どっちが開鍵するかあやうく喧嘩になりそうになったホテル(ラブホ)」の、扉が
開く音に似ていたが、その時と今との、この気分の差はいったい何なんだろう・・・。
約1ヶ月ぶりに体感する事ができている「ありのままの自分」を私が噛みしめていると、

『開いたよ〜!お先にどうぞ、先輩♪』

「腰の低い執事」のように里沙ちゃんがお部屋に私を通してくれた・・・。
151新紺:03/02/21 17:56 ID:DihWrUDm
体力レベルの差なのかも知れないが、普通に「お風呂上がり」って感じのあさ美ちゃんと
対比するかのように、私は入浴とHでの発汗によって、喉が乾ききっていた・・・。
ゆっくりと部屋に歩き入るあさ美ちゃんを追い抜くようにして、

『あさ美ちゃんは何飲む〜?』

冷蔵庫に駆け寄る私は、「おごりに集るちゃっかり者」のようで、(まぁ、実際そうなの
だけど・・・。)何だか凄くみっともなかったが、それどころではない・・・。

『えっ?あ、うん。何があるのかしら・・・?』

私は返事をする代わりに、冷蔵庫を開けてすぐ目に止まったホテルに良く置いてありがち
のオレンジ・ジュースを喉を鳴らして飲んでいた。(私が先に飲んでどーする^^;)

『里沙ちゃ・・・?あっ、う、うん。飲んでからでいいや。何かお茶あったら取って。』

くすくすと笑いながら、あさ美ちゃんが私の背中越しにオーダーをしてきた時には、私は
ほとんどジュースを飲みきっていた・・・。
152新紺:03/02/21 18:34 ID:DihWrUDm
とりあえず一息ついた私の視野に、「メールが届いています」との表示がされている携帯
電話が入ってきた。(あれ・・・?メールが来てるや。)冷蔵庫の中にお茶が準備されて
いるかどうかを見ながら、受信メールを確認する・・・。

「FROM : AI.TAKAHASHI」(あっ、愛ちゃんだ・・・。)

ウーロン茶のペットボトルを自分の充電器の横に置き、私は内容を読み始めた・・・。
『Dear 里沙ちゃん。今日もお仕事お疲れ様です(^^)v 今日はあさ美ちゃんとのお泊まり
楽しめてますか?今度は私も混ぜてね。寂しいぞ(T-T) 所で明日、もし良かったら一緒に
ビリヤードしに行かないかな?って思ってメールしたんだ。4人でやればトーナメントで
できるので楽しいカナってね。ちなみに私はへたくそやよぉ・・・。(以下略)』

(ビリヤードかぁ・・・。ルールすら知らないよぉ^^; う〜ん。妥当に考えれば、私と
あさ美ちゃんと愛ちゃんと、後1人はやっぱ・・・、「まことちゃん」だよなぁ・・・。
明日1日ぐらいはあさ美ちゃんにまことちゃんの事、忘れさせてあげたいしな・・・。)
153新紺:03/02/21 19:48 ID:DihWrUDm
本当の事を言うと「小川麻琴」の事を考えたくなかったのは、私の方だった。さすがに
あれだけ「強烈な体験」をついさっきした後で、翌日何も無かったように顔を合わせる
事が出来るほど、私は強い心臓を持ってはいない。それに愛ちゃんが、今日私達が外泊
を一緒にしている事がばれてるという事は、まことちゃんも知っているって事だし・・・。
って事は・・・。(どっちにしろ・・・、修羅場じゃん!)

「知識と教養の量」はともかくとして「頭の回転の速さ」にはちょっとだけ自信がある
私だが、今回ばかりは効果的な打開策が浮かんでこない・・・。そんなこんなで試行を
錯誤している私の背中に「私の気苦労などまだ露とも知らない無邪気な小悪魔ちゃん」
の「妖しい視線」が熱く突き刺さる・・・。

『!?(はっ!殺気っ・・・!)』

『り〜ざぢゃ〜ん!あだしのおぢゃわ〜〜??』

通訳が必要そうな、妖しくて怪しい不可解なキャラが、私にしなだれかかってきた・・・。
154新紺:03/02/21 20:51 ID:DHj9Hcgd
「妖しいあさ美ちゃん」が現れた!!

あさ美ちゃんの攻撃。

あさ美ちゃんは里沙の首筋を舐めてきた・・・。

「ゾクゾクっ!」

里沙は10ポイントのダメージ(快感)をうけた!

って、ええい!止め止めっ!(^^;ここは小説スレだ・・・。それにしても・・・。

(あさ美ちゃんがこんなにも「手悪戯な女の子」だとは夢にも思わなかったなぁ・・・。)
首筋に頬ずりをしてくるあさ美ちゃんの「ぞくっ!」と来る色気に身を委ねつつ、私は
そんなことを考えていた・・・。

(いつからなんだろうか・・・。いったいいつからあさ美ちゃんとまことちゃんは今の
私達みたいにしてたのかな・・・?)

追求したらこの場のムードを損ねてしまう可能性が高いと分かっていても、気にせざるを
得ない疑問が私の頭の中を駆けめぐる・・・。
155新紺:03/02/21 21:10 ID:DHj9Hcgd
『里沙ちゃ〜ん、私のお茶取って〜!』

気持ちよさそうに脱力している里沙ちゃんをからかうように、私は言った。

(ツッコミが無いって事は、続けても良いって事だよね?里沙ちゃん?)

自分勝手な解釈をしつつ、私は里沙ちゃんの胸元をまさぐる・・・。自分が立っている
位置からでも、冷蔵庫の上に置いてあるペットボトルには充分に手が届くのだが、里沙
ちゃんが快感に耐えながら、キャップを開けてくれる姿が見たい・・・。

『なによぉ!そこからでもとどくじゃんか!』

『いいからぁ!あ・け・て♪』

『もぉ・・・。今日のあさ美ちゃんほんとに甘えんぼで変態で・・・、っん、あん!』

里沙ちゃんの抗議を遮るように、私の両手の平は、里沙ちゃんの形の良いバストを
ちょうどすっぽりと包み込んでいた。
156新紺:03/02/21 21:34 ID:DHj9Hcgd
『ちょっとぉ!何か言った??』

『いっ、いえ、な、何でも有りませんっ!!』

『そっ!んじゃ早くあ・け・て♪』

『は、はいぃ〜!ただいまっ!』

Hがこんなにも楽しいと感じたのは初めてだった・・・。いつもまこっちゃんの顔色
ばかりを伺い、愛ちゃんの指遣いに翻弄された自分を悔やみ、柴田さんの純粋な愛に
応えられない自分を責め続け・・・、そんな私が今、まるで自分が女王様かのように
里沙ちゃんの身体を自由にしている。そして何より、里沙ちゃんも私の気持ちに真剣
に応えてくれていて・・・、私は今、本当に満たされた気持ちだ・・・。

里沙ちゃんは手に持っていた携帯の蓋を閉じ、ソフトなタッチでベッドに投げ置くと、
時折私が握力を加える胸の性感に耐えつつ、必死でお茶を開封し始める・・・。

(カワイイなぁ・・・。)

可愛らしい仕草は、私を「より質の悪い女王様」へと変貌させていくのだ。
157新紺:03/02/21 22:00 ID:/NkRn1X+
『あっ・・・あ、開いた・。よ・・・。』

『う〜ん、ありがと。んじゃ開けてくれたお礼に、里沙ちゃん先に飲んでいいよ!』

『えっ?あっ・・。い、やんっ!こんなんじゃ飲めないよぉ・・・。』

『いいから!先に飲んで!』

私は里沙ちゃんの着ているTシャツの袖口から右手を入れて、その内側に着ている
キャミソール(後から見たら「タンクトップ」でしたが。)の奥にある、手触りの
良い2つの膨らみを交互に責め立ててみた。私の指先が蠢いた後のその膨らみが、
グレーのTシャツの内側で「強い自己主張」を始める・・・。

『里沙ちゃ〜ん、またまた乳首勃ってるよぉ!ほんと、感じやすいんだね・・・。』

彼女が恨めしそうに横目で睨んでくるのが、またたまらない・・・。

『んっ・・、んっ・・・。』

ほとんど声にならないような喘ぎ声を出し、里沙ちゃんは悶える。