>>96の続き
そして日も暮れ、一日の仕事も無事終わりました。
(よかった、今日はあんまりいじめられなかったぞ)
しかし、帰ろうとすると私を呼ぶ声がします。矢口さんでした。
「OK亀井。ちゃんと準備は整えておいたから」
「えっ?えっと…何のことですか?矢口さん」
「もう、とぼけちゃってぇ〜。今日はいじめができなくて疼いてたんでしょー」
「へ?あの…」
「あっちの部屋に田中と道重いるから。ほら、これ持って」
渡されたのは、剣道の竹刀でした。
(こんな物、どこから…)
抵抗することもできず、私は矢口さんに背中を押され、その部屋へと押し込まれました。
そこで、恐るべき光景を目にすることになったのです。