16 :
[@]:03/01/20 18:36 ID:0dhGK2Si
ノノハ ソミ ヽ
ノノ ノノ ノ ミ ヾ
ノ , ノ\ノハ /ヾ ' ハ
ノ∫ ゚(●●)゚ ∫,ハ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノ∫ ヘ ∫ソハ < ぶひほ!?
ノ \___ / ' ヾ \_______
17 :
二人は:03/01/20 19:10 ID:EqQaqI4F
いらんな
18 :
二人は:03/01/21 03:00 ID:jXZGnp9u
いるよ
/_____________/ ..|
| ___________ .| |
| | ( ^▽^) かおりん祭 | | | < 新スレおめでとうございまーす♪
| | 祝 新スレ♪ 祭会場 | | |
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .| |
| □ □ □ □ □ □ □ □ □ | |
| □ □ □ □ □ □ □ □ □ | /
オメー!!!. | □ □ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| □ □ | ./
オメー ......λλλλλλλλλλλλλλ|____|/ 新スレおめ!!
...λλλλλλ λλλλ λλλλλλλλλλλλλλλ.....
....λλλλλλλλλλλλλλ λλλλ λλ λλλλλλλ......
オメー ......λλλλλλλλλλλλλλλλλλλλλλ...
オメー.......λλλ λλλλλλλλ..........オメー
さすが、この両ヲタは最下位争ってて仲悪いからレスが伸びないな(w
21 :
∬∬´▽`)人(・e・ ):03/01/24 20:35 ID:3HKp7HcQ
∬∬´▽`)人(・e・ )ニィマコは、落ちません。はい上がります。
(ё)<ニィニィげと
24 :
∬∬´▽`)人(・e・ ):03/01/25 19:35 ID:xLe0MKxh
∬∬´▽`)人(・e・ )ニィマコあげ
>>24 お前、どっちかに絞れよ。この(あの)スレのためにも、モ板のためにも、
そして、お前らニイマコヲタの良識を疑われない為にも。
>>25 それはうんこ味のカレーがいいか、カレー味のうんこがいいか
という究極の選択に似ておりまふ。
27 :
∬∬´▽`)人(・e・ ):03/01/25 20:11 ID:xLe0MKxh
>>25 ∬∬´▽`)人(・e・ )解りました。じゃあ、本スレに移動します。
28 :
山崎渉:03/01/28 14:11 ID:Lb9JAYho
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
29 :
ののヲタ:03/01/28 20:44 ID:qYK/bNQu
漏れの先輩(顔よし、彼女あり)はブス専で、保田と小川の大ファン。
最近田中を見て大変気に入っている。
「こんな可愛いのに何で人気無いんだ!」
と真顔で言っています。
30 :
:03/01/28 20:46 ID:ds8+2bUy
>>29 それはおまえの目の方がおかしい。3人とも可愛いじゃないか。
31 :
名無し募集中。。。:03/01/28 20:53 ID:kVjmazRD
新垣はともかく保田・小川・田中は普通に可愛いと思うけど
32 :
ののヲタ:03/01/28 21:13 ID:qYK/bNQu
>>30 >>31 そうでしか。バカにしてしまいスマソ。
それにしても新垣ファソはマジで見たことないですわ。
33 :
名無し募集中。。。 :03/01/28 21:28 ID:Cb+Jjnv9
田中は好き嫌いが禿げ敷く分かれる顔だと思う
けど、多分
「かわいいと思う人」:「ブスと思う人」=5:5
ぐらいだと思う。
アングルによっては、無茶苦茶かわいく見えるよ。
34 :
名無し:03/01/28 21:31 ID:lxhSpwa0
小川って写真とかだとなんでこんなにってくらい写真写り悪いんだけど
ライブとかTVとか動いてるとどのメンバーよりかわいい時あるんだよな。
ほ
test
さげ
43 :
名無し募集中。。。:03/02/27 19:02 ID:Dv3s0gE0
ここ、小説スレにしてもいいですか?
確認age
44 :
萌:03/02/27 19:04 ID:FYSqbxCu
しないよ
小川って、髪型がミスムンの時だったらかわいいと思うが、最近はおでこだし過ぎ。
友達との待ち合わせ中、駅前のペットショップのショーウィンドー越しに、ふわふわの毛をトリミングされてる猫と眼が合った。
アーモンド型の、大きくて優雅な光を放つきれいな瞳。
でも、すぐに私は興味対象から外されてしまい、猫はどこかへ視線を移した。
猫の視線の先には、遠くから私と同じようにペットショップを覗いている大学生らしき女の人が立っていた。
遠目でもわかるくらい肌は小麦色(いまや絶滅必死なガングロ?)、さらさらの茶髪が春風にあおられて肩の上で揺れる。
顎に若干の特徴があるものの、美人というよりは美少女といった感じで、思わず見とれてしまう。
(あっ、ヤバ。見すぎたかな)
女の人の視線は私を捉え、すぐにどっかにいった。さっきの猫みたく自然に。
「マコトちゃんお待たせー」
ノノちゃんに名前を呼ばれ、私は一枚の絵画のような世界から一瞬だけ抜け出る。
(なんか離れがたい…)
もう二度とあんな美人さんを見ることはないだろうと、ノノちゃんに繁華街へと腕を引っ張られながら私は後ろを振り返った。
「あっれー?」
カノジョの姿は、既になかった。不思議の国のアリスに出てくるチェシャ猫のように消えてしまってた。
マジレスサンクスデス>46サン
他スレ駄目だったんで有り難ひ…(ナムナム
49 :
46:03/02/28 15:20 ID:PYSDQ1uV
ふぉっふぉっふぉ…駄スレでコソーリ始まる(今回コソーリじゃないとも言えるが)
ショセツ、好きれすから。
まずは腹ごしらえをしてからとのノノちゃんの意見で、ジョナに直行した。
お昼前とはいえ、思いのほか空いている。
席に案内されて座った途端にメニューと睨めっこし始めるノノちゃん。私も反対側から覗き込んで一緒に睨めっこ。
なに食べるー?
あっ、これおいしそう。
ほんとだ、新発売だって。
こっちもおいしそうだよ〜ぉ。
じゃ、これにしよっか。
あ、でも…ぉ。やっぱさっきのもいいな。
迷うよねー。
けっきょく二人して新作デザートを二種類とジュースを頼んだ。ノノちゃんといるといつもよりケーキ・ホールが活性化されていくらでも食べれちゃう。
(ダイエットしても意味ないじゃん…)
先に運ばれてきたジュースに浮かぶ氷をストローでいじってヘコむ…。
「マコトちゃん猫飼うの?」
「へっ?なに?」
ノノちゃんは、クリームソーダのアイスがついたままの唇を大きく動かした。
「だ〜か〜ら〜。猫飼うの〜ぉ?」
ああ、と呆けたような声を洩らした私の頭に浮かんだのは、猫じゃなくて、不思議の国に消えてしまったあの女の人。
カノジョがチェシャ猫なら、私がアリス?…なんて。
金髪のズラをかぶったアリス気取りの自分が大きくなったり小さくなったりする姿を想像したら気持ち悪くなった。バカか、私は。
「飼わないけど。なんで?」
「駅前のペットショップの猫のこと熱心に見てたから。飼うのかなぁって」
「誰かさんがなかなか来なくて暇で見てただけですぅ」
ノノちゃんのモチモチとしたホッペタがぷくりと膨らむ。
このオモチ、焼けすぎ焼けすぎ。
「ごめんごめん」と言って指でつっつくと、プシューッとしぼんでゆく。
「だってカモモとマロンの散歩頼まれちゃったんだもーん!おネエちゃんが、あのデンパが悪いんだもーん!」
「あ、あんまデカイ声出さないで…」
「あ〜!マコトちゃんはデンパの味方するんだ!もしかして、おんなじ工場でセイサンされたロボット〜!?」
「違うって。なんてゆーの?…ほら、カオリンさんならノノちゃんの発信する悪口を遠くからでも…受信…とかできそうじゃん?」
んなこたぁ、フツーにありえないだろと思いながら言ったのに、ノノちゃんの顔には「なるほど」の文字が極太で書かれてた。
「はいはいはいぃ。なるほどね〜ぇ。おネエちゃんならできそう。いつでも交信中だもん」
いとも簡単に納得してアイスを食べる作業に戻る。
(こうゆうボケたとこ、カオリンさんに似てるよなぁ)
そう言ったら怒るだろうから、「でしょー」と笑ってジュースを飲んだ。
(*´v`)<これからはコソーリと…
∬*´▽`)<マターリと
遊ぶのはいいのだけれど、散歩となると面倒になる(ノノちゃん談)。
夏祭りの金魚しか飼ったことのない私には、その苦労は計りしれないものなようだ。
でも、ウォーキング効果で痩せそうでいいじゃん、と言うと、ノノちゃんは眉を大袈裟に寄せて深刻な表情を作り、小声になる。
「それがうまくいかないの。疲れてお腹空いちゃって食べちゃうの」
「え?あ…そんなもんだよね。朝ごはん食べても学校着くとお腹空いてるもんね」
あれ?アホなこと言ってるのに、ノノちゃんが言うとすごい説得力があるのはなぜでしょね。
飼えることなら私も犬を飼いたい。某金融会社のCMに出てるチワワみたいな可愛いやつを。
「うちもノノちゃん家みたいに一軒家で、ひっろーい庭があったら飼えるのになぁ。きらきらした瞳の愛くるしいチワワ、オシリがぷりぷりのコーギー」
「マコトちゃんてドーブツ好きだもんね〜。犬は無理でもネコとかならこっそり飼えるんじゃない?吠えないし」
「猫かぁ…」
毛あしの長い、灰色の、ヒゲの立派な、ダークブルーのガラス玉の瞳。優雅なたたずまい。ペットショップの猫。
私の中にある「ねこ」のイメージが断続的に浮かんでは消える。
「ネコ嫌いだっけ?」
「んー、好きだよ。好きなんだけどねえ」
見るのは好きだけど、飼うとなると考えちゃう。きまぐれそうなとこがねー、あと、フイっと何処かに行っちゃって二度と帰ってこなさそうだし。
寂しいじゃん、そんなの。
メインのケーキと鮮やかなイチゴパフェがテーブルを飾ってから自然に話題は今日の予定に移る。
映画観て、買い物して、カラオケかゲーセンにするか。
(カラオケは先週学校帰りに行ったし…プリクラ撮るのも飽きたし…たまにはボーリングしたいかも)
軽い運動にもなるしねー。
「カロリー消費にコレでもしちゃいますか」
そう言ったあと、かこーんと気持ちのいい乾いた音をたてて倒れる無数のピン想像しながら、ボールを転がす仕草をして見せた。
「いいね〜。しちゃいますか」
「目標スコアは…」
「「100超え!!」」
めっちゃ低い目標に二人して笑う。
うちら運動神経いいほうなのにね。コントロールが悪いのかな。
伝票を手にして立ち上がった時、ノノちゃんの携帯が鳴った。
ついでに、タイミングも悪いようだ。
「やだ〜おネエちゃんだ」
「ウワサをすれば影だぁね」
「さっきの悪口受信しちゃったのかな。…もっしも〜し、なに〜?」
カオリンさんと話しはじめてすぐに、ノノちゃんの頭上に「??」が点火される。
(なんだなんだ?)
私もつられてクエスチョン顔。
ノノちゃんが私の耳に携帯をおしあててきた。
「だからー、拾ったんだってば」
久しぶりに聴いたカオリンさんの声は僅かに興奮してる。
「なにを拾ったんですか〜ぁ?」
『その声は……うん、そうだそうだ。ひさしぶりー』
「…ほんとに分かってます?」
『ドキッ!ま、まあ、そんなことはどうでもいいからさ。早くカオリん家の前に来てくれない?マッハでゴーだよ。カオリ待つの嫌いだから』
プーップーップーップー……。
おいおい、ネエちゃん。そりゃないんじゃないっすか。
しかも、『ドキッ!』て、なんてベタな。
「おネエちゃんのデンパ、受信できた?」
「いや、フツーに無理 」
とりあえず私たちは店を出た。そして、迷いに迷って駅へと向かう。
目指すはカオリンさんの待つ『家の前』(家じゃないとこが意味深だ)。
レス55ビミョーに間違いが。
( ゜皿 ゜)<ウツダシノウ...
続きを期待
乗り込んだ電車は私たちに文句の息を吐き出すことを許さないかのようにあっとゆう間に目的地へと到着。
駅からノノちゃん(とカオリンさん)家は近く、またもやあっとゆう間に白壁の豪華な御殿が見えてくる。
立派な石の階段を、斜面に沿って上り、最後の一段に靴底がついてそこでやっと御殿の(これもまた立派な)ドアがあらわれた。
ところどころに絵の具やら何やらが付着した小豆色のジャージを纏ったカオリンさんは、しゃがみこんでダンボールの中を覗き込んでいて、私たちに気付かない。ドアには画材の入ったトートが立掛けてある。
「お待たせ〜」
ノノちゃんが呼びかけるとカオリンさんは睫毛ぱっちりの瞳を見開き、
「あっ、起きちゃった」と言った。
カオリンさんの声を合図に、ダンボールがごそごそと暴れはじめ、中からシロイ物体が飛び出したかと思う、私の頭の上がズンと重くなる。
「な、な、なになにーぃ!?なんか乗った!なんか乗ったぁ!」
「おおっ。マコトちゃんスゴ〜イ!」
「いいから早くとってえ!どかしてえ!」
「オガワ手品師みたいだぞー」
「とってよーーぉ!!」
半泣きになってからやっとカオリンさんは物体をとってくれた。
物体の正体はなんてことはない、ただのニワトリだった。涙を湛えた私の眼を、ニワトリは不思議そうに見つめ返す。
(あー、もー、カワイイじゃんかー!)
なので、さきの無礼を許そう。
「さっきの携帯オガワだったんだ。しっかしまー、こんなことで泣くなんて相変わらずのヘタレっぷりだな」
ネエちゃん、あんたは許さないぞ。
なんの罪もないニワトリに乱された髪をなおしながら、ニヤニヤ笑うカオリンさんを上目がちに睨みつけた。
「あのですねー、お言葉ですが、誰だって驚くっつー…」
「ちょうどよかった。オガワ、このニワトリさんもらってよ」
怒る私を遮って、いまカオリンさんとんでもないことをさらっと言ったような…。
「はい?」
半信半疑に聞き返すとダンボールを渡された。もちろんニワトリ入り。
また目が合ってポワワーンな気分になる。
「本当はカオリが飼いたいとこなんだけどさ、うちカモモとマロンいるじゃん?万が一ニワトリさんが噛みつかれたら大変だし――」
いったん言葉を切り、チラッとノノちゃんを見る。
「ノンちゃんに食べられちゃったら悲惨でしょ」
「ノノ食べないよ〜!」
「絶対に?」
「うっ……うん」
「故意にゴハンたくさんあげたりして肥したりしない?」
「コ、イ?鯉にゴハンて?」
とゆうより、ふたりに飼われることが私は 心配だ。
(でも、うちでは飼ってあげらないんだ…ごめんね)
ニワトリは状況が分かっているのか分かっていないのか、小さく喉を鳴らしてダンボールの中で大人しく羽をたたむ。
「カオリンさーん」
カオリンさんはノノちゃんのオダンゴ頭を掴んだまま「なんだ?」と言って私に向く。
「うちマンションだから飼えないっすよ」
「うーん…じゃあ、拾ったとこに戻しに行くしかないなー。それか野生にかえすか」
「拾ったってニワトリのことだったんですか」
ニワトリなんて何処で拾えるんだろ。
「そっ。ミキティの牧場の道端で拾ったの」
「ふうん。牧場ならフツーにいますもんねえ、ニワトリ」
そっかー。牧場の道端でかぁ…。
(でもさぁ、それって放し飼いされてただけなのでは?)
レスアリガトウゴザイマス>57サン( ゜皿 ゜)<シンデルバアイジャナイナ
カオリンさんが携帯で確認したところ、私の思ったとおり、ニワトリは牧場に放し飼いにされていただけで、カオリンさんの主張する「落ちていたから拾った」は間違いだったわけで…。
しかも、カオリンさんが持ち出したニワトリは、お友達のミキティさんが特に大事にしているペットのニワトリ(アヤッペ・♀)だったらしいわけで…。
そして、どうゆうわけかミキティさんの家に返しに行く日まで私がアヤッペを預かるはめになったわけで…。
(私って、いっつも貧乏くじ引くよな…)
人生あきらめが肝心、とゆう言葉が座右の名になりそうな今日このごろ。
疲れのあまり、語りが『北の国から』のジュンみたくなっちゃったよ。
「たぶん今週中には迎えに来れるからアヤッペのこと頼んだぞ」
それと、ゴハンは一日三回きっちりあげてだとよ、とカオリンさんが車の窓から顔をのぞかせ、たった今思い出したように付け足した。
助手席に座るノノちゃんはシートに体を深くあずけて眠たそうにアクビをひとつ。
ド派手な青いスポーツカーのボディが、夕日を浴びて幾分か落ち着いた色合いを帯び、電線に停まるカラスの影が道路にぽつりと映る。
「ゴハンどんなのあげればいいですか。葉っぱ系とか?」
「ミキティが言うには和食とか焼肉が好きだって。で、緑黄色野菜は駄目らしいぞ」
「…手間かかるっすね」
「あと、もしアヤッペを逃がすようなことがあったらー」
意味ありげな間に、ダンボールを持つ手に緊張の力がこもる。
「あったら…?」
「女王様のムチが制裁の雨を降らすことでしょう。やーん、カオリってば、お天気お姉さんみ・た・い。んじゃ、そゆことでアデュー」
「ばいば〜い」
「ちょっ、ちょっと待ってくださいよぅ!ムチってなんすか!ムチって!」
高らかと爆音を無遠慮に住宅街に響かせて去るスポーツカー。タイヤがまきあげた 砂埃にむせて涙がジワリ。
音に驚いたアヤッペがまた暴れはじめちゃうし。
「わかった。わーかったってば。美味しいゴハン作るから大人しくして〜」
赤ちゃんをあやすようにダンボールを優しく左右に揺らし、ご機嫌をとろうとしても無駄で、アヤッペは私の目をのぞき込んで甲高い鳴き声で吠える。
(とんでもないもの引き受けちゃったな…)
せっかくの休みもカオリンさんのせいで潰れたゃったし。
(スケッチのモデルで休日過ごすってどーよ)
ニワトリをペットにするミキティさんてどんな人?カオリンさんの大学のサークルの後輩らしいけど。きっと…たぶん…絶対に…変わった感性をもつ人に違いない。
エレベーターに乗りながらそんなことを考えたり、家族になんて説明すればいいのか様々な言い訳を必死に巡らせた。
たっだいまー。
おかえり。あらマコト、そのダンボールなによ。
知り合いが路頭に迷っているニワトリを助けてさ。
それで、なんでアンタが連れて帰ってくるの!
いや、それは、だから…色々と。
だめだめ。かえしてらっしゃい!
1ラウンド、見事なKO負け。
ムリ。絶対ムリ。説得できない。
シュミレーションするだけ無駄だ。
(カオリンさんが来る日まで、コッソリとヒッソリとしのぐしかない。がんば、私)
「とゆうわけで、今日からよろしくね、アヤッペ」
話しかけたと同時に近くに人の気配を感じる。はっとして、私は顔をあげた。
見覚えのある女性が私の家の前に立ち、今まさにチャイムを押そうとしているのところだった。
彼女もはっとして、私の方を振り返った。
「「あ」」
二人の声がきれいに重なり、女性は照れたようにぎこちない微笑みを作った。
お、保全してなかったのにちゃんと移転されてますね。
ヨカタヨカタ。