「寺田…?」
「あぁ…うちの会社名だ。覚えとけよ。」
次に現われたのは、一人の
笑顔が眩しい女の子の写真だった。
あれ?この娘どこかで…
「っ梨華ちゃん!!!!??」
驚きの表情で田代を見る
「アシスタントシステムは、パイロットがもっとも
心を許せる人物を使って作られてる。
友達なんだろ?そいつ。」
調べられてたのか…?
いつのまにか画面では、動画が流れていた。
スピーカーから、聞きなれた声が響く
スピーカーから、聞きなれた声が響く
「はじめまして!吉澤さん!!
3号機AC(アシスタントシステム)チャーミー石川です!!
チャーミーって呼んで下さいね!?」
「しゃべり方まで…調べたの?」
液晶画面と田代の顔を交互に見ながら訪ねた。
「しゃべり方とかはどっちかって言うと本能に分布されてるからな。
今までの記憶は消去されてるから、
システムからしてみれば、お前とは初対面だから
ほら!挨拶しとけ。」
「あ、うん。
ハロー、梨華ちゃん…えっと…元気ぃ?」
「はい!チャーミーはいつでも元気ですよ!」
んん゛…なんか馬鹿みたいだぞぉ…
「うんうん。いい感じだ!その調子で仲良くなっていけば、
どんどん遊べるゲームが増えていくぞ!!」
なんだよそりゃ…
「それじゃあ、まぁ今日やる事は一通り終わったな…
初日から出撃なんて、前代未聞の荒技を良くやり遂げてくれた!!
何か分からない事があったら、ACに聞くか、俺にメールか電話してくれ!
それでは、今日は自宅でゆっくり休息を取るよう!」