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33『ひとりぼっちのクリスマス』
ご飯の時間におばさんが、
「ののちゃん、考えたらでいいからののちゃんから話をしてね」
と言った。
こんなに理解してくれているのに、
って思って胸がつまった。(でもご飯は全部食べた。)
ごちそうさまをした後に
お部屋の中で1人で考えた。
考えても考えても考え終わらなくて、
だんだん眠くなってきたぁ…。
あ、お風呂入ってないよぉ……
明日、休みだからいいかぁ………。
34『ひとりぼっちのクリスマス』:02/12/14 20:39 ID:0WnouqUl
起きるとお昼近くてあいぼんはクリスマス会の買出しにいくところだった。
「あ、ののおはようさん!10分待っとってあげよか?
Kちゃんちでパーティーやるんちゃう?」
「あ…いいや、お風呂入ってないし…。」
「そか、ほないってくるわ〜!!」

Kちゃんちになんて本当は行かないから…。
35『ひとりぼっちのクリスマス』:02/12/14 20:39 ID:0WnouqUl
週末はボケッとしていたら過ぎてしまった。
明日はまた学校だ。今日はAちゃんとYちゃんが来て一緒にいろいろ決めている。
隣のお部屋は賑やかだ。
何か音楽をかけながらやってるみたいで
どんな話をしているのかは聞こえないけれど…。
「ののちゃん、ちょっと頼んでもええ??」
おばさんがドアの向こうで私を呼んだ。
「はい。なぁに?」
ドアをあけて私はゆった。
「おばさん、亜依の友達ちょっと苦手やねん、だからこれ渡したってくれへん??」
そういってジュースやらののったお盆を私に渡した。
「ほなよろしくなぁ〜♪」
「…………。」
私も苦手なんだけどなぁ…。