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296『APART』☆ ◆SAKUgUdd02
『ししょ〜!!朝でっせー、携帯のアラームが3回ぐらい鳴り終わりましたよぉぉ』
「…えぇぇえ??」
『8時ですけど、ししょぉ学校とか行ってへんの?』
「!?!?8時!?おかぁぁぁっぁぁさん!!!」
だだだだだだ…
『ほんっま…ははは…ししょぉが楽しい人でよかったわ…ええ人やし…』
だだだだだだだ…
「か、帰ってくるまで待ってて、じゃね!」
『はぃな。』

「おか〜〜〜〜〜さん!起こしてっていったじゃん!」
「言ってないわよぉ、だってあんた昨日帰ってきてから居間に来てないじゃない。」
「あ…そっか、いってきまーす!」
私は玄関をでたあとほんの少し自分の部屋の窓を見た。

もし妹がいたらあんな感じなのかな…
297『APART』 ◆SAKUgUdd02 :03/03/03 19:43 ID:LwBqwrk6
長い長い学校も終わって(まぁほとんど寝てたんだけど。)私は家に戻った。
今日は家に戻って少ししたら雑誌の撮影のお仕事がある。
帰りが遅くなるし、行くまでの間加護と話していよう。
なんて考えながら自分の部屋に入った。
『あ、おかえりなさ〜い』
「あ、加護。ただいま。ねぇねぇ、私がいないときって何してんの?」
『…ん〜…まぁいろいろと』
「あっ!部屋荒らさないでよ!ぜっったいに!」
『んな事しませんっ!!ししょぉひどいわぁ。』
「ごめんごめん、今日はさぁ、6時にスタジオ入りなの」
『なんのお仕事なんですか??』

加護は本当に楽しそうに話を聞いた。
私も話してて楽しかった。
加護は芸能界の裏話?みたいのをよく聞きたがった。
そりゃそうかもね、私もゲイノウジンになるまでそういう事気になってたし。
298『APART』 ◆SAKUgUdd02 :03/03/03 19:43 ID:LwBqwrk6
ぴぴぴぴぴぴ。
『あ、アラーム鳴ってますよぉ、5時やて。』
「あ、じゃあそろそろ行かなキャ。」
私はかばんにいるものをほおりこんでドアを開けた。

『いつ帰ってくるんですか??』
「ん〜…わかんないけど…遅くなるかも、なんで?」
『あっ、いやなんでもないんです。行ってらっしゃい!』
加護はちっちゃな手をあげた。
私も軽くあげて、ドアを閉めた。

寂しいのかな?
加護本人もここにどうやってきたかわかんないんだもんね。
早めに帰ろう。うん。
299『APART』 ◆SAKUgUdd02 :03/03/03 19:44 ID:LwBqwrk6
「後藤、今日は帰り暇?後藤んち寄ってこっかな?」
「えっ!う、うち??!今ちらかってんだよね、しかも今日遅くなるし…」
「じゃあ泊まってくし。」
「明日平日じゃん!私学校あるし…」
「…だよね、ゴメンヨッ!またいつか行かせて!」
「うぅ〜…ごめんね〜…」
市井ちゃんごめんなさい、嘘つきました。
うちはヤバイようちは…。

「後藤、ちょっと。」
その後、圭ちゃんに睨まれて自販機の前に呼び出された。
「…な、なぁに?」
「今日どうしても駄目なん?」
「え?何が?」
「サヤカが後藤んち泊まるのさ。」
「え、何で圭ちゃんが。」
「答え!」
「あ、あぁ、今日はちょっと…」
「今度さぁ、サヤカが話あるって言ったら聞いてあげてよ。」
「…?話があったの?市井ちゃん。」
「…あ。とにかくそうゆうことなの!じゃね。」

わけわかんない。
市井ちゃんが話があるのに何で圭ちゃんがいうの。
300作者☆ ◆SAKUgUdd02 :03/03/03 19:46 ID:UClBPpCG
はい!がんばりますですがす。ありがとうございます・゚・(ノД`)・゚・

あ、300ゲトですな。ありがとう。