さっきのいちーちゃんの表情も気になったけど今はあのララの方が気になったから
私は気にせずにララの事を考えることにした。
後で後悔することになるんだけど。
あいつはそもそもなんなのか。
問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。
ゴキブリなのか、妖精とかだったりするのか。
そういえばししょうとか呼んでたな。師匠って事なんだよね??
師匠って…拳法?中国3千年の歴史??
あ〜やっぱりわかんない!
「んぁ〜…」
「後藤!撮影行くよ!」
「いちーちゃんのとなりぃ?」
「そうだよっ」
「わぁぁぁい☆」
私はひととき、ララのことは忘れていちーちゃんの腕に腕をからめた。
カシャカシャカシャ!
カメラの音が響いてたくさんのライトが私たちをてらした。
私はまた気づかないうちにぼぉっとしてたようで、
「はーい!後藤さんこっち向いてくださ〜い!」
と言われて隣のいちーちゃんにひじでこづかれた。
「おつかれさまでしたぁぁ」
スタッフの人たちに挨拶をしつつぞろぞろとスタジオをでていく私たち。
早く家に戻ってあいつを確かめるんだ。
私は撮影中ずっとそのことを考えていた。
今日のお仕事はこれでおしまい、私はハイスピードで帰る用意をして楽屋を出ようとした。
「あっ!後藤!今日これからなんかあんの?」
「あっ、いちーちゃん…今日はのっぴきならねぇ野暮用が…」
私はその場かけあしで答えた。
「どっちだよ!…じゃあいいや、また今度の撮影のときにでも言うよ。」
「…?うん、ごめんねぇ、バイバーィ!」
「…圭ちゃん、ちょっといい?」
「おぅ、どした?」
とりあえずここまでです。
かいたらすぐ更新するので!
〜〜〜〜〜 I N D E X Part3 〜〜〜〜〜
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§§§ 「APART」 §§§
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>>265-268 >>273-277 >>284-285 §§§
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§§§ (INDEX Part1
>>263 §§§
§§§ 〔「ひとりぼっちのクリスマス」・ .§§§
§§§ 「クリスマスドリーム」目次〕) .§§§
§§§ (INDEX Part2
>>264 §§§
§§§ 〔「考える娘。」目次〕) §§§
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