【ハッピー】石川梨華性的虐め小説2エプ目【グッチャー】
ここは、都内某レコーディングスタジオ。
エプロンズ。にとって、3枚目となる新曲のレコーディングを行う為にきていた。
エプロンズ。の二人は、録音ブースと大きなガラスで隔たれた、コンピューター、録音機材、ブースの中を映し出すモニターが並ぶ、録音ブースのサブにいた。
そして、レコーディング本番を数分後に控えた二人は、サブの壁際にある皮張りのソファーに座わっていた。
「♪お花畑に佇んで、甘い香りに包まれた〜
今度の曲は子供向けなんだから、いつも以上に可愛く歌わないとねっ」
今回エプロンズ。に新曲として与えられたのは、少女アニメのテーマソングのような、可愛いらしいアップテンポな曲。
デモテープを貰い、タイトルも未定のその曲を聴いた瞬間から梨華は衝撃を受け、自分のキショキャラを存分に生かせると、胸をときめかせていた。
「♪夢が叶う丘でぇ〜
わっ、わっ!?」
目を閉じ気分を出して口ずさんでいた梨華を、誰かがおどかすように肩を強く叩いた。
「あ、和田さん。お疲れ様です」
梨華が目を開けると、ここに二人を連れて来てから、スタジオから出掛けてた和田の姿があった。
和田は、梨華の肩叩いたようにソニンをおどかし振り向かせた。
そして、二人をサブから廊下に連れ出した。
廊下に出た二人に、和田は手に持っていた箱を渡した。
その箱は白い箱で、横幅が50センチくらい。厚さも薄く持ちやすいように取っ手の付いた箱だった。
「何ですか? これ?」
手渡された箱の両端を持ち、左右に振っても音もせず、ただ軽いだけの箱に、梨華は首を横に傾げた。
「開けてみ」
そう言って、和田は笑みを浮かべた。
小首を傾げながら二人は、廊下にしゃがみ込み、取っ手の部分から箱の表面全体を開るように開けた。
「わぁ〜! これって新しい衣裳ですか〜?」
大きく開いた箱の中には、春の花をイメージさせる薄いピンク色で、全体的にフリルが可愛いらしく施されたエプロンが折り畳まれて入っていた。
「今回の新曲のイメージに合うように、メーカーに無理を言って、何とかオーダーメイドで作って貰ったんだぞ」
両腕を胸の前で組み、良くやった自分に乾杯とばかりに、和田は自慢げな表情をしていた。
「あぁ! ねぇねぇ、梨華ちゃん。ここ見てなよ」
箱から取り出して、真新しいエプロンを見ていたソニンが、梨華にエプロンのタグを見ろいうような仕草をしてきた。
「あ、ピーチハウスだぁ!」
ピーチハウスは、梨華の憧れを具現化したような、乙女チックなブランド。
そんなピーチハウスの服で全身を包む事が、幼い頃の夢でもあった梨華は、
全身とはいかなくても、身の一部に着ける事が出来る喜びに、心を打ち振るわせた。
「こ、これ、今日のレコーディングで着てもいいですか?」
興奮を抑え切れない梨華は、今にも着ているブラウスやスカートをここで脱いでしまうような勢いだった。
「別に構わないけど、ここで着替えるって訳にはいかないだろ。トイレにでも行って着替えてこいよ」
「はいっ! さ、ソニンちゃん行くよ!」
梨華は、隣でジャージの上からエプロンを体にあてているソニンを、
おもちゃ売り場から子供を連れ去る母親のように、ずるずると引きずりトイレに向かった。
「おまたせしました」
「おぉ〜!」
「二人とも、良く似合ってるよ」
ピンクのエプロン姿に着替え、スタジオサブに戻って来た二人を、
レコーディングスタッフ達は、大きな拍手と喝采で向かい入れた。
「本当ですか? でもちょっと……」
恥じらって頬を朱らめた梨華は、このエプロンが以前のエプロンと、多少の違いがある事に気が付いた。
それは、今まで身につけていたエプロンは、ソニンがソロでシングルを出した際に身に纏っていたエプロンを、そのまま流用しただけのものだった。
しかし、今度の曲の為に作られたエプロンは、一見、前と変わらない同じ形。
ただ、前のものより生地が多少薄くなっている事だった。
もちろん、ダンス等をする為に機能性を重視したと言われればその通りだが、
このエプロン姿で動いて汗を流せば、体にぴったりと張り付き、体の線を晒出す事は容易に予測する事が出来た。
しかも、このエプロンには至る所から紐のようなモノがはみ出し、何かの仕掛けがある事も予測出来た。
しかし梨華は、その思惑全てを思案した上でも、このピンクのエプロンに心引かれていた。
「おっ、頬を染めちゃって、また可愛いね。
じゃあ、続きのファッションチェックは、レコーディングの後という事で、本番にいきましょうか?」
「はい」
「お願いします」
二人は、サブとブースの通路にある重厚な防音ドアを開けて、録音ブースに入った。
「おわっ! 何ですかこれ」
ブースに入って驚嘆の声を挙げる二人の前には、この場所には似つかわしくない物が、目に飛び込んできていたからだ。
「お、それか? それは、今回の曲が子供向けって事で、用意したんだ。どうだ気に入っただろ?」
録音ブースに設置されたマイクを通してサブに届く梨華の声に、和田がサブからマイクを通してブースの中にいる二人に語りかけた。
「何て言うか、明らかに場違いですよね」
現実的なソニンに反して、梨華はその場違いな物に近付き、ガラス越しに見える和田に問い掛けた。
「これ、乗ってもいいんですか?」
「そりゃ、その為に無理やり入れたんだからなぁ。それで存分に楽しんで歌を歌え。
その楽しんで歌う気持ちが、必ずファンに届くから」
「自分達が楽しいから、みんなも楽しんでもらえる。さっすがぁ和田さん。
じゃあ、これに乗って歌っちゃいますね。さ、ソニンちゃんもそっちに乗って」
「う、うん」
楽しげな表情の梨華に促されるままに、ソニンは梨華の隣にある物に乗った。
「なんか、遊園地みたいで楽しいね」
二人が乗ったのは、遊園地にあるメリーゴーランドに設置されているような白い木馬。
正確には、メリーゴーランドの木馬に、本格的な鞍皆具が付けられているのもだった。
「それに、座り心地も最高だね」
しかも普通の鞍と違い、二人が座る鞍にはムートンのような柔らかい毛で覆われ、
直接肌が触れるような今の衣裳でも違和感も無く、鞍がぴったりと股間を包み込んで快適であった。
「それじゃ、その木馬の頭に置いてあるヘッドホンを付けて下さ〜い。そして今から音を出しますから、声の返りをチェックして下さいねぇ」
それから二人は、木馬に跨っている事以外、普段のレコーディングと同じように録音をし、無事に終えた。
「はい、OK! お疲れさん」
「お疲れ様でした」
木馬に乗ったまま、梨華とソニンがガラスの向こうにいるスタッフに頭を下げると、
音は届いてこないものの、みんなが曲の出来に称賛して拍手をする姿が見えた。
「スタッフさん達にも気持ちが伝わって、いい感じに仕上がったみたいだね。早く向こうに行って、出来た曲を聴いてみようよ」
ソニンにそう言った梨華が、木馬の鐙にかけた足を外そうとすると、ブースの中にスピーカーからの和田の声が響いた。
「あ、ちょっと待って。これから、初回盤に収録するボーナストラックの録音をするから、石川は残って。
それと、ソニンはこの後ドラマの収録があるから、録りは明日」
歌入れをする事だけしか聞かされていなかった二人は、驚いた表情で顔を見合わせた。
「ねぇ、ソニンちゃん、聞いてた?」
「ううん、今初めて聞いた。ま、でも、梨華ちゃんだけみたいだから頑張ってね」
ソニンが握り拳を作って梨華の方に向かってガッツポーズをしてブースから出て行くと、入れ変わるように入って来たスタッフが、梨華に一枚の原稿を渡し、ブースから出て行った。
「あの、この紙?」
「そう、それを読んで。いわゆるファンへのメッセージってやつを録るから。
あ、それとこれからの録音は、生の石川梨華をファンに届けるって意味もあるから、読み間違ったり、途中で何があっても最後まで読み切るまで、そのまま録っていくからそのつもりでな」
「えっじゃあ、最後まで……あっ!」
梨華が確認をとろうと問い掛けた瞬間、サブとブースの間にあったガラスにブラインドが降りた。
「これで、こっちを気にする事なく集中出来るだろ? 目の前に大勢のファンがいると思って、いつもの感じで語りかけてくれればいいから。
じゃあ、録音始めるぞ」
梨華は、無勝手なままに進められる事に戸惑いながらも、一人ブースの中で原稿を読み出した。
「こんにちわぁ〜、エプロンズ。の梨華でぇ〜す。
このCDを買ってくれて、ホントにありがとう。梨華はと〜ってもハッピ〜で〜す」
天性の乙女キャラを存分に発揮し、順調に録音を始めた梨華だったが、歌入れの時とは違う違和感を木馬から感じ始めた。
「最近の梨華は、いろんな事に、あっ、挑戦してま〜す」
(ん? 何だろう、今、一瞬、この木馬が動いたように感じたけど……気のせいかな?)
「それは、春になって暖かくなって、はっ、来たからスポーツなんかに興味を持って、えっ、いま〜す」
(ううん、間違いじゃない。この木馬、違う、この鞍が動いてる!)
梨華は、自分の股間を優しく包むような鞍に目を向けると、鞍を覆う柔らかい毛が、震えている事に気が付いた。
しかし、その振るえも微弱で、鞍にあたるあそこや内腿をやわやわとくすぐる程度。梨華は、さほど気にする事なく読み続けた。
「ほら、やっぱり、梨華といえばテニスでしょ?。
もちろん恰好から、あっ、入ろうと……、スポーツ、うっ、ショップに行きましたぁ」
(ああん、さっきより振動が強くなってきてるような気がする)
「テニス、ウェアーを、ふぅん、選んで試着室に、あ、入って、し、試着を、おぉん、したの」
梨華が跨る鞍の振動が次第に大きくなりだし、心の準備もしていない梨華に襲い始めた。
「でも、中に入ったら、は、白衣を、着た女の人が、中に、はぁ、入ってて、うっ、何やってるぅって、あっ、はぁ、聞いたっの」
(はぁ、はぁ、顔が、体が熱いよ……)
「そ、そうしたら、その人がっ、くっふ、何ってぇ、はぁん、言ったと、っふん、みんっな、思うっ?」
全身から汗を噴き出し、生地の薄いエプロンは梨華の思った通りに、体ぴったりを張り付いた。そして鞍から伝う官能の痺れも、梨華の一番敏感な部分に、容赦なく強烈な振動を走らせる。
「あぅん、その、人、あっ、が言うには、あんっ、ここに、いる理由っ、ってのはぁぁ、ダメッ、ひゃぁっ〜!」
木馬の上で梨華は大きく体をのけ反らせ、両手に持つ原稿をくしゃくしゃに握り締めて絶頂に達した。
「くっ、ふぁん、まっまた!? くっくるぅ、あぁん!!」
しかし、一度達して木馬にもたれ掛かる梨華に、鞍は止まる事なく淫靡な刺激を与え続けた。
「あ、あっ、んっ、はぁ、ダメッ、いい、イヤぁ!」
(また、イッちゃぅ……)
二度目のエクスタシーに達し、身震いする梨華を休ませずに三度目の悦楽へと誘う。
「はぁっ、はぁっ、ううっん、またイッくっぁ……」
二度、三度と短時間の内に絶頂を味あわされ、梨華の火照り出してる柔肌は、
神経が剥き出しで、微かな刺激にも反応する、性感帯となりだした。
「はぁ〜ん、ちょっとぉ、お願い、とっ、止めってぇ。おっ、お願い、しますっ。じゃないと、また私」
額には玉のような汗を浮かべ、虚ろな瞳からは涙を溢れ出し、だらし無く開いた口の端から涎を垂れ流す梨華は、
ブラインドの反対側にいるであろうスタッフに向けて、体を震わせながら哀願した。
しかし、そのサブから返って来た声は、あくまでも冷静な口調で、梨華の常軌を逸させる答えだった。
「え? 原稿読み終わったのか? まだだろう? 最後まで読み終わるまで、そのまま録っていくって言ったつもりだけど」
「で、でもぉ、はぁはぁ、このままじゃあ、くっつあ、読めなっいっ、はぁん!」
「ほら早く読み終わらないと、いつまでも録音が終わんだから」
「そ、そんな、事っ、言っても、いやぁ、またイッちゃいそうょぅ!」
「はぁ? 行くってどこに行くんだよ? まぁどこに行っても構わないけど、ちゃんと原稿だけは読めよ。
こっちの姿が見えないからって、遊んでんじゃないぞ」
「あんっ、おかしくなっちゃいそうなんですってぇ、と、止めて、ああ、はぁぁぁぁ、まっ、また、イカされちゃぅぅぅぅ、イヤぁダメぇ〜!!」
梨華が録音ブースに入ってから数時間が経った。
和田らがいるサブのスピーカーからは、梨華の原稿の読む声など聞こえてくる事もなく、嗚咽が交じった淫声が響くだけとなっていた。
「気持ちのこもったファンへのメッセージは、こんなもんでいいか」
そう呟いた和田は、スタッフに何かを耳打ちをし、録音ブースの扉を開けた。
ブースの中に足を踏み入れた和田は、慣れ親しんでる録音ブースの匂いとは違う、むんとした芳香に身を包まれ、一瞬身を引いた。
その一種馨しくもある匂いが梨華から発せられるものだと、既に振動が止んだ木馬にのたれかかる梨華に近付いき悟った。
その匂いは、梨華が好んでつけている香水と、長く流し続けた汗、
そして鞍に貼られた毛に染み込んだ恥水の混じった、甘くもあり饐えてもある、梨華が放つフェロモンと言える匂いだった。
そんな梨華をブースから連れて出す為に、和田が梨華の肩に手を乗せた瞬間、
木馬にもたれかかり、無意識にあそこを鞍になすりつけてた体をビクビクと震わせ、かすれた小さな声で「うっ」と呻き、
何度目かの絶頂に達した事を示した。
和田がほとんど意識の無くなった梨華を木馬からそっと降ろし、嬌乱の新曲レコーディングを終えた。
〈完〉
エプロンズ。日誌
新曲がでるよ?
つい先日、レコーディングしてきました。
今回のレコーディングした曲は、すごく可愛いの。
みんな、楽しみに待っててね。
それと、実は、今度のシングルには
とっても素敵な初回盤特典がついてまぁ〜す!
だから、予約は忘れずにね!!
でも、初回盤を聴いてくれた人が
梨華の事を嫌いにならなければいいな。
あんな梨華を、自分でも信じられないけど
でもやっぱり、あんな事されて
夢見心地になっちゃうのが
本当の梨華なのかな……
バイバイ 梨華でした
皆様、いつもいつも保全していただいてありがとうございます。
遅筆なだけにDS5…
( T▽T)<うれしくて泣いちゃうそうです。
ホントにありがとうね。