名無し1号さんは何処に。
つなぎの意味も込めて
いんたーみっしょん【斎藤・柴田過去物語序章】
中澤家での出来事の翌日!
(デンワダヨー!デンワダヨー!)
村田の携帯が鳴った。
「もしもし、あっ、ののちゃんどうしたの?」
(村田さん、大変なのれす。すぐ来てほしいのれす。)
「大変って、何かあったの?えっ・・うん解ったすぐ行くよ。じゃね。」
その様子を見たいた柴田。
「どうしたの?事件?」
すると村田は笑い出した。
「ふふふ・・ちがうの、ののちゃんがね、テーブル壊しちゃったんだって
それで、今中澤さん出かけてるからその間に直してくれって。」
「あゆみも一緒に行く?」
「うん。」
「じゃ行こうか。まさえ、店番お願いね。」
「あいよー。」
二人は中澤家に向かった。
中澤家に到着すると辻があわてて出てきた。
「村田さん、ありがとうれす、裕ちゃんにばれたら飯抜きなのれす。」
村田と柴田と辻はリビングへ、するとテーブルの足が見事に折れていた。
「どうれすか?直りそうれすか?」
辻は不安そうに聞いてきた。村田は微笑みながら
「大丈夫、すぐ直るよ。」
「良かったれす。お願いするのれす。」
村田は修理を始めた。そこに保田がやって来た。
「ごめんね。手間かけさちゃって。まったくののったら。」
村田は作業しながら
「大した事ないですよ。ほら終わりました。」
辻が嬉しそうに
「さすが村田さんれす、本当にごめんなさいれす。」
作業も終わり保田の勧めもあって四人でお茶の時間、そこで柴田が
「何だか小さい時の事思い出しちゃった。」
保田が聞いた
「何?よかったら、聞かせてよ。」
「はい、私もめぐみ姉ちゃんに同じ様な事してもらった事があるんですよ。」
柴田が村田を姉ちゃんと呼ぶ理由、続きは【過去物語柴田編】で!