120 :
ピープル:
しばらくの間、唇だけが動き続ける。
しかし、あまりの凄さに紺野は辻の為すがままになっていた。
(辻さん…すごい……溶けちゃいそうだよ…)
そっと目を開けてみると甘い目をした辻が目の前にいた。
「あっ……」
紺野の胸を辻がゆっくりと揉み始めた。
思わず声を出してしまう紺野。
「くっ、くすぐくったい…」
笑いながら言っても、辻はほんの一瞬笑みを浮かべただけで、
今度は紺野の洋服の中へ手を入れてきた。
手慣れた動作で上着を脱がせ、ブラをはずし、
紺野は上半身裸にされてしまった。
恥ずかしいのとこれから行われることへの恐怖で、
紺野は目を閉じていた。
その間に辻も自ら服を脱ぎ、一切纏わぬ姿になった。
121 :
ピープル:02/11/07 21:12 ID:/F5fSZD0
「ん…ふ…ぅ……」
また辻が覆い被さるような格好でキスを始める。
「ん!!はぁ……」
堅くなった乳首を摘まれ、紺野の体に快感の波が走る。
なおも辻は乳首への愛撫を続けた。
「はぁ…あぁぁぁ……」
紺野は体をくねらせて快感に耐えてはいたものの、
顔は上を向き、口は開いたままになっていた。
乳首を摘んだり、指で挟んで揺するようにしたりと
辻の愛撫はとどまるところを知らない。
気を抜いていたらそれだけでイッてしまうそうなくらい、
紺野にとっては気持ちよかった。
「き…気持ちいいよぉ…あぁぁ…は…ぁぁ…」
辻はその言葉を聞いて嬉しそうに笑みを浮かべると、
空いている手で紺野のスカートとパンツを脱がせた。
122 :
ピープル:02/11/07 21:12 ID:/F5fSZD0
胸への愛撫を続けたまま、紺野の足を撫でていく。
白く、綺麗な足の付け根から、その柔らかさを確かめるように触れていく。
しかし、秘部には決して触らない。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
快感を受けながらも、焦らされ、微妙な心境の紺野は口を開いた。
「あぁ…つ…辻さん…はぁ…はぁ……」
「ん?」
辻は愛撫を止め、起きあがった。
「あ、あの…どうして…」
「なにがぁ?」
ここでも辻はワザととぼけ、紺野に言わせようとする。
いつも加護にされていたことを紺野に応用してみた。
「何がって…そんなの言えるわけ無いじゃないですか……」
紺野は顔を真っ赤にして俯く。
元々色が白い紺野なので余計に赤く見えた。
「んー…。何して欲しいのか言わないと分かんないよー」
辻は笑顔を見せながら応える。
「そ…そんな……ずるいですよ!」
『ずるい』と言う言葉に少し腹を立てた辻は応えた。
「あ、いいよ。そんなこと言うなら。言わないならここで辞めちゃうもーん」
「え…!?」
もう充分火照った体に逆らえず、紺野は恥ずかしながらも言ってしまった。
「そ…その…私の…大事なところを……」
そこまで続けて紺野は真っ赤な顔で俯いてしまった。
どうやら相当恥ずかしかったらしい。
「紺ちゃん、かわいい〜。分かったよ。ちゃんとやってあげるよ」
「………」
紺野の足を開かせると、辻はそこへ顔を埋めた。