1 :
@@:
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
∧__ __∧ | 新スレ |
,ゝ、)`Y´(_ノ / おめでとうございまーす♪|
∠XoノハヽXフ  ̄\__________/
从 ^▽^)||
<^(_●Y●_> /))
< < 〉】爻【ヽヽ,/ ((
. (_ノl^~▼〕 じ ))
/ /|´ | ((
イ / | l ))
し! ヾ_) ν
3ゲトー
>>1 乙カレー
新居も無事建った事だしこれで、さよ姫さんの小説が安心して読めるよ
さよ姫さん期待してるよ
7 :
さよ姫:02/09/01 14:10 ID:uId0IKX0
>>1 お疲れさま。かおりんさんかわいい絵ですね。
8 :
あ。:02/09/01 19:44 ID:Wc4DSrsI
とゆうことでさよ姫さんよろしく。。
10 :
@:02/09/01 23:39 ID:nbc7WSAt
さっ、ここからまた新たな歴史が始まる。
11 :
:02/09/02 00:00 ID:dK7Hko8q
次の小説はここで書かれるんだな
って早めに来たけどまだない・・・・・
さよ姫さーん!!早く、あいぼんと先生の真・ラブラブモードが見たいよぅ!!
期待してるぞ!!
朝の光が俺の部屋に差し込む...。まどろんだまま、目覚まし時計を見る俺....。
「8...時.半...かあ。」
また、布団にもぐりこもうと寝返りをうつ俺....。
( が....!!!!!)
ふとんを跳ね飛ばす。日めくりの方を振り返る。
「16日!!」
( か、圭織とのデートの日じゃないか!!)
子供の遠足じゃないが、昨日の晩はドキドキしてなかなか寝付けなかったが、まさか寝過ごすなんて!
後30分で駅前じゃあ、自転車を飛ばしても丁度ぐらいだ。やべえ、本当にヤバイ所だった。
俺は、慌てて服を着替えると、転がる様に玄関に向かった。
ドアを開ける。
「あ、あいぼん!!」
そこには、すこしうつむきぎみだが上目づかいにこちらを見るあいぼんがいた。
後ろ手にもじもじと身をゆらせている。
どういう事だ。いつもと全然ちがう、髪を長く長く下ろしている。
やさしい色の口紅がつややかだ....。
青いワンピースには、品のいい植物の意匠....なんか、きれいだ....。
あいぼんは、おどおどと、後ろに持っていた紙袋を俺に差し出した。
「 先生え...お誕生日おめでとう....。」
15 :
さよ姫:02/09/03 00:12 ID:Up4mNfU9
「 プレゼントや....。」
「 あの...これ、あたし作ったんや....。」
あいぼんが、紙袋から取り出したのは、熊のあみぐるみ、以前二人で「Mrビーン」のビデオを見た時、ビーン
の持っていた、ひょろ長い熊の人形...。俺が欲しいと言ったのを覚えていたのか....。
俺はありがたいと思いながらも、圭織との約束に遅刻しそうな為、気分はイライラの極にあった。
形だけでも繕う為、コブシを固め、足踏みを必死に抑えなければいけなかった....
しかしなんてタイミングだ....。
「 あの...前、ビーンのビデオ見たやろ....それでな....あんな....」
あいぼんは、恥ずかしがってまた特別トロく話す。俺は、ぶち切れた。
「 アリガトウッ!! 」
と叫んで、思わずひったくる様に熊の人形を取り上げた。
すると、あいぼんがまだ胴体部分を持っていたせいで熊の首がはずれ、中のビーズが廊下に散乱した。
16 :
さよ姫:02/09/03 00:13 ID:Up4mNfU9
「ああっ!!」
俺は、慌ててしゃがみこんで、ビーズをかき集めようとした。熊の首がくるくるところがった。
見上げると、あいぼんが目を涙でうるませて、ぶるぶる震えている....。
「ああ...ひどい...あああああああ...あああん...あああああん....」
あいぼんは泣きながら部屋の方へぱたぱたぱたぱたと走り去っていった。
「あ、あいぼん....。」俺は、右手を差し出して声をかけたが何にもならなかった。
俺は、紙袋に熊の頭と胴体、拾えるだけのビーズを突っ込むとカバンに入れ、階段を駆け
下りると自転車に飛び乗った。
あとで電話でも入れてあやまろうと考えながら....。
17 :
さよ姫:02/09/03 00:14 ID:Up4mNfU9
泣きながら部屋に帰ったあいぼんは、そのままベットに飛び込んだ。
上に乗っていた、ちゃっぴいが反動ではねあがった。
勇気を出して、プレゼントを渡したのに、先生はまるですごく迷惑そうな顔をしていた。
しかも、あんなにめんどくさそうに引っ張って首まで外れて....
あいぼんは、寂しさと恥ずかしさで心がつぶれそうになり、洋服も脱がずに布団にもぐりこむと
、枕に顔をうずめた。
( 全部、あたしのひとり相撲....恥ずかしい...すごく恥ずかしい....)
息を殺して泣きつづけた....。
(プレゼントを渡すちょっと前に戻りたい....)
真剣に、そう思った。
その時だった。あいぼんの携帯が着メロを鳴らした....。
ユウキからだった。
18 :
さよ姫:02/09/03 00:16 ID:Up4mNfU9
晴天の駅前、噴水が陽光にに照らされキラキラとかがやいている。
空が高い....はるか上空を飛ぶ飛行機もよくみえる。
待ち合わせ場所としてよく使われる、この場所には、すでに多くの若者が周囲を囲んでいた。
( 間に合った....。)
俺は噴水の縁に座って、少々へたっていた。大急ぎで来たせいもあるが、あいぼんにひどい事をし
たと言う自責の念で気分が暗かった。
しかも...しかもだ。さっき携帯が入って、圭織が遅れてくるというのだ。30分程....。
( 慌てる事なかったじゃないか....。)
俺は、噴水を眺めながら肩を落としていた。
何組かのカップルや友人達が相手と合流しこの場を立ち去った。
「先輩っ、先輩じゃないすか...!!」
振り返ると、ユウキがそこに立っていた。黒い皮ジャンスタイルである。
そして、小指を立てると
「これっすか!?」と、ニヤニヤした。
「おうよっ!!」実際、デートだし、ユウキにはライバル心を燃やしているので俺は威勢よく答える。
19 :
さよ姫:02/09/03 00:17 ID:Up4mNfU9
その時だった。
「 お待たせ....。」と言って、圭織が現れた。
「 ごめんなさい遅れちゃって....。」
英国調のしぶいカーディガンにチェックのスカート。
全くスキの無い長い髪と共に完璧なお嬢さんスタイルである。
そして硬い音をたてそうな黒くてつややかなブーツ。まるで英国の女学生の様だ。
実に美しい....。
思わぬ美女の登場に、ユウキは度肝をぬかれた様だ。
俺は、ふふんと鼻息をもらした。
ユウキは俺の耳もとでささやいた。
( い〜いオンナじゃあないすかあ〜。先輩。この鬼畜があ....)
そして俺の腕を軽くつねった。
その時....。
「ユウキ君、お待たせ....。」と、少女の声....。
俺達は振り返る....
あいぼんだった....。
20 :
さよ姫:02/09/03 00:20 ID:Up4mNfU9
本日はここまでです。御愛読ありがとうございます。
あいぼんファンを激怒させる、又リクエストに反するひどい描写が続きましたが
堪忍してください。
PS 私はあいぼんファンです。
切なすぎる。
空気読まずに書くです。
>>さよ姫さん
作者が読者に対して、やたらと小説の内容に触れるのはどうかと
思います。作品の向こうに作者の影が見えるようで、入り込めない
場合があります。
また、他のスレから誰かが小説を探しにやってきた時に、
「作者も読者もキモッ!」って思われて、新規の読者を逃がしている
気もします。
>>読者さん
やたらと作者さんに小説の内容についてあれこれ言わないほうが
いいかと。感想は作品が完結した時にドバッと書けるし。
気分悪いだろうけど、まぁこんなことヤツもいるんだよってことで。
(このスレにはいないんだろうけどね)スルーしてけれ。
23 :
さよ姫:02/09/03 00:54 ID:Up4mNfU9
24 :
@@:02/09/03 01:26 ID:1wLDZfBY
なななななななななななななんと!なんと言う展開でしょうか!(驚)ついに、先生と
あいぼんの歯車が完全に狂っちゃいましたねぇ。(お互い悪気はないのに・・・)
相変わらず次回が楽しみです。
25 :
タコ:02/09/03 01:45 ID:FzDSfQzQ
>>20 さよ姫さんご苦労様です
でも・・・・・あいぼんがせっかく作ってくれたクマの人形をあんな事に・・・・・
傷ついた、あいぼんの心がとうとうユウキに傾き始めたなんて(涙
辛すぎる・・・・・また明日も食事が喉を通らなくなるよぅ(鬱
先生!!このままでいいのか!?
あんなに先生の事を想ってくれた子を放っておく気か!?
男なら体裁なんて気にせずに、あいぼんを奪い返せ!!
もうあとは、さよ姫さんを信じます
次期待してますよ
頑張ってください!!
>>22 気にすんな
26 :
にねぴち:02/09/03 02:12 ID:PW3dxb5i
ここだからこそ出来る素晴らしいパラレル。
眼下に広がる切なき世界は差詰め舞台か、
それとも或る意味脳内サウンドノヴェルか。
無論見方は感性次第で色々。
いや、そんなことはどうでもいいんだ、
この展開を前にしては。
さよ姫殿ご苦労様です、この勢いで!
そしてあいぼむに笑顔をッ!!
27 :
@:02/09/03 06:47 ID:EwHpgH5i
さよ姫移転後初更新お疲れさまです。
これまた凄い展開ですね。デート場所であいぼんと鉢合わせするとは。
これは偶然か狙いなのかは定かではないが。
次回も期待してます^^
後「sage」のやり方覚えたのでこれからは見た後、ちゃんとsageますね。
さよ姫さん、毎度お疲れっす。
かなりキツい展開になってきましたね。
でもここまでのさよ姫さんの小説や書き込みを読んでいれば、
あいぼんを痛めつけて楽しむという趣旨ではないことは分かってます。
その後の展開のために、どうしてもこういうダークな回とかが必要なこともありますよね。
私はさよ姫さんを信じて、続きを期待するだけです。
……でもなるべくあいぼんを早く幸せにしてやってください(笑)
29 :
さよ姫:02/09/03 20:26 ID:KdgPkifr
30 :
:02/09/03 20:36 ID:K9pSvwb3
気長に待つぜ!ъ( ゚ー^)
31 :
あ。:02/09/03 20:54 ID:k4M1TcZB
先生最低だな。
あいぼんかわいそうだぁ。。。。。
がんばれ!
32 :
:02/09/03 21:00 ID:9l7DA9sZ
切ねえー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でも面白すぎ
33 :
@@:02/09/03 22:41 ID:1wLDZfBY
マジで、後藤のミュージカルのやつに応募すれば賞金(200万)もらえるのではと思う今日この頃・・・
34 :
:02/09/04 00:05 ID:Yg2re3SN
fh
35 :
七示唆祖:02/09/04 00:05 ID:Yg2re3SN
tht
次期待して早く来すぎたか
先生とあいぼんに幸あれ
>>36 漏れも待ちきれなくて来ちゃったよ(w
先生しっかりしないと、あいぼんをユウキに食われるぞ!!
あいぼんは、俺とユウキそして、圭織を見ると、一瞬、目を丸くした。
そしてすぐ、うつむいてしまった。
圭織が、(これはどうゆう事?)
とでも言いたげな表情で、俺とあいぼんを見比べてきょろきょろとしている。
噴水横に集まっていたハトが、バタバタと飛び上がった。
圭織が、軽く会釈する。ユウキとあいぼんがペコリと頭を下げる。
最初に口を開いたのはユウキだった。
「 先輩達は、どこにいくんです ?」
「 近代美術館。クレーの展覧会に行くんだ....。」と俺。
「 文化的っすね〜。」
「 ユウキ達は....?」
俺はちらとあいぼんを見る...うつむいたままだ....。
「 俺達は、近場で、ブラブラと...なっ! 」とあいぼんの方を見るユウキ。
こくりとうなずくあいぼん。
俺は、あいぼんから、救いのある表情を引き出そうと、じっと見て微笑んでみる。
でも、あいぼんはじっとうつむいたまま俺を完全に無視した。
39 :
さよ姫:02/09/04 23:46 ID:i7cUL9lZ
おもわず声をかけてみる。
「ねえ、あいぼん、さっきはごめ....。」
「早く行きましょう....ユウキくんっ!」
あいぼんは、俺を遮る様に、ユウキの袖をひっぱりながら言った。
「じゃ、先輩よろしくやってください。」
そういって、ユウキは俺の腰をサラリとなぜた。
「 俺たちもしっぽりやりますから....。」
そういって、ユウキは、中指を立てると舌をぺロリと出してウインクした。
あいぼんに引きずられる様に、人ごみに消えてゆくユウキ....。
とうとう、あいぼんは一度もこちらを見なかった....。
俺は、右手をあげ、ゆるいバイバイをしながら呆然と二人を見送るしかなかった。
そんな、光景を圭織は、腕をくんで眺めて、ニヤニヤしている。
晴天の青くて高い空を、飛行機が ごごご...ご...と飛んでゆく。
40 :
さよ姫:02/09/04 23:48 ID:i7cUL9lZ
県立の近代美術館は、俺達の町から私鉄に乗って3つ目の、郊外の緑地公園にある。
駅から真っ直ぐ美術館へと続く、並木道。
みずみずしい緑の木々が、さわやかな風にあおられ豊かに波うっている。
俺と圭織、ここまでろくに会話らしい会話が無かった。
デートにこぎつけたはいいが、俺は彼女の事をほとんど知らないのだ。
俺は、幾度となく、圭織をチラと見る。
陽光に輝く長い髪は、金属を思わせる程すきがなく、肩から背中へと優雅にウエイブしている。
硬いブーツをコツコツコツと鳴らして優雅に歩く。
英国調のファッションが心憎い程の美しさだ。
この、石畳、この緑こぼれる並木はきっと、彼女の様な人を想定して作られているんだろう...
そんな妄想を抱かせる程....。
この娘は、本当に俺がつれて歩いている娘なんだろうか?俺はふと不安になる。
お嬢様なんだな....俺との生き様の違いが全身を覆いつくしている。
並木を抜けて、近代美術館前の広場に出る。
真っ白な、コンクリートの敷地に、幾何学的なガラス張りの、ポストモダン建築が、雲ひとつない
青空を突き刺している。
「PAUL KLEE 展 」壁面に懸垂幕が下がっている。
立ち止まった俺を見て、圭織が振り返る....。
「どうしたの....?」
「あ、ああ、なんでもない...」俺はぽつりと言う。
41 :
さよ姫:02/09/04 23:49 ID:i7cUL9lZ
駅前通りのハンバーガーショップ。通りが見渡せる二階席に座っているユウキとあいぼん。
普通4人席に2人なら、正面に座るだろうに、ユウキはあいぼんのとなりに密着している。
あいぼんが引くと引いただけユウキがにじりよるもんだから窓際に追い詰められてしまった。
「 ねえ〜あいちゃんは初Aはいつだったのお〜 」
「 キ...キスは中1やな....。」と答えるあいぼん。
実はやった事ないのだが、ユウキにはなめられたくないと思ったのだ。
「へえ〜っ。相手は、ひょっとして先輩!?」
「ち..ちがうわ。ひと夏のアバンチュールやな、もう相手も忘れたわ。」
変に大人ぶってみる。
キスかあ、この前、先生をだまくらかして、ほっぺたにやったぐらいだなあ。
びっくりして、立ち上がった先生の顔を思い出すあいぼん....。
ユウキはふ〜んと言ってさらににじりよる。
「相手は果報者だなあ。あいちゃんの、くちびるを奪うなんて....。」
そして、あいぼんの手をそっといやらしくなぜる。
「まあ、ちゅうぐらい挨拶みたいなもんやな。未経験やと重いし....。」
あいぼんの大人ぶりっ子がエスカレートする。
「そうだよ、挨拶みたいなもんだよな。そうだよ。あいちゃん。」
色事には、ユウキはあいぼんより一枚も二枚も上手である。
42 :
さよ姫:02/09/04 23:51 ID:i7cUL9lZ
本日はここまでです。お待たせいたしました。
43 :
:02/09/04 23:57 ID:8dGAPBih
更新キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
アイボン・・・どーなるんだろ
まさか最後まで!?
先生の回想みたいな感じになってもいいと思ってたりする・・・
44 :
@:02/09/05 00:05 ID:43XikPSa
さよ姫お疲れさまです
この後の両者の展開が楽しみですね。かおりんは何かさっしたようだけど。
ていうか見てる途中でフリーズした(T^T)
45 :
タコ:02/09/05 01:41 ID:BQCVd4RD
>>42 さよ姫さんご苦労様です
何か圭織が先生の心を察してくれて非常にホッとしました
あいぼんも強がってるけど、やっぱり先生の事が忘れられないんだな・・・・ってちょっと安心しました
前回の鬱な展開と違って今回の小説は何故か希望が持てそうです
いつか二人が再び笑顔で会える事を祈ります・・・・
次も期待してますよ!!
46 :
@@:02/09/05 07:11 ID:K8sWA5h5
どうもです。学校が始まって何かと忙しく、なかなか見る暇がなく遅くなってスマソ
あいぼん。あんまり大人ぶりすぎてもユウキに・・・。
次回も楽しみに待ってます。
47 :
:02/09/05 21:37 ID:gXxzf6ZL
あーもー気になってやばい
やっぱり天才ですね
>>42 さよ姫さん、ありがとうございます
あいぼんも無理して・・・・・・
やっぱり、あいぼんは先生と一緒にいる時が一番安心できるんだね
そして先生!!かおりんも既に気がついてるぞ!!
勇気を出して、あいぼんを奪い返してこい!!
次回、期待してるぞー!!
49 :
:02/09/05 23:59 ID:S/N83Df0
ヤハリマダカ
明日読むかな。さよ姫さんも大変でしょうがガンガッテ下さい
50 :
@@:02/09/06 00:06 ID:syMjTWcP
前にも書きましたが、本当にここの小説を読むと、他のが糞くらいになっちゃいますなぁ・・・
またいつでも読めるように、メモ帳にでもコピペして、自分なりに保全しようと思ってるヲレ。
美術館の前で立ち止まる俺、きょとんとする圭織。
なんて事ない、公園をゆく人々中に、あいぼんとユウキに似たカップルを見ただけだ。
こんな所にいる訳ないじゃないか....。
俺と圭織は美術館のだだっ広いロビーに入り、受付でチケットを差し出すと中にはいった。
(それにしても....。) と俺は考える。
今朝、泣かせてしまったあいぼん、鉢合わせした時、俺を完全無視したあいぼん....。
デートと誕生日が重なったおかげですっかり変な事になっちまったな、俺は心の中であいぼん
への言い訳をうじうじと反芻していた。
あの一件のおかげでせっかくの「楽しい」デートの気分が台無しじゃないか、
....でもそれだけが原因だろうか?
「....私がクレーの好きな所は、幾何学的構造の中に詩的な要素をみごとに融合させてみせた事
なの。彼はバウハウスで教授をしながら、丸とか三角とか四角、線の様な幾何学要素による芸術
の再構築を目指したけれども、ベースにあるのは常に詩的感情だったわけね....。」
圭織はさすが、自分の好きな画家の展覧会だけあっていささか興奮ぎみにとうとうと語る。
クレーの絵は、幾何学図形を多様した抽象画ばかりだった。俺の様な芸術オンチにでも分かる具象画
...分かりやすい絵は、最初期の作品ぐらいだ。
(しくじった....。)
圭織にあわせて、にわか芸術家を目指して図書館で画集を借りて「予習」したつもりだったが全然役立ちそう
もない。
52 :
さよ姫:02/09/06 00:48 ID:EvzTiZFY
(そういえば....。) 俺は考える。
俺の部屋で、あいぼんを膝に乗せて画集をみたっけ....。
ゴヤの名画を見て、スケベな西洋貴族の話をした時の事を思い出しておれは一人思い出し笑いをした。
「....で、これなんかどう思う?」
急に圭織に質問をうけて俺はギクッとした。「ルツエルン近郊の公園」と言う絵を指差している。
「めったに見れるものじゃあないわよ。」
かなり有名な絵らしい....。
パステル調のの色の中に、黒い線がいくつかひいてあるだけだ....。
俺はぐるぐる考えたあげく
「マンションの応接間とかに合いそうだ...な....。」とぽつりと答えた。
陳腐な答えに圭織は明らかに失望したらしい....それ以上聞こうとしなかった。
(もしも、あいぼんだったら....。)俺は考える。
(友達のあさみちゃんの方が上手やな。とか言うんじゃないかな。ふふふ....)
俺達は、第一展示室を出て中央の休憩所に出た。床といい壁といい真っ白な大理石だ。
天窓から陽光がさんさんと降り注いでいる。円形の赤いソファに俺と圭織は座る....。
間がもたないので、俺は自動販売機でアイスコーヒーを買ってきて圭織に手渡す。
「ありがとう....。」圭織はそう言って紙コップに唇をつけた。
53 :
さよ姫:02/09/06 00:50 ID:EvzTiZFY
眼前には巨大なマルチビジョンがあり、BSの番組だろうか天文関係の番組を映し出していた。
流星に関する番組らしく、高感度フイルムでとらえられた流星が次々と流れてゆく。
テロップに、流星雨の名前が出る。
ああ、これは何年かまえ、日本でも見えるといって大騒ぎした流星雨だ。
あいぼんと俺は、ワクワクして下宿の屋根に上がって何時間も夜空を見ていたんだ。
でも、都会の明るさと地理条件からあんまりみえなかったんだ。
(南半球だったら結構見えたんだなあ....。)俺はぼんやり考える。
54 :
さよ姫:02/09/06 00:51 ID:EvzTiZFY
「じゃあ....俺もあいちゃんに御挨拶しちゃおうかな〜」
そういって、ユウキは、あいぼんの髪をかきあげるとくちびるを強引によせてきた。
あいぼんはとっさに、ハンバーグのトレーを間に挟みこみブロックした。
ゴツ...とおでこをぶつけるユウキ。
「あいちゃんの、そういう所がまたいいんだよね〜」とおでこをさするユウキ。
いくら客が少ないって、バーガーショップでこんなことする?
あいぼんはいささかびっくりした。
「話題を変えようか....。」 ハンバーグをかじりながらユウキは言う。
「で、Cの経験は、あんの?あいちゃん?」
あいぼんはがくっとした。全然流れかわってないじゃないか....。
「まだよ。」 さすが、見栄をはってもそこまで嘘はつけない....。
大人ぶりっ子もここまでである。
55 :
さよ姫:02/09/06 00:52 ID:EvzTiZFY
「ふう〜ん。であいちゃん年いくつ?」
「14や。」
「そう....14かあ、遅すぎもなし...早過ぎもなし....か....。」
と、ユウキは意味深に顎をなでる。
「でもステップアップは早いに越した事はないなあ。ねっあいちゃん?」
「ねえ、あいちゃん俺を踏み台にして次のステージにあがらないか?」
ユウキはたたみかける様に言う。
何いってんねん。つまり関係を持てって事!?初デートで普通そんな事言う?
唖然とするあいぼんだったが、ユウキの「ステップアップ」と言う言葉だけは気に入った。
最近、特に今日、先生の表情、言葉一つにもボロボロになってしまう自分がほとほと情けなか
った。大人になりたい。失恋しても、肩をすくめるだけで立ち直れる自分、強い自分になりたい。
もし....が「ステップアップ」「次のステージ」のきっかけになるんだったら....。
あいぼんがそう考えた時だった。
部屋に備え付けのBSTVが、天文の番組をやっているのが目にとまった。
テロップを見ると、見慣れた名前の流星雨。以前先生と二人で屋根に上って見たんだったな。
でも、ほとんど見えなかったんだ。でも....素敵な甘い思い出だ。
大切な....大切な....思い出だ。
(見えるとこならかなり見えたんだなあ....。)あいぼんは思った。
56 :
さよ姫:02/09/06 00:53 ID:EvzTiZFY
本日はここまでです。ご声援全部よんでます。ありがとうございます。
57 :
タコ:02/09/06 01:45 ID:3PPhia1y
>>56 さよ姫さま、ご苦労様です
今まで辛くなる様な話を読んでたせいか、昨日と今日の話を読んでだんだんと安心できる様になりました
同じ思い出で同じ事を想う二人・・・・・
もう運命の赤い糸で結ばれた二人ですね!!
次に激しく期待してます!!
更新お疲れ様です。
59 :
@:02/09/06 07:25 ID:FzYp7+9b
さよお姫更新お疲れさまです。
ちょっと先生意識過剰になりすぎなような。でも、しょうがないんすかね。
次回も楽しみにしてます。
60 :
:02/09/06 20:51 ID:/V9jdL/c
なんか終わってほしくないのは俺だけだろうか
61 :
名無し野郎:02/09/06 21:40 ID:dxFoO2AS
でも終わらないのが一番悲しい
今夜の更新はまだそうだな・・・
62 :
すげーっ!:02/09/06 21:55 ID:F2k1owVI
とんでもないすれをみつけてしまったっ!
モー板に居着いて長いけど
これほどの良スレは初めてだ。すんげぇ、すんげぇ。
深海の奥底に(失礼?)、すごい宝船を発見した気分。
さよ姫さんが、頭抜けて優れた物語作家であることは
もはや公認のようですので、今さら庵が云うことは何もありません。
紺野あさ美ヲタですが(w)、次回楽しみにしてます。
それにしても、今読んでる
金出して買った小説より面白いって、どういうこと?
>>56 さよ姫さん、ありがとうございます
ユウキに迫られる、あいぼん・・・・・・・
ダメだぞ!!絶対に誘いに乗っちゃいかんぞ!!
でも何だかんだ言いながら、二人共心は通じあってるんだなぁ・・・・・・・
私も今回の小説は読んでて少しだけホッとできました
次回も楽しみにしてます
64 :
@@:02/09/06 23:38 ID:syMjTWcP
ややゃ!関係回復の糸口が見えてきたか!? 希望の光がかすかながらに見えてきたか!?
ただ、あいぼん。ユウキの口車に乗せられるなよ!
もはや完全に「さよ姫の世界」に入り込んでしまった・・・
次回も楽しみに待ってます。
展示会場を出る俺達....。
美術館に併設の書店には、美術関係の書籍、洋書などがずらりと並んでいる。
圭織にとって興味深い書籍がいろいろあった様で、圭織は、つぎつぎと洋書をとりだしては
熱心に読み始めた。圭織はかなり没頭する性質らしい。
話しかけるのもはばかられた俺は、何か興味を引くものは無いかと、書店内を見回した。
ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂のポスターがあった。
半裸の群像が天空を飛び交う「最後の審判」だ。
(このおっさん、フンドシ一丁で何、気取っとんねんな 。)
あいぼんは、この名画を一笑の元にかたずけたんだ。
(この作者ホモの気があるんちゃうか?)
そんな事もいってたな....。なんかなつかしい。
文庫本のポスターがあった。俺が以前好きだったアイドルA子が文庫本を持って微笑んでいる。
俺が書店のバイト先でもらったヤツと同じヤツだ....。
長い髪、モデル風のプロポーション、大きな瞳....意識した事はなかったが、
とても....圭織に....似ている。
(俺はA子の面影を重ねていたのかもしれないなあ....。)
俺はふと思った。
66 :
さよ姫:02/09/06 23:41 ID:kkZQQiDM
このポスターを俺は二枚もっていた。そして、一枚はあいぼんが持ってかえったんだっけ。
ファンだとかいって....。
でも、なにか、なにかを思い出させる...この長い髪型、この植物をあしらった青いワンピース。
( あ....!!)
俺は、思わず手のひらで口を押さえた。
( 今朝のあいぼんのファッションだ....!!プレゼントを渡しに来た時の....!!)
俺は涙がじわっと湧いて来たのを感じた。
あいぼんは、このポスターを見て、見よう見まねで服を買い、髪を下ろし、口紅をひいたんだ。
( ばかだなあ....全然、似ても似つかないじゃないか....ばかなあいぼん....。)
( ば...かなあいぼん....。)
( あいぼんは彼女なりに今朝、勝負をかけていたんだ...なのに俺は....。)
67 :
さよ姫:02/09/06 23:42 ID:kkZQQiDM
圭織はこの書店で洋書を一冊と、
併設のミュージアムショップでクレーの絵はがきなどを買った。
二人は美術館を出て、カフェに入った。
美術館のムードに合わせたコンクリの打ちっぱなしの、ガラス窓の広い作りだ。
圭織はエスプレッソ、俺はアメリカンを注文した。
全面のガラスの向こうは、みずみずしい緑の木々がざわめいている。
白い光が部屋一杯に差し込んでいる。
コーヒーカップを持ち、窓の外を眺める圭織はまさに一枚の絵だった。
二人は、展覧会の感想や、とりとめのない話をぽつり、ぽつりと言葉少なに語った。
時間を経るにつれ相手がだんだん無口に、だんだん放心してゆくのに気づいた圭織....。
圭織は、かちゃり...とカップを置き、ふう〜っとため息をつくと言った。
「あなた....あの子の事、思い出してるでしょ?」
68 :
さよ姫:02/09/06 23:44 ID:kkZQQiDM
本日はこれだけです。ご声援ありがとうございます。全部読んでます。
はげみになります。
69 :
@:02/09/06 23:45 ID:WjBCW96T
さよ姫お疲れさまです!
あのあいぼんの格好はA子の格好を真似てたんですねー。
ホント面白い設定だ。
次も期待してます^^
さよ姫さん、更新有難うございます。
なんか...早くも、涙があふれてくるんですけど...。
何かマジやばそう...。
71 :
@@:02/09/07 00:49 ID:MLcVg7Fu
先生もやっと気づいてきたって感じですね。圭織は、ちゃんと分かってくれてるようですから、後は先生しだい。今後がますます気になる。圭織の最後のせりふに先生はなんと答えるのか!?
72 :
名無し5級:02/09/07 00:51 ID:lZHZ0ctT
毎度お疲れ〜っす☆(←馴れ馴れしくてすんません)
いいですねえやはり。あいぼんの魅力を損なわずうまく出せてるというか…。
あいぼんが近くにいたらこういうことしそうだなと思えるのがヨイです。
それにしても圭織…大人ですねえ…。
自分が圭織の立場だったらとうにブチ切れてます(笑)
73 :
に:02/09/07 01:12 ID:hyHAFKFu
いつも読まさせていただきありがとござっす。
たんぽぽ聞きながら徹夜残業中の俺には刺激が強すぎる!
・・・くらい心に響く!
一刻も早く2人とも幸せロードへ旅立って欲しいと思いつつ
もうちょっと引っ張って欲しいような…。
ってゆーか、だんだんあいぼんの現実と物語の区別がつかなくなってきた。
age
75 :
名無し一家:02/09/07 09:11 ID:k4Lak9RP
sage
76 :
春日:02/09/07 18:43 ID:SB1BJJ1c
あいぼん頑張れ!
78 :
さよ姫:02/09/07 19:53 ID:7MMyauWF
いつもありがとうございます。休みなので返事かきます。
いつもは、更新だけで手一杯ですが....
>>57 タコ様 引き続きご愛読ください。
>>58 ありがとうございます。
>>59>>69@様ここからが一番描写困難な部分です。うまくいくかなあ..
>>60 私もちょっとさみしいです。
>>61 せつないせつないでずいぶんひっぱりましたからねえ....。
>>62 すげー様 はじめまして、読んでいただいている方々に育てられて
ここまで来ました。お時間あれば、レスも全部読んでみてください。
私もこんこん好きですよ。
>>63 いつも熱いレスありがとうございます。
>>64>>71 @@様 私も妄想しすぎて、頭の中に川辺の街が出来てしましました。(w
>>70 泣くのはちょっと早いですよ....。
>>72 私もあいぼんイメージ壊したくないですからねえ....。
>>73 に様 お仕事がんばって下さい。わざとじゃないですが、タンポポに
ヒロイン二人が入ってるんですね。
>>76 春日様 あいぼんがんばれ。
79 :
:02/09/07 20:44 ID:j4Su3ikf
あ――――これほどの良スレ
久々だな本当
「あなた....あの子の事、思い出してるでしょ?」
俺はふいをつかれて絶句する。図星だった。
俺はさっきから、事あるごとにあいぼんの事ばかり考えていた。
俺は、とっさにうつむく....。
ガンッ!! 圭織がテーブルの脚をヒールで蹴った!
俺はびくっとし、目を丸くして圭織を見る。カップのコーヒーが、波打ってすこしこぼれた。
「 あなたたちを見ているとイライラするのよ!! 」
そして、ヒールをくるりとひるがえすと、足組みして俺をにらんだ。
そして、バックから細身の煙草を取り出し、くわえると、銀のライターで火をつけた。
その一連の動作は優雅で手馴れたものだった。
ふ〜っと煙草の煙を吐く圭織....。
「 あの子何日も弁当屋に来ては、あたしの事偵察に来てたわよ!あなた知ってるの?」
「 昨日も....おとといもよっ。....どういう意味かはわかるわね?」
そう言って、圭織はライターで、ガラステーブルをカンカンとたたく。
俺は、まるで怒られている生徒の様に背筋を伸ばす。
「い....いや....知らなかった。初めて聞いた....。」
81 :
さよ姫:02/09/07 23:41 ID:mqigdL8c
圭織は続ける....
「それで、あなたの方が、どうでもいいかって思うと、さっきの噴水の時の様子....。」
バンッ、と手のひらでテーブルをたたく。
「未練たらたらじゃあないの!!」
「 しかも.... 」
圭織はガラスの灰皿で煙草の灰をぽんぽんと落とす....。
「 他の男につれられちゃったじゃあないの!!あの子!!」
「 どうする気? ええ? あなた!!!」
「 ど....どうするって....。」 困惑して、視線を中に浮かせる俺....。
ゴツッ...圭織はヒールで俺の脛を蹴った。
イテテテと膝を飛び上がらせたもんだから、コップが倒れ水がこぼれた。
「 男でしょう!あなた! 」 圭織は叫んだ。
こぼれた水と氷が、陽光に照らされてキラキラと輝いた....。
82 :
さよ姫:02/09/07 23:42 ID:mqigdL8c
駅に続く美術館前の並木道を並んで歩く俺と圭織....。
ヒールの音がコツリ....と止まる。立ち止まる圭織....。
「わたしはここで....。」圭織はつぶやく。
さわさわさわ....と並木を風が渡ってゆく....。
「駅にいかないのか....?」 問いかける俺。
「 いけない....。 」 そして、さっきとはうって変わって、やさしい微笑み。
....俺はその意味を察した。 こころがうずく....
「ちょっと、さみしいな....。」 これは今の本当の気持ちである。
「あなた disillusion って言葉知ってる?」 圭織が急に妙な事を言い出す。
「ディスイリュージョン?」 ふいをつかれて俺の頭は真っ白になった。
83 :
さよ姫:02/09/07 23:44 ID:mqigdL8c
「そう、disillusionよ。日本語に約すと、(幻滅)の意味。disは否定の意味、illusionは、幻の意味よ。
すなわち、人が幻滅する時、その人は元々幻をもっていたという事なの。だから、幻滅するという事は
決して悲しむべき事じゃあない。むしろ、幻に気づく成長のきっかけになる事なの。」
「そう....だから、イリュージョンすなわち幻が滅した事はある意味いい事なの。」
俺は呆然として立ち尽くす。なにを言ってるんだか分からない。
圭織はさらに続ける。
「よく似た表現に(あきらめ)があるわ。あきらめるというと否定的に考えがちだけれど。昔は「明らめる」
と書いていたそうだし、その人にとっての事態がはっきりする点で、disillusionと同じく、積極的な
事だと考えるべきじゃないかしら。だから、あなたも事実、心の真実に目覚めてdisillusionする事も
大切じゃあないかしら....。」
そう言いながら圭織の目はだんだん中を泳ぎだした。若干より目になってきている。
電波交信中の様に....。
わ、訳わかんねえ。でもなんかいい事言ってるような気もする。つまり、がっかりするなって事か?
困惑して立ち尽くす俺....。
84 :
さよ姫:02/09/07 23:46 ID:mqigdL8c
その時....。
圭織が急に顔を寄せてきて....
そして....俺の頬に、やさしく口ずけた....。
「 あ....」声を上げようとする俺の口元を圭織はひとさし指でふさいだ。
そして....
「勘違いしないで、これは、チカンから助けてもらったお礼よ。」
「あの時....あなた、ちょっとかっこよかったわ....。」
と言って微笑んだ....。
そして....
「さよなら....。」
そう言って、圭織はくるりと後ろを振り向くと、俺と逆の方向へ歩き始めた。
長い髪を揺らせながら並木道を去ってゆく圭織....。
俺は、殆ど直角に近い程、腰を折り頭を下げて見送った。
俺の考えていた人とは全く違う人だったけど....。
佳織さんは、やはり美しくそして....とてつもなく優しい....。
長い並木道....どんどん小さくなってゆく圭織....。
( さようなら...俺のイリュージョン....。) 俺はつぶやいた。
85 :
さよ姫:02/09/07 23:47 ID:mqigdL8c
本日はここまでです。御愛読感謝いたします。
86 :
@:02/09/07 23:49 ID:YCMa62R9
さよ姫お疲れさまです!
う〜ん圭織さん素敵(笑)
次回作も期待してます^^
乙。
84上から3行目 口ずけ→口づけ
下から3行目 佳織→圭織
ですね。
さて、あいぼんとユウキはこのあとどうなってしまうのか!
次週。驚愕の事態が!!
88 :
@:02/09/07 23:55 ID:YCMa62R9
>>87 おいらもそこは気付いてたけどあえて言わないようにしてたんですが(^^;
打ち間違えはありますよ。
89 :
さよ姫:02/09/08 00:02 ID:8fPCLl6Z
>>87 とほほほ...よくみてるなあ。しかも結構大事なとこで間違ってる。
90 :
名無し5級:02/09/08 00:14 ID:+BnFWPDA
お疲れ〜!!
さすがかおりん交信中だ。
個人的にはベタに先生がかおりんを捨てあいぼんの元に走る決断をする…
そんなのを期待してたけど、かおりんカッコ良かったからいいや♪
カッコイイ先生期待しますよ。何しろあいぼんの思い人なんだし、そうであって欲しいです。
>87
>次週。驚愕の事態が!!
MUSIX風ですな。なんか目をむき出した三田コーチの顔が浮かんじゃったよ…(=д=;)
…関係無いんですけど、そういやAHの始まる直前の予告編で
あいぼんが『いや〜〜〜〜っ!!』って絶叫したシーンがあったけど、
アレってどうなったのかなあ…。一度だけ見落とした回があったんで
もしかしてその時に…??でもあいぼんが絶叫するほどからんだ回が無かったような…。
スレ違いでスマソ。ドラマでアレやるのをずっと楽しみにしてたんで…。
91 :
@@:02/09/08 00:21 ID:HAPl0gE9
はじめ圭織がおこったときはびっくりしたけど、圭織もちゃんと考えてくれてますね。先生のこと。
これで先生も「あいぼん一直線になれます」もっとも圭織との分かれは少しさびしかったような
気もしますが・・・ あと、問題はユウキ。あいぼんも、ユウキに押されっぱなしでしたが先生、すぐに
迎えに行ってくださいね。そろそろ最終回か? それとももう一山あるのか?
次回も楽しみにしています。
92 :
さよ姫:02/09/08 00:41 ID:vyrcDNaF
深夜のはげまし、ありがとうございます。
>>88 あたたかい、フォローありがとうございます。
かおりんの表現、思い切ったので、反響ドキドキ。
>>90 あいぼんの「いや〜」私も見ましたが、何だったんでしょうね?
AHちょっと痛い展開ですね。みていてつらいわ....。
>>91 いつもありがとうございます。
この回直後の内容に関する事なので、なんにも言えませんねえ。
がんばります。
93 :
に:02/09/08 01:13 ID:vzJdgOhO
圭織に怒られる先生のように
あいぼんにきつくしかられたい!
しかったあとふてくされて寝るあいぼん
そっと横に添い寝する俺。
しばらくして、軽い寝息の中、
突然ごろんと寝返りを打つあいぼん。
大きく振られた腕が顔面にヒット!
柔らかいが重量感のある痛み。
さらに桜庭の目をつぶしたミルコ並みのキック。
幸せな痛さ。
生きてることを感じる痛さ・・・。
嗚呼あいぼん、俺の抱き枕になってくれ〜。
おっと、話がそれてしまった。
しかし読めそうで読めない展開、実にすごい。
単純そうで奥の深い展開、期待はふくらむ一方です!
94 :
前スレ1:02/09/08 02:45 ID:8zWe46Uo
さよ姫さん、みなさん
良スレに育ててくれてありがとうございます。(あと前スレageてすいませんw)
このスレもpart2になったことなのでスレ1の名前はこれで終わりにしておきます。
これからは名無しとしてレスしますのでよろしくお願いします。
95 :
タコ:02/09/08 03:13 ID:a2wR207m
>>85 さよ姫さんご苦労様です
しかし圭織のヒールキックは読んでて気分がスカッとしました(w
圭織の説教もあった事だし益々今後に希望が持てるような気がします
だんだんと胸のつかえが取れてきたよ・・・・
後は・・・・先生が、あいぼんの気持ちに答えてやる番だ
あんな酷い事したんだから、ヨリ戻したら愛のこもった抱擁とキスしてやれよ!!
次は激期待してるよ!!
96 :
さよ姫:02/09/08 07:16 ID:9SSDnpgP
>>93 Mの気がある様ですね。(W このスレはそもそも、こういった
各自の妄想をぶつける(私含)場所だったのでこれもいいんじゃ
ないかと......
>>94 前スレで昨晩おさそいしましたが、さっそく来ていただきありがとう
ございます。あなたが立てていただいた場所を、のっとりつづけている
状態ですので恐縮です。
>>95 この圭織、うまく表せたか心配なので、ほっとしました。
ラスト近いです。今しばらくおつきあいください。
こんこんヲタと云います。
前回は「すげーっ!」と名乗っていましたが
あまりにも頭悪そうなので、替えました。
さよ姫さん、丁寧なご返事、ありがとうございます。
執筆だけでも荷が重いでしょうに、恐縮でやんす。
さてさて物語も、ついに佳境に差しかかって参りました!
とりあえず感想は、終了するまで自粛しときます。
わざわざ駄文で、スレを汚す事もないでしょう。
とゆー訳で、さよ姫さん、最後までがんがってくだしい!
98 :
:02/09/08 20:18 ID:XdJelQzH
さよ姫さんがんがって
俺にはそれしかいえない
99 :
さよ姫:02/09/08 21:57 ID:9SSDnpgP
>>97 作品終了後、また感想お聞かせください。
>>98 ありがとうございます。今晩も更新します。
100 :
名無し募集中。。。:02/09/08 22:34 ID:Zll13IyI
100
夕刻になろうとしていた....。昼間と違って、薄っすらと暗い雲がかかってきていた。
圭織と別れた俺は、川辺の町へと帰る電車に乗っていた。あと、一駅だ。
俺はドアにもたれて、流れてゆく風景をぼんやりと眺めていた。
遠くに圭織の住む「高台」が見える。街灯がぽつりぽつりとついている。
不思議なあこがれを生むあの丘....。
今になって気づいた。圭織を思う気持ちとあの高台を眺めている気持ちがとても似ている事に。
俺のあの思いは、「一つ上」の暮らしに対する憧れに彩られていたのだろうか?
カバンに入った紙袋を見る。中には、見るも無残な首のはずれた熊のぬいぐるみ。
あいぼんのやさしさを踏みにじった動かせない証拠....。
熊のぬいぐるみを編んでくれたやさしいあいぼん。
俺の好きなアイドルA子のファッションをまねしてきた、かわいいあいぼん。
俺の誕生日を祝ってくれた、たった一人の人...かけがえのない...あいぼん。
俺の心の中に一つの想いが泉の様に沸きあがってくるのを抑える事が出来なかった。
駅に近づいた...電車がスピードを落としはじめる。
102 :
さよ姫:02/09/08 23:12 ID:DEN9+GGO
首の取れた熊のぬいぐるみを取り出してみた俺は発見する....。
首の中にビーズとは違う赤いものがキラリと光っている事に....。
指でつまみだしてみる。
それは....。
....赤いガラスで出来た小さなハートだった....。
俺は、口元を手で押さえる。
頬をあついものが流れたのが分かった。
俺の想いは完全に一本の激流となった。
電車が駅につく。俺は開こうとする自動ドアを手でこじ開ける様に飛び出た。
そして、改札を転がる様に街に出た。
夕刻の街を行き交う人々や車を前に、俺は一人激しく足踏みをし、左右を見渡した。
(ユウキは「近場」っていってたから、この街のどこかだ。でもいったいどこに....?)
その時、曇っていた西の空の一部の雲が切れて、輝く異様な物体が顔をだした。
それは....真っ赤な満月であった。
「 あっ...」 俺は思わず声をあげる。
103 :
さよ姫:02/09/08 23:15 ID:DEN9+GGO
首の取れた熊のぬいぐるみを取り出してみた俺は発見する....。
首の中にビーズとは違う赤いものがキラリと光っている事に....。
指でつまみだしてみる。
それは....。
....赤いガラスで出来た小さなハートだった....。
俺は、口元を手で押さえる。
頬をあついものが流れたのが分かった。
俺の想いは完全に一本の激流となった。
電車が駅につく。俺は開こうとする自動ドアを手でこじ開ける様に飛び出た。
そして、改札を転がる様に街に出た。
夕刻の街を行き交う人々や車を前に、俺は一人激しく足踏みをし、左右を見渡した。
(ユウキは「近場」っていってたから、この街のどこかだ。でもいったいどこに....?)
その時、曇っていた西の空の一部の雲が切れて、輝く異様な物体が顔をだした。
それは....真っ赤な満月であった。
「 あっ...」 俺は思わず声をあげる。
104 :
さよ姫:02/09/08 23:18 ID:DEN9+GGO
カラオケボックスの個室で、曲名リストの分厚い本を見ているユウキとあいぼん。
蝶ネクタイの細身の店員が入ってくる。
「当店はワン、ドリンク制になっておりまして....。」
「わたしはジンジャエール」 とあいぼん。
「俺、ビールとポテト持ってきて。」 とユウキ。
店員が外に出てゆくと、あいぼんは言う。
「ねえ、ユウキくんってまだ未成年じゃないの。」
「重いっ。重いよ!!あいちゃん。法律なんで破られる為にあんだよ。」
そう言って、あいぼんの横にどっかりと座ると、耳元でささやいた。
「あいちゃんもオトナにならないとなあ....。」
そういって、あいぼんのうなじに熱い息をふきかける。
あいぼんは硬くなって脚を閉じ肩をすくめて下をむいている。
ユウキは、あいぼんを抱える様に肩を抱くそして横目で盗み見る....。
105 :
さよ姫:02/09/08 23:19 ID:DEN9+GGO
今日のあいぼんは急にさそったわりには妙にめかしこんでおり、長くおろした髪もかわいかった。
( 今日は「イケル」かもしんないなあ....。) ユウキの野生のカンが鋭く働いた。
青いワンピースからのぞく白い胸元、よく発達した胸や腰つきも魅力的だ。
おとなし目のあっさりしたワンピースが、変に意識した服よりも、若くて充実した彼女の体のラインを
表しており扇情的である。
ユウキはあいぼんの白い膝へとゆっくり手をのばし始めた。
その時....ガャリとドアがあいて、店員が飲み物を持ってきた。
( チッ....)ユウキは舌打ちをした。
106 :
さよ姫:02/09/08 23:21 ID:DEN9+GGO
俺は夕刻の駅前噴水の前で空を見て、立ち尽くしていた。
真っ赤な満月....真っ赤な満月。
今、一番見たくないもの、一番思い出したくない事を連想させずにはおかない真っ赤な満月。
ユウキが俺の好きだったバイトの女の子を一晩でモノにした、あの忌まわしい晩に出ていたのと全く同じ
赤い月....。
それからあいつは、あの子を....あの子を「性的不一致」の一言で片付け、捨てたんだ....!!
107 :
さよ姫:02/09/08 23:23 ID:DEN9+GGO
本日はここまでです。御愛読ありがとうございます。
まちがって102と103だぶって発信してしまいました。
読み飛ばしてください。
108 :
@:02/09/08 23:26 ID:zMpKkATq
さよ姫お疲れさまです。
う〜んあいぼんがユウキのせいで変な方向に染まっていく。
その中あいぼんの本当の気持ち、大切さを知った先生が来週どのような行動を起こすのか楽しみにしてまうす。
次回も期待してます^^
109 :
@@:02/09/08 23:57 ID:HAPl0gE9
だー!あいぼん、ぬいぐるみにハートを潜ませるなんてなかなかやるジャン!
と言うかユウキ早くあいぼんから手を引け。 先生はあいぼんに会ったらまず
はなんていうんだろう。それも気になる。
読みながら思ったけど、ドラマになる。これなら。なんかの募集に応募すべきでは?
それと、誰かに(時間に余裕のあるまじめな人)まじめなフラッシュでも作っても
らいたい。BGMは、チョット前の名前忘れたが「空から降る一億の星」で使われたやつ。
なんてことを言ってみるヲレ
110 :
@@:02/09/09 00:00 ID:UwPm2bMQ
<追伸>
次も楽しみにしています。それと遅くなりましたが乙かれです。
さよ姫どの、乙です。
読んでて、ユウキの行動に、激怒を、覚えたのですが・・・。
あたいが、感情移入しすぎなのでしょうね(w
更新sage(w
112 :
タコ:02/09/09 02:04 ID:fut/pbpr
>>107 さよ姫さん、ご苦労様です
先生もやっと自分をこんなに愛してくれてる、あいぼんの大切さに気がついたみたいですね
本当によかった・・・
あとはこ憎たらしいユウキの、あいぼんに対する行為!!
許せん!!
先生、あの涙が嘘偽りのない本物ならば、あいぼんに心から謝って今度こそ手放すなよ!!
次回も超期待してます!!
113 :
98:02/09/09 11:03 ID:8JRdQFaE
やっぱりいいですね
そこらの小説より遙に気に入ってます
114 :
さよ姫:02/09/09 19:48 ID:WeaygVbg
ビールで程よく酔ってきたユウキはさらにエスカレートした。
マイクを片手に、あいぼんが好きな歌謡曲を歌っている間も
「ねえ。あいちゃん。ステップアップしようよ。ね。ね。」
そういって、あいぼんの手をなでながらささやきかけてくる。
やがて、あまり自分から寄ってこないあいぼんを不満に思ったユウキは問う。
「あいちゃん誰か好きな人でもいるの?」
「............。」
「ねえ。すきな人でもいんの?」 としつこく詰め寄る。
「....う..ん....。」 とうなずくあいぼん。
「 ひょっとして先輩の事?」
するとあいぼんは、立ち上がって、ユウキを見下ろし、
「そんな事どうでもいいでしょ!」と叫んだ。
すると、ユウキはふう〜んと言ってから
「 図星なんだ。僕には〜わかる。 」 とニヤリと笑った。
ユウキはあいぼんの肩を両手でつかむとむりやりグイと座らせた。
そして、肩を抱き耳元に唇をすり寄せる様にして、ささやいた。息を殺して....。
「 先 輩 も 今 頃 よ ろ し く や っ て る よ 。」
116 :
さよ姫:02/09/09 23:21 ID:TRITBRb3
あいぼんはじわっと目を潤ませた。そう、そこが大問題なんだ。
「俺達も、仲良くやろうじゃん。EEじゃん。まず、ご挨拶から、ね。いいよね?」
そういって、あいぼんの顎をつかむと強引に口づけようとした。
「 いや! 」 あいぼんは、ユウキの胸を平手で押して拒否した。
「 なんで?なんで?あいちゃん!!」 とせまるユウキ。
「 キスとかはやっぱり、好きあった人がするもんや。気持ちがつうじあってからするもんや。 」
とあいぼんはいった。
すると、ユウキは皮ジャンのポケットから煙草をとりだし、ジッポーで火をつけると
ふう〜っと煙をはいた。ユウキは未成年なのに煙草も吸っているのである。
117 :
さよ姫:02/09/09 23:23 ID:TRITBRb3
「 あいちゃん、今何世紀? 」小馬鹿にした様にユウキは言う。
「............。」黙り込むあいぼん。
ユウキは続ける。
「今、もう21世紀なワケ。何古臭い事いってんのサ。そんな事、20世紀人でも笑っちゃうよ。」
「あいちゃん。今、世界はグローバリズムなワケ。世界中のいろんな価値観がせめぎあいながらも
一緒に、ひとつになろうと必死なワケさ。」
「それは個人にとっても、おんなじワケ。クイックなコミュニケーションが求められてるのさ!!」
ユウキ、学校もろくに行ってないくせに妙にうんちくをたれる。
「頭でっかちじゃあ、ダメッダメッ!!」 そういって再度、キスをしようとする。
「やっぱり、いやあ〜。」 あいぼんはユウキを再度しりぞけた。
「やっぱり、好きな人じゃないといやや。」 ずずず、とコーナーに寄る。
「キスなんて、御挨拶なんていってたの あいちゃんじゃなかったっけ?」
「 えっ?....あいちゃん嘘つきなワケ?」 ググッと身を寄せるユウキ。
あいぼんはギクッとした。確かにさっき見栄をはってそんな事を言った気がする。
身を引きながらもコーナーに追い詰められたあいぼん。
ユウキは、目を細め急にやさしげな猫なで声になる。
「なあ〜っ、確かに僕らは出会って間もないかもしれない。でも、肌と肌との触れ合いから始まる付き合い
ってのもあるんじゃあないかなあ?」
118 :
@@:02/09/09 23:24 ID:UwPm2bMQ
ユウキ最悪。 の一言に尽きます。
119 :
さよ姫:02/09/09 23:24 ID:TRITBRb3
「平井堅も ( キスからはじめよう )って歌ってるじゃん。」
「今は、そういう複眼思考の時代なんだよ!あいちゃん!」
そして、遠くを見る様な目をする。
「心の鎧が幾多の悲劇を生んできた事か....。たとえば、イスラエルとパレスチナ....。」
この人何適当な事、言ってんだと思いながらもあいぼんは迷う....。
(....こころが通じ合ってからキスをしたい....。)
そんな事、せいぜいお友達のあさみちゃんぐらいしか言わない。雑誌やマンガを見ても、キスはおろか
「もっと大切なこと」だって、重いだの、棄てるだのといってハシカ扱いだ....。
こんなこと、ネットに書き込んでも「厨房」扱いが関の山だろう....。
あたしは古臭いのだろうか?青いのだろうか?あいぼんはぐるぐる考える。
ユウキは壁に両手をついてあいぼんを捕獲する。そしてゆるぎない熱い視線であいぼんをロックする。
「わかってくれたんだね....いいね?いいね?ステップアップOKね?あいちゃん?」
ユウキはあいぼんの柔らかなウエストに手をかける....。
そして唇をゆっくりと寄せてくる....。
120 :
@@:02/09/09 23:27 ID:UwPm2bMQ
【警察署】 ヽ(~-~(・_・ )ゝ ユウキを連行します♪
それと、先ほどの
割り込みカキコスマソ。
121 :
さよ姫:02/09/09 23:27 ID:TRITBRb3
俺は、噴水の縁に腰掛けて、盛んに携帯をかけまくっていた。
適当な事を言って、あいぼんの家に確認をとってみる。まだ帰っていない。
そして、あいぼん....圏外。
ユウキ....圏外。
地下とか個室に入っているのか....いずれにせよろくな事思いつかない。
俺は額に脂汗のにじむのを感じた。
ああ....もうこんな事していられない。
俺は駅前に止めていた自転車に飛び乗ると、なんのあてもなく街中にすべりこんだ。
街はどんどん暮色をおびはじめてきた。ネオンや街灯が繁華街を彩り始める。
真っ赤な月は益々不気味な色を増しどんよりとした雲を照らしはじめた。
俺は道ゆく人々を縫う様にし、きょろきょろしながら繁華街を駆け抜けた。
俺の頬にぽつんと冷たい感触がする....雨だ....。
(雨まで降ってきやがった....。あの日と何もかも同じじゃないか!!)
やがて雨は本格的に降り始めた。往来の人々があわてて軒下や建物に避難する。
しかし、俺はそれもおかまいなしに自転車をむちゃくちゃに走らせる。
122 :
さよ姫:02/09/09 23:30 ID:TRITBRb3
(バチだ!バチがあたったんだ!!またやっちまった!!)
びゅんびゅんと流れ行く、ネオンや街の明かりが雨ににじんで幻惑を見せつける。
あの日の、ユウキとあの子がホテルに消えてゆく苦い光景を....。
それは、やがてユウキとあいぼんの姿へとゆらゆらと変貌してゆく....。
俺は雨に打たれ、自転車をむちゃくちゃに走りながら涙を流していた。雨でそれがまぎれるのだけが
唯一の救いだ。
(あいぼんが恋しい!あいぼんが恋しい!くやしい!くやしい!)
(あいぼんが恋しい!あいぼんが恋しい!くやしい!くやしい!)
俺の想いはかってない程、純化していた。
四辻、急に飛び出した俺はトラックと鉢合わせた。俺は慌てて自転車を鋭角に回りこませ回避する。
水しぶきが弧を描いて、自転車が横転する。俺はひっくり返った。
トラックがさらに大きなしぶきを俺にあびせかけて通過する。
「バッキャロー!!死にてえのかあ!!」と運転手の罵声が聞こえる。
俺は、へたりこんで、濁ったネオンを映した雨紋をぼんやりと見つめる。
ゆっくりと空を見あげる。
局地的雨なのだろう。はげしい雨のカーテンににじんで、あの忌まわしい赤い月が不気味に輝いていた。
123 :
さよ姫:02/09/09 23:34 ID:TRITBRb3
本日はここまでです。
この物語そのものに匹敵するスリリングな投稿でした。
リロードするたびにレスがついているんだもの。
楽しみにしてくれてありがとう。許すわ。
124 :
@:02/09/09 23:36 ID:wkhDROYs
さよ姫今晩もお疲れさまです!
台詞に「EE」を使ってる所はさすがですね。
ユウキの悪さ加減は本人そっくり(笑)
この後先生はあいぼんに逢える事が出来るのか!?
次回も楽しみにしてます^^
頑張って下さい^^
さよ姫どの、更新乙です。
ユ ウ キ コ ロ ヌ(怒
やっぱり、あたいは、感情移入が激しいと思われ・・・・。
126 :
@@:02/09/09 23:49 ID:UwPm2bMQ
たびたびの割り込み許してください <m(__)m>
【警察署】 ヽ(~-~(・_・ )ゝ ユウキを連行します♪
127 :
に:02/09/10 00:29 ID:eYITbapP
ぎゃあ、やめてくれぇ〜。
おろおろ。
外が赤い満月なら、中は赤い照明(個人的妄想1)に照らされた
ユウキの般若のような形相(個人的妄想2)が
俺の目蓋に浮かび上がってくるー!
129 :
さよ姫:02/09/10 01:14 ID:Egy+wwzr
>>128 ありがとうございます。総合スレッドの情報よく参考にさせていただいております。
是非、よろしくお願いいたします。感激です。
130 :
さよ姫:02/09/10 01:26 ID:5y8PQLAd
繊細な先生やあいぼんと違い、奔放なユウキは非常に描写
しやすく、私の妄想炸裂!少々粘着度が高すぎたかな?
反響すごいわ。
>>124 :@様
>>125 :加護様
>>126 :@@ 様
>>127 :に様
御愛読ありがとうございます。
131 :
タコ:02/09/10 02:02 ID:yIUqvOPg
>>130 さよ姫さん、ご苦労様です
そして小説が見事に認められましたね
おめでとうございます!!
マジでプロ小説家を目指してみてはどうですか?
ポテンシャルはかなりのものだから夢ではないかもしれませんよ!!
しかしユウキの糞野郎!!マジブッ殺したい!!あいぼんの心に土足で入ろうとして!!
先生!!その今の気持ちがあれば必ず、あいぼんは見つかるさ!!
烈火の如き業火の愛の力で魔の権化ユウキを玉砕して、あいぼんを救いだせ!!
パワーウェイブだ!!
次回も超期待してます!!
132 :
98:02/09/10 20:48 ID:dAKeJTwg
普段起こらない僕でも、ユウキには切れました。
くそぅ・・・・・
でも本気で面白いですよ
頑張ってください
133 :
さよ姫:02/09/10 23:54 ID:Egy+wwzr
本日多忙ゆえ更新できません。申し訳ありません。
134 :
@:02/09/11 00:00 ID:zG4qnUho
了解しました
135 :
@@:02/09/11 00:33 ID:zckO7lp1
ユウキを、未成年者喫煙・飲酒禁止法違反と、婦女暴行罪で逮捕!w
136 :
タコ:02/09/11 01:23 ID:hekxX7iz
>>133 慌てないで(笑
たまには休養も必要だよ
137 :
:02/09/11 10:40 ID:y1xTdR/T
age
上げんなYO
139 :
:02/09/11 11:45 ID:MV3dLyec
>さよ姫さん
ユウキをここまで描けるなんてスゴイ!
がんがれ!
140 :
98:02/09/11 20:19 ID:O7vIKipp
がんがれ―――
雨はその後小降りになりやがてやんでしまった。
ずぶ濡れになり、雨の入った靴をぐしゅぐしゅ鳴らしながら俺は自転車を押す。
すっかり日が暮れてしまった街を、俺はあてもなくさまよっていた。
あいぼんへの恋しさと後悔を胸に子供の様にべそをかきながら....。
(バチだ!!バチがあたったんだ!!あいぼんの心をないがしろにした....。)
意を決した恋人達が次々と裏路地へと消えてゆく。そんな時間帯になってきた。
俺は、そんなカップルをチラと横目で見ながら、悲しみで一杯だった。
(俺はいつもそうだ....大切な物を....失って気づくんだ!!)
もう、繁華街は走りつくした....あと、二人がどこかに入ってしまったのなら、もう確かめ様もない....。
俺は、今晩、あいぼんへの恋情と嫉妬で身もだえながら眠るしかないのだろうか?
そんな事を考えていた時だった。
歩道脇の街灯の下にしゃがみこむ人影が見えた。近づいてみる....。
「ユ....ユウキか....。?」
俺が声をかけると、ユウキがゆっくりと顔をあげた。
なんて事だ....顔が青アザだらけである。
「 どうしたんだよ。ユウキ!で、あいぼんはどこにいるんだ!?」
142 :
さよ姫:02/09/12 00:04 ID:bZCigPmQ
すこし時間を戻す....。
カラオケボックスの中のユウキとあいぼん。
「わかってくれたんだね....いいね?いいね?ステップアップOKね?あいちゃん?」
と言いながら、ユウキはあいぼんの柔らかなウエストに手をかけた。
そして、唇をゆっくりと寄せながら、手は次第に、あいぼんの豊かな胸元へとスライドしていった。
その時 「 いやあ〜っ 」 と言ってあいぼんは両手でユウキの胸元を思いっきりつきとばした。
「何すんだよっ」 と立ち上がろうとするユウキ。
すると、あいぼんはDAMの分厚い曲リストを両手でつかむと、思いっきり振り上げ
ユウキの顔面めがけて振り下ろした!!
ガチャーン!!
と音を立ててユウキは、ガラス製のテーブルに顔面を強烈に突っ込んだ。
テーブルの脚が折れた! ポテトやグラスが中に舞い散乱した!
あいぼんは、はあはあと肩を上下させながら叫んだ!!
「あんたはただのスケベ野郎よ!!嫌い、だいっ嫌い!」
「あたしは先生が大好きなのよ。振られても大好きなの。馬鹿にするがいいわ!!」
そう言って、レシートをつかむと、ちょっと見て、
「勘定もあんたの払いよっ!!」
といってユウキにたたきつけた。
そして、個室のドアを押し開けると、表にだだだだと飛び出して行った。
143 :
さよ姫:02/09/12 00:06 ID:bZCigPmQ
「.....で、いやがる あいぼんに無理矢理キスを迫って、胸をさわろうとしたわけだな....。」
俺は目を伏せ、ユウキに問う俺....。
するとユウキは....
「 そうだよ。全くあんな、化石みたいな暴力娘は、こっちが願い下げ....。」
俺はユウキの胸倉をつかむと、コブシを固め思いっきりぶんなぐった。
ユウキは吹っ飛んで、金属製の街灯の柱に頭を思いっきりぶつけた。
カーン! と見事な金属音が周囲にひびいた。
ユウキはそのまま、失神し街灯に寄りかかったままずるずるとへたりこんだ。
俺は大の字になってコブシを震わせながらはき棄てる様に叫んだ!!
「 女の子がみんなおんなじだ なんて思うな!! 」
俺は、自転車に飛び乗った。ここから下宿へは一本道だ。
あいぼんが帰る途中ならきっとつかまるはずだ。
俺は自転車を立ちこぎで左右に揺らせながらむちゃくちゃに走らせる。
今日あいぼんは、俺には冷たくされ、ユウキには遊び女の様に扱われて
深く...深く傷ついているに違いない。
144 :
さよ姫:02/09/12 00:07 ID:bZCigPmQ
本日はここまでです。応援ありがとうございます。全部読んでます。
おつかれさまです、いつも更新が待ちどうしいです。
もうすぐクライマックスという所でしょうか、
それにしても続きがとっても気になる〜〜〜
ユウキの誘惑に耐えたあいぼんに乾杯(謎
146 :
@:02/09/12 00:20 ID:ecW9i1vP
さよ姫お疲れさまです。
にしても街灯に頭ぶつけるまでいかなくても^^;哀れユウキ。
次回も楽しみにしてます^^
147 :
@@:02/09/12 00:30 ID:n+r/PTOw
おぉ!あいぼんモなかなかやるなぁ・・・。先生はあいぼんに会えるのかなぁ。
早くお互い仲直りしてもらいたい・・・
スレ違いだが、MX3.3が使いにくくてしょうがないのだが・・・
2時間やって一曲もDLできなかった。MX2.6の時代が懐かしい・・・
>>147 3.3になってからMXしてねーなぁ・・・嗚呼2.6カムバック
・・・ダウソ板逝ってきます
149 :
タコ:02/09/12 02:34 ID:2Ytp/t43
>>144 さよ姫さん、ご苦労様です
しかし、あいぼんの一撃はとても胸のすく気持ちいいものでしたね(w
なによりも『先生が大好き』の言葉にホッとしました
やっぱり先生の事が好きなんだね
そして先生!!よくやった!!最後のセリフかっこよかったぜ!!
これぞ愛の力だね!!
後は二人の再会だな・・・・
先生!!次に会ったらめいっぱい愛情込めて抱きしめてやるんだぞ!!
もう二度と離すなよ!!
次は超ウルトラ激期待してますよ!!
150 :
@:02/09/12 16:28 ID:0xkmm4yv
さよ姫様
今度こそエロを入れてくださいな
151 :
@@:02/09/12 20:03 ID:n+r/PTOw
>>150だから、ここはエロ小説スレじゃないの。分からないのかね?
そんなにエロ小説が読みたきゃ、そういうスレに逝ってくれ
152 :
98:02/09/12 20:13 ID:RDzHzWrv
>>150 エロを入れないほうがこの小説はいいかと・・・・
これは恋愛小説なので・・・・
そよ姫さんがんがって―――――
153 :
98:02/09/12 20:15 ID:RDzHzWrv
訂正
そよ姫さん=さよ姫さん
すいません
(あいぼん、あいぼんに会いたい。会っていままでの事を、あやまりたい....そして....。)
(そして....。)
俺はペダルをこぎ、息を荒げながら下宿への一本道を駆け抜けた。
いずれ見つかるであろう、あいぼんの後ろ姿を求めて....。
しかし、自転車はやがて下宿についてしまった。
( もう、家に帰ったのだろうか? )
俺は、携帯を取り出すと、あいぼんの部屋の灯りを見ながらTELしてみる。
だが、家にはまだ帰っていなかった。
あいぼんの携帯にTELしてみる....。電源が切られている。
俺は下宿の前できょろきょろしながら考える....。
こんな時間、しかも、あんな事があった後、一人でどこにいったんだ?
あいぼん、傷ついた心のままいったいどこに?
傷ついた心....。
( あっ....!!)
俺は急に思い立ち、自転車に飛び乗ると、今来た道を逆走した!!
155 :
さよ姫:02/09/12 22:32 ID:tFQvE0wC
夜の児童公園....。俺は自転車を降りる。
だだっ広いわりには遊具が少ないこの公園は....夜の静寂の中、ひときわ寂しい情景だった....
コンクリート製の、うさぎ....象....。
滑り台....回転遊具...藤棚....ベンチ....
....誰かが忘れた三輪車....
その全てが、昼間の明るさとは対象の強烈な寂しさをにじませていた。
そして、その何よりも寂しいその姿....
ブランコを揺らす、ひとりぼっちの少女の姿....
あいぼん....。
夜の静寂の中、わずかにブランコをゆらす金属音がここまで聞こえてくる。
キイ....キイ...キ....
俺は自転車を置くと、公園を横切ってゆっくりと歩んだ。
ジャリ...ジャリ....ジャリ....
ライトに照らされて、長くのびる俺の影に気づいたあいぼんはゆっくりと顔をあげる。
目が泣きはらして真っ赤である。
156 :
さよ姫:02/09/12 22:33 ID:tFQvE0wC
俺は静かに言う
「あまり驚かないんだな....?」
するとあいぼんは....
「ここで、寂しくしてたら、先生が迎えに来てくれると思ったの....。」
そして、鼻をぐしゅっと一回すすると
「....そしたら、本当に来ちゃった。」
そう言って、やさしく微笑んだ。
「ばかだなあ....小6のクリスマスの時と一緒じゃないか....。」
(....甘えん坊のあいぼん....。)
「先生びじょぬれじゃないの?夜半から雨だっていってたやん?」
「俺はいつも鈍感なんだ....。」 俺も鼻をぐしゅっとさせる。
「圭織さんは....?」
「別れた....。」
あいぼんは目を丸くする。 ブランコの鎖をぎゅっと握り締める。
157 :
さよ姫:02/09/12 22:35 ID:tFQvE0wC
「 どうして?どうして?先生、圭織さんの事、大好きだったじゃないの?」
「............。」
「先生、あんなにがんばってたじゃないの?」
「............。」
「圭織さんあんなに綺麗じゃないの....?」
「............。」
矢継ぎ早に質問をあびせてくるあいぼん。
熱い想いが胸にこみ上げて、こんな状況にあっても、ぐるぐると考えている、相変わらずの俺がいた。
まず、ぬいぐるみの事あやまって、圭織との事説明して、ユウキとの事を聞いてそして....。
そして....いろんな手順が思い浮かぶ....でも....でも....。
「....あいぼん....好きだ....。」
俺は唐突にだが、息を殺していった。
あいぼんの言葉がぴたりと止まった。
「もう一度言って....先生。」
「....あいぼん....大好きだ....。」
俺は真っ赤になって、両手のコブシを固め、下をうつむいてくりかえす。
158 :
さよ姫:02/09/12 22:36 ID:tFQvE0wC
ブランコの鎖を握って、ゆっくりと立ち上がるあいぼん....。
俺の体にぴったりと身を寄せた。そして、俺の腰に腕をまわすと....。
「あたし でもいいの....?」
と目をうるませて俺の顔をゆっくりと見上げた。
「あいぼんじゃなきゃいやだ....!!」
俺はあいぼんを抱きしめた。
俺に呼応して、あいぼんが強く抱きかえしてくるのが感じられた。
あいぼんの暖かな体温....。
やさしげで豊かな胸の感触がじかに感じられた。おたがいの心臓の鼓動が直接伝わる。
俺達はきつく、きつく抱き締め合った....。
「 あたしも大好きよ....先生....。」
熱い息をとぎれとぎれに吐き、湿った声であいぼんはつぶやいた。
そして、まぶたを閉じてゆっくりと顔を向けてきた....。
俺は、初めて真剣に真近に見るあいぼんの、紅潮したほおや、まつげ、つややかな、くちびるに しばし
見入った....。
本当にかわいかった。恋しいと思った....。
159 :
さよ姫:02/09/12 22:37 ID:tFQvE0wC
すると、あいぼんはパッチリと目を開け。
「先生のあほっ!!おきまりやろっ!!」 と言って、コブシでどんと俺の胸をたたいた。
「そっそうか....。」
咳き込みながら、俺が言うと、あいぼんは再度、まぶたをゆっくりと閉じた。
俺が右手で髪をかきあげると....左に....。
左手で頬をなぜると....右に....。
あいぼんは ゆっくりと いやいやをしながらも、くちびるを確実に近づけてくるのだった。
....ちう....
しめった音をたてて、俺とあいぼんはくちづけた....。
お互いのすれ違い、乾いた心をあわてて埋め合わせようとするかの様な深い深いくちづけだった。
脱力したのか、がくっとあいぼんが腰をおとした....。
急に俺の腕にあいぼんの体重がずっしりとかかった。
俺はあいぼんを抱いたままゆっくりと膝を崩していった。
夜の公園....
俺とあいぼんは立てひざのまま、首を左右に波打たせてお互いのくちびるをむさぼりあった....。
160 :
さよ姫:02/09/12 22:38 ID:tFQvE0wC
長い長いキスの後、俺とあいぼんはしばらく何もしゃべらなかった。
俺はあいぼんの肩を抱きゆっくりと公園を横切ると、自転車の元にあるいていった。
俺はハンドルをにぎる、あいぼんは後ろにのって、きつく俺の腰に腕を廻す。
俺は自転車を出発させる。
しだいに遠ざかってゆく公園....あいぼんは何度も何度もふりかえる。
ファーストキスの場所を目に焼き付けておこうかとする様に....。
俺は、あいぼんが自転車のカゴに入れた買い物袋について問う....。
「これはなんだ....?」
「この話には続きがあるんや....。」 とあいぼん。
「どういう事....?」
「これから先生の誕生パーティをするんや....。」 とあいぼん。
ちらりと、袋からケーキの箱が見える。
「誕生パーティをするんや....先生のお部屋で....!!」
161 :
さよ姫:02/09/12 22:42 ID:tFQvE0wC
自転車は下宿についた....。
そして、俺は一つの予感、確信に近い予感に打たれて下宿の前で自転車を止めた。
俺とあいぼんはゆっくりと自転車を降りる....。
眼前に広がる木造二階建てのアパート。部屋の大半に暖かな光がともっている。
俺はゆっくりと全体を見渡す。いとおしさに抱きしめたい様な気持ちになる....。
俺は今まで、いろんな夢や希望を「どこか」に探してきた。
そして「ここ」は夢の途中、通過点にすぎないと思っていた。 でも....でも....
俺はあいぼんの肩を強く抱く....。
あいぼんはきょとんとして俺を見上げる....。
もしかすると、ここが俺の最後の場所....
そんな気がしたんだ....!!
☆☆☆☆☆☆☆ 2002/9/12 さよ姫 【あいぼん☆下宿の娘。】 【おわり☆】
162 :
さよ姫:02/09/12 22:44 ID:tFQvE0wC
このお話はこれで終了です。
1ケ月以上の長きに渡りご声援いただきありがとう
ございました。ひとえに皆様のはげましのおかげです。
本当にお疲れ様です。
クライマックスはマジで泣きそうになりました。
また次回作を書かれるのを楽しみに待ってます。
164 :
バッファロー春原:02/09/12 23:00 ID:fcH2b9QR
ええ小説や。
なんかいろいろ言いたいんだけど、胸がいっぱいで何も考えられないです。
さよ姫最高!!そしてあいぼん最高!!
ありがとうございました。この作品に出会えたことが本当に嬉しいです。
165 :
164:02/09/12 23:02 ID:fcH2b9QR
しまったあああげちまったあああ!
すいませんほんとすいません
166 :
@:02/09/12 23:26 ID:NMnYxcOt
ずっと言い続けてきた言葉なんで今日も言わせてもらいます。
『さよ姫お疲れさまでした』
あいぼんと先生本当に結ばれて良かったな。何か自分のようにうれしいです。
この約一ヶ月間さよ姫の作品を見るのが僕の毎日の日課になってました。
本当に素敵でしたよ。
次回作あるのか分かりませんが、期待しながら待ってます^^
本当今までありがとうございました!
167 :
@@:02/09/13 00:25 ID:YOozkehE
(T_T)感動。の一言に尽きます。多分ハタから見れば「おいおい何でこいつPC見ながら
泣いてんだ?」って感じだと思います。ヨカッタ。最後はハッピーエンドで。ここ最近は
俺も彼女なんぞを作らず(やな思い出がありまして・・・)「女なんぞ・・・」と思っていま
したが、やっぱり恋ってすばらしい。なぁんて思ってしまいました。ヨカッタ。実にヨカッタ。
2chでここまで泣けるとは思わんかった。いい小説にめぐり会えた。数ある小説スレの中
でも、一番イイと思うな。(ただ隠れヲタなので人に紹介できないのが鬱)次のお話があれば
そのときは楽しみに待ってます。もしお書きになるときは、ここでもう一度お願いします。
(2chは広いから、他に行っちゃうと下手すると二度と巡り会えなくなるかもしれないし)
○泉総理の馬鹿野郎に言ってやりたい。こういうのを本当の「感動」と言うんだ。と
感動した・・・
168 :
@@:02/09/13 00:34 ID:YOozkehE
第一話から、自分なりに保全しようと思ったら
そんな板orスレッドないです。
1 名前:read.cgi ver6.01p (02/04/12)投稿日:2001/04/12(木) 15:11
そんな板orスレッドないです。
そ、そんな・・・ (T_T)
何か感想を書きたいが、何を書けばいいのやら・・・?
(・∀・)イイ!
個人的には後半より前半のほうが好きだな。
さよ姫さん、次回作期待します。次もアイボンのエロなし恋愛小説キボンヌ
ほんとに、感動しています。
さよ姫さんには、いろいろ何か云おうと思っていたのですが
今はただ静かに、感動にひたらせてください。
さよ姫さん、傑作の完成、おめでとうございます。
そして、心のプレゼントをありがとうございます。
さよ姫さん、お疲れさまでした!!
ほぼ毎日続く更新、その度にイイところで終わる週刊誌的『続く』にハラハラ…。
かなりこの数週間、楽しませていただきました!
これもひとえにあいぼんという素体の素晴らしさと
それを殺さずパラレルワールドを構築したさよ姫さんの文才のたまものだと思います!
そのうちまたこのスレ辺りであいぼんが更に好きになれるような小説を書いてください!
172 :
タコ:02/09/13 01:15 ID:tq0IA2EW
>>162 さよ姫さん、お疲れ様でした
遂に二人の心が一つに・・・・
感想は・・・・・もう言葉で表現するのが不可能です
感動しました・・・・これくらいしか私には言えません
あいぼんと先生には幸せになってもらいたいですね
本当に、さよ姫さん、このスレ、そしてこの小説に出会えた事を嬉しく幸せに思ってます
あいぼんと先生に永遠の幸福を・・・・・
そして感動をありがとう・・・・・
PS
この後あいぼんと先生は結婚するのかな?もしよかったらこの後の二人のラブラブな姿を是非小説にしてほしいです(笑
173 :
@@:02/09/13 01:22 ID:YOozkehE
>>172いや、このチョット中途半端かと思われるところで終わるのが一番いいんじゃないか?
あとは、こっちの想像ってことで・・・ しいて言うなら、少し謎に包まれたのが、Part1で
あいぼん「マターリしようや」
先生「2ch語?あいぼんは2chネラーか?まぁいまはそんなことは同でもイイ・・・」
見たいなせりふがあったが、あいぼんは本当に2chネラーだったのか?(まぁだからどうした!
と言う感じだが・・・)
Part2部分をはじめから読んだら(I WISHをBGMに・・・)またしても感動。イイものは何度
読んでもイイ。
174 :
に:02/09/13 01:55 ID:er7RSC/N
最後の「場所」だなんて・・・。
読み終えたときには、過去の出来事が走馬灯のように頭を巡りました。
まるで2人を昔から知っているかの様に。
それほど心に沁みました。
筆舌に尽くし難く多くは語りません。
さよ姫さんお疲れ様でした、そして幸せをありがとう。
そしてそして、またどこかで出会えることを願っています。
(もちろん、すぐココでも可(笑 )
175 :
@:02/09/13 05:55 ID:aZlQvoGW
おいらも最初から見ようと思ったけどスレなくなっちゃったみたいですね。
177 :
あ。:02/09/13 17:52 ID:irsg39tD
さよ姫さん本当におつかれさま。
今までの作品の中でも一番感動しました。
ほんとにほんとに感動しました。
ありがとうございます。
次作も期待しています。
よかったらまたこのスレで連載してください。
必ず読みますので。
最後にほんとにお疲れ様でした。
178 :
あ。:02/09/13 17:54 ID:irsg39tD
次作では添い寝も期待してます!
179 :
98:02/09/13 20:06 ID:b8VuUjei
本当良かったです
すごい感動しました
こんなすごいと思った作品カテキョ以来です
次回作も期待しています。
頑張ってください
180 :
さよ姫:02/09/13 21:39 ID:rHkr61bJ
暖かい感想の数々ありがとうございます。最終回はどうしても二回や三回
に分けたくなかったので、一気に書き上げ玉砕といった感じでした。
殆どいたずらされる事もなく終了出来たのも皆様の「熱いレス」のおかげ
です。
>>163名無し一家様
ありがとうございます。しばらく充電し、妄想がかたまり次第ここで
新作を書きたいと思います。
>>164バッファロー春原様
ありがとうございます。私でも人を感動させる事ができるなんて嬉し
いです。
>>166@様
まさに私の発信時間と同じ頃ほぼ毎晩早い反応ありがとうございました。
ちょうどこの作品と共に夏を駆け抜けた感じですね。(w
>>167 @@様
いつも熱いレスありがとうございました。この話のあいぼんの様に、
訳もなく繰り返しあなたに用事を持ちかけてくる女の子がいたら、
その子があなたの、あいぼんかもしれませんよ。(w
181 :
さよ姫:02/09/13 21:41 ID:rHkr61bJ
>>169 名無し野郎様
私も純愛小説が好きで、また書きたいと思います。しばし考えさせて。
でも気に入ってもらえるか心配....。
>>170 こんこんヲタ様
ありがとうございます。この小説内でも、「心が通じてからキスをしたい」考え
の持ち主として、こんこんがチラと現れます。そんな夢を重ねやすい人ですね。
>>171 名無し5級様
ありがとうございます。一回ごと皆さんのレスが熱くてやめられないまま1ケ月
駆け抜けた感じですね。楽しい体験でした。
>>172 タコ様
この小説を自分の事の様に一体化し、感想をくれるタコさんの反応はドキドキもの
でした。最後感動していただけてうれしいです。
ラストものたりないかもしれませんが余情ということでご理解ください。
つづきは皆様ひとりひとりの心の中に広がればいいと思います。
>>174 に様
「最後の場所」気に入っているフレーズです。今度書く時もここでかこうと
思います。よろしくお願いいたします。
182 :
さよ姫:02/09/13 21:43 ID:rHkr61bJ
>>175@様
愛しいPART1が沈んだのは本当に残念ですね。
>>176 ありがとうございます。
>>177 あ。様
ありがとうございます。他の二作も読んでいただいた様で...。
自信ないですけど、次回作しばらく考えます。
>>179 98様
「カテキヨ」に例えられるなど、嬉し恥ずかしです。娘板。で一番の名作と
いわれる作品ですから。あれぐらいの作品書きたいですね。
もし、ROMっているだけの読者様(いらしたら)「感謝」をしたいと思います。
本来このスレはあいぼんをめぐる「純でオセンチな妄想」を各人が書く所であります
ので、私同様、今後は皆様方のあいぼん妄想をどんどん表現してくださるとよいと思
います。ありがとうございました。
184 :
名無し募集中。。。:02/09/14 22:29 ID:CBCFHNjH
何打ここは。
ロリヲタ教祖とそれに群がる狂信者ってか?
おまいら正直キショイYO!
晒しage
まずは作者さんお疲れ様です。楽しく読ませていただきました。
さていきなりですが…
なんでこのスレはコテハンばかりなの?そんなに作者に気に入られたいの?
別にいいけどすごく気になって読みにくい。後から読む人の事考えてる?
別の意味で、作者に気を使おうよ。
186 :
さよ姫:02/09/14 23:40 ID:aG05bzKo
>>185 読んでいただいてありがとう。ございます。御指摘の点は、以前にも
指摘された事なのですが。
私があまり長文を書けないにも関わらず、殆んど毎日投稿していた
ので、励ましていただいていたのが実情です。
おかげで、長さでは3倍以上、内容でも倍以上能力以上の事が出来た
気がします。産まれたての小動物にやさしい人が集まってきていた
様な状況でしたので特殊事情をご了承ください。
ご意見感謝いたします。
>>185 またお前か・・・・・
このスレはお前みたいな電波ちゃんが覗くようなとこじゃないんだよw
とっとと消えな
>>186 さよ姫さん、こんな変人の言う事なんて真に受けちゃだめだよ!!
この類の人種は高粘着度だからマジレスするのは危険ですよ
ところで充電明けの小説は一体どんなストーリーになるのか今から非常に楽しみです
また可愛くて純粋でやんちゃなあいぼんを見せてください
期待してますよ!!
僕もすごく期待しています
頑張ってください
>作者さん
そうですか。作者さんがそれでいいのなら何も言いません。スレ汚し失礼。次回作も期待しています。
>>187 このスレに書き込んだのは初ですが何か?
そして作者へ向けてした発言ではなく、コテハン読者へ向けての発言と言うことがなぜわからない?
190 :
名無し募集中。。。:02/09/15 23:45 ID:yF9CRMWw
191 :
@:02/09/15 23:51 ID:YAXa9kfr
ではsageです(笑)
ご無沙汰してます。下宿の娘。完結お疲れ様でした。
はらはらどきどきの作品でとても面白かったです。
いや、上手に揺れ動く乙女心を描写してますねえ。
あと、ユウキ最高ですた。強引な口説きが、なんかリアル(w。
また、お時間がありましたら、次作をよろしくです。
>>192 先生、このスレでは久し振りですね
私は先生と、さよ姫さんの両方の小説読んでますよ
先生も更新頑張ってください!!
194 :
さよ姫:02/09/16 22:10 ID:iYmoE/Uk
>>192 名無し娘。様
読んでいただいてありがとうございます。先生の作品愛読させて
いただいています。この板では珍しい独特の路線でゆく者として
共感を持っています。ののたん復活ほっとしました。
今後も純愛路線でがんばってください。私もがんばります。
ユウキは結果、主人公の恋の後押しに一番役立ったキャラで、
彼の存在が話をダイナミックにしてくれたと思います。
少々気に入っています。
(追伸)PC修理すれば、私も相当恥ずかしいデータがあると思います。(w
さよ姫さま
ずっとROMってました。
とてもいい作品でした。
感情や情景がうまく描写されていて
この世界にのめりこみました。
これからもいろいろな作品を生み出してください。
ありがとうございました。
196 :
さよ姫:02/09/16 23:02 ID:LWkixuWn
>>195 御愛読、ありがとうございます。
次も、純愛物でいきたいと準備中です。
のめりこめる様な作品にしたいと思います。
ほぜーんビィーム!!
さよ姫さん、純愛モノ小説大好きです!!
期待して待ってますよ
さよ姫s、純愛ものもいいですけど、ひたすらあいぼんとマッタリ行くのが目的な
小説もいいなと…。それぞれのキャラのままに。
下宿の娘、破天荒なユウキや、交信するかおりんなど、実際のキャラっぽい動きを
した時に『あっ。かおりんっぽい』とか思えてイイ感じでした。
さらにそういう要素を多くしても面白いかなと。
個人的にはこんこんがタコ焼きを5つに割って食べる描写が見たい(笑)
…勝手な希望を書いてばかりで申し訳無いっす。
まぁ気にせず次回作書いてください。期待してます。
199 :
さよ姫:02/09/18 20:15 ID:VfXNlY2v
>>197 ありがとうございます。がんばります。
>>198 私もワンパターンに陥りがちですので、色々書いていただくと
意識が広がってよいです。
こんこんのタコ焼きの件は、考えて発想出来る域を超えており
まさに、お人柄がにじみ出ている事件ですね。かわいいですね。
200 :
98:02/09/18 21:30 ID:S2fQUObW
何回読んでもジーンと来ます。
特に最後のフレーズが僕は本当に大好きです。
次回作もすごく期待しています。
201 :
@@:02/09/18 23:44 ID:01Sm0l6D
あと、次作には、モ娘。メンバーをもっと出してみてはいかがでしょうか。
202 :
さよ姫:02/09/19 00:49 ID:GpCiFa0U
>>200 98様 ありがとうございます。最後のフレーズ私も少々気に入ってます。
>>201 @@様 次回出るかは別として、石川さんや紺野さんは話が作りやすい
キャラだなあと思います。ネタスレでも熟読して、メンバー
の特徴を勉強しようかな?
203 :
lllllllll:02/09/20 18:51 ID:O6Go60o/
llllllll
アイラブ アイボン
ほぜんだぴょ〜ん
ほぜんー!!
横アリコンサのあいぼん可愛かった?
ごっちんとあいぼんの添い寝もいいなぁ
と思った今日この頃。。。
208 :
@@:02/09/23 14:54 ID:ZhDC89ME
昨日のテレ東。最後はサイテーだったけど、ごっちんと、あいぼんが手をつなぎながらI WISHを(-________-;) ウッ・・・たったの荷は感涙シマスタ
>>208,209
恐らくもう二度とやることのないごまあい2トップの『I WISH』。
そう思うとなお涙がこぼれますなあ…。
それとは別件だけど、昨日の東京フレンドパーク2を観てて
バイク乗るやつでよっすぃ〜になりたいと激しく思ったよ。
やはりあいぼんは、添い寝とか一緒にマッタリといくのがイイですなあ。
あいぼん、ごっちんが卒業したせいで落ち込んでないかなぁ・・・・・・
こんな時こそ、添い寝して慰めてあげたくなる・・・・・・
あいぼん・・・・・・
モジモジ君あいぼん
反則的な可愛さでした
あんな可愛い子の寝顔見て添い寝してぇー!!
>>213 んなことしたらきっと我慢できまへん。
悟りの境地を拓くのはいつのことやら…
モジモジくんであいぼんと二人で"ニ(カタカナの)"の字を書きたいね。
一応擬似的に添い寝(笑)
向かい合わせで上があいぼん、下が自分。
マヌケな体勢で目が合ってしまう。上で照れてはにかむあいぼん。
倒錯した萌えだな…(ワラ
>>215 「ニ」の字が「エ」の字になりはしまいか?
漏れなら間違いなくなる!
218 :
215:02/09/29 00:06 ID:QmJKGFRY
>>217 自分はそこまで長くないんでムリです(鬱
220 :
名無し:02/09/29 21:14 ID:WiIaFUAP
>>220 こ…この続きって無いんですか…!?
激しく動揺してしまったよ…。
おれはさよ姫さんの小説最初から読んでたけど
あえて書かせてもらうよ
どうして読者がコテハン名乗るのかわからん
ほかの読者にとって読みにくいことこの上ない
まあおれ1人がこんなこといってもしょうがないけど
他にもこう思ってる人いると思って言わせてもらいました
>>222 小説の連載中にも終わって半月以上経ってからも何度も何度も言わにゃ
ならんほど重大なことなのかようわからん。4〜5回は見たぞ似たような文。
> 他にもこう思ってる人いると思って言わせてもらいました
『ほかの読者』『他にもこう思ってる人』…他人の代弁者みたいな書き方で
批判するのは正直みっともないと思うよ。
そうやって多数意見のように見せる書き方はね…。
その逆に別に何とも思ってない人間もいると思って言わせてもらいますた。
音楽番組で『タンポポ』の字を見かけるたびにチェキしなきゃ!と思いたち
その一瞬後に『あいぼん出ねえやん…』と鬱な気分になる昨今。
寂しさをまぎらわしにレス書いちゃったのかもしれん…。
ほかにそう思う人もいると思っただけで
これはおれ個人の意見ですから
「他の読者」とは代名詞で俺自身のことを指していて
「他にもこう思ってる人」はいると思ったから書いただけです
みっともないんですか?これが
実を言うとこのことは前スレのときにも一回いった
だけどそのことについてレスしてくれたの1人だけだったから
このことについてどう思ってるのか知りたかったしね
だからますますコテハンで感想かいてる人のことが
気になるようになっちゃいました
以上気になる人間の代表として言わせてもらいますた
>>224 同意。だけど、コテハンが気にならない人も多いらしい。
このスレは気にならない人が大半だっただけのことかと。
あまり言及しすぎてもアレだから、各自の脳内で名無しに
変換するしかないかもね。(でも気になるんだよねw)
ちなみに私は小説は読んでない。小説スレの成り行きを
追うのが趣味(w
>>224 > みっともないんですか?これが
俺が少し意味の取り違えをしていたようだ。すまん。
自分には『ほかの読者にとって読みにくいことこの上ない』ってのが
一般論のように書いてるようにしか見えなかったんで。
>>225の言うように気にならない人が多かったこのスレ(俺もその一人)
さよ姫さん連載中、続きを望む声が着々と届いてる中で『なんでコテハンすんの?』
的な書き込みが4〜5回、大体同じ文章で挟まれてると
正直なところ邪魔臭かった(笑)1〜2回ならまだしもね…。
…後は新タンポポが出て鬱になってる時に、今さらって感じの書き込みがあって
反応しちゃったワケよ。…大人気無かったな…。
話に割り込ませてもらいます。
>>224 このスレは小説スレとしてできたわけでもなく、死にスレを乗っ取ったわけでもなく、
雑談の派生としてできた小説スレじゃないですか。
だから読者も読者としてのマナーとか知らない人が多いんだと思います。言うならば読者慣れしてないと。
だからコテハンでレスするし、毎回長文のレス書き込んでたりするんですよ。
この作品が後で話題になって、気になった人が過去ログをみる時、その時の読みやすさとかまで考えられないんですよ。
コテハンに嫌気がさして読むのを止める人がいるかも、とか考えられないんですよ。
だから赤子を見守る様な感じで見ていきましょう。どう変わるか変わらないかを。
また変な引篭もりがこのスレに迷い込んだみたいだなw
嫌 な ら こ の ス レ に は 二 度 と く る な ! !
お 前 み た い な 奴 が 一 番 ウ ザ イ ん だ よ! !
こ の ス レ 汚 し が ! !
せっかくの小説も雰囲気ブチ壊しなるだろうがYO!!
>>227 わかる。わかるけど、随分トゲのある書き方するね(w
>>228 確かにそう感じるかも知れないけど、いろんな感じ方を
する人がいるって事でココはひとつ(w
実際ココって他の小説スレより圧倒的に固定が多いね。
スレ汚しに参加してスマン。もう書かないっす。
230 :
名無し:02/09/30 23:51 ID:oRSJqCJo
ここは俗に言う2chネラーがくるところじゃありません。誠実な2chネラーがくるところです。
>さよ姫様
もし続きを考えておられるのなら、ここより飼育の方が良いかと思われます。
コテハン?
ハキーリ逝ってどっちでもイイ!
つーか、どーでもイイ!
このスレは
あ い ぼ ん と 添 い 寝 し た い 奴
が集まるスレだろ?
マターリ逝こうや、マターリ。
>>232 加護同!!
一言言うなら、コテハン読者も気を使ってさよ姫さんに了承を得ている訳だし。
さよ姫さんは、励みにもなっていたと思うよ。
自分も、読者がコテハンかそうでないかは、どうでもいいYO。
234 :
223:02/10/01 14:01 ID:JIeu1U74
うっ…。自分がなんか場を荒らしたな…。ここのマターリした空間が好きなのに…。
反省してるんで、この辺の話は終わりにして、本筋に戻そうな。スマソ。
…なのでさよ姫さん読んでたら『続きは他所で…』なんて思わないでください。
そーとー楽しみにしてるんで。お願いするっす。
235 :
@:02/10/01 23:23 ID:CXlvyQY1
このスレに愛着があるので、自作もここで書いてほしいと思う自分。
さがり気味なので少しage
236 :
@@:02/10/01 23:26 ID:Uq55zhY4
一応、さよ姫殿をじみちに密かに待つということでsage
某兄弟スレ(?)では、あいぼん胸キューンですな。
スレ汚しスマソ
なるほどここの固定の連中は他人のレスは
まるで読まない低脳ということですか。よくわかりました
この手の話は随分昔に語り尽くされてるんだけどな(w
>>227氏の言う
「この作品が後で話題になって、気になった人が
過去ログをみる時、その時の読みやすさ」、
「コテハンに嫌気がさして読むのを止める人がいるかも」
ここらへんがキーポイントですね。まあ「読むのを止める人」ってのも
どうかと思うけどw、読者の固定が目障りに思う人は多いみたいですね。
ここで固定を使ってる人達には、そこらへんを考慮して頂きたいな、と。
それでもどうしても、固定を使いたいですか?と。
他の小説スレの流れに反して、どうして名無しじゃ駄目なのですか?と。
>>235 小説スレは常時sageでいいかと思いますが。
240 :
@@:02/10/02 19:52 ID:fA9vuvIZ
どうやら、最近空気の読めない厨房がたくさん迷い込んできてるな。。。
>>235 >さがり気味なので少しage
これの意味がわからない。何故小説スレはsageるのかもわからないのか。
小説関連のスレを半年ほどROMってきた方がいいかと思います、新参さん。
何の為に小説総合スレッドがあるのかわからないのか。
まさか保全のつもり?まさかね。
あと
>>232。
スレを汚したくないならそういう意味のない煽りはやめろ。
そのレスで「ああ、悪かったな。もうやめよう」とか思うと思っているのか?
>ここの新参固定
一、小説スレは常時sage。
一、普段コテハンでも、レスする時は名無し。固定を使うのは「意味」がある時だけ。
一、感想は一、二行程度。
ルールではないが、マナーだね、これは。
>>242 一気にハイレベルなスレに持っていったね(w
>>240 で、自分ではどう思ってるのか聞きたいんだが
せめて質問くらいには答えて欲しいな固定の読者名乗るくらいなら
…頼むよ。もうやめような。
コテハンうざいと思うくらい長いこと2ちゃんやってる人、自分がどう言ったって
話にケリがつくとは思わないだろ…。
キャリア長い者の度量見せてここらで不毛なことはやめような。
それからそれ買う奴もスレ壊したくないだろ…。
どのみちスッキリ終わらないし。ここらでなし崩しにやめておこうな。
この辺はROMってる人にとってウザい以外の何物でもないし。
本当はあいぼんと添い寝する妄想を見たいんだよう。
この辺で頭の壊れたキチガイスレ汚しは無視して
さあ皆さん
さよ姫さんが帰ってくるまで可愛いあいぼんと添い寝して優しく抱き締める妄想しようじゃないかぁ!!w
あいぼん好き好き〜
そうですね、んじゃもうやめます
さよ姫さんこれからもがんばってね
248 :
@:02/10/02 23:21 ID:QiVAwzIF
じゃあこれで最後にします。
>>246 そうやってさ、キチガイとか言ってるから終わらないんだよ。
実はこのスレ汚したいのか?終わらせたかったらシカトしろよ。
>>248 真面目に説明しますが、sageで書き込みしても下がっていく訳ではありません。
スレッドの位置が「上がらない」だけです。
覚えておいた方が良いかと。
>>249 お互い辛いな。真面目に説目してもキチガイで片付けられるんだもんなw
若い時分は他人の意見に素直に耳を傾けるってことが出来ない事多いし、
仕方ないよ。折れよう。
小説スレって、読むか読まないかを読者のレスの内容を見て決める
人もいるらしいよ(ボソ それじゃばいばい、キチガイでしたー。
保全
252 :
241:02/10/03 20:03 ID:e/fdPCYD
最後に一言。
241に書いたマナーは、小説がまだ認められず荒らしが頻繁に来ていた頃、
先人達がどうすれば荒らされないかを試行錯誤した結果です。
荒らされないように願ってるよ。
>>250 俺はそれで「保田圭2011」を読むのやめたクチだよ。
253 :
@@:02/10/03 20:44 ID:6MwzA6HO
まぁ、
>>222が悪いってことで終了
こんなどうでもいい話題10月まで引っ張るな
255 :
249:02/10/03 21:51 ID:+EFuxUju
235 :@:02/10/01 23:23 ID:CXlvyQY1
このスレに愛着があるので、自作もここで書いてほしいと思う自分。
さがり気味なので少しage
236 :@@:02/10/01 23:26 ID:Uq55zhY4
一応、さよ姫殿をじみちに密かに待つということでsage
248 :@:02/10/02 23:21 ID:QiVAwzIF
>>236 @@さんsageサンクス
そうですか、あなたは僕より詳しいみたいですね。
じゃあ
>>248の意味を教えていただけますか?
たった3分後のsage書き込みに対し、sageサンクスとは?
あとせっかく教えてくれた場所は初心者板でした。
ぜひ「初心者版」という所を教えてください。そこに行きますから。
256 :
@:02/10/03 21:54 ID:O2i+DMNY
厨房ばかりですねw キショッw
257 :
777:02/10/03 22:02 ID:HFdsVNQI
何でここの固定はこんなバカなんですか?
固定つーか名無しも馬鹿
煽るな煽るな、大人になろうぜ。
こんなん主観の問題でどっちが悪いとかは無いんだから、
そんなに喧嘩するのは止めて欲しいなぁ。
スレの雰囲気がこんなだったら作者さんも書き込みしにくいじゃないか。
261 :
名無し募集中。。。:02/10/03 22:30 ID:cO799M17
@=@@
>>260 2行目同意。だからこそこんなんで文句いってるやつがなんかね
だいたい1回シカトされてんだからわかるようなもんだろ
263 :
@:02/10/03 23:23 ID:dmSxDzQx
新作キタ――――(・∀・)――――!!
と思ったらなんでしょ?このありさまは??
こんなことしてたら、さよ姫さんのこのスレへの愛着がなくなっちゃうよ!
なんか無性に悲しくなるから(「おまえだけだ!ヴォケ!」ってのはなしで)
以前のマターリに戻ろうよ
では話題を変えて…といきたいが、先週の『モジ加護』クラスの萌えネタは
そうそう出てきませんな…(笑)
そういやつんく×娘。本買いました?ウチの近所どこ行っても買えないんですけど、
萌えるあいぼんは堪能できますか?
あいぼんのコメントっていつも楽しそうだけど実は頑張ってるんだなぁ…って感じの
けなげさに感動しちゃうんですよね…。
musix!の『親と離れたことが強くなれる方法』って言った時はもぉ泣けたねえ。
もう俺がそばにいてやりたい!とマジで思ったね(←ってか俺のが弱い…)
…で、そういうの期待してまた探しに行こうかなあと♪
今日の夕食は、あいぼんが家庭科で習った料理を振舞ってくれるはずだった。
しかし、無情の残業・・・。
家を出る前のあいぼんの笑顔が胸に痛い。
「早く帰ってきてね。約束だからねぇ〜。」
すっかり遅くなって家に着いたのは明日になる1時間前。
食卓の上には、かたちがふぞろいなコロッケと一枚のメモ。
[お兄ちゃん、お疲れさまです。よかったら食べてください。]
自責の念を抱きながらあいぼんの様子をうかがいにそっと部屋に入る。
少し寝相の悪いあいぼんが静かに寝息を立てて眠っている。
そんなあいぼんの布団を掛け直そうと布団を少し持ち上げたその瞬間
甘いミルクの香りのようなあいぼんの匂いが鼻腔をくすぐった。
まるでそれが合図だったかのように
理性の糸がプチプチと音をたてて切れていく。
あいぼんの寝顔を覗き込む。
柔らかそうなそのホッペにはきっと泣いていたであろう乾いた涙の跡があり
少し開かれた瑠璃色の唇がまるで甘い香りで誘い込む食虫植物のように
心を惑わせていく。
まるで夢遊病者のように自分の唇をあいぼんの唇にもっていこうとした刹那。
「おにいちゃん・・・・・。おにい・・・(ムニャムニャ)」
あいぼんの寝言にハッと我に帰る。
その一言でまさに切れ掛かっていた理性の糸が紡がれたのだ。
俺はどうしちまったんだ・・・。
とんでもない間違いとするところだった・・・。
またあいぼんが甘えてくるまで待てばいい。
そうだ。
添 い 寝 の 時 ま で ・・・。
と、妄想を書いてみるテスト。マターリ
>>268 ありがとう。
266-267です。ほんと、以前のマターリしたスレに戻って欲しい一心で駄文ながら書いてしまいました。
間違いと×→間違いを○
これからはマターリとしていきまっしょい!
271 :
@:02/10/04 23:27 ID:uKuQGYu8
2chブラウザ使ってないのか
新作者キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
269です。
新作者だなんて…(照)。ただ自分は以下のように思って書いただけです。
・荒れていたスレを以前のようなマターリしたスレに戻したかった。
・誰でも気軽にあいぼんに対する思い・妄想を書き込めるきっかけにしたかった。
・さよ姫さんが新作を書き込める状態にしたかった。
・思うだけでなくついでに自分も書いてみることにした。
以上です。
みんなさんも一言でもいいから思いをぶつけてみては如何でしょうか。
それから小説を書いた事もないし書ける状況でないのでスマソです。
>>275 アンタ、さよ姫さんに匹敵する実力がありそうだな
読んでてドキドキしたよ
278 :
名無し:02/10/06 02:21 ID:n2yUwnrp
たった2レスでスレの雰囲気を変える・・・小説ってスバラシイ!
ほぜん
275です。
>>276 照れますよ。
>>275 最上級の誉め言葉ありがとう。もしかして誉め殺し(w。
>>278 小説っていいものですね。(水野晴男風に)
あ まえん坊
い つもすり寄る
う ぶな妹
(* )
( @ノハ@
|(‘д‘*)<お兄ちゃん。。。
| ⊂ )
(_(_)
お〜い、ごっちん!
>>280に座布団2枚あげたって!
282 :
@@:02/10/09 22:10 ID:m81X1Vem
そうそう。この前のハロモニ。部活で、見られなかったからビデオ予約しといたのに
途中でテープが切れて最後まで見られなかった。鬱 ローカル局で再放送が無いか
どうか調べたらどうやら3週間後のような。しかも30分バージョン 鬱
30分バージョソって、どこを切るの?
284 :
.:02/10/13 02:30 ID:kICqytQ0
ほぜん
何かマターリし出したとたんみんな書き込まなくなっちゃったね…。
@ノハ@
( ´д`)<さよ姫さん。うちさみしいわ。。。
286 :
タコ:02/10/14 02:43 ID:6zn/yMqf
>>285 少しの辛抱だ
充電が完了するまで待とうじゃないか
288 :
.:02/10/15 01:13 ID:1zvF4xFl
ほぜん
@ノハ@
( ´д`)
〆@ノハ@
( ´д`)
〆⌒@ノハ@
( ´д`)
〆⌒ヽ @ノハ@
( ´д`)( ´D`)
293 :
:02/10/17 21:29 ID:dBnhsUHE
保全
294 :
:02/10/17 21:46 ID:dBnhsUHE
やった。前スレが読めるぞ。待ったかいがあった。
296 :
名無し:02/10/17 23:00 ID:MMFd+Rn9
読み返してみると夏のおともだちなんてあることを思い出した
下宿より好きだったのに忘れてるなんて
(´-`).。oO(年か・・・?)
〆⌒ヽ 〆@ノハ@
( ´д`)( ´D`)
〆⌒ヽ 〆⌒@ノハ@
( ´д`)( ´D`)
〆⌒ヽ 〆⌒ヽ @ノハ@
( ´д`)( ´D`)(0 ^〜^)
300 :
@:02/10/20 23:37 ID:8rO7F821
300
301 :
@:02/10/20 23:38 ID:8rO7F821
やべっ、sage
302 :
@@:02/10/21 02:05 ID:u3GP++Ju
やっとPART1のほうが読めるようになりましたね。 久々に「夏のお友達」とか
呼んでみるとヤパーリ感動。全部コピペしましたよ。(w
303 :
@@:02/10/21 02:10 ID:u3GP++Ju
あえてage
さよ姫殿。皆さん首を長ーーくして待ってます。
それと、今のさよ姫殿の居場所をご存知の方はお知らせください。
読書の秋というだけあって全部読み返して見ました。 (秋の夜長。。。)
にしても 明日(今日?)提出のレポートもこれから書かねばならぬのだが。。。
304 :
@@:02/10/21 17:50 ID:u3GP++Ju
個人的には「宇宙港へ...」も、もうちょっと肉付けされて、[特別編]とかをキボン
まぁ気長にさよ姫殿を待ちましょう。もしくは新人を待つか。。。
〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆@ノハ@
( ´д`)( ´D`)(0 ^〜^)
さよ姫さんを待つのも新作者さんを待つのもいいけど、
作者さんが来られるまであいぼんについての妄想を書いたり、
あいぼんについての情報とかネタとかで盛り上げてもいいと思うよ。
>>305 さんせー
やっぱり添い寝妄想がベスト?w
307 :
@@:02/10/22 00:36 ID:vG2mvsjw
>>305それもそうだな。 添い寝か。。。 もしできるならそれだけで十分だな
それ以上は望まない。ただ横にいてくれるだけでいい。学校退学になってもいいw
>>307 退学くらいで威張るな!(って、威張っちゃいねーな)
漏れなら去勢されてもイイ!
309 :
@@:02/10/22 17:47 ID:vG2mvsjw
ちょっと活気が戻ってきた予感
〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒@ノハ@
( ´д`)( ´D`)(0 ^〜^)
添い寝はやはりこのスレでは究極かな。添い寝以外ではこういうのもいいかも。
いつもあまえん坊でじゃれ付いてくるあいぼんの確かな感触を感じつつ
仄かに香るあいぼんの匂い。。。
決してやらしくなく、あたたかい雰囲気。
311 :
@@:02/10/22 19:10 ID:vG2mvsjw
さよ姫殿の作品を全作品読んでみたが、個人的には「下宿の娘」の最後がイイナ
---------------------------------------------------------------------
俺は今まで、いろんな夢や希望を「どこか」に探してきた。
そして「ここ」は夢の途中、通過点にすぎないと思っていた。 でも....でも....
俺はあいぼんの肩を強く抱く....。
あいぼんはきょとんとして俺を見上げる....。
もしかすると、ここが俺の最後の場所....
そんな気がしたんだ....!!
〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ @ノハ@
( ´д`)( ´D`)(0 ^〜^)( ^▽^)
〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆@ノハ@
( ´д`)( ´D`)(0 ^〜^)( ^▽^)
314 :
@@:02/10/24 18:30 ID:0khnH2aA
〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ @ノハ@
( ´д`)( ´D`)(0 ^〜^)( ^▽^)(〜 ^◇^)
さよ姫さん・・・・・・
どこいっちゃったの?
〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ @ノハ@
( ´д`)( ´D`)(0 ^〜^)( ^▽^)(〜 ^◇^)( ´ Д `)
最近ずれだすの早すぎ!
もうちょいマターリとずらしていってくれ
>>317 わかりました(w。さよ姫さん、および新作者さんが来るまで保全がてらにずらしていたんですけど。
@@さんずらすならそういう事でお願いしますね(w。
早く来てくれないと禿スレになっちゃうよ・・・。
さよ姫さんこのスレ見てくれてるのかなぁ・・・。
荒れちゃったのがまずかったのかなぁ・・・(´・ω・`)
〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆@ノハ@
( ´д`)( ´D`)(0 ^〜^)( ^▽^)(〜 ^◇^)( ´ Д `)
さよ姫さんマジでどうしちゃったの?
〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒@ノハ@
( ´д`)( ´D`)(0 ^〜^)( ^▽^)(〜 ^◇^)( ´ Д `)
さよ姫さん、一体どうしちゃったの?
名無し娘。さんのスレはもう小説更新したっていうのに・・・・・・
〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ @ノハ@
( ´д`)( ´D`)(0 ^〜^)( ^▽^)(〜 ^◇^)( ´ Д `)川o・-・)
>>322 このスレの住人の気持ちは伝わるはずです。でも、寂しいですね。
充電中に新作者現われねーかな
短編でいいからさぁ・・・
誰か、さよ姫が復帰するまで添い寝小説書いてくれ
〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆@ノハ@
( ´д`)( ´D`)(0 ^〜^)( ^▽^)(〜 ^◇^)( ´ Д `)川o・-・)
ウタバソであいぼんのヨッスィーがいい事をして来る発言には参った。
今日のPJでは「叫ぶぜぇ」のトコで
あんま足上がってなかったですね。
あいぼん、調子悪かったのかな?
>>328 そら毎日あんな激しいダンス踊らされてりゃ疲れる罠
夏先生もまた無茶な事を・・・・・
さよ姫さんマジ心配になってきた
〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒@ノハ@
( ´д`)( ´D`)(0 ^〜^)( ^▽^)(〜 ^◇^)( ´ Д `)川o・-・)
@ノハ@
( ´д`)<ふかひれぇ〜
332 :
名無し募集中。。。 :02/11/06 14:17 ID:cfyHw0hT
333 :
名無し:02/11/06 14:42 ID:FlCoffCr
〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ 〆⌒ヽ
( ´д`)( ´D`)(0 ^〜^)( ^▽^)(〜 ^◇^)( ´ Д `)川o・-・) |||
@ノハ@
@ノハ@......
@ノハ:::::
@ノ::::......
@::::...
::::...フッ
>>38のところで、
主人公と圭織がクレーの展覧会に行くシーンがありますが、
この事と「いいらさんクレークレー」と何か関係があるのでしょうか?
どなたか教えて下さい。
336 :
:02/11/08 14:48 ID:LptIAUF8
@ノハ@
(''‘ д ⊂ワカンネ
さよ姫さん・・・・・・
【妄想物語】
−ひなたぼっこ−
今日は日曜日。時刻は七時頃だろうか。親戚の結婚式に出かけるおやじとおふくろの慌た
だしく身支度をする音で目を覚ました。
布団の中でうとうとしていると一階から
『もう出かけるけど、そろそろ起きて部屋の掃除でもしなさいよ!』というおふくろの声が聞こえた。
もちろん返事などするわけ無く、『ガラガラ』と玄関の閉まる音とともに又眠りにつこうとした。
毎週観ているテレビ番組が始まる十一時過ぎまで寝る予定だった。
再び眠りにつこうとしていると『ガラガラ』と玄関の開く音がした。
『何か忘れ物でも取りに来たのか?』すると
『タッタッタッ』と軽快に階段を駆け上がる音がした。
その直後、
『ガチャッ』
部屋の扉を誰かがあけた。
『おっはよー!』
突然の大声にビックリしていると、その声の主は『ぴょん。』とベットに飛び乗るともう一度
『ぴょん。』と飛び跳ねてベットの向こう側へ飛び降りた。
そして勢い良くカーテンを開けると
『なにしてん!めっちゃええ天気やで。』と俺の布団を剥ぎ取った。
あまりに眩しい朝日の光で『ギュッ』とつぶった目をそーっと開けてみる。
そこには澄んだ空気の中を昇る太陽を背負い仁王立ちした、ちょっと小柄な女の子が立っていた。
彼女の名は、あいぼん。隣の家に住んでいる。
俺よりも年下で、小さい頃はまるで本当の兄妹のようによく一緒に遊んだりした。
今は中学三年、受験生だ。
そういえば昨日も受験勉強でもしてたのか、夜遅くまで部屋の灯かりがついてたっけ。
それとも友達と長電話でもしてたのか・・・?
どっちにしても俺が布団に入った2時過ぎには、まだ彼女は起きていたようだ。
それなのに、朝からこの元気!!!
『まだ寝てたん?夜更かししすぎやで。』とあいぼんに言われ
『オマエモナ−』とツッ込んでみた。
するとあいぼんは、ちょっとふくれて
『うちは勉強してたんや!』
と言いながらベランダへ出ていった。
ま、待ち焦がれた新作か!?
つづき期待sage!!
342 :
名:02/11/09 02:32 ID:GCoDO9PM
⊂⊃
@ノハ@
へ( ‘д‘)<あ・・・あう
彡 ノ つ つ
/ ____|
(/ (/
343 :
@:02/11/09 04:31 ID:6sr4HSxl
おー続きが楽しみやね
344 :
@:02/11/09 04:32 ID:6sr4HSxl
ごめんsage。
何かいつもageちゃうな。
ひんやりとした空気が部屋へ流れ込んでくる。
そこであいぼんは、大きく深呼吸をする。
そして、庭に向かって
『ニィニィーッ、散歩に行くよー!』
そう声をかけるとそそくさと一階へ降りていった。
ニィニィというのは家で飼ってる雑種犬で、もとはといえばあいぼんが拾ってきた犬だった。
でも丁度その頃あいぼんの家には弟が産れ、両親に犬は飼えないと言われたあいぼん
の頼みで家でニィニィを飼う事になったのだ。
以来、あいぼんはニィニィの散歩係として家へ通っている。
また、ニィニィと命名したのもあいぼんだ。
捨てられていた時、小猫のように『ニィ。ニィ。』と鳴いていたからだそうだ。
__ ∧w∧
@′ ( ・e・) <ニィ
U U ̄ U U
突然のカキコ、スマソ。
漏れもパート1からこのスレみてました。
さよ姫さん来ないんで、がまんできず、ちょっと妄想してみました。
まったくのド素人なので、あまり期待しないでくださいね。
短い話ですけど見てやってください。
347 :
@:02/11/09 07:56 ID:zEqZAeDu
>>345 ニィニィですか。
やっぱ眉毛は太いの?(笑)
349 :
@@:02/11/10 02:28 ID:oKkJhkwx
久々にやってきたら新作! 楽しみにしてますよ。
ニィニィ ワラタ
部屋の中には、ほのかに女の子独特のなんともいえない匂いが残っている。
『ふわっと』した気分になりまたもやまぶたが閉じそうになった。
しかし目の前の河川敷で練習する野球少年の声が大きく、とても眠れそうにはなかった。
『ふぅーっ』
ため息をつくと俺はベランダに出た。
あいぼんがニィニィに引っ張られて目の前の土手を登るのが見えた。
あいぼんもこちらに気がつき、
『いってきまーぁす』と大きく手をふった。
パジャマ姿の俺は、小さく右手を挙げた。
もう眠れそうも無いので、着替えて居間に下りてテレビのスイッチを入れる。
『ふあぁぁぁ』
大きなあくびが出る
『つまんねぇ』
『・・・・。』
まだ少し冷たい空気の流れる川辺。
水面がキラキラと光っている。
河川敷き沿いに土手の上を歩くあいぼんとニィニィ。
すれ違うジョギングをするおばさんに
『おはようございます』
元気よく挨拶するあいぼん。
おばさんもニッコリして『おはよう』とかえす。
自然と鼻歌がでてきた。
小さい頃から、あいぼんは歌が大好きだ。
『フフーン、フーン・・』
『ニィニィ。今日はちょっと遠回りしようか!』
『ワン!』
退屈な時間が2時間ほど過ぎた頃だろうか
いつもよりあいぼんの帰りが遅いので少し心配になってきた
いつもなら河川敷の土手沿いを行き、橋を渡って対岸をぐるっと周ってくるコース。
一時間もすれば帰るはず。
『あいぼん遅いな?』
『まさか事故なんかに遭ってないよな!?』
なんだか急に心配になりだした。
『そうだ携帯!』
『090-@ノハ@-@ノハ@』ピッ!
プップップッ
プルルルルル・プルルルルル
『よしっ!』
プルルルルル・プルルルルル
『ん?何か二階できこえる?』
『ああーーーーーーっ!!!!!!』
あいぼんの携帯は俺のベットの上で鳴っていた。
『今朝、飛び跳ねたときに落としたんだ!』
打つ手の無くなった俺は、両手に携帯を持ってとぼとぼと階段を下りた。
『はぁ、鬱だ』
居間のテーブルに携帯を置くと『へたっ』と座り込んだ。
『何処にいるんだ、あいぼん・・』
シーンと静まり返った家の中。耳をすますと遠くから歌声らしき声が聞こえてきた。
居間から縁側の方を見てみる・・・・
『・・・・・♪ 』
だんだん近づいてくる
『♪ ここにいるぜぇ♪ 』
間違い無い、あいぼんだ!
354 :
@:02/11/10 23:18 ID:dA/MQf3e
十餅さんお疲れさまです。
彼は相当心配性ですね。まぁ自分も同じ状況になったら心配するだろうな。
かなりの心配性だから。
十餅どん、楽しみにしとるバイ!
しかし、なんてでかい声で歌ってるんだ。心配していたこっちの気も知らないで。
楽しそうに歌うあいぼんの声を聞いたら急に力が抜けてしまった。
『ただいまー』
ニィニィを連れたあいぼんが縁側の向こうにピョコッと現れた。
『ずいぶん遅かったけど、何処まで行ってたんだ。』
少しきつめの口調で聞いてみた。
『となり街』
『ハァ!!!!!』
となり街なんてとても歩いて行こうと思う距離じゃぁないんですけど?
しかしあいぼんはサラッと言ってのけた。
『だって天気が良くて気持ちよかったんだもん』
俺は、さらに全身の力が抜けた。
『ポカーン』としていると
『はい、おみやげ』
と、にこにこしながらビニール袋を渡された。
『だ、団子だ・・・・』
『おいしそうなお団子屋さん見つけたんや』
『早くたべよ、たべよ』
そう言いながら縁側から居間のほうに上がり押し入れから座布団を取り出し
縁側にポンと置くとその上に『ちょこん』と座り込んだ。
まるで自分の家にいるように・・・。
『何してんの?団子にはお茶でしょ!』
と、きたもんだ。
『はいはい。お待ち下さいねー。』
『なんで俺がお茶の用意してるんだよ!?』と思いつつも
やかんを火に掛け、湯飲みを探す。
そうこうしているうちに、お湯が沸いた。
『はい、おまちどうさま』
お茶を運んでくるとあいぼんは縁側でまぁるくなっていた。
遠くまで散歩して疲れたのか、受験勉強の疲れかすやすやと寝息をたてて寝ている。
縁側の中ほどまで『ぽかぽか』と太陽の光が降り注ぎ、うっすらと赤く染まったあいぼんの
頬をなでている。
まだ子供だと思っていたけど、最近少し大人っぽくなったあいぼんのその寝顔につい見とれてしまった。
も、もしや…、添い寝か?!
359 :
十餅:02/11/15 22:12 ID:MlxkYO4b
ここでちょっとしたいたずらを思いついた。
『そうだ、この前買ったばかりのこのカメラ付き携帯であいぼんの寝顔を・・・』
スピーカーを手でふさいで
『パシャッ!』
『よしよし、うまく撮れたぞ。これをメールで送信!』
居間のテーブルの上であいぼんの携帯が鳴った。
『しまった!あいぼんが起きちゃう!』
でもあいぼんはよほど眠かったのか、気持ちよさそうにスースーと寝息を立てている。
『あぶない、あぶない』
これを見てどんな反応をするか楽しみだ。
『フフフッ』
360 :
十餅:02/11/15 22:13 ID:MlxkYO4b
携帯を置くとあいぼんのとなりに腰をおろした。
『昔はこの縁側でよく遊んだなぁ』
そんなことを思いだしながらごろんと横になった。
『ならんでお絵書きしたり、おままごとを無理矢理やらされたコトもあったっけ』
ちょうど顔の横にきた床に、木目に入り込んで落ちなくなったクレヨンの跡が見えた。
これはあいぼんがようちえんの頃、二つ並んだ木の節を目にしてうさぎの絵を描いた時のものだ。
なつかしい・・・・
背を向けたあいぼんに五センチ程擦り寄る。
五センチ・・・。
これが精いっぱいだ。
361 :
十餅:02/11/15 22:16 ID:MlxkYO4b
ぽかぽかと太陽が寄り添う二人をあたためてくれている。
ふんわりとあいぼんの香りがした。
不思議な事に、あいぼんと居ると心までぽかぽかしてくる。
それはとても心地いいものだった。
『あぁ、もうダメだ。』
スースーとあいぼんの寝息が俺を夢の中へ連れていった・・・・・
どれくらいたっただろうか『ぼーんぼーん』と 時計の時報がきこえた。
『んんー』
意識もはっきりしないまま時報を数える。
『1、2、3・・・もう十二時かぁ。あと少しこうしていよう。』
ふたたび意識が薄れる。
『あれ?何か忘れているような・・・?』
『・・・・・・』
『あっ!』
そう、毎週見ているハロモニを忘れていた!
慌てて飛び起きると居間の方へと滑り込みテレビをつける。
しかしそこに映っているのは、呑気にパチンコを打つ斉木しげるだった・・・
362 :
十餅:02/11/15 22:21 ID:MlxkYO4b
ふと、あいぼんがいた事を思い出す。
しかし縁側を見ると、そこにあいぼんの姿は無かった。
そして、だんごも消えていた。
突然、俺の携帯が鳴った。
あいぼんからのメールだ。
件名:アフォ兄!
『アフォにぃ?』
『ん?写真付きだ。なんだろ?』
その写真は、アホ面で寝ている俺だった。
『やられた・・・』
その日は一日中ニヤニヤしっぱなしだった。
たまには早く起きてみようかなぁ
−おわり−
__ ∧w∧
@′ ( ・e・)
U U ̄ U U
363 :
十餅:02/11/16 00:02 ID:DSrPO9gI
ふと、あいぼんがいた事を思い出す。
しかし縁側を見ると、そこにあいぼんの姿は無かった。
そして、だんごも消えていた。
突然、俺の携帯が鳴った。
あいぼんからのメールだ。
件名:アフォ兄!
『アフォにぃ?』
『ん?写真付きだ。なんだろ?』
その写真は、アホ面で寝ている俺だった。
『やられた・・・』
その日は一日中ニヤニヤしっぱなしだった。
たまには早く起きてみようかなぁ
−おわり−
__ ∧w∧
@′ ( ・e・)
U U ̄ U U
364 :
十餅:02/11/16 00:04 ID:DSrPO9gI
あっ
365 :
@:02/11/16 06:56 ID:5GAa9rCg
十餅さんお疲れさまです。
でももう少し続きがみたい気が
@さんは、もしかして小説書きの方でしょうか?
宜しければこちらでもお願いします。
もし、人違いでしたらスマソです。
367 :
十餅:02/11/17 07:34 ID:rLnf3zAA
>>365 ありがとうございます。でも続きはありません。ごめんなさい。
今まで小説などを書いたりした事がなかったので、今回文章での表現の難しさを知りました。
私の書いたのは小説とは言えないですけどね。
ただただ、あいぼんから感じる暖かさとか安らぎとかを表現したくて・・。
>>367 乙彼ですた。
癒されますた。
またイメージ湧いたらチャレソジして下さい。
待ってますよ。
369 :
十餅:02/11/22 21:52 ID:rkvJJ4Sm
>>367 そう言ってもらえると嬉しいです。
イメージは色々と湧いてくるのですが、一つの話としてまとめるのが
むずかしいです。技術が無いので・・
370 :
.:02/11/24 14:10 ID:s4IkFovY
ほぜん
>>369 筋ゲトオメ
技術とな…、日々鍛錬あるのみじゃ!
普通の小説を沢山読むのが良い鍛錬になるぞい。
372 :
ほぜん:02/11/27 02:22 ID:QgEQ6mp0
ほぜん
373 :
名無し募集中。。。:02/11/29 15:32 ID:Pl7yZUlP
今日からここの住人になろうともくろんでます
374 :
名無し募集中。。。:02/11/29 21:13 ID:Pl7yZUlP
人いないの?
375 :
名無し募集中。。。:02/11/29 21:23 ID:Pl7yZUlP
え?ここって加護萌えスレちゃうの?
376 :
:02/11/29 21:33 ID:lnBLiNiB
エロくない加護小説がいいぐあいに続いているスレでつ。
作者きぼん。
377 :
名無し募集中。。。:02/11/29 21:37 ID:Pl7yZUlP
そうなの?
じゃあ俺のこの叙情溢れる想いはどこへ逝けばいいですか?
379 :
名無し募集中。。。:02/11/29 22:07 ID:Pl7yZUlP
加護萌えスレ紹介してーや
保田
全壊
381 :
名無し募集中。。。:02/11/30 18:30 ID:30eoTb6Y
どこにあんだよー萌えスレはよー
382 :
名無し募集中。。。:02/11/30 23:00 ID:30eoTb6Y
放置でつk?
>>382 さよ姫先生が来ないからなぁ・・・・・・
誰か心から暖かくなるようなあいぼん小説書けるやついないのか?
>>382 とりあえずsageて。
あと、ここは紹介スレじゃないから他で聞いた方がいいと思うよ。
ついでに現在放置ではなく作者降臨待ちです。
>>383 さよ姫
ここは小節スレ?スレ違いですな、サラバ
保全
ho
ほぜんDAYO!
389 :
@@:02/12/10 00:45 ID:W6JJzt7R
久々に来てみたが、作家はいまだ現れず か
〆⌒ヽ
( ‘д‘)<禿しく保全
391 :
.:02/12/13 01:23 ID:hVjOOXgV
ほぜん
ほ
393 :
@@:02/12/13 23:56 ID:TgEKAddr
395 :
_:02/12/16 13:07 ID:yGw6gycp
_, ,_
( ‘д‘)<職人さ〜んいらっしゃ〜い
ほじぇん
ほぜーん
ほぜんでござる
さよ姫さん
マジどこにいっちゃったの?
399 :
@@:02/12/24 16:43 ID:IViCKNR1
イヴですねぇ
400 :
@:02/12/24 23:26 ID:QaG5cAue
とにかく400ゲッツ
ほ
ほぜーん
ほぜんだよ
新年あけましてほぜーん
405 :
@@:03/01/01 21:38 ID:FIx7zlcb
こうなったら誰か書け。
406 :
@@:03/01/01 21:41 ID:FIx7zlcb
ageちまってスマソ。
こうなったら、だれか続きを書いて。 と これでいこう。。。
いきなり更新させて頂きます
それから僕達は競泳用のプールにつかった
「ところで二人は泳げるの?」
「んー、まあまあかな」加護がプカプカ水に浮かびながら応える
「辻ちゃんは?」
「うーん、ののもまぁまぁかな....」辻は少し笑いながらもあまり自信なさ気だった
「へぇー、じゃあ、二人とも泳いでごらん」僕は少しいたずらっぽく言った
「ええでー」そう言って加護の方は勢いよくクロールで泳ぎ始めた
フォームとかはバラバラだが一応泳げていることにはなんるんだろうなぁーくらいのものだった
辻の方はと言うとしばらく加護が泳いでるのを見てから少し覚悟を決めた感じで泳ぎ始めた
しかも何故か平泳ぎだった
しかもまったく浮いてこない
5〜6メートルほど進んで「プハー」と言って辻が顔を水面に出した
「アハハー何それー、変な平泳ぎー^^」そう言って加護は笑った
「うっさい、あいぼんだって変だったじゃん」そう辻は言い返した
「何をー!」
407 :
@@:03/01/01 21:42 ID:FIx7zlcb
コピペだが。 誰か続きを。。。
いやいや、コピペはいかんだろ。
さよ姫降臨期待ほぜん
ほ ぜ ん
ほぜーん
ほぜんだよ
さよ姫消えたの?
413 :
名無し募集中。。。:03/01/09 23:22 ID:MOu8Fb5M
さよ姫召喚age
414 :
ヤグヤグ保全隊:03/01/09 23:35 ID:4dvBpl6V
よんだ?
(〜^◇^〜) やぐ やぐ
416 :
山崎渉:03/01/10 16:30 ID:NfeEzv46
(^^)
さよ姫殿ー!
はやく降臨きぼんぬ
ほぜーん
あげ
419 :
名無し募集中。。。:03/01/13 23:01 ID:M9l4wR1R
ほぜん
ほほほほほぜーん
ほぜん
422 :
浜ちゃん:03/01/18 20:39 ID:GLPZ+Do5
昨日、さんまのテレビをみたけど加護は、辻の倍くらい
太ったな!!10代で手を前に振ると二の腕が、ぼよよ
んと振れるののは問題だな。将来、この書き込みにしら
ない斉藤こずえという子役のその後になるのが心配です。
しかし、ミキティはかわいい!!たぶん、つんくの嫁さ
んになるな!!
423 :
無名:03/01/18 21:11 ID:dq+iorWL
>>422 それは、加護の良さでもあるんだよ。
だから、逆にそういうシーンを見ると萌えちゃうんだな。
〜♪
@ノハ@ ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
(*‘д‘)(_____)
( つつ
(_⌒ヽ
⌒Y⌒ ,)ノ `J
ファサァ
@ノハ@
(*‘д‘) ))
/つ( ̄`ヽO_ノ⌒ヽ
ノ ) \ ))
(__丿\ヽ :: ノ:::: )
丿 ,:' ))
(( (___,,.;:-−''"´``'‐'
@ノハ@
(*‘д‘*) <はよ来てぇな…♥
パンパン / _ノ⌒⌒⌒`〜、_
ε( ̄⊂人 //⌒ ノ ヽ)
⊂ニニニニニニニニニニニニニニ⊃
>>424 イイ!!んだけど。
なんか違うような…。
427 :
無名:03/01/25 21:20 ID:N8C6uycz
携帯用の加護ちゃんのアニメの待ち受けください。
428 :
名無し募集中。。。:03/01/25 21:22 ID:IfyUHREK
429 :
@@:03/01/26 16:15 ID:7uSQX0V5
>>428 画面に何の絵が書いてあるのかプリントスクリーンまでして確認しまスタ。w
イパーン的なヤツよりアクティブだったのでおもろかった。対象を保存までしまスタ。
430 :
名無し募集中。。。:03/01/26 17:41 ID:myUWE/Oz
俺、奈良県に住む独身男性。仮にAとしとく。
4〜5年前、近所でなかわいい女の子にイタズラしてしまった。
愛らしいショートヘアーと愛くるしい瞳が印象的な女の子で、
ワンピースからのぞくきれいな足がメチャメチャかわいくて
絶対いたずらしてやろうと散々付けまわした。今から思えば狂っているが。
あの時の彼女を見た俺の衝撃は全てを投げ打って良かった程だったのだ。
もし、人気のない場所に来たら、ワンピースの胸元のボタンを外して、まあまあ
な胸を揉みまくってやろう! そんな事を考えて悶々としながら30分以上も
付けまわした。あきらめる事はできなかった。ソレくらいかわいかったんだ。
そのうちに本屋から出てくる彼女とすれ違い、そのかわいい顔から胸や尻ま
で舐めるように見た、少女の匂いを嗅いだ。黒い欲望はMAXを超えた。
俺は踵を返して後を追った。人気のない路地に入ったところでその女の子に追いついた。
その子は視線を上げた。目が合った。その目を睨み付けながら、まっすぐに近づいた。
女の子は明らかに警戒していた、そのアーモンドの綺麗な瞳は怯えを湛えていた・・・
俺は「オイ!ちょっと来い!」と威嚇して彼女のか細い手首を力一杯つかみながら
そのまま力尽くグイッと引っ張った。
騒がれたらどうする? だが俺の心は超変態モードに入っていた。彼女は騒がなかった。
ただ怯えて引っ張られているだけだった。
そのまま路地の奥まで連れ込んだ。彼女は小声で「いやっ!」と言ったが、
睨み付けて手を強く引っ張った。こんなかわいい女の子を、かわいいおっぱいを、
おしりを、これから、イタズラしちゃうのだ。俺は気が狂いそうだった。
路地の地べたに押し倒して首を絞めた、耳元で「抵抗したら殺す・・」と脅した。
「おまえ何歳や?」彼女は眼に涙を溜めながら「・・・10歳・・・」
「名前は? 早よ言えや!」軽く殴った。
「亜依・・・・」たぶんこう言ったと思う。
>>428 ウイルスとブラクラ貼り付けるなボケ!!
>>429 それウイルスだよ
大至急ウイルススキャンかけて削除しる!!
>>431 追加
ウイルス名:VBS_MERASH.A
ウイルスタイプ: VBScript
破壊活動の有無: なし
別 名: メラーシャ
対応パターンファイル: 374
危険度: 低
特 徴:
これはVisual Basic Script(VBScript)で記述されたウイルスです。
VBScriptプログラムなのでマイクロソフトの「Windowsスクリプティングホスト」がインストールされている環境でなければ動作しません。
標的となるコンピュータの新規ウインドウを次々と起動し、ユーザーがウインドウを簡単に閉じられないようにデスクトップ上を移動します。
これによりシステムのメモリ不足を引き起こさせシステムをハングアップあるいはクラッシュさせることを目的としています。
対応方法:
検出したファイルはすべて削除してください。単体で動作する一個のスクリプトであり、他のファイルへの感染活動はありません。
感染活動を行わない不正プログラムですのでウイルスバスターなどウイルス対策製品の機能で「駆除」処理は行えません。
製品で「ウイルス発見時の処理」の設定が「ウイルス駆除」になっている場合「駆除できませんでした。隔離できませんでした。」と表示されますが正常な表示です。
・手動削除手順:
この不正プログラムのファイル名を特定するために最新のパターンファイルを用いウイルス検索を実行してください。「VBS_MERASH.A」の名称で検出されます。
実行中の不正プログラムを終了します。下記方法でタスクマネージャーを起動し、上記手順で検出した不正プロセスを全て終了します。
Windows 9x/MEの場合:
CTRL+ALT+DELETEキーを押します。
Windows NT/2000/XPの場合:
CTRL+SHIFT+ESCキーを押します。
※不正プロセスが見つからない、あるいは終了できないといった場合はコンピュータを再起動し手順 4)を行って下さい。
タスクマネージャーを終了します。
最新のパターンファイルを用いてウイルス検索を行います。「VBS_MERASH.A」で検出したファイルをすべて「削除」してください。
433 :
山崎渉:03/01/28 13:54 ID:3mTZ7UF2
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
ほぜーん
435 :
@@:03/02/07 00:15 ID:tSEZNFNR
あいぼん 誕生日おめー
@ノハ@
( ‘д‘)<保全やで
ほぜん
さよ姫、もう来てくれないの?
438 :
くりおくん ◆vrnnt.DlYQ :03/02/21 11:17 ID:qsk/zVWL
ここも17日ってすごいな
?ごめんまたageちゃった。
440 :
名無し募集中。。。:03/02/21 12:43 ID:hmvLBUOw
マガジンのあいぼんと添い寝したい
441 :
栗とりす:03/02/22 13:39 ID:+vWlBp/l
加護ちゃん、最近さらに可愛い。
あいぼん、おやすみ
ほぜん