153 :
作者 :
学校が夏休みに入ったあさ美は受験生の宿命ともいえる自主勉強の毎日を送っていた。
(もう…つまんない…こんな夏休み…)
両親から監視されるように自分の部屋で問題集に取りかかっている
あさ美は欲求不満に陥っていた。夏休み唯一の外出はお盆に
予定されている母親の故郷への帰郷だけでだった。
8月に入っても変わらず退屈な日々を過ごしていたあさ美であった。
「あさ美…小野さんって方から電話よ…」
階段下から母親の呼ぶ声が響いた。
「小野…?…亜希子さんだ…」
階段を駆け下りたあさ美は母親の手から奪うように受話器を取った。
電話を掛けてきた相手が女性だったこともあり母親はその場を離れると居間に戻って
バラエティ番組の続きを見て声をあげて笑っていた。
「もしもし…あさ美です。」
154 :
作者 :02/08/26 08:31 ID:uxJiLYtx
あさ美はうれしそうな声色で受話器に向かって喋りかけた。
「お久しぶりね…元気だった?」
ほっと安心するような亜希子の甘く優しい声が聞こえた。
「はい…。元気でした。」
弾むような声であさ美は答えた
「そろそろ…会わない?」
「はいっ…とっても…会いたいです。」
「病院がもうすぐ…お盆で連休になるから…あさ美ちゃんの都合が良い日連絡してね…。」
「はい…絶対っ…都合つけますから…」
「ふふふふふっ…それじゃぁ…待ってるから…」
あさ美は電話を切ると両親のいる居間に入っていた。
155 :
作者 :02/08/26 08:32 ID:uxJiLYtx
「ねぇ…お母さん…私…今年田舎に行くの止めるわ…」
「そう…どうして?」
母親はTVに目を向けながら答えた。
「やっぱり…勉強しなきゃ…田舎でやっても集中できないし…」
「でも…根の詰めすぎは良くないから…田舎で気分転換してもいいんじゃないか…」
父親がタバコに火を点けながら言った。
「それに…勉強を教えてくれる人もいるし…」
「さっきの女の人?誰なの?」
「小野さん。…友達のお姉さんで塾の先生やってるの…」
あさ美は口から出任せを言った。
「塾の先生…それは良いわねっ…」
母親はTVから目を離してあさ美に言った。
156 :
作者 :02/08/26 08:33 ID:uxJiLYtx
「丁度、お盆の間、塾が休みだから友達と一緒に勉強教えてくれるって」
「そう…でも1週間も一人で大丈夫?」
「平気、平気…」
「お父さんどうする…?」
母親は横に座る父に聞いた。
「まぁ…あさ美も15だから少しくらい家事だってできるだろう…良いんじゃないか?」
「そうね…でも戸締りとか、ちゃんと気をつけるのよ…」
「はぁぁい…」
あさ美は返事をして自分の部屋に戻っていった。
(やった!…これで…お姉さんと1週間会えるぅ!)
部屋の戻ったあさ美は15歳に無邪気な顔で喜んでいた。
やがてお盆のシーズンになり両親は満員の特急に乗り込んで旅立っていった。
見送ったあさ美は混雑している駅の公衆電話に向かった。
157 :
作者 :02/08/26 08:33 ID:uxJiLYtx
テレホンカードを差込みメモに書いてある亜希子の電話番号を押した。
「はい…小野です。」
気だるそうな亜希子の声がした。
「あさ美です。これから会えますか?」
「良いわよ…今何時?」
「10時です。」
「そう…もうそんな時間なの…」
「まだ寝てらしたんですか?…すいません…起こしてしまって…」
「いいのよ…別に…」
受話器の向こうでタバコに火を点けるライターの音がした。
「あさ美ちゃん…今どこにいるの…」
「南王子駅です…。」
「じゃぁ…この前のファーストフードの店で待ってて…」
「はい。」
「11時には行くから…」
158 :
作者 :02/08/26 08:35 ID:uxJiLYtx
あさ美は電話を切るとここから2つ先の桜王子駅に向かって電車に乗った。
指定された店であさ美は亜希子の事を待った。
ノースリーブのあさ美は店内の効きすぎた冷房に肌寒さを感じたが
これから亜希子と過ごす日々に興奮していた。
(あっ…そうだ…お姉さんが来る前にパンティ脱いでおこうっと…)
あさ美は女子トイレに入るとパンティを降ろした。
手にしたパンティの厚い布地の部分が湿っているのをあさ美は感じた。
(私ったら…もう…濡れてきている…)
あさ美はそっと股間に手を伸ばし恥裂に指を這わせてみた。
肉裂を弄る指先に熱い粘性の恥液が纏わりついてきていた。
あさ美はそこで弄りたくなるのを我慢して席に戻った。
お盆の為、混雑している店内であさ美は下半身に何も穿いていない自分の存在に早くも
感じ始めていた。
(皆…びっくりするだろうな…私がパンツ穿いていないのを知ったら…)
159 :
作者 :02/08/26 08:35 ID:uxJiLYtx
何も着けていない恥裂から新たな蜜液が流れだし股間と直接当たっている
椅子の布地に染みていく感触をあさ美は感じた。
やがて亜希子があさ美の席に向かってくる姿が目に入った。
豊満な胸を白いTシャツで包み腰にピッタリと張りつくような濃紺の
スリムジーンズを身に着けた亜希子の姿に何人もの男達は振り向いていた。
「お元気…?」
「はい…」
あさ美は亜希子の目に吸い込まれるように見つめていた。
「おねえさん…今日から1週間…私…自由なんです…」
あさ美は両親が帰郷した事、亜希子を塾の先生にした事の経緯を語った。
あさ美の話を亜希子は笑顔で聞いていた。
「そう…それは都合が良いわね…でも私が塾の先生ってのは可笑しいわねっ…」
「ふふふふっ……」
亜希子は小さく声を上げて笑った。
「もう…準備してるんです。」
あさ美は亜希子に呟いた。
160 :
作者 :02/08/26 08:37 ID:uxJiLYtx
「準備?」
あさ美は亜希子にそっと手の中の白い布切れを見せた。
「ふふっ…そういう事っ…」
亜希子は小さく頷いて笑った。
「ちょっと貸して…」
折りたたんだあさ美のパンティを受け取った亜希子は恥ずかしい
染みがあるのを確認するとポケットにしまいこんだ。
「もう…濡れちゃってるのね…ふふふふふっ」
「…は…い…」
「じゃぁ…出ましょうか…」
「はい」
二人は席を立ち混雑している店内の通路を歩き出した。
「今日は、車で来てるから…」
店の外に出た亜希子はあさ美にそう言うと裏の駐車場に向かった。
「さぁ乗って…」
赤いスポーツカーの前で亜希子はあさ美を促した。
車のドアを開けたあさ美の鼻腔に亜希子のつけている香水の甘い匂いを感じた。