お前ら、焦りすぎ!

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48名無し募集中。。。
おいら達は三人、しばらく顔を合わせた。
何か忘れているぞ…。

「あ!加護ぴょん!」

辻ぴょんが何を忘れているのかようやく思い出した。
三人とも急いでコクピットを離れ、寝室へと急ぐ。

寝室のドアを開けると、そこにはぐったりとベッドに横たわる加護ぴょんが。

「死んじゃイヤぁぁ」

辻ぴょんが加護ぴょんに泣き叫びながら抱きついた。
49名無し募集中。。。:02/08/15 17:05 ID:8cu6Keni
おいらはどうしていいものか頭が混乱してしまった。

「医療セット持ってクル!」

ミカぴょんがそう言って部屋を飛び出していった。
泣きじゃくる辻ぴょん。

まだ死んだと決まったワケじゃない。
おいらは辻ぴょんに冷静になるよう言い聞かせようとした。
50名無し募集中。。。:02/08/15 17:07 ID:8cu6Keni
「暑いっちゅーねん!」

突然加護ぴょんの手が辻ぴょんをなぎ払った。
呆然とする辻ぴょん。
おいらは、優しく辻ぴょんに話し掛けた。

あんまり抱きつくと暑くて眠れないようだね…。

辻ぴょんは放心状態のままだった。
51名無し募集中。。。:02/08/15 17:13 ID:8cu6Keni
物凄い足音を立てながらミカぴょんが帰ってきた。
ぜえぜえと肩で息をしながら。

「待っててね。すぐ直るから。大丈夫ダカラ」

ミカぴょんは焦っているのかよく確認せずに、医療セットをバラバラと床に広げはじめた。
おいらはミカぴょんの肩を叩いた。
ミカぴょんはそれで我に返り、加護ぴょんをよく見つめた。

「ウルサイなぁ…」

加護ぴょんはそう言って寝返りをうち、背中をこちらに向けた。
ミカぴょんは驚きの表情を浮かべた。

「アレだけの衝撃で全然気づかなかったンダ…」