1 :
名無し募集中。。。:
ジョージアでも飲んで落ち着こーぜ
2 :
2ちゃんねる:02/08/03 08:47 ID:YBbsBeS8
2
3 :
ダンディ坂野:02/08/03 08:47 ID:lfBH77e3
2ゲッツ
4 :
ヘルス無理:02/08/03 08:47 ID:PauG4MVi
インターチンコレンタル王者
5 :
ダンディ坂野:02/08/03 08:47 ID:lfBH77e3
ヽ(`Д´)ノウンガァァァァ !!
6 :
名無し募集中。。。:02/08/03 08:48 ID:2BcT5eTg
ゴマもヤスも元からいなかったものとしようよ
そしたら納得いくでしょ?
7 :
名無し募集中。。。 :02/08/03 08:52 ID:PkDOOLvn
そうだよな、1の言う通りかもしれない。
俺はそう思い近所の自動販売機へサンダルでノコノコ行き、
ジョージアを買った。
一口飲む・・・甘味と苦味が微妙なバランスで・・・もう一口。
うーんズズズ・・・ズズ・・・グビグビ・・・。ブー!!
ってジョージアなんか飲んでる場合じゃねぇんだ!!
ごっちんとケメ子が娘からいなくなるんだぞ!!
ジョージアなんか飲んで遠い目してる場合じゃねぇんだよ1!!
わかってんのか1!!
ひ〜ん!!
\
\ \(^▽^)/新スレおめでとうございまーす☆
\
\ /| 。.
,,-'―\ _,/ノ . .
___,,-―――='' ̄ ̄ _,,-'―=''' ̄_,/| o *
_,,-―=''' ̄ ___,,-―――='' ̄ __,-―='' ̄ / . . .
_,,-―=''' ̄ _,,-―='' ̄ ヽ / +
 ̄ ̄ _,,-―=''' ̄ \ / . . . .
,,-='' ̄ ヽ / . 。. ★ ☆
,,,-'' ヽ/ 。. .
-―'' ̄ /\ ___, /\ | . ☆ +
. | ..::::::::::::... | / ..:::::::... | + . . .
| | / | . . ☆
ヽ γ´~⌒ヽ. | / /☆ . * +. .
――ヽ / ヽ | / /⌒ヽ、. . . .
\/ | |_/ / ヽ +★
/ | / ノ * ☆
9 :
R刃魔愚血:02/08/03 09:23 ID:Y3nluYcL
実際、あせってるのは1のわけだが・・・
10ゲッツ
11 :
:02/08/03 09:31 ID:qe9hWEkD
こんな大変なときにテレビ東京の面白ボーイは何している!!
オフラインで編集室詰めっぱなしでこの事を知らないのか?
゜ ゜ 。 /⌒⌒⌒⌒⌒\ ゜ ゜ 。 ゜ 。
゜ 。 。 ( ( ) ) ( ) 。゜ 。 。 ゜
/( /⌒⌒⌒\ )\。 。゜ ゜ 。゜。
。 ゜ ゜。 ( ( \ \ ゜ 。゜ 。
/⌒ ∋oノハ∈〜oノハo〜 )゜。 ゜ 。
。゜ ( ) ( ( ´D`) (^▽^ ) ) ∩
( ( ) (]○と ) (]○と ) ( ) (⌒)
( ) ( ) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒) ( )( ) (⌒⌒)
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
新スレ、おめでとう・・・・・
雪って、こんなにおいしかったんだね。
ゴトーダヨー オメデトー!!
@ノノノハヽ@
( ´ Д ` )っ 新スレおめでとー
( っ /
| (⌒)
(__)⌒^ ペタン ペタン
/ ,. ソ ノ |ミノ丿ミ:、
/ 彡彡ミ/ ミヽ乂ハ. ',ヽ彡
| ミl``ヽ;;;;./ 〉
___ | ', |:::l. ´<lニ::iilーrイ
`-\ .l:::l. , ∨
| ヽ l::::l , '/_`二「
| ヽ ` /,. "´ ̄/ おちつけぐず共!
| ヽ . ヽ__j'
', ヘ.._\ ``/
このスレ乗っ取って小説はじめてよろしいかしら?
って誰も返答しなさそうなので勝手にはじめてみます
タイトルは「ぴょーん星人宇宙へ」
矢口リーダーのミニモニ。にささげます
「…ん」
どこか遠くで声が聞こえる。
「…びーん」
その声はだんだんと近づいて来た。
「おやびーん」
ようやく声がハッキリと聞こえた。
と、その時お尻に激しい電流が走った。
おいらは衝撃に驚いて飛び起きた。
…起きた。そう。寝てたのだ。
「おやびん、なかなか起きないから浣腸の刑だぴょん」
そう言って勝ち誇ったような笑みを浮かべる加護ぴょん。
手加減ってもんを知らないのかコイツは…。
「おやびん、やっと起きたデスカ。交代の時間デスヨ」
加護ぴょんの後ろからミカぴょんが顔を覗かせた。
「あ、ああ…ごめん」
おいらはしっかりと立ち上がった。
同じ部屋にあるもう一方のベッドでは、おいらと同じく睡眠をとっていた辻ぴょんが呆然とした顔で座っていた。
「ほら…辻ぴょん起きろ。交代だぞ」
おいらはそう言って辻ぴょんの手を引っ張った。
「あ、あと五分…」
辻ぴょんはそう言ってベッドに横になってしまった。
辻ぴょんの重量に引かれておいらまでベッドに倒れこんでしまった。
「起きろぉ!」
おいらは思いっきり辻ぴょんの耳元で叫んだ。
ようやく起きた辻ぴょんとともにコクピットへ入った。
窓から見える景色は点々とした明かり以外はひたすら暗黒。
…もう、ぴょーん星を出て何日たったんだろう。
行けども行けども何も無い。
おいらはコーヒーを入れて、窓際の椅子に座った。
窓の外を眺めてみる。
毎日同じ景色。
「辞令」
「矢口以下四人に地球行きを命ずる」
「明日から」
おいら達はあまりの命令に唖然とした。
「あ、明日からですか?」
「明日だ」
まだ宇宙船も無いってのに!
どうしろって言うんだ!
…そう心の中で思った。
地球行き、を命ぜられてはしゃぐ加護ぴょんと辻ぴょん。
ホントにコイツら分かってんのか?
あまりに突然の命令だった。
ようするに厄介払いなのか。
おいらにはそう思えた。
「宇宙船はドウシタラ…」
「宇宙船は知り合いに頼んである」
ミカぴょんの質問をさえぎり、一枚の紙を渡された。
「ココへ行けばいいんですね?」
「そうだ」
これ以上何を言ってもダメそうだった。
おいら達は紙に指示された場所へ向かった。
「中澤商会」
そう書かれた看板は今にも落ちてきそうだった。
こんな所にこんなのあったんだ…。
それにしても胡散臭い。
胡散臭すぎる。
そう思いながらも店内というより倉庫の中へと足を進めた。
「待ってたで!矢口さんやな!」
妙に元気なおば…いや、オネエサンがいきなり声をかけてきた。
「ちょうど仕上がったとこやで!」
そういうとそのオネエサンはおいら達を奥へと導いた。
「あ、そうや。ウチは中澤や。よろしくな」
そう…ですか。
「これや!」
そう言って中澤さんが指差したところには立派な…いや…鉄くずかと見間違うものがあった。
「これって…」
「ご注文の宇宙船やで!」
「…」
おいら達、いや、おいらとミカぴょんは呆然としてしまった。
「かっこええ!」
「かっこええやろ!部品そろえるのに大変やったんや!」
かっこええんか?
加護ぴょんのセンスは分からない…。
「なんせ、色んな宇宙人の船から部品パクるの大変やったんやから」
「パクったんかい!」
思わず突っ込んでしまった。
飛ぶのか?これ。
中に入ってみると意外にまともなつくりだった。
「操縦に関してはこのマニュアル見てな」
そう言って一冊の本を渡された。
チャーミー星の言葉で書いてある…。
「ま、根性で読んでな。メインコンピューターはチャーミー星製やから」
おいらはミカぴょんと顔を合わせた。
「仕方ナイよ…ナントカ辞書片手にがんばりマショウ」
ミカぴょんがそう言った。
そんなこんなでおいら達は宇宙へ飛び立った。
ちゃんと飛んだのだ。
飛ばない方が良かったのかもしれない。
目指すは地球。
地球征服だ。
それなのになぜこんなにおもちゃやお菓子が大量に積んであるんだ?
遠足か?
おいらは窓越しに見える真っ暗な宇宙を見つめていた。
後ろから聞こえる加護ぴょんと辻ぴょんの大騒ぎを聞きながら…。
ぴょ〜ん星人小説か。
どんなストーリーになるんだろう?
これからの展開に期待。
とにかく最初は賑やかだった。
まるで遠足だった。
おいらとミカぴょんは引率の先生だった。
が、しかし、さすがの二人も毎日同じ事の繰り返しに飽きてきたようだった。
おいら達は四人を二つのチームにわけて、交代で睡眠を取るようにした。
と、いっても何も起きないので全員寝てしまっていても良いのだが…。
おいらが窓を外をボーッと眺めていると、突然背後から辻ぴょんの叫び声がした。
「おおおおこりゃ何だ?」
おいらは何かと思い、後ろを振り返った。
そこには、驚いた辻ぴょんと、何やらやたらと光る色んなランプ。
おいらはすぐさま立ち上がり、辻ぴょんのところに駆け寄った。
「な、なんれすかこれ…」
おいらは辻ぴょんの目の前にある計器盤を見た。
「辻ぴょん、何か触った?」
「何も触ってないれす…」
辻ぴょんは今にも泣きそうだった。
おいらにも何が何やらさっぱりだった。
慌てて辞書とマニュアルを手にとり開いてみる。
「………」
わからない…。
チャーミー語に多少知識のあったミカぴょんに任せっぱなしにしたツケが回ったか。
「辻ぴょん、ミカぴょん起こしてきて」
おいらはそれでもなんとかそれらしいページを探した。
「バンッ」
物凄い音がしたと思ったら、宇宙船は急に向きを変えたようだった。
それと同時にさらに大量のランプがあちこちで点滅する。
警告音らしき音が鳴り響く。
「チャオーチャオーチャオー」
…ふざけた音だ…。
とにかくこのままだと頭が狂いそうなので、まず警告音を消す方法を探した。
「おやびん!」
ようやくミカぴょんがやってきた。
おいらはミカぴょんに状況を説明し、マニュアルと辞書を渡した。
問題の計器盤の前に座り、ぱらぱらとマニュアルをめくるミカぴょん。
「あー!おやびん!」
外を見ていた辻ぴょんが大きな声でおいらを呼んだ。
辻ぴょんの方を見ると、さっきまでおいらの飲んでいたコーヒーがこぼれていた。
そんな事今どうでもいいだろ。
期待カキコ
警告音が止まった。
ミカぴょんが止めてくれたようだ。
おいらは雑巾でコーヒーで汚れた床を拭きながら、ミカぴょんに何が起きたのかを聞いた。
「たぶん…エンジンの故障ミタイ」
そうなんだ…よくわからないがエライ事になってしまったようだ。
でもどうして急に宇宙船の向きが変わったんだ?
「ソレハ…近くの星の重力圏に入ったからカナ」
なるほど。つまり、墜落してるわけだ。
おいおい。
「あー!おやびん!」
また辻ぴょんが叫んだ。
今度はなんだ?ジュースか?8段アイスか?
「なんか星が向かってくるれす!」
それは星が向かってくるんじゃなくてこっちが向かってるんだ。
ってそんな事言ってる場合じゃない。
おいらは雑巾を放り投げ、ミカぴょんのところに行った。
「なんとか着陸しないと」
ミカぴょんは必死でマニュアル片手に色んなスイッチを押した。
窓の外の星はみるみるうちに巨大になり、そうかと思うと宇宙船に衝撃が走った。
宇宙船は激しく揺れて、おいらはつかまっているので精一杯だった。
窓の外は真っ赤になり、宇宙船の照明がついたり消えたりした。
…しばらくすると、急に静かになった。
窓の外は青く輝いている。
宇宙船はゆらゆらと揺れているようだが、それほど酷い状態ではなかった。
「つかまっテ!」
ミカぴょんが突然叫んだ。
おいらは必死に柱につかまった。
下から突き上げるような、物凄い衝撃がした。
おいらはしばらく目を瞑っていたが、静かになったようなのでゆっくりと目を開けてみた。
コクピット内は無事なようだった。
照明もついていて、特に妙な音もしてなかった。
ただ一つ気づいたのは、辻ぴょんが寝転がっている事だった。
おいらはとっさに辻ぴょんに駆け寄った。
大丈夫か?ケガは?
辻ぴょんは目をぱちくりさせていた。
「びっくりしたのれす」
ああ、大丈夫そうだ。
おいらはホッと胸をなでおろした。
「おやびん」
後ろからミカぴょんの声がした。
おいらが振り返ると、ミカぴょんは何も無かったかのように椅子に座っていた。
おいらはミカぴょんのところに行った。
「おやびん、不時着したミタイ」
「ココは…たぶん…プッチ星?」
おいらはそう聞くと、窓の外を見てみた。
少し薄暗い。
そしてどうも森のようなところに落ちたようだ。
窓から先が見えないほど木がいっぱい見えた。
木があるという事は大気があるという事なんだろう。
少しはマシなところに落ちたか、と思った。
39 :
s:02/08/14 06:34 ID:Iw8aVy5A
あっ
40 :
ドピュ:02/08/14 10:21 ID:BCWf3n+N
うっ
はあ・・
42 :
名無し募集中。。。:02/08/14 23:23 ID:h0habPzl
k
43 :
:02/08/14 23:33 ID:i6LeMCCY
しかし、そのときミカが言った
「あたし・・うんち・・うんちが もっもうだめだ!!!!離れて離れて!!
出ちゃう出ちゃううっひょーーー
ああアアaaギズモageageageaaaえおだオヒャクショウ.comボサノバ ブルリラ ブルリラ0だべさアアア
ジュダンヅらるくあんしぇるンハアアuうがあああああああ
おさえられない!!! はっはっは・・・
はh発射してしまうおぐがばがはっはっははっははは じゅぱあ
お願い あっちいってて!!!!!!もう ぶひょしゃっは熱っ!!熱っ!!熱っ!!
まじ!まじうんち・・うん子迫ってくる!!! ジャノメミシンふ(笑)うはああああ
デミぐらスソースばっはぁぁ−ジュンバラdkブヒブヒばあッひゃひゃひゃララボン!!bakaかジュビロ
わああアアア ヒコーキグモがばっはやああああ え
こーモン…ブルブルしてるわ… おまえあっちいけ!!ブリブリブリィィィ
ブリブリ!!! ハhジメマシテ!!!ブリブリ!!デューダデューダンサバデンベンツbイチバンボシsひゃはははは
ブリバリボリボリバリあああ かぐyあひめぁだっはあ ナマチャ!! ナマチャ!!!!ガッシャアアン
ヤベエエエエエーー出まくってるぅぅ ミルミルミル!!! ムリムリムリィ・・・・・・・!!!!!!!!!
うぎゃああああああああ いてえええ バレるぅゥウウウウ
ksdじゃんあケツ見んなーアァッッァア あっちぃぃぃぃぃ
あぼん ぶぼん ぶばんあぼブバババババババ ユワアッシャアアアアァァァァ
肛門が…ボッカン ボッカン!!! イイワアアア おkおk!!
ブロンボン ぼばん ぼばんnだが そgんごはんブアバシャアア ガダルカナルタカあおgjどあえああ
じょぼじょぼじょぼハシモトじゅばじゅばモグ゙モグモグ16+ おぱアアアアアアアアあああああ」
と。
44 :
:02/08/14 23:42 ID:qEPFB3AL
45 :
名無し募集中。。。 :02/08/15 01:04 ID:7ULg5JA1
そんなミカぴょんを見ておいらは心の中で思った
「まったくここはひどいインターネットですね
皆さんはひとの痛みがわからないのでしょうか
匿名だからといって無責任な発言が多すぎますよ!!
被害者の人権はどうでも良いというのでしょうか?
ニュースステーションの筑紫さんが、インターネットのことを、
便所のトイレって言っているのを知ってます?あなたたちは
どうせニュースも見ないから知らないと存じますが。
とうとう、本気で呆れています。おばあちゃんが、どれどれ?と
画面を覗きにきました。それから、おとうさんも来ました。
その6分後、妹も来ました。あなたたちは、我が家に笑われています。
とてもいい具合です。家族みんなが、この人たちおかしいね
おかしいねって、互いに罵り合っています。おかあさんは、
もう3年家に帰ってきてませんが、必ずおかあさんもおかしいね、
って云うと思いますよ。どうです?私に謝るなら、今のうちですよ。」
と。ま、口には出さなかったけど・・・・・
47 :
:02/08/15 15:17 ID:CtR7RKkJ
おいら達は三人、しばらく顔を合わせた。
何か忘れているぞ…。
「あ!加護ぴょん!」
辻ぴょんが何を忘れているのかようやく思い出した。
三人とも急いでコクピットを離れ、寝室へと急ぐ。
寝室のドアを開けると、そこにはぐったりとベッドに横たわる加護ぴょんが。
「死んじゃイヤぁぁ」
辻ぴょんが加護ぴょんに泣き叫びながら抱きついた。
おいらはどうしていいものか頭が混乱してしまった。
「医療セット持ってクル!」
ミカぴょんがそう言って部屋を飛び出していった。
泣きじゃくる辻ぴょん。
まだ死んだと決まったワケじゃない。
おいらは辻ぴょんに冷静になるよう言い聞かせようとした。
「暑いっちゅーねん!」
突然加護ぴょんの手が辻ぴょんをなぎ払った。
呆然とする辻ぴょん。
おいらは、優しく辻ぴょんに話し掛けた。
あんまり抱きつくと暑くて眠れないようだね…。
辻ぴょんは放心状態のままだった。
物凄い足音を立てながらミカぴょんが帰ってきた。
ぜえぜえと肩で息をしながら。
「待っててね。すぐ直るから。大丈夫ダカラ」
ミカぴょんは焦っているのかよく確認せずに、医療セットをバラバラと床に広げはじめた。
おいらはミカぴょんの肩を叩いた。
ミカぴょんはそれで我に返り、加護ぴょんをよく見つめた。
「ウルサイなぁ…」
加護ぴょんはそう言って寝返りをうち、背中をこちらに向けた。
ミカぴょんは驚きの表情を浮かべた。
「アレだけの衝撃で全然気づかなかったンダ…」
語尾が微妙にカタカナなミカぴょん萌え〜。
ほぜんだっぴょ〜ん!
ぴょんぴょんぴょ〜ん
ぴゅっぴゅっぴゅ〜っ
hozen
57 :
:02/08/18 22:51 ID:OUmXv5QV
すると、突然ミカぴょんがこう言った「昨日、母の葬式に出たんです。享年54歳。
そしたらなんか自分、涙が一滴もこぼれないんです。
で、よく見たら会ったこともないような親戚のおばさんですら泣いているんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
俺な、親の死を目の前にして放心してんじゃねーよ、ボケが。
目の前に人が死んでるんだよ、母親が。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で葬式か。ほんとありがとう。
パパは息子さんに挨拶してくるから車で待ってなさい、とか言ってるの。いい親父だな。
俺な、親が死んでんだからもっと泣けと。
葬式ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
死に化粧をみた瞬間いつ涙があふれてきてもおかしくない、
泣くか叫ぶか、そんな雰囲気が普通なんじゃねーか。オレ、なんなんだよ。
で、やっと葬式が終わったかと思ったら、なんか次々と母のことが思い出されるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、今さら思い出したところで意味ねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、今度の休みには帰るよ、だ。
俺は本当に休みに帰るつもりだったのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
俺、適当に親との距離をとりたかっただけちゃうんかと。
親不孝者の俺から言わせてもらえば今、若者の間での最新流行はやっぱり、
反抗期、これだね。
親ってのはいつまでも生きているもんだと思っている。これがガキの考え方。
親の期待をかなえたつもりで一人暮らし。そん代わりコミュニケーション少なくなる。これ。
で、「少しだけ仕送りいれといたから」 「ああ、無理すんなよ」。これ最期の会話。
今になって後悔ばかりが思い出される、諸刃の剣
まあお前ら若いもんは、ほんの少しでもいいから親孝行しなさいってこった。」
と。おいらは思わず涙を流してしまった。
冗談だと思わないで、下のスレッドをよく読んでくださいです。
●なんと西村さんが一時間で20kmを走り抜けた可能性があります。
他にもいろいろ疑惑があります。
●ルート検索をしても出発点から目的地まで100kmにならない可能性があります。
●なぜか、走行ルートが発表されていません。
●時速2km台という歩いてるよりはるかに遅い速度で走ってる時間もあれば、
後半になって、急に早くなってるようです。
公式から抜粋
http://www.ntv.co.jp/24h/2002/marason/ 17日(土)
18:55:スタート
18日(日)
00:05:26キロ地点 最初の 26km は 4.3km/h
02:09:31キロ地点 0時から2時 の間は 2.5km/h
17:12:70キロ地点を越えている 2時から17時 の間は 2.6km/h
19:15:10キロを切りました 17時から19時 の間は 10km/h
20:25:3キロを切っています 19時から20時 の間は 6km/h
詳細は下のスレッドを見て下さい。
http://news3.2ch.net/test/read.cgi/news/1029671966/
59 :
名無し募集中。。。:02/08/18 22:57 ID:alZLyRSx
走行ルートが発表されていないのはいつものこと。
距離稼ぎのために都内にはいるとえらく遠回りするのです。
オイラは仕方なく加護ぴょんをゆさぶり起こした。
不機嫌そうな顔をする加護ぴょん。
みんな心配したっていうのに。
そして、四人でコクピットに行った。
窓の外を見るなり、加護ぴょんが大声を出した。
「何これ!?どうなっちゃってるの?」
辻ぴょんが事こまやかに説明した。
「うわっ!探検や!探検しよ!」
オイラとミカぴょんは顔をあわせた。
それしかないか?
こんな悪い状況でも全然平気というか、むしろ楽しんでいる加護ぴょん。
オイラは少し感心してしまった。
「なぁ〜探検しよ」
「おやびん、どうスル?」
三人の視線がオイラに集まった。
ここは決断せねば。
「ワタシはココに残って修理できるかやってミルネ」
残るって探検に行けって事か?
…仕方無い、少し外の様子を見てくるか。
何か役立ちそうなものが見つかるかもしれないし。
ミカぴょんを除いた三人で、このプッチ星とかいう星を見て回る事になった。
一応、何があるのかわからないので銃を持っていく事にした。
使った事ないけど…。
「なあ、お菓子どうする?」
「とりあえずこれとこれとこれも持っていくれす」
遠足へ行くんじゃない!
そんなオイラの言葉なんて何も聞こえないようだった。
オイラ達は宇宙船のドアを開け、外へでた。
思った通り大気もあるし、少しヒンヤリした感じだったが、問題は無いようだった。
オイラは十分注意しながら外へ足を踏み出した。
「あっち行ってみよ!」
加護ぴょんがオイラを追い越して外へ走っていった。
続いて辻ぴょんも。
コイツら警戒心が何もないのか?
仕方なくオイラも足早に二人の跡を追った。
「〜た。」って文が多いと、なんか箇条書きみたいな感じがする・・・。
>>64 その通りですね。ご指摘ありがとうございます。
うっそうと茂る森の中を、二人の姿を追う。
頭上を見上げると、沢山の木の葉の隙間から明るい日差しが見える。
イテ!
オイラは上を見上げていたせいで、足元にあった木に躓いてしまった。
ぶつけた足を見てると、少しばかり血が出ている。
ハンカチで血を拭き、また歩き出そうと立ち上がる。
目の前には誰も居ない。
二人を見失った…。
加護ぴょん!
大声で呼んでみるものの、何も返事は聞こえない。
オイラは少し不安になった。
十分に注意を払いながら、ゆっくりと歩きだす。
一体あの二人は何処へ行ったんだろう?
しばらく歩くと、森を抜けて少しばかり広い場所に出た。
と、言ってもその先はまた森。
それでも、森を抜けたというだけでオイラは少し気分が楽になった。
二人とも何処に行ったのか分からないし、やたらに移動するとますます事態が悪くなるかもしれない。
オイラはとりあえず広い場所の真中に座った。
「ギャー!」
物凄い叫び声が森の中から聞こえる。
オイラは立ち上がり、声が聞こえた方向を見る。
森の木が揺れているのが分かった。
オイラは加護ぴょんと辻ぴょんの名前を呼びながらそちらの方へ走り、また森の中へ入った。
しばらく走ると、ようやく二人の背中が見えた。
そして、その向こうにある何かの姿も一緒に視界に入る。
それは何か大きな人間に見えた。
吟詠伝のようなハードな展開希望うそ
がんがって下ちい
ほのぼのと、そしてドキドキも交えつつ…。
作者しゃーん、がんがってちょ〜!
その影は、最初は暗くてよく見えなかったのだが、ゆっくりとコチラに向かってきたので少しずつその姿が見えてきた。
そして、木の間から漏れる空からの明かりがその姿を映しだす。
姿形は人間によく似ているが、大きさはその比ではなく大きい。
顔以外の肌はうろこのようなもので覆われていた。
「なんやこれぇ!」
「辻知ってるれす!かいじゅう図鑑で見た事あるれす!」
怪獣図鑑?
って事は怪獣なのか?
危険なのか?
…いや、見るからに危険そうだ。
オイラはとっさに腰につけていた銃に手をかけ、銃口を怪物に向けた。
二人にこちらへ逃げてくるように叫ぶ。
オイラの姿に気づき、二人は大騒ぎしながら走ってきた。
「おやびん、なんとかして!」
「辻知ってるれす。怪獣図鑑で見たれす。あれはヤスダザウルスれす!」
ヤスダザウルスとかいう怪物はオイラ達を凝視しながら、ゆっくりとこちらに向かってくる。
オイラは少しずつ後ずさりしながら、震える手で銃の引き金を引いた。
パンッ
乾いた銃の音が響く。
当たったのか?
しかし、ヤスダザウルスはまったく何もダーメジが無いようだった。
さらに何発か連続して銃を撃つ。
やっぱりなんとも無い様だ。
銃なんてまったく効果が無いようだ。
ヤスダザウルスは突然こちらに向かって走ってきた。
逃げろ!走れ走れ!
オイラは大声を出して走りだした。
どっちへ行っていいのかわからないが、とにかく全力で走る。
後ろからはヤスダザウルスが追っかけてくる大きな足音が聞こえる。
だが、オイラ達に比べると早く走れないようだ。
足音はじょじょに遠ざかっていた。
「どこまで走るん?」
「疲れたれすぅ」
そんなのオイラにだってわからないよ。
知のセリフがない…。
知主観だから当然なのか?
それとも嵐の前の静けさか?
そんなこんなで期待保全。
とにかく必死で走りつづける。
ようやく後ろからの大きな足音は聞こえなくなった。
後ろを振り返ってみる。
どうやら完全に振り切ったようだ。
オイラは足を止めた。
二人も、オイラが止まったのに気づき、走るのをやめた。
「もぉ〜疲れた!」
加護ぴょんがそう言って寝転がった。
オイラは走るのに疲れて、その場に座り込んだ。
ふと、辻ぴょんを見ると何やらキョロキョロしている。
どうしたんだろう…。
「ココはどこれすか?」
オイラはその言葉を聞いてハッとなった。
ヤスダザウルスに遭遇するまで、一応宇宙船の方向を意識してきた。
しかし…パニックになっていたのだろうか。
完全に方向を見失ってしまった。
まわりは深い森。
さっきの空き地もどっちなのか分からない。
まず、落ち着け。
オイラは自分にそう言い聞かせた。
リーダーたるべきもの、冷静に事態を把握し、最善の道を導き出さねば。
「きっとあっちだ!」
オイラが静かに考えている隙に、加護ぴょんがそう叫んで歩き出した。
おいおい…オイラの立場は…。
辻ぴょんもそれについて歩き出した。
仕方ない。オイラもついて行くしかないだろう。
こうなりゃ野となれ山となれだ。
しばらく歩くと、森が開け、広い空き地に出た。
オイラはホッとした。
さっきの場所に戻ってきたようだ…。
だが、よく見ると何か様子が違っていた。
さっきオイラの座った場所に…何か大きな物がある。
大きな、岩のような、灰色をしたデコボコの物体。
ちょっと違うのはその真中あたりに人が通れるぐらいの穴が開いていた事だ。
オイラには、その穴はどう見ても人工的に開けたものに見えた。
「あそこ入ってみよう!」
加護ぴょんはオイラが制止する声を出す間もなく、その穴に入っていった。
続いて辻ぴょんも。
オイラだけその場に取り残された。
どうしよう。
だけど、あの二人をほっておくワケにいかない。
オイラもしぶしぶ穴の中に入ってみた。
穴の中は真っ暗。
一歩踏み出してみると、そこには足場が無かった。
気づいた時にはオイラはすでに落ちていた。
真っ暗闇の中を。
( `◇´)保全するで!
どすん、という鈍い音がして、お尻に衝撃が走った。
イテテ…。
ちょうど座った格好で落ちてしまったようだ。
オイラはお尻をさすりつつ、真っ暗な中でゆっくり立ち上がってみた。
しばらくじっとして、耳を済ませる。
先に穴に入っていった二人の声は聞こえない。
目を凝らしてみると、うっすらと周りが見えた。
目が暗闇に慣れたみたいだ。
オイラはゆっくりと、前に進みだした。
はっきりと見えるわけではないが、なんとなくボンヤリと周りが見える。
どうやら通路みたいなところを歩いているようだ。
オイラは壁を手で触りながら少しずつ歩いた。
と、突然手になんの感触も無くなった。
さっきまで見えていた壁も見えない。
周りに何も無いのか?
さっきよりも更にゆっくりと前へ出てみる。
しかし、やっぱり何にも無いようだ。
突然オイラの目の前が真っ白になった。
明かりがついたのだ。
オイラは眩しくて、思わず目を閉じた。
そして、ゆっくりと目を開けてみると、何やら人影がボンヤリと見えた。
加護ぴょんか?
オイラの問いかけに人影は応じなかった。
目が明るさになれてきたので、もう少しよく見てみる。
目の前に立っていた人影は、加護ぴょんでは無かった。
誰?
オイラは誰だかわからない二人組みに囲まれていた。
二人は槍のような武器を手にもち、緊張した顔でオイラをじっと見つめていた。
どうしよう…。
オイラはその場で固まってしまった。
「オマエドコカラキタ?」
そのうちの一人がたどたどしい言葉で話し掛けてきた。
どうやら、コイツはオイラ達の言葉が理解できるようだ。
それだけでも少しほっとする。
オイラは、ぴょ〜ん星からやってきて、宇宙船が壊れて不時着して、ヤスダザウルスに追われて、ここへ紛れ込んだ事をなるべく簡単な単語を選んで話した。
二人は顔をみあわせて、聞いた事のない言葉でボソボソと会話していた。
「オマエドコカラキタ」
また同じ事を聞かれた。通じなかったらしい…。
オイラはさらに言葉を簡単にし、ゆっくりと一字一句づつ話した。
すると、また二人は顔をあわせて何か話し始めた。
「オマエドコカラキタ!」
今度は強い口調でオイラにたずねる。何度同じ事聞くんだよ。
突然、今まで話さなかった方がオイラの手を掴んだ。
何するんだよ!
オイラは抵抗し、その手を払いのけた。
カッとなった表情をしたその一人は、今度は物凄い力でオイラの腕を掴み、背後に回ってがんじがらめにした。
オイラは暴れた。
放せよ!
話をしていた方の一人がロープのようなもので全身をぐるぐる巻きにした。
そして、二人がかりでオイラの両肩を持ち、どこへやら引きずり始める。
その間、オイラはずっと大声で叫び続けた。
オイラが何したってんだよ!この魚顔野郎!
そんな言葉はもちろん全然わからないようで、二人は無表情のままオイラをしばらく引きずっていた。
そして、随分雑に作られた牢屋のような場所に閉じ込められた。
オイラは床に放り投げだされたままの状態で悪態をつきまくった。
馬鹿!阿呆!この頬袋野郎!
そんな叫びも通じなければむなしいだけだった。
さんざん怒鳴り終わると、疲れてきたのか急に不安になってきた。
なんでこんな目に…加護ぴょん達は一体ドコいっちゃったんだよ。
しばらくすると、また周りが暗くなり、よく見えなくなった。
暗闇はオイラの不安を更に加速させる。
心細くて泣きそうになった。
「あのぅ…」
突然背後から声がした。
半分泣いていたオイラは、その声に驚いて、大声で叫び声をあげてしまった。
「あぁぁぁごめんなさい」
後ろから聞こえる声は、おどおどとした口調で謝ってきた。
オイラは少し時間をかけて落ち着きを取り戻すように努力し、今度はオイラから声をかけた。
誰?
「あのぅ…私…チャーミー星のリカって言うんですけど」
「ぴょ〜ん星の方ですよね」
そうだよ…この格好見りゃわかるだろ。
「あ、ごめんなさい。そうですよね、見ればわかりますよね」
やけに低姿勢というか謝ってばっかりのやつだな。
「リカ」とかいうやつはそのまま話を続けた。
「あのですね、さっき走り去った二人とお仲間なんですか?」
走り去った二人?加護ぴょんと辻ぴょんか?
「あの二人、いきなりここへ入ってきて、プッチ星のあの二人の食事を持っていっちゃったんです」
そんな事したのか…アイツらどこでも食いものなのか。
「で、プッチ星の二人が怒って…そこへアナタがやってきて」
ああ、なるほど。それでオイラは敵だと思われてたわけだ。
作者さんがんばれ〜
&
保全
93 :
:02/09/03 14:06 ID:5uwl74Cp
チャーミー星・・・。
一体どんな星なんだ保全
で…なんで「リカ」は、ここにいるんだ?
「私は…ヤスダザウルスの生態調査に来て、あの二人に捕まったんです」
オイラが何か言う前に「リカ」は勝手に話を進めた。
「原始生活を続けるプッチ星の調査に…私はヤスダザウルスの担当です」
「で…ヤスダザウルスを捕獲しようとしたら、あの二人に襲われたんです」
「ここでは、ヤスダザウルスとの共存が頑なに守られているんです」
なるほど。こいつも敵だと思われたんだ。
「リカ」は、そのままヤスダザウルスや自然との共存について語りはじめた。
オイラはもう話しにウンザリしていて、生返事を返すだけで、頭の中でどうやって脱出するか考えていた。
そして、ふと気づいた。
チャーミー星といえばあのポンコツ宇宙船の何とかを作った星だよな。
こいつ修理できるのかな。
「見てみないと判りませんけど…大概直せると思います」
よし…こいつも連れて脱出しよう。
問題はどう逃げるかだ。
しばらく脱出方法を考えていた。
あたりをウロウロとし、色々調べてみた。
しかし、周りは硬い岩のような壁で、牢屋の入り口はなにか鉄のような固いものできっちりと閉じられていた。
すると、何やら外から物音が聞こえてきた。
オイラは音のするほうの壁に耳をつけて音に集中した。
…加護ぴょんの声だ。
オイラは大声を出しながら、壁を力いっぱい殴った。
たのむ!気付いてくれ!
( ^▽^)<しないよ
(〜^◇^)<うそつけー!
( ´zD`)ノ<ふぉぜんするのれす
( ^▽^)<100getしたわ、のの
(0^〜^)<梨華ちゃんかっけー!
( ´ Д `)<
手が痛くなるほど強く壁を叩く。
そして、声が枯れるほど大声を出す。
壁の向こうからも叩く音が聞こえてきた。
やった!気付いてくれたか!
壁に耳をつけて静かにすると、加護ぴょんの声が聞こえてきた。
しかし、どうやったら外へ出れるのかわからない。
外の加護ぴょんに大声で扉を開けるように言うが、どうも声は届いてないらしい。
今度はひたすら蹴りまくった。
なんとかして開けてもらわないと。
壁に蹴りを入れていると、向こうもどうやら壁を蹴っているようだった。
そして、笑い声が聞こえてきた。
笑ってる場合じゃないだろ!
そんなオイラの声も向こうには届いていないようだ…。
早く…あの二人が帰ってくる前になんとかしなくちゃ。
オイラは今度は体当たりを始めた。
しかし、一回当たるたびに体が痛い。
後ろにいた、「リカ」にも無理やり体当たりをやらせた。
「バキッ」
何回か体当たりをしていると、物凄い音がしてオイラの体はひっくり返った。
全身に痛みが走る。
そして、すぐそこで加護ぴょんの声が聞こえた。
「何遊んでるの?」
どうやら両側から激しく叩きつけたおかげで、壁が崩れたようだった。
オイラはほっとすると同時に、加護ぴょんと辻ぴょんのあまりの能天気さに全身の力が抜けてしまった。
とにかくここから逃げよう!
オイラは二人にそう言い、立ち上がった。
「なんで?なんで逃げるん?」
それはオマエらのせいで…まあいいや…とにかく逃げよう。
「あのぅ…私は…」
リカも一緒にだ!
いいからとにかく逃げよう!
オイラは少しヒステリックぎみに叫んだ。
「おやびん、きっとお腹すいてるんれすね」
違う!
お〜!交信乙!
とにかく、オイラは加護ぴょんを小突きながら、脱出口へ案内させた。
何やらぶつぶつ文句をいいながらも、加護ぴょんは四人を外へ導いた。
外へ出ると、ずっと暗いなかにいたせいか、日差しが眩しくてしばらく目を開けられなかった。
ホッとしたのもつかの間、まだ残っていた問題をすぐに思い出した。
宇宙船はどっちだ?
しかし、ここにじっとしているとまた捕まってしまうかもしれない。
オイラはとにかく移動を始めた。
しかしまた、加護ぴょんと辻ぴょんの二人が勝手に歩き始めた。
オイラが制止すると、不満そうな顔をしながら、加護ぴょんが答えた。
「だってお腹すいた…宇宙船戻ろうよ」
だから、その宇宙船がどこにあるか…って場所わかってるのか?
加護ぴょんは当然かのような顔をして、頷いた。
そうだったのか…。
オイラは何か自分だけが茶番劇を演じているような気がして気分が悪かった。
四人は、宇宙船に向かって歩き始めた。
ヤグタン茶番保全
a
加護ぴょんについて歩くと、意外なほど近くに宇宙船はあった。
一体オイラ達はどこをどう移動してたんだろう…。
しかし、また同じ道をたどる気力はなかった。もう、疲れたから寝たかった。
オイラ達は宇宙船に入り、リカにチャーミー語の説明書を渡し、ミカぴょんに状況説明をしてもらった。
リカはしばらく説明書を眺めたあと、宇宙船の中をどこへやら歩きはじめた。
オイラとミカぴょんもそれに続いた。
リカは、何やら機械でいっぱいの部屋に入り込み、わけのわからない所をいじり始めた。
オイラはリカが何をやっているのかさっぱりわからず、ミカぴょんに尋ねてみた。
「サァ…」
ミカぴょんにもわからないのか。
じゃ、オイラにも当然わからないな。
しばらくリカの様子を見ていたが、オイラは何をやっているのか聞いてみた。
「何って…修理ですよ?」
ああ、そうか。そうだよね…。
ってそういう事聞いたんじゃないけど、どうせ技術的な事言われてもわからないので、そのまま黙った。
そして、リカが何かのスイッチを押すと、機械は大きな唸るような音をたて、あちこちに明かりがついた。
「直りました…ただ、これ、コンピューターとエンジンが別の星で作られたもので、相性が悪いみたいですね」
そうなのか…あのインチキ商会の自作だからな。当然だろう。
「出来ればエンジンもチャーミー星のものに替えられれば…このままだとまた壊れますよ?」
そうか。じゃ、チャーミー星に行こうじゃないか。
ミカぴょんも同意した。
「うわぁ!なんやコイツ!」
加護ぴょんの叫び声が突然聞こえてきた。
何かおきたか?オイラ達は声のする方…宇宙船の出入り口の方へ走った。
オイラ達が出入り口前までくると、目の前に大きな、あの、ヤスダザウルスがいた。
出入り口を閉め忘れた!
オイラはその時自分が迂闊だったと初めて気付いた。
そして、ヤスダザウルスの上に二人の人間の影が見えた。
あの二人だ…。
ややこしい事になった。なんとか追い出さなければ。
オイラは持っていた銃を手に取った。
コイツに効果が無いことはわかっている。でも、時間稼ぎにはなるかもしれない。
オイラはミカぴょんに急いで大きな武器を持ってくるように言った。
大きな武器…そんなものがあるのかどうかオイラも知らなかった。
ヤグタン迂闊ほぜむ
hozen
115 :
名無し募集中。。。 :02/09:02/09/21 13:13 ID:YHyYldEm
ほぜむ
さ・げ・て
ゴチーン卒業ほぜn
ミカぴょんは、何か強力な武器を取りに走っていった。
オイラは、加護ぴょんと辻ぴょんを後ろに下がらせ、ヤスダザウルスの目の前に立った。
銃なんて何の役にも立たない事は分ってはいたが、数発、目に向けて撃った。
しかし、当たったのか、効果が無いのか分らない。
ヤスダザウルスはまったく蚊に刺されたほどにも感じていないようだった。
「かっけー!!」
上に乗った二人のうち一人が叫び声をあげると、ヤスダザウルスはゆっくりと前進してきた。
オイラ達はそれに合わせてゆっくりと後退する。
ヤバい…。
どうしよう。
「こうなったらセクシービームしか無いよおやびん!」
背後から加護ぴょんの声がした。
そ、そうか!
ってそんな技あるか!
じりじりと後退し、ついには壁に全員張り付いてしまった。
オイラは、ヤスダザウルスの調査担当だったはずのリカに、弱点を何か知らないかと聞いてみた。
「う〜ん…」
リカは唸ったまま何も答えなかった。
何を調査してきたんだ…。
交信 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
セクスィービ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ム!!!!! 保全
リカは唸ったまま何も答えなかった。
「ぶりっ」
( ^▽^)<「してないよ!」
「おやびん!!」
ようやく、ミカぴょんが戻ってきた。
オイラはその声を聞き、ホっと胸を撫で下ろした。
ミカぴょんは息を切らしながら、興奮ぎみに言った。
「武器なんて無いヨ!」
ホっとして力が抜けた後、オイラは意識まで抜けてしまいそうだった。
武器は…この手にもった銃だけか。
こうなったら仕方ない。
この銃だけでなんとかするしか無いだろう。
ヤスダザウルスは、その大きさのためか、股下が甘そうだった。
オイラは、そこをすり抜け、後ろ側に回ってなんとか外へ誘き出せないかと考えた。
誘き出してどうする…?
オイラは、ミカぴょんにそっと耳打ちした。
ヤスダザウルスが入り口のふちまで来たら、オイラはまた股下を抜けて戻ってくる。
その時に銃で合図するから、上手く宇宙船を斜めに発進させて欲しい。
つまり、振り落とすわけだ。
ミカぴょんは不安そうな顔を見せた。
オイラが、大丈夫、任せとけ、と言うと、ミカぴょんは「分った。おやびんを信じルヨ」と言って、コクピットへ向かった。
更に、上手く操縦できるように、宇宙船に詳しいであろうリカも、一緒に行かせた。
さて、ヤスダザウルスや上の二人に冷静さを失わせ、策に上手くはまってくれるようにしなくちゃならない。
オイラは、加護ぴょんと辻ぴょんに好きなだけ罵声を浴びせるように言った。
「おばちゃん!」「魚!」「男女!」
しかし、何を言っても通じない。当たり前か…。
「最近太ったんちゃう?」
加護ぴょんがそう言うと、突然動きが止まった。
そして、みるみる上の二人の顔が赤くなっていく。
「かっけぇぇぇぇぇぇ!!」
なぜかその言葉に異常に反応し、逆上しはじめた。
女の子に言ってはいけない言葉だからだろうか…。
作者さん、交信乙
熱くなった上に乗る二人のうち一人は、さっきみた槍のようなものを振り回し、ぴょんぴょんとヤスダザウルスの背中で飛び跳ねた。
ヤスダザウルスはそれに反応したのか、オイラ達の方へゆっくりと向かってきた。
オイラは深呼吸をし、意を決してヤスダザウルスの股の間へ一目散に走った。
一瞬目を瞑ってしまったが、気が付くとそこは宇宙船の出入り口だった。
上手くいった。
ヤスダザウルスの上の二人は、オイラ達が二手に分かれた事で少し困惑しているようだ。
オイラは思い切り叫んだ。
デブとか食いすぎとかそりゃもう自分が言われたら思わず相手の首をしめてるような言葉を…。
その言葉に、さっきの一人が異常に反応した。
そいつはヤスダザウルスの首根っこを掴み、力ずくで方向転換させ、オイラの方へ向かせた。
もう一人は…そいつのあまりの怒りようにただ、ぽかんとしていた。
通じるかどうか分らないが、オイラはとにかくぴょ〜ん星で相手を罵倒するしぐさをいくつもやってみせた。
そして、思惑通りヤスダザウルスはオイラの方へ向かって歩き出した。
もう少し。
あともう少し。
もっと引き付けないと。
オイラはじっとタイミングを伺った。
今だ!
もう目の前までヤスダザウルスが迫った。
宇宙船の出入り口の淵に立つオイラとの間は1mもあるだろうか。
オイラは上に向かって銃を2,3発撃った。
そして大声で叫んだ。
今だ!ミカぴょん!
それからとにかく全力で股の間をすり抜けた。
勢いあまって壁に激突した。
そして大声で加護ぴょんと辻ぴょんに何かにしっかり掴まるように言った。
上手くいってくれ!
瞬間、宇宙船は身震し、すぐにエンジンの騒音が聞こえてきた。
オイラはヤスダザウルスの方を振り向いた。
ヤスダザウルスは、まだ方向転換すらしてなかった。
オイラの作戦通り、興奮しているときに咄嗟の出来事に素早く反応出来てないようだ。
そして、ヤスダザウルスがなんとか方向転換をし始めたとき、宇宙船がゆっくりと動きだした。
出入り口方向を下にして、浮き上がりはじめた。
床がみるみる内に急坂になっていく。
オイラは加護ぴょんと辻ぴょんに、なんとか落ちないようにしっかり踏ん張れと指示した。
そして、まるで滑り台のような急な斜面にまでなった。
ヤスダザウルスより先にオイラが落ちそうだ…。
( ^▽^)ホゼ美 1033886294
( ^▽^)ホゼ美 キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
オイラの目に、ヤスダザウルスがゆっくりと離れて行く姿が映った。
ふわっと宙に浮いたように見えたと思ったら、ゆっくりと離れて…出入り口よりも遠く離れていった。
やった!
オイラは思わずガッツポーズをした。
その瞬間、オイラは壁から離れ、床を出入り口へ滑り落ちていった。
手を離してしまった。
加護ぴょんと辻ぴょんの絶叫が聞こえる中、オイラは床に手をついた。
しかし、平らな床では掴まるところが無く、なすすべも無く落ちていく。
ようやく、出っ張った所があり、手がそこに…掴まったというより引っ掛かった。
手に少し痛みが走った。
そして、次には肩に痛みが走った。
足元を見るとそこには何もなかった。遠く離れた所に地面が見えた。
出入り口まで滑り落ちてしまったようだ。
オイラは必死で叫んだ。
もうイイ!もう平行に飛んでくれ!
オイラの声を聞いた辻ぴょんが同じ言葉を絶叫した。
オイラは必死に掴まっていた。
腕が抜けそうだ。
絶叫か祈りかがミカぴょんに届いたのか、宇宙船はゆっくりと平行になっていった。
だんだんと肩にかかる重さが軽くなっていくのを感じる。
そして、床は水平になった。
加護ぴょんと辻ぴょんが物凄い形相で走りよってきて、オイラを引き上げてくれた。
ようやく平らな床に座ったオイラは、しばらく呆然としてしまった。
そして、心配そうな顔をする二人に、ありがとう、と言った。
二人に大きなかりが出来たな…。
いつも頭を悩ませたこの二人が、あんなに必死になってオイラを助けてくれた事が嬉しかった。
DJM保全
かっぱ保全
ミニマムホゼム
6期ってどーなのよ保全
5期がどーでもいいのに、6期なんてますますどーでもいいよ保全