1 :
紺野オタ:
このスレは紺野あさ美のシンデレラストーリーを
小説にするスレです。
劣等生・赤点・補欠と加入時に言われていた
紺野あさ美が、いかにしてDo it Nowの
準センターにまでなったのか?
このシンデレラストーリーを
加入時から現在そして未来を小説にする
スレです。
これらを書いてくれる作家の人を待っています。
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(丶´_ゝ`) < 糞スレおめでとうございまーす♪
= ⊂ ) \_________________
= (__/"(__) トテテテ...
3 :
:02/07/28 23:39 ID:wWqdoX5x
コネ
4 :
網子人:02/07/28 23:40 ID:11b0k17o
僕でいいならかきますよ?
5 :
名無し募集中。。。:02/07/28 23:41 ID:HNMBh6tN
俺はこんこんのファンだから
こうゆう小説は読みたい!
誰か書いてくれ!
頼む!
6 :
ジュ:02/07/28 23:43 ID:11b0k17o
じゃあ皆でかこうぜぃ
7 :
紺野オタ:02/07/28 23:44 ID:PF+K4d9J
>>4 本当ですか!
ぜひお願いします。m(_ _)m
8 :
猪木:02/07/28 23:45 ID:11b0k17o
ごめん!みんなで順番にかこう?
9 :
無名書き人:02/07/28 23:45 ID:3VKZJgcw
あー。ちょっと書きたい
でも、長編苦手…
10 :
名無し募集中。。。:02/07/29 00:07 ID:wY7lw+5A
>>4>>9 頼むー!
書いてくれーーーーー!m(_ _)m
ノノノハヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(()~´ー`~()< 新スレおめでとうございま〜す♪
= ⊂ ) \_______
= (__/"(__) トテテテ...
水死体しね
13 :
名無し募集中。。。:02/07/29 00:21 ID:lZSAerpl
俺も読みてーーーーーーーーー!
14 :
無名書き人:02/07/29 00:22 ID:VSfg4kfU
>>10 今書いてるのが終わって。
書いてる人いなかったらチャレンジはしてみる。
どっちかいうと読みたいので
>>4に期待。
15 :
名無し:02/07/29 00:27 ID:/6sm9+An
このスレの小説に激しく期待!
>>2 アンチ紺野、唯一の糞固定さん どうもありがとう。氏ね!
17 :
名無し募集中。。。:02/07/29 06:49 ID:F0C7DpBI
保全age
18 :
名無し募集中。。。:02/07/29 07:13 ID:BKcDHwrI
モーニング娘。オーディション・・・
私がそれを見たのは偶然だった。
友達の家でお泊まり会をして、たまたまTVで新メンバーを募集してるのを見たんだっけ。
「皆で受けてみようよ」
そう言ったのは私の隣で寝てたコだっただろうか・・・
冗談半分で言ったであろうそのセリフは、
お泊まり会というちょっと興奮しちゃう状況のせいか皆乗り気で返事をし、
本当に受けるまでに至った。
「アハハ、もし受かっちゃったらどうしよう」
「でも、でも・・・私歌ヘタなのに応募しちゃって・・・怒られないかな?」
「何で怒られるのよー!あさ美は面白いなぁー」
「ホント面白いんだから、でもあさ美ってオンチだけどいい声してると思うよ」
「そうかなぁ?全然ダメだよー」
そんな事を話してたっけ・・・
あの時は受かる自信なんて全然無かった、
今でも本当に私はモーニング娘。なのか疑うくらいだ。
私だけ一次・二次と何故か合格し、家族も友達も一緒に来ちゃダメな
泊り込み合宿の誘いが来た時、私は不安と恐怖で泣いた。
どうして私がここまで残るんだろう・・・
歌、ヘタなんだよ?ほら、クラスの人達に陰口叩かれてるよ・・・
「何怖がってるのあさ美!ちょっとした旅行だと思えばいいじゃん」
「このさいモー娘。になっちゃえ!素質があるから残ったんだよ!」
メソメソしてる私を励ましてくれた親友・・・
今でも仕事で落ち込んだら、皆の言葉を思い出して頑張ってるよ。ありがとう。
合宿はやっぱり怖いけど、皆に励まされたからなか?
合格しないだろうけど合宿はやってみようと思ったんだ。
友達も家族もいない、
いるのはライバルとテレビ局の人達だけ・・・
そんな所で一人で頑張れば、少しはオドオドしたこの性格治るかな?
そういう気持ちで私は合宿に参加した。
この時はまだ「モーニング娘。」になりたいという気持ちは無かったんだけど。
19 :
名無し募集中。。。 :02/07/29 07:16 ID:BKcDHwrI
〇 皆に励まされたからかな?
× 皆に励まされたからなか?
早速誤字ハケーン、試しに書いてみたんですけどどうだろう・・・
21 :
:02/07/29 10:54 ID:YhdOWLeQ
ii!!
22 :
sakura:02/07/29 11:12 ID:sYroE3uS
23 :
名無し募集中。。。:02/07/29 19:02 ID:n5M0Cq+U
>>19 すごくイイです。
紺野オタの僕としては、ぜひ続きが見たいです。
どうか続きを書いてください。
お願いします。m(_ _)m
>>19 禿しく(・∀・)イィ!!
続き頑張って下さい川o・-・)ノ
25 :
名無し募集中。。。:02/07/29 20:38 ID:sTntTCTz
>>19 まだ貴方以外に書いた人は
いないので、そのまま続けて書いてほしい。
小説の内容も面白そうだし
これからもっと面白くなりそうなので。
26 :
19:02/07/29 20:40 ID:em2mK2J3
リレー小説にしませんか?
27 :
名無し募集中。。。:02/07/29 20:57 ID:m9URKfxb
28 :
19:02/07/29 20:58 ID:em2mK2J3
18の続きを別の誰かが「次、書くよ」と宣言してから書き、
その続きをまた別の人が書く・・・というモノです。?リレー小説
29 :
:02/07/29 20:58 ID:BEBancGt
30 :
名無し募集中。。。:02/07/29 21:33 ID:ZI1baUot
誰か18の続きを書いてくれることを希望。
31 :
紺野オタ:02/07/29 23:19 ID:vgHYU2ex
作家募集中です。
これらの小説を書いてくれる人を
待っています。
32 :
名無し募集中。。。:02/07/29 23:29 ID:MjmwqH/f
誰か紺野たんの小説書いてくれーーーーーーーー!
頼むーーーーーーーーーーーーーーー!m(_ _)mm(_ _)m
お願いだーーーーーーーーーーーー!(T-T)
人に頼まれた題材で書き始めるヤツってたいがい下手っぴな罠・・。
34 :
名無し募集中。。。:02/07/30 00:00 ID:pAadvCVu
なかなか小説書いてくれる人いないな。
羊板に紺野オタはいないのか!
集まれ!
紺野オタ達。
35 :
名無し募集中。。。:02/07/30 01:01 ID:3t4rUvlZ
4と9は
どこに行ったんだ?
4と9書いてくれ!
36 :
名無し募集中。。。:02/07/30 01:33 ID:7a0AzG1v
紺野あさ美のシンデレラ小説を
書いてくれる神はいないのか!
37 :
名無し:02/07/30 01:37 ID:QwkZFTde
>2ちゃん作家デビュー予備軍
いまだぞ!練習のつもりで書いたれ!神になれるぞ!w
長く続く小説っていうのは、DAT落ちするかしないかのところで
マターリ進むものです。あんまり急かすのは逆効果と思われ
39 :
名無し募集中。。。:02/07/30 06:40 ID:GI9QPrlI
作家募集中age
40 :
紺野オタ:02/07/30 19:00 ID:MxStsroV
ひき続き作家募集中です。
これらの小説を書いてくれる人を
待っています。
41 :
川o・-・)ノ募集中。。。:02/07/30 19:12 ID:ThHYDrl1
こんこんにはいつも泣かされてます・・・つД`;)
だ っ て 可 愛 い ん だ も ん
そんな俺をさらに泣かせてくれる作者募集中(w
42 :
川o・-・)マジヲタ:02/07/30 22:27 ID:BeQpJrnr
いつものレコーディングスタジオ
いつも見ている機材
いつものメンバー、スタッフ。そしてつんくさん
でもその日、紺野あさ美の何かが変わった。
某月某日某レコーディングスタジオにて
モーニング娘。新曲レコーディングがあった。
つんくが言った
「今回のメインは後藤、安倍」
後藤真希と安倍なつみは、
「はい。」
と言った。
そして
「新メンバー高橋・・・。」
高橋は元気に、そしてうれしそうに
「はい。がんばります。」
と答える。
この時紺野あさみは思った
「高橋ちゃん歌うまいからな。私もがんばらなきゃ。」
このあとつんくの口からは
「紺野でいく。」
と、思いもよらない言葉が・・・。
紺野はこの時何が起きたのか理解できなかった。
今までメインどころか、ソロパートすらなかったのだから。
つんくは紺野に
「おまえの努力みんなに見せてやれ。」
「・・・・はい。」
しかし紺野は不安だった。
「私にできるんだろうか?」
このあと
続けるかどうかわからない。
43 :
川o・-・)マジヲタ :02/07/30 22:30 ID:BeQpJrnr
自分で読んでいて
ぜんぜんおもしろくないから
書くのやめる
恥ずかしい・・・
44 :
_:02/07/30 22:58 ID:cyf+ganr
45 :
紺野オタ:02/07/30 23:57 ID:7qX3C2by
ひきつづき作家募集中です。
誰か神になってください。
お願いします!m(_ _)m
46 :
(*'ー')momonga ◆I5fAb/7M :02/07/31 00:56 ID:qfsdumlC
ほのぼのレイ○、紺野。
47 :
名無し募集中。。。:02/07/31 01:10 ID:l+WMmNns
AHのこんこん良かった。
マジレス。
ここでみんなが期待してるモノって、言わばノンフィクション?
だとすると作者の技量に大きく左右されるよね。内容が捻りにくい。
途中でネタ入れたりエロ入れたり妄想入れたりしないと、
書く方も読む方も面白くないと思うんだけど・・・
それとも初めからネタエロ妄想入り小説きぼんなの?
まあどのみち俺が書くワケじゃないんだけど
49 :
紺野オタ:02/07/31 06:56 ID:FkHpYZM0
>>48 基本となるベースのストーリーはノンフィクション
ですが、これにネタやエロや妄想を加えても
いいです。
とくに制約はないです。
というわけでひきつづき作家募集中です。
みなさんの参加を待っています。
50 :
紺野オタ:02/07/31 18:42 ID:uXlF1L+u
作家募集中です。
みなさんの小説を待っています。
51 :
名無し募集中。。。:02/07/31 20:33 ID:JcBdL8o6
保全age
52 :
名無しの:02/07/31 21:53 ID:A7pszqyB
age
53 :
名無しの:02/07/31 23:55 ID:kA+txaHD
後藤と保田脱退かよ。
紺野かわいそうだな。
後藤と仲良かったのに・・・・・。
誰かこのことを小説にしてくれよ。(T-T)
>>53 ミュージカル最終日の涙と絡められそうだが・・・
漏れには文才がない・゚・(ノД`)・゚・
55 :
紺野オタ:02/08/01 19:09 ID:YMA17b22
ひきつづき作家募集中です。
みなさんの参加を待っています!
56 :
タンピコ:02/08/01 19:29 ID:3uZMo82H
ぜひぜひ、続きが読みたいです...
文才があれば、私も協力するのですが...
がんばれ!
57 :
名無しの:02/08/01 20:46 ID:u2aZo2pD
紺野たんの小説を
激しく希望。
58 :
紺野オタ:02/08/02 00:06 ID:PTAOsFed
誰かー!
書いてくれーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
お願い!m(_ _)mm(_ _)m
59 :
な:02/08/02 00:16 ID:xc1OERfi
おまえらしつこいよ
少しは自分で書く努力したら?
61 :
名無しぼ集中。。。:02/08/02 00:36 ID:s7qjafyk
悲しいよー!
>>60 意見には同意だが、56を抜いたのはナゼ?
63 :
名無し募集中。。。:02/08/02 19:03 ID:VUtP5tNy
保全age
紺野は毎朝大根めしを食っては、野良作業に出ていた。
とある日、畑から帰る途中、だれが落としたか豪奢な手鏡を拾った。
「綺麗な鏡だべ」そう思いながら、その鏡をのぞき込むと、
そこには不抜けた狸のような顔が映し出されていた。
「オラこんな、面してただべか…」
その日から体調をくずし、畑仕事にも行かず、寝込む日々が始まったのでした。
65 :
名無しの:02/08/02 22:18 ID:tQP3P697
66 :
名無し募集中。。。:02/08/02 23:33 ID:rMqIIzxy
保全age
67 :
名無し募集中。。。:02/08/03 17:35 ID:lIjTgLna
作家希望age
68 :
名無し募集中。。。:02/08/03 23:59 ID:F15sIQDS
保全age
69 :
名為しの:02/08/04 10:51 ID:bX7f07K8
作家募集中!
70 :
ななしの:02/08/04 16:28 ID:RGLcqqBe
保全age
71 :
紺野オタ:02/08/04 17:56 ID:S0TuDD81
作家募集中。
72 :
名無し募集中。。。:02/08/04 17:59 ID:OU1SZIoM
まだ募集してたのかよ!
73 :
名無し募集中。。。:02/08/04 18:08 ID:AXO1aud9
ある意味ここまで作品がない小説スレは珍しい。
紺野は人気がないのか?
それとも小説にするには題材が難しすぎなのか?
後藤さんの突然の脱退…
それは私にとってとても衝撃的な事件だった。
今回の新曲で初めてメイン的ポジションを任された私。
前回はソロパートすら無かった私は、喜びよりもずっと大きな緊張に襲われていた。
そこから救ってくれたのが後藤さんだった。
私と後藤さん。安倍さんと愛ちゃんの2ペアが今回のボーカルだ。
まだうまく出来ない私に、励まし、支え、勇気づけてくれたひと…。
彼女の脱退は私にあまりに大きな穴を空けたような気がする。
「このツアーが最後か…」
「え?何か言った」
愛ちゃんの声に私は我に返った。
「あ、ううん。別に…」
「そ」
愛ちゃんは気にすることもなく、荷物整理を始めた。
そうだ。さっきホテルに着いて部屋に入ったんだっけ。
私は愛ちゃんと2人部屋。右隣の部屋がまこちゃんと里沙ちゃん。
左隣には吉澤さんと……後藤さん。
愛ちゃんは一通り荷物を整理すると、私が座っていたベットにポンっと
ならんで腰掛けた。
「後藤さん…いなくなっちゃうの、寂しい?」
愛ちゃんの言葉にはっとなり、私は顔をあげた。
「新曲でずっとアドバイスもらってたもんね、あさ美」
また涙が出てきそうになり、顔下げると、肩に手が回された。
「私も悲しかったよぉ。会見で泣かないって決めてたのに…涙がこみあげて
きちゃったもん。――でもさ、後藤さんが抜ける穴、あさ美なら埋められ
ると思うな」
76 :
名無し募集中。。。:02/08/04 21:42 ID:hLilsRW1
神キターーーーーーーーーーーーーーー!(^o^)/(^o^)/
ありがとうーーーーーーーーー!
このまま続きを書いていってください!
お願いします!m(_ _)m
77 :
紺野オタ:02/08/04 23:00 ID:TgBfe1dy
>>74.75
小説書いていただいて
ありがとうございます。
78 :
名無し募集中。。。:02/08/05 01:37 ID:o/VEJi+Y
保全age
「・・・え?私に後藤さんの代わりなんて・・・
歌ヘタだし、踊りは苦手だし、後藤さんみたいに美人でもないし・・・」
「もっと自信持ちなよ。あさ美にはあさ美のいいとこがある」
愛ちゃんがその綺麗な瞳で、じっと私を見つめている。
吸い込まれそうな瞳。
凛として、優しい。
この瞳に私はいつも助けられていた。
それは、初のレコーディングの時から。
80 :
名無し募集中。。。:02/08/05 06:54 ID:dh+27pVm
>>79 更新お疲れ様です。
これからも頑張ってください。
???
これはリレーなの?
82 :
ななしの:02/08/05 18:55 ID:rUT8rOZS
>>79 すげーーーーーーーーイイ!
これからも頑張ってください。
83 :
なし:02/08/05 20:01 ID:jbQw/I/X
木の香りがした。
風がなく静かな夜だった。
森は闇で包まれ、空を覆う木々の隙間から
斜めに月光が差していた。
白い空手着に身を包んだ紺野は、巨大な縄文杉の前に立ち、
目を閉じて構えをとった。
(何ができるんだろう?)
紺野は中段突きをした。
(何でできないんだろう?)
紺野は上段突きをした。
(どうしてあたしは・・・)
紺野は手刀回し打ちをして上段受けをし、
回し蹴りに続いて後ろ蹴りを放った。
(でも・・・)
紺野は足を戻し、両手を額の上で交差させ、胸の横までひきながら
息を整えた。
(・・・・・・・)
月が雲に隠れて、森が真の闇に包まれた。
紺野の足が、突然疼いた。
紺野は縄文杉の元にかがみ込んだ。
(何をしてるんだろう?)
紺野は唇を噛み、涙をこらえた。
それでも涙が頬をつたった。
(何をしたいんだろう?)
森は静かだった。
(あたしは・・・)
月の光がもどり、木々の隙間から斜めに
差し込んで紺野を照らした。
紺野は縄文杉に背をあずけて、目をつぶった。
何も考えなかった。
遠くから鳥の声が聞えた。
(みんなと歌いたい)
紺野は目を開けて、深呼吸をした。
そして
1.歩き出した。
2.真空波衝拳を打った。
3.誰か考えてください。
85 :
名無し募集中。。。 :02/08/05 21:44 ID:dvf2K+uP
>>83、
>>84 同時進行もいいかもよ
いつか2つの作品の紺野が、どこかで出逢ったりして・・・
だから、終了だけは無しにしておこうよ
誰かが閃いたらいつでも続ければいいってことで
86 :
名無し募集中。。。:02/08/05 23:13 ID:xOv02zx1
87 :
79 ◆OpeTE2Ts :02/08/06 02:24 ID:/8M11dRi
続き書くね。
あ、74・75さんとは別の者です。
「ええか、今回の曲は乙女心とジゴロがテーマや。
淡い恋心を弄びながらも、心のどこかでホントは振り向いてほしい男。
その気持ちを歌で出して欲しい。
・・・特に新メンは初のレコーディングや。
色々大変やと思うが、娘。の一員になった以上、もうプロや。
聞いてくれるお客さんのためにもがんばるんやで」
13人になった娘。を前に、つんくさんは話し始める。
これがレコーディングスタジオ・・・
初めて入る空間。
初めて見る機械。
私には見当もつかないような、わけの分からない機械がたくさん積んであり
その中で黙々と働くスタッフの皆さん。
とにかく分かったのは、私はプロになった、ということと
緊張している、ということだ。
「あ、新メンにはソロパートもある。
4人で1箇所やがな。」
4人で一緒に歌うのか。それなら少しは気も楽。
・・・そんな甘い思いは、すぐに壊された。
「4人の声を録ってみて、一番この歌にあってる奴のものだけを使う。
悪い言い方かもしれんが、お前ら4人で、
ソロパートの争奪戦をやってもらうっちゅうことや」
88 :
名無し:02/08/06 06:55 ID:vB+lpvhz
保全age
89 :
名無し募集中。。。 :02/08/06 06:57 ID:KmvQKp1j
ZZZ・・・。
90 :
紺野オタ:02/08/06 18:46 ID:sjf1NVGe
小説の続きを書いてくれる
作家募集中です。
>>75の続き
「そんな…私なんか…歌もダンスも下手だし…補欠だったし」
私は正直に言ったつもりだった。
「愛ちゃんの方がすごい期待たれてるじゃない。石川さんとニュースやったり
ソロで藤井さんの番組でたり…新曲だってソロ多いじゃない」
「あさ美だって今回メインじゃない。期待されてるってことだよ」
「そんなんじゃないよ…前回はソロなんかなかったし、ミュージカルでさ…私
暗記とか得意だから…それでできるって勘違いされただけで…」
そんな私をみながら愛ちゃんは「ううん」と首を振った。
「勘違いなんかじゃないよ!きっと、ううん絶対。つんくさんが、あさ美のこと
評価してくれたんだよ」
そこまで誉められると、現金な物で、私も何て言うか自信みたいのが沸いてくる。
「そうかなぁ…」
「そうだって」
愛ちゃんはおもむろに立ち上がると、両手を広げた。
「最近あさ美のファンの人もすっごい増えてるみたいだよ。っていうか、私も
マジで可愛いと思ったもん。新曲の時のあさ美見て」
そう言って、手をカメラの様にして、写真を撮る真似をする。
私もなんだかおかしくなって、笑ってしまった。
「ほらあ、笑っとるあさ美の方がぁずっと可愛くみえるよぉ。――後藤さんだって
悲しいんだからさ、あさ美がそんな悲しそうな顔してちゃ駄目だよ!」
92 :
名無し募集中。。。:02/08/06 23:13 ID:+72uW7TX
75の続きは91がイイ!
93 :
名無し募集中。。。 :02/08/06 23:29 ID:VtOZ/rhM
>>92 とりあえず全ての作品有効で行ってみようよ
続けたい物語があったら続けるということで
後で誰かが整理すればいいじゃない
パラレルワールドで行こうよ
乱立する物語の中から何かが生まれるかもしれないよ
どうしよ?書こうか辞めよか迷ってます。
多分91=75の方なんで、人の作品を汚すのもなんだしねぇ・・・
書くとしたら、明日あたりにでも書きます。
95 :
名無し募集中。。。 :02/08/07 02:26 ID:ADWDdhI7
>>94 ガンガン続けて下さい。
79 ◆OpeTE2Ts さんの書かれる世界は
75の時点から枝分かれしたのです。
現段階で本流の 91番世界
そこから枝分れした 87番世界
格闘技編ともいえる 83番世界
他に 18番世界〜オーディション編〜
42番世界〜レコーディング編〜
64番世界〜昔話編〜
と、このようになってると考えたほうが
面白いのではないでしょうか。
それぞれが、どこまでいけるか自由に
進んでみるべきではないでしょうか。
96 :
名無し募集中。。。:02/08/07 06:56 ID:zxYQJJ4m
>>94 続けてもいいと思いますよ。
>>95 激しく同意です!
こうゆう形は賛成です。
97 :
紺野オタ:02/08/07 18:58 ID:0tJHLh3P
ひきつづき作家募集中です。
みなさんのおこしを待っています。
98 :
梨華おた ☆:02/08/07 19:00 ID:Yqntt/L1
♪
⊂ノノハハ()) ♪ < イエーイ!ミーが作家ね。
♪ (〜^◇^〜) チェケラッチョ〜!
__○___ξつヾ_
| 拾ってください |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
99 :
名無し募集中。。。:02/08/07 20:24 ID:EkwbsBEy
この小説はどこまでの未来を書くのか?
紺野のタンポポ入りは決まっているから
そこまで書いてあとはリアルタイムにするのか?
100 :
名無し:02/08/07 20:42 ID:iGF4zb2W
まず真っ先にやらなければいけないこと・・・
小説スレはsage進行が望ましいという事を頭に叩きこむ。
>>99 現実とは違って、プッチモニに入った紺野、ミニモニに入った紺野が、
「もしかしたら自分はタンポポに入るはずだったんじゃないか?」
って、そんなことを思ったりするのも面白いかも。
正確にとか、まっすぐにとか拘らないで、何でもありに近いほうが
先の展開が無限に広がって、その結果、物語の収拾は付かなくなるかも
しれないけどそれでよいのでは。
現実のこんこんとは性格が微妙に、あるいは大きく違う小説世界ならではの
紺野キャラクターが誕生することこそ、みんなが最も期待するところなのでは。
終わりなど考えなくて良いのでは、ネバーエンディングで良いのでは。
まあ、これは賛同者がいないかもしれない個人的意見ですが・・・
102 :
名無し募集中。。。:02/08/07 23:01 ID:8y2SOctd
今回の24TVの熊本大家族企画の主役は
紺野みたいだからこの企画の内容を
想像して誰か小説にしてくれ!
103 :
名無し募集中。。。:02/08/08 00:13 ID:PDeiEZ+U
保全age
104 :
紺野オタ:02/08/08 06:57 ID:XZ/Z/FrX
ひきつづき新しい作家募集中です。
105 :
名無し募集中。。。:02/08/08 18:54 ID:CrrW5fYT
保全age
106 :
紺野オタ:02/08/08 21:31 ID:Tw31OAWL
ひきつづき作家募集中です。
下手だけど
>>18さんの続き…
ここに来たことを後悔していた…
私は第五期モーニング娘。追加オーディションの最終選考の為に寺に来た。
そこにいたのは、もし私がオーディションに合格すれば未来の仲間…
しかし今はライバルである女の子達…
第一印象からしてみんな可愛い子ばかりだった。
『この中から選ばれなきゃダメないのか…』
そんな後ろ向きの気持ちしか抱けなかった。
スタッフの方から今回の寺合宿についての説明があった。
前回と同様に歌・ダンスの練習だけでなく、今回は演技の練習もあるらしい。
これらの練習の成果で、誰がモーニング娘。になるかが決まる、との事だ。
私は歌もダンスも演技も余り自信がなかったけど、
もしかしたら合格できるかもしれない、
そんな薄甘い期待と、根拠のない自信があった。
でも、それらはすぐに打ち砕かれた…
歌も、ダンスも、演技も…周りの人はみんな数段上だった…
うぅん…むしろ私が…
歌では「酷い」とハッキリ言われ、ダンスではいつも私が怒られた…
演技では、台詞は憶えられたけど、上手く演じることはできなかったし…
だから、スタッフの方に「何かアピールして」と言われても
「頑張ってる姿を見て欲しいです」
としか言えなかった。これが精一杯の自己アピールだったから…
そんな合宿だったけど、終わってから一つだけ芽生えた強い感情があった
『モーニング娘。になりたい』
それは、この数日間の精一杯の努力を認めて欲しい。
そんな想いからだった…
108 :
名無し募集中。。。:02/08/08 22:59 ID:o1NbR2ra
>>107 凄くイイです!
ぜひこのまま続きを書いてください!
お願いします。m(_ _)m
109 :
名無し募集中。。。:02/08/08 23:45 ID:eu74dKWs
誰か107の続きを書くことを希望!
現 在 編 74→75→91
現在編(平行世界) 74→75→79→87
格 闘 技 編 83
オーディション編 18→107
レコーディング編 42
昔 話 編 64
良いタイトルありませんか?
111 :
ななしの:02/08/09 06:59 ID:w/8BqHXQ
このスレをもっと活性化させるには
どこで宣伝したらいいか?
>>111 sage進行ですすめること。age進行だと変な荒しが着たりするので
作者がいやがることが多い。
保全sage
114 :
紺野オタ:02/08/09 19:03 ID:V2I1lVwp
みなさんこれからはsage進行でいきます。m(_ _)m
ひきつづき新しい作家募集中です。
保全sage
110にこれまでの小説が
まとめられているけど、みんなは何編がイイ?
俺は現在編がいちばんイイ!
オーディション編もいいけど。
保全sage
118 :
名無し募集中。。。:02/08/09 23:03 ID:ThRo0+Sa
たまに保全age
>>116 どれも続きを読みたいけど、実は昔話編の続きに期待していたりして。
120 :
名無し募集中。。。:02/08/10 01:19 ID:UQCee+Jp
>>116 格闘技編は是非続けてほしい
紺野ならではの物語ではないだろうか
122 :
121:02/08/10 01:40 ID:ekXgWNRz
それから、現在編(平行世界)の「79 ◆OpeTE2Ts」さんには、
そのまま書き続けてほしいです、リアルなので・・・
125 :
124:02/08/10 02:17 ID:nrJ6LokO
ごめんなさい。上二つともうまく行きませんでしたので
どなたかよろしくお願いします。
126 :
名無し募集中。。。:02/08/10 16:42 ID:I+jtCSKI
保全age
>>122 激しく同意です!
79さん続き書いてください!
頼みます!m(_ _)m
128 :
124:02/08/10 19:08 ID:PAU4WblV
あっ! 今見たらちゃんとリンク出来てる!
一体何があったの? どうやったの?
何故深夜には出来なかったのだろう?
謎だけが残ってしまった・・・
129 :
名無し募集中。。。:02/08/11 00:23 ID:oensLH7A
保全age
130 :
124:02/08/11 00:37 ID:PNo9JGog
またしても、一部がリンクしてない。どうなってるんだろう・・・
変な書き込みばかりしてゴメンナサイ、皆様・・・
昔話編の続き、とても読みたい
>>91の続き
本番を翌日に控え、その日は早くベットに入った。
電気を消した後もしばらくは愛ちゃんと話をしていたが、静かな寝息を立て始めた
ので、私は今1人で暗い天井を見上げている。
明日はいよいよ、後藤さん最後のコンサートが始まる。
当然新曲はメインの1つになるため、今日も何回もリハーサルをした。
何度も失敗して、何度も怒られて、そして何度も後藤さんに励ましてもらった。
リハ終了後、居残りを言われた私につき合ってくれた後藤さん。そして愛ちゃんや
安倍さんまでつき合ってくれたあの時。不甲斐なくも涙がでそうになった。
でも、愛ちゃんに言われたことを思い出し、唇を噛んで耐えた。
「――あさ美?」
愛ちゃんだ。まだ起きていたのか?
「――まだ起きてる?」
「うん…」
「そっち言っても良い?」
え?と思ったときは、愛ちゃんが私のベットに滑るように入ってきていた。
冷房が程良く利いているので、暑いということはない。
「今日偉かったね」
「何が?」
「リハの時、泣きそうになってたけど、頑張って耐えたでしょ?」
「――分かっちゃってた?」
「うん。でも大丈夫。後藤さんにはばれてないよ」
「ねぇ愛ちゃん」
「ん?」
私は前から気になっていたことを口にした。可愛くて、唄もダンスも上手な愛ちゃん。
ほんの少しのコンプレックスと共に、憧れもいだいていた私。
「そうすれば、愛ちゃんみたいに強くなれるの?」
「ええ?強い?私が?」
愛ちゃんは、ふふっと笑うと、
「そんなことないよ。でも――そう見えるんだったら多分、あさ美のおかげ」
その意外な言葉に、私は驚いて彼女の顔をまじまじと見つめてしまった。
>>132 鬱だ…14行目「そっち行っても良い?」に訂正
>>133 では、訂正したものを下にコピペしていいですよね。
>>91の続き
本番を翌日に控え、その日は早くベットに入った。
電気を消した後もしばらくは愛ちゃんと話をしていたが、静かな寝息を立て始めた
ので、私は今1人で暗い天井を見上げている。
明日はいよいよ、後藤さん最後のコンサートが始まる。
当然新曲はメインの1つになるため、今日も何回もリハーサルをした。
何度も失敗して、何度も怒られて、そして何度も後藤さんに励ましてもらった。
リハ終了後、居残りを言われた私につき合ってくれた後藤さん。そして愛ちゃんや
安倍さんまでつき合ってくれたあの時。不甲斐なくも涙がでそうになった。
でも、愛ちゃんに言われたことを思い出し、唇を噛んで耐えた。
「――あさ美?」
愛ちゃんだ。まだ起きていたのか?
「――まだ起きてる?」
「うん…」
「そっち行っても良い?」
え?と思ったときは、愛ちゃんが私のベットに滑るように入ってきていた。
冷房が程良く利いているので、暑いということはない。
「今日偉かったね」
「何が?」
「リハの時、泣きそうになってたけど、頑張って耐えたでしょ?」
「――分かっちゃってた?」
「うん。でも大丈夫。後藤さんにはばれてないよ」
「ねぇ愛ちゃん」
「ん?」
私は前から気になっていたことを口にした。可愛くて、唄もダンスも上手な愛ちゃん。
ほんの少しのコンプレックスと共に、憧れもいだいていた私。
「そうすれば、愛ちゃんみたいに強くなれるの?」
「ええ?強い?私が?」
愛ちゃんは、ふふっと笑うと、
「そんなことないよ。でも――そう見えるんだったら多分、あさ美のおかげ」
その意外な言葉に、私は驚いて彼女の顔をまじまじと見つめてしまった。
>>133 ゾクゾクする場面であります、失礼。
どうか、この後も続けてお願い致します。
現在編キターーーーーーーーーーーーーー!(^o^)/
139 :
名無し募集中。。。:02/08/11 14:28 ID:OgHZ53wE
保全age
誰か続き希望!m(_ _)m
141 :
名無し募集中。。。:02/08/11 22:11 ID:51kFDNek
保全age
142 :
名無し募集中。。。:02/08/12 00:00 ID:USbtcm8b
紺野オタで紺野の小説書きたい奴集まれ!
>>132or
>>135の続き
狭いベットの中、私は右半身を下にして体ごと愛ちゃんの方を向くと、
「私のって?」
愛ちゃんは、スッと右手を伸ばすと、私の額辺りを撫でながら
「オーディションの時ね…もう1年も前か…4人残ったとき、あさ美のこと、
結構意識してたんだ」
「意識?それって真琴ちゃんじゃないの?」
「――うん。まこのことはね…ちょっとライバルっぽく見てたかもしれない。
里沙ちゃんは2つ年下だったじゃない。部活の新入生と同い年だからさ、
ちょっと友達みたいには…今は違うけど、すぐにはそう思えなかった」
「うん」
私は、話を促した。
「でもさ。あさ美は違った。年は1つしか違わないし。私ね、結構福井の
学校いたとき1つ後輩の子とかとも仲よかったりしたから。でね?あさ
美、劣…ごめんね…劣等生として入って来たでしょ?でも…合宿の時見
てたから、あさ美がすっごい努力してるの」
「――ありがと」
「うん。でね?この子絶対大きくなるんじゃないかなって……そう思ったの」
「でも…後藤さんみたいには…」
「自信持つの!こんな事言うの不謹慎かもしれないけど、後藤さんのパート、
結構あさ美に回ってくるんじゃないかな?」
「そんなこと…」
「つんくさんもさ…あさ美の力を見ようと思って、今回後藤さんとペアにしたん
じゃない?」
「………」
私は驚いていた。愛ちゃんに。自分を誉めてくれたという事よりも、きちんと回りを
見て、いろんな事考えてるんだなと。
「ありがと――愛ちゃん」
返事がないので顔を上げてみると、彼女はスヤスヤと眠っていた。私のベットを半分
以上占領して…。
反対のベットに移動しようしたが、微かに自分の左手に絡まっている愛ちゃんの右手
に気がついた。ほどいたら起こしてしまうかもしれない。
――ま、いいか。
私は姿勢を楽に直すと、女の私でも思わず可愛いと思ってしまうような愛ちゃんの寝顔
を見ながら、眠りについた。
145 :
名無し募集中。。。:02/08/12 06:50 ID:/TTmGfml
146 :
名無し募集中。。。:02/08/12 18:43 ID:4Wl2DFFV
紺愛最高ーーーーーーーーーー!(^o^)/
147 :
名無しの:02/08/12 23:11 ID:YiO8XNM7
誰か143の続き書いてくれーーーーー!
148 :
名梨の:02/08/13 06:54 ID:YQlcKf9y
保全age
149 :
名無し募集中。。。:02/08/13 18:43 ID:U0RRnvNM
おい!
もっと書き込もうぜ!
150 :
名無し募集中。。。:02/08/13 20:41 ID:5sKimRIw
150GET
現在篇書いています。
愛様オタの為、エスカレート気味です…すまそ。
おそらく長編になると放置してしまうので、(前科10犯くらい…)
短編にしてもよろしいでしょうか?
>>151 このスレの小説が、すでにパラレルワールド・ストーリーで
行くことが認められているわけですから、どのようにも
御自由にお書きになってよろしいかと思います。
ぜひ、閃きによりまして、別の世界もどんどん創って戴きたいです。
153 :
名無し募集中。。。:02/08/13 23:20 ID:A11/JkuI
オーディション編の続きを
誰か書いてくれ!
154 :
名無し:02/08/14 06:57 ID:IEkYu6GZ
保全age
155 :
ななしの:02/08/14 18:34 ID:gplYSCpz
おい!
もっと書こうぜ!
156 :
名無し募集中。。。:02/08/14 22:24 ID:tY3Y238C
みんなどこいったんだ?
>>151 もちろん短編でもOKです。お願いします!
158 :
ななしの:02/08/15 07:00 ID:P1MZIceP
159 :
名無し募集中。。。:02/08/15 18:39 ID:BdSvoBX6
160 :
名無し募集中。。。:02/08/15 23:08 ID:ORoUtkl0
誰か続き希望!
161 :
コピペ:02/08/16 01:39 ID:gW5Zygqk
48 : :02/08/14 23:24 ID:S+kjtNIC
汚星様への願いが届いたのか、
俺はモー娘。コンサートのスタッフになるという夢を果たした。
しかも娘。の衣装担当だハァハァ
川o・-・) <あの・・・私の衣装はどれですか?
(;゚∀゚)ノ <これですよ紺野さんハァハァ
川o・-・) <ありがとうございます・・・ん・・・あれ・・・?
(;゚∀゚)ノ <着付けに悪戦苦闘してますね?私が手伝ってさしあげましょう
手始めに紺野を下着姿にし、衣装を着せるフリをして
その魅惑的なボディを堪能しようと手を伸ばした。
(⌒\.
\ ヽ川o・-・)
(m ⌒\ +
+ ノ / / +
( ∩ ∩
ヘ丿 ∩∀・;) +
(ヽ_ノゝ _ノ
>>161 とりあえず伺いますけど、どのスレからのコピペですか?
やっぱり
>>161は、みんながこのスレで期待している
物語とは、ちょっと違うのではないでしょうか。
このスレに書いてくださる作家さんには自由に
書いていただきたいので、161の表現が違いすぎるとは
言いません。物語の展開によっては、こういう表現に
限りなく近くなることだって充分ありうると思いますので。
165 :
名無し募集中。。。:02/08/16 21:16 ID:jC0e7tGL
>>164 意味不明だー!
ゴルァーーーーーーー!(−−#
オーディション編人気無いの?w
取り敢えず誰も書きそうにないので
24hが始まる前にうp目指します
>>166 よろしくお願いしまっす!!!
頑張って下さいませ!!!
168 :
164:02/08/17 01:27 ID:5pOJRF4G
>>165 ごめんなさい。「このスレは紺野あさ美のシンデレラストーリーを
小説にするスレです。」と、
>>1で紺野ヲタさんが言われてます。
例えば現在編で、あさ美と愛がベッドで一緒に寝ていますが、もし
あの場面で、何かちょっとしたきっかけがあったら、
>>161の表現に
近いような展開だってありえただろうという、そーいうようなことです。
それが良いとか良くないとかではなく。
私としては、幅が広くなりますので161を含めておいても面白いとは
思いますが、作品の続きがエスカレートしていくんだったら、このスレに
合わなくなってくるのでは・・・
他のみなさんはどう思いますか?
私の名前は紺野あさ美。モーニング娘。の五期メンバー。
今回は、昔私が体験したことを少しお話したいと思います。
私がまだ小学4年生だった頃の事です。
当時私は、あまり活動的ではなく、おとなしい子供でした(今もそうかも知れませんが)。
決まった友達と言うのがいなく、放課後友達と遊ぶことはめったにありませんでした。
それで学校が終わってから何をするかと言うと、それもあまり決まってなく、
弾けないピアノをみようみまねで弾いてみたり、本を読んだり。
そんな毎日を過ごしていました。
決して楽しい日々ではなかったけれど、私はそれなりに満足していました。
六月ごろだったと思います。小学生ですから、毎日、小さな事件があちこちで起きていました。
あの事件も、ちょっとしたきっかけさえなければ、
そんな後から思い出すこともない小さな事件になっていたはずです。
事の起こりは同じクラスの女の子が、シャーペンを無くしてしまった事でした。
小学生には少し高い、きれいなシャーペンで、その女の子はすごく大事にしていたようです。
なので、その子は何とかしてシャーペンを探そうとしました。
確か、なくした事に気付いたのは一時間目の体育が終わって、
その後の休み時間だったと思います。
昼休みまで必死に探して見つけられなかったその子は、
ついに「誰かが盗んだんだ。」と思ってしまったのです。
小学生らしい単純な考えだったのかもしれません。
ただ、その女の子がシャーペンを探す態度は、恐ろしいほど真剣で、
いつも一緒にいる女の子のグループと、クラス中に聞いて廻りました。
今思うと、少し探偵ごっこのような物だったのかもしれません。
結局、私がその子が無くしたのと同じシャーペンを持っていたのが
見つかって(もちろん私が盗んだわけではないですよ)。
私は犯人にされてしまいました。
私が前からそのシャーペンを使っていたことを知っている人は一人もいなかったのです。
いくら私じゃないといっても信じてもらえず、次の日から、陰湿ないじめが始まりました。
私は、ある日突然、いじめられっこになってしまったのです。
シンデレラストーリーではないんですけど、いいですか?
174 :
名無し募集中。。。:02/08/17 10:52 ID:0BzZjJJP
>>172 すげーいいよ!
大OKよ!
このまま続けてくれ!
頼む!m(_ _)m
紺野の24TV大家族編も
誰か書いてくれ!
今日のを見て。
176 :
名無し募集中。。。:02/08/17 15:05 ID:uPfmeUKR
保全age
>>107の続き
オーディションの合宿が終わり数日後、
東京のスタジオに最終候補生が全員集まった。
私は正直、ここに来たくなかった。
選ばれたいけど、選ばれるはずがない、来ても恥をかくだけだ、
そんな気持ちにしかなれなかった…
−−なんでここに来ちゃったんだろう…なんで応募なんてしちゃったんかな…?
今更、少し前の自分がした軽率な行動を恥じた…
テレビで特番を組んで放送すると言うことも、私には辛いだけだった。
控え室で待つみんなの表情は不安の中にも期待を持っている、そんな顔だった。
私はと言うと、ただただ暗いだけ…明るくなれる筈がなかったし…
手鏡で自分の顔を見てみる。
「ははは…ひっどい顔…」
無理矢理作る笑顔も悲しい顔をしていた。
177のオーディション編最高です。
ぜひこのまま続けてください。
あと24TVの紺野たん可愛い!
最高ー!(^o^)/
180 :
名無し募集中。。。:02/08/17 23:01 ID:CjoVcrwX
保全age
181 :
ななしい:02/08/18 00:44 ID:0IW3xI52
>>175 24TVの大家族編、期待したのに、紺野のでてるVは5分もしないうちに
終了。その後の辻、飯田のほうがメインになってた。
さらに、V終了後、毒蜜からコメント求められた時に、松本が邪魔して
紺野のコメントが聞けなかった。松本氏ね。
182 :
名無し:02/08/18 00:58 ID:aWbBbc2Z
>>181 激しく同意!
短すぎだよ!
他のくだらないのやりすぎ!
カットしすぎ!
もっとVTR流せよ!(−−#
30分くらいやると思ってたのに
全部で13分で紺野たんがたった5分かよ!
日テレと糞松本は逝ってよし!(−−#
>>182 しかもDINの後ろの画面ではお風呂の世話しているコンコンの姿が
だったらもっと流せよ!
184 :
名無し募集中。。。:02/08/18 13:18 ID:hPg/TA4/
保全age
185 :
名無し募集中。。。:02/08/18 21:49 ID:em/72YY9
24TVで小川が帰ってきたときの
紺野たんが最高ー!
「心配したんだからね!」
誰かこれらのことを小説にしてくれ!
>>185 現在篇に取り入れたいけど、24時間全く見てないんで…
参考資料(状況おせーて)を求む
24時間TVを見て…
『やっぱり紺野さんはかわいかった。』
小川と新垣が富士登山に行ったんですが、悪天候や小川の体調不良で
9合目で断念して下山となりました。でも、夜7時を過ぎて車椅子の
人たちと一緒に「そうだ!We're ALIVE」を歌うときにもなっても
まだ戻りませんでした。
TVでは誰も何も言わず、何のそぶりも見せませんでしたが、ファンは
一体どうなっているのか、放送終了に間に合うのか、どこかで事故ってる
んじゃないのかと心配していたのです。
そして8時10分過ぎ、二人が無事にステージ上に現われたときの会話が
>>189さんが紹介してるところにあるものです。そこで、お手紙があります
ということで、なっちから5期メンバー4人のひとりひとりに励ましの言葉が
送られて、次に13人で「I WISH」を歌いました。殆んどの人の声が
震えていたのが印象的でした。
そのあと、ステージ上の全員で「でっかい宇宙に愛がある」「サライ」と
歌う中を24時間マラソンを完走した西村知美さんが夫に支えられて
日本武道館内の階段を降り、ゴールテープは自分だけで切りました。
何人かと抱き合って、インタビューに答えて、みんなが涙しているところで
The end。大体こんな感じでした。
どこか間違えてたらどなたでも訂正願います。
下は実況スレからのものですが、出来事の大まかな感じがわかるのでは
と思ってコピペしておきます。毒光、毒、毒蜜とは徳光アナのことです。
537 :名無しさん :02/08/18 16:18
小川麻琴的 24H TV
17:19 毒光「小川琴美」発言
05:04 小川、新垣まさかの富士登山!?
06:08 小川、新垣富士登山確定
06:26 小川+新垣+石塚+デブ8人+etc 富士登山出発
07:50 小川富士山中継でピヨピヨ
09:05 デブヲタ、娘。本人(小川新垣)を目の前にし興奮で呼吸困難
09:08 小川衰弱(これより小川祭り開始)
09:20 毒。小川の名前また間違う
09:23 小川ドクターチェック開始。∬T◇T∬<登りたい。。。
09:25 カッパ姿で泣き出す小川に毒蜜があさみ連呼で追い討ち→小川号泣
09:42 小川登山再開。小川>>>>>西村の扱い
11:12 小川復調気味。新垣完全放置
14:06 ∬´◇`∬<雨は九合目過ぎに、みぞれに変わるだろ〜♪
15:18 悪天候で登山断念!!
15:25 毒光また琴美と発言
ただこれは、24時間テレビのたくさんの企画のうちの一部における
出来事でありました。でも、モー娘。ファンから見ると重要な事件で
あったということです。念のため。
>>187 私は作者ではありませんが、別に何の問題もないと思います。
独りでいることが多かった私は、いじめられることに多少の免疫がついていたのかもしれません。
最初はどうって事ないような顔をしていました。
しかし、それがいけなかったのか、いじめはどんどんエスカレートして行き、
ついに私は不登校になってしまいました。
それほどまでにいじめは酷いものだったのです。
具体的にどんなことがあったかはここには書けませんが。
幸いにも、私が学校を休み出したのは七月初め、もう夏休みが目の前の時期でした。
結局私は通知表をもらいに行くこともなく、夏休みを迎えました
夏休みに入ってすぐ宿題を済ませた私は、
母親の提案で、一人福井にあるおばあちゃんの家に向かいました。
おそらくは自然に触れてのびのびした生活を送り、
また二学期から学校に行って欲しかったんだと思います。
と言うわけで、八月に入ると同時に私はおばあちゃんの家に向かいました。
おばあちゃんの家は、すごい田舎にあって、近くの川で泳いだり、
空き地でサッカーや鬼ごっこをしたり。とにかく遊ぶ場所には困らなかったんです。
ただ、私が一人じゃなければ。
八月初めではまだお盆に入っていないので、私と同世代のいとこ達もいなく、
私は毎日おばあちゃんと過ごさなければならなかったんです。
もちろん一人でできる遊びもたくさんありました。
セミを取りに行ったり、とりあえずあちこち歩いてまわってみたり……。
しかしそれもらしばらくやると、飽きてきます。
時間は嫌と言うほどたっぷりあるのになにもすることがない。そんな状況でした。
198 :
名無しの:02/08/19 06:55 ID:qBo0sdod
このスレイイ!
>>143の続き
「…あさ美…あさ美!起きてってば!」
誰かに方を揺り動かされ、私は思い瞼をあげた。
焦点が定まらない目を向けると、
「もう起きないと間に合わないよ!」愛ちゃんだ。
私は枕元の携帯電話を手探りで探し当て、ディスプレイを見た。
写メールで撮ったみんなの写真の待ち受けに重なって『3:14』という表示が見えた。
「なんでこんな早くに起こすのぉ〜」
2度寝しようとした私の顔を、愛ちゃんは今度はペチペチとたたき始めた。
「何言ってんの?今日だよ!富士山!」
あ…思い出した。
この間の24時間テレビ。
「最後の1合だけ登れなかったんですけどみんなといっしょに頑張ってこれたんでとって
もうれしかったです」
「真琴ちゃんも、普段と違う経験したかもしれないね」
「そうですね。みんなで協力して登れてうれしかったです」
「小川さんも、途中で体調を悪くなりかけたりしましたからね」
「ご心配おかけしました」
「よっかたなぁー」
「心配だったんで、すごいうれしいです」
その夜。私たち4人は里沙の家にみんなで泊まった。
北海道、新潟、福井と、みんな家が遠いので、彼女の家でお泊まり会をすることがあるのだ。
言い出したのは、やっぱり愛ちゃんだった。
「ねえ!今度の休みに、みんなで富士山登らない?」
8月末の2日間のお休みの事だ。その2日目を使って、みんなで再挑戦しようという提案に、
今回涙を呑んだ2人は直ぐに賛成した。もちろん私も。
今日はその当日だ。
「早く!2人とももう準備してるよ!」
「うん。わかった」
「着替えたら朝ご飯食べてね。用意しておいたから」
「は〜い」
ちなみにここは富士山の麓の貸バンガロー。
昨日の夜、みんなでここに来た。
今回は、完全にプライベートなので、大変だった。
従兄弟の山岳部に入ってるお兄ちゃんにいろいろ聞いたり、富士山の情報を電話で調べたり。
そんな経過や、24時間の時の里沙や真琴の涙を、私は思いだしていた。
たった今、愛ちゃんに急かされたのに、私は何となくここまでやってきたことを振り返っていた。
こんな形でいいかすら?
24時間内のことは回想シーンで描きます。
あとは、登山経験と妄想を交え、フィクション場面を進めます。
情報下さった皆さんありがとう。
こんなの嫌!でしたらおっしゃってくらはい。
203 :
名無し募集中。。。:02/08/19 18:53 ID:w42InmoX
>>202 おもしろいです。4人の富士登山、どうなるのか楽しみです。
>>117 の続きも期待してます。
>>202 早速24時間TVのことを書いて下さいまして有難うございます。
登山経験を生かされた展開に期待が高まります。
今後もよろしくお願い致します。
なお、リンク先では真琴となっているのですが、小川は麻琴が正解です。
また、
>>200では、方→肩、思い→重い、のことであると思われますので
訂正して下にコピペさせて頂きます。
>>143の続き
「…あさ美…あさ美!起きてってば!」
誰かに肩を揺り動かされ、私は重い瞼をあげた。
焦点が定まらない目を向けると、
「もう起きないと間に合わないよ!」愛ちゃんだ。
私は枕元の携帯電話を手探りで探し当て、ディスプレイを見た。
写メールで撮ったみんなの写真の待ち受けに重なって『3:14』という表示が見えた。
「なんでこんな早くに起こすのぉ〜」
2度寝しようとした私の顔を、愛ちゃんは今度はペチペチとたたき始めた。
「何言ってんの?今日だよ!富士山!」
あ…思い出した。
この間の24時間テレビ。
「最後の1合だけ登れなかったんですけどみんなといっしょに頑張ってこれたんでとって
もうれしかったです」
「麻琴ちゃんも、普段と違う経験したかもしれないね」
「そうですね。みんなで協力して登れてうれしかったです」
「小川さんも、途中で体調を悪くなりかけたりしましたからね」
「ご心配おかけしました」
「よっかたなぁー」
「心配だったんで、すごいうれしいです」
その夜。私たち4人は里沙の家にみんなで泊まった。
北海道、新潟、福井と、みんな家が遠いので、彼女の家でお泊まり会をすることがあるのだ。
言い出したのは、やっぱり愛ちゃんだった。
「ねえ!今度の休みに、みんなで富士山登らない?」
8月末の2日間のお休みの事だ。その2日目を使って、みんなで再挑戦しようという提案に、
今回涙を呑んだ2人は直ぐに賛成した。もちろん私も。
今日はその当日だ。
「早く!2人とももう準備してるよ!」
「うん。わかった」
「着替えたら朝ご飯食べてね。用意しておいたから」
「は〜い」
ちなみにここは富士山の麓の貸バンガロー。
昨日の夜、みんなでここに来た。
今回は、完全にプライベートなので、大変だった。
従兄弟の山岳部に入ってるお兄ちゃんにいろいろ聞いたり、富士山の情報を電話で調べたり。
そんな経過や、24時間の時の里沙や麻琴の涙を、私は思いだしていた。
たった今、愛ちゃんに急かされたのに、私は何となくここまでやってきたことを振り返っていた。
209 :
中学生日記:02/08/19 20:14 ID:27TnvlSF
放課後になると、すぐに部活に教室を出ていってしまうタケちゃんが、
私は好きだった。
いつからなのか思い出そうとしてもはっきりとはわからない。
思い出すのは入学式の次の日、げた箱で目が合ったこと。
みんな中学の制服がまだ馴染んでなくて、着られてる感じだったのに、
上ばきをはいているタケちゃんは、どこかしっくり似合ってた。
靴をしまいながらなんとなく横目でタケちゃんの背中を見ていたら、
はき終わったタケちゃんが振り返った。
目が合って、タケちゃんは少し私をにらんだ気がした。
私はドキドキしながら、でも「嫌われた」と思った。
目が合わなければ良かったかな、と思った。
教室ではタケちゃんの斜め後ろで、
気が付いたら毎日タケちゃんの背中を見てた。
タケちゃんは名字が鈴木で、クラスに3人鈴木がいるので、
下の名前から取ってみんなにタケちゃんて呼ばれるようになった。
先生にも「タケ!」と呼ばれていた。
私は男子には「紺野」女の子には「あさちゃん」「あさ」と呼ばれてる。
>>177の続き
控え室に来たスタッフの方が
「じゃぁみんな、ステージに出てる準備して」
と指示を出す。
ドクンッ、と心臓が波打つ。緊張のし過ぎで頭が軽く痛い…
『帰りたい…』
率直な気持ちだった。
それでも帰るわけにはいかない。
効かないと分かってても、手のひらに人と書いて飲み込む。
ステージが近づくに連れて、私の顔は前より暗くなっていく…
「じゃあここで待機してて下さい」
そう言われて袖まで案内された。出番が来るまでの時間がやけに長く感じる。
収録本番が始まった。
大音量の伴奏の中、モーニング娘。さん達が歌を歌う…
上手だ。歌もダンスもここにいる誰もが敵わないと思った。
みの「それでは第五期追加メンバー最終候補生の皆さんに出てきてもらいましょう」
−−ついに来た。
これから奇跡が起こるとも知らず、ステージに上がった。
ステージに上がると、そこには沢山の人が居た。
観客の人、司会のみのもんたさん、そしてモーニング娘。…
みの「この中から…」
みのもんたさんが番組を進行させる。
これから起こることは私とは何の関係もないこと…
番組の進行そっちのけで、これからは二度と直に見られないであろう、
モーニング娘。のメンバーをじっと見ていた。
211 :
中学生日記2:02/08/19 20:15 ID:27TnvlSF
入学して半年のある日、男子が私を「コンちゃん」と呼んでからかった。
私はなんのことだか分からずに、きょとんとしていたけど、
男子の雰囲気から、いやらしいことなんだろうと思った。
「コン」てなんだろう?と一日悩んだ。
放課後廊下で、からかった中にいた上田が
「コンちゃん、忘れるなよ!出来ねーぞ!」と私に叫んだ。
昼は友達が言い返してくれたけど、今は一人。
いやだなあと思った。
「おい、コンちゃん、一番いいのってなんていうコンちゃんなの?」
上田はなんだかしつこくて、きらい。
「知らない」
怒った顔で言い返しながら、少し涙が出てきた。
廊下の先をタケちゃんが歩いてるのが見えた。
聞こえてないといいなあ。
こういうとこ、見られたくない。
そう思うともっと泣きそうになって、下を向いて歩いた。
上田はまだなんか言ってる。
前がふっと暗くなった。
「お前、紺野じゃなくてB組の近藤、からかえば?」
顔を上げるとタケちゃんが立ってた。
「あいつはつえーぞ」
タケちゃんは、怒ったような顔をしてた。
「何おまえ、紺野好きなの?ばかじゃねーの」
そう言うと、上田は教室に戻っていった。
タケちゃんは上田が居なくなると、
「んじゃね」と言って走って部活に行ってしまった。
212 :
中学生日記3:02/08/19 20:16 ID:27TnvlSF
お礼、ありがとうって言えなかった!
と、一瞬置いて気が付いたけど、もうタケちゃんは見えなくなっちゃってた。
家までの帰り道、見上げたタケちゃんの顔をひとつずつ思い出しては、
恥ずかしかった。
口元にニキビがあった。
うぶげみたいなヒゲが生えてた。
お風呂に入っているとき、急に
「おまえ、紺野好きなの?」と上田が言った事を思い出して、
またドキドキした。
上田の言うようなことに動揺するなんて、バカだ。
でも。
タケちゃんは助けてくれた。
それだけかも知れないけど、でも。
教室でタケちゃんと目が合うと、私はその日一日しあわせでいられる。
そのことにやっと気が付いた。
私はタケちゃんが好きなんだ。
上田、それは違うよ。紺野がタケちゃんを好きなんだよう。
急になんだか切なくなって、
お風呂に顔をつけて、ぶくぶくいつまでもやっていた。
うp終わったんかな?割り込んでスマソ・・・
214 :
212:02/08/19 20:25 ID:27TnvlSF
こちらこそごめんなさい!
終わりました。
>>214 書くときは一応sageとこ
小説スレだし
216 :
214:02/08/19 20:33 ID:27TnvlSF
があ、重ね重ね失礼を致しました。
初かきこみなもので。
オーディション編イイ!
キターーーーーーーーーー!(^o^)/
219 :
名無し募集中。。。:02/08/19 23:47 ID:vZSdevDZ
>>202 24TV見て感動したので
この小説は凄くいいです!
ぜひこのまま続けてください。
頼みます!m(_ _)m
220 :
219:02/08/19 23:49 ID:vZSdevDZ
間違ってageてしまいました。
すいません!m(_ _)mm(_ _)m
>>216 いいですねぇ・・・「中学生日記」
これからもよろしくお願いします
222 :
名無しの:02/08/20 06:56 ID:opN2ehmN
このスレいい!
223 :
うん:02/08/20 07:31 ID:2R0NKnUh
あさみちゃんに顔面シャワーして〜。
昔話編の続き、誰か書いてくれないのかなあ・・・
225 :
名無し募集中。。。:02/08/20 18:50 ID:AycI53uC
紺野たん最高ー!
226 :
名無し募集中。。。:02/08/20 23:16 ID:tgurECLg
保全age
更新期待!
『むかしむかし あるところに おじいさんと こんこんが いました。
こんこんは こんこんアタックという パソコンをいじめる・・・・・』
・・・違う!
『むかしむかし あるところに おじいさんと こんこんが いました。
本当は おばあさんが いるはずなのですが こんこんが 食べちゃったので
いないのです・・・・・』
・・・違うと思うのれす。
『むかしむかし あるところに こんこんという娘っ子が おったそうな。』
・・・お、ちょっといいかもしれない!
『娘っ子は モー娘。っちゅう娘っ子たちの仲間になりたくて おでんを食べ
・・・いや、おでしょんを受けたそうな。』
・・・わ、わるくないかも。
『おでしょんでは おねしょを しちゃ いけねっしょと おねーしゃんが
おっしゃるので・・・・・』
・・・違うべさ!
『むかしむかし あるところに 智弁和歌山という娘っ子が おったとさ・・・・・』
・・・違うに違いない!
『昔々 某所に 祖父と コングコングが 居た。コングコングは キングコングの
娘だったため・・・・・』
・・・違うことを希望します。
231 :
名無し募集中。。。:02/08/21 18:54 ID:Tgoc347d
このスレの小説は
いろんなパターンがあるな。
232 :
名無し募集中。。。:02/08/21 23:48 ID:dRafvN9b
神希望!
そんな中、私は川へ向かいました。毎年お盆に来た時に泳いでいた場所です。
別に泳ごうと思ったわけではなく、なんとなくそこに足が向いたんです。
川では、地元の子らしき子供達が何人か泳いでいました。
私はそこから少し離れた川原に座って、それをぼんやりと眺めながらボーっとしていました。
それは、私がなんとなく川を流れていく木の葉に自分を重ねてみていた時の事でした。
「ねえ。」
後ろから女の子の声が聞こえました。
「ねえ。」
二回目で、自分が呼ばれていることはわかったのですが、
びっくりしたのと緊張で振り向けずにいました。
「ねーえ。」
三回目でようやく振り向いた私の目に映ったのは、同い年くらいのかわいらしい女の子でした。
「ねえ、どこから来たの?何年生?」
「あ……、北海道から。四年生……。」
答えながら私は、この近くの小学校は、
生徒が全学年で二十人くらいしかいなかった事を思いだしました。
つまり彼女達にとって見たことない子はどこかから来た子なんです。
「じゃあ私の一つ下だね。それより、一緒に遊ばない?」
「え?」
みると、女の子の向こうで、五人くらいの子供達が川から上がって着替えていました。
「うん……。」
返事をしたとたん、彼女はぱあっと顔を明るくし、
私の手を思いっきり引いて仲間が待つ所まで駆け出しました。
私は、苛められるようになってから、人に話し掛けることがなかなか出来なくなっていました。
話し掛けられても、最低限の言葉しか返しませんでした。
嫌われるのが怖かったからです。
でも彼女は私のそんな思いをするっと通り抜けてしまったように思いました。
「ねえ、一緒に遊ぶってさ!」
「ほんと!? よし、じゃ空き地行こう!」
「じゃ僕ボール持ってくる。」
それはもう、北海道にいた時とは世界が違うようにすら感じました。
初対面の子に、『一緒に遊ぼう』なんて言う事は絶対に札幌ではしなかったし、
団結力みたいなものがあるように感じました。
それと同時に、苛められていることがバカらしくも思えました。
237 :
236:02/08/22 03:13 ID:NPbgRZaX
238 :
235:02/08/22 03:17 ID:W7yMVWnA
>>237 あーすいません。こんな夜中にすぐ来てくれるとは思わなかったんで。
239 :
236:02/08/22 03:24 ID:NPbgRZaX
>>238 これからは直前チェックを行なって慎重に行ないますので。
自分でされても勿論OKですよ。
240 :
名無しの:02/08/22 06:57 ID:JKWlM2pu
保全sage
241 :
名無し募集中。。。:02/08/22 18:42 ID:1EGn01JI
ここは最高ー!
242 :
235:02/08/22 21:12 ID:Iq9Ri6aP
243 :
名無し:02/08/22 23:09 ID:OSetZIb7
保全age
244 :
名無し募集中。。。:02/08/23 00:45 ID:jlb64/9R
245 :
毒:02/08/23 00:46 ID:lfnxkTzo
ガラスの靴もはいんねえくせによ
sageでも保全されるので保全の際もsageましょう。
あと保全しすぎじゃ・・・(w
247 :
名無しの:02/08/23 06:57 ID:evoheyuB
保全sage
248 :
:02/08/23 10:12 ID:jlb64/9R
新たな物語始めたら怒られますかね?
同時進行で書かせてください。
最初は、あの人との接点なんて、何もないと思っていました。
金髪の中学生、デビュー。
……知っています。
女の子3人組、日本一の記録樹立。
……知っています。
教育係のその人の卒業時に、大泣きしたしたこと。
……知っています。
ソロデビュー曲が、オリコン1位を飾ったこと。
……知っています。
そして、あの人が。
わたしなんて足元にも及ばないような可愛らしい彼女のことを好きでいることも。
………知って、しまいました。
ねえ、後藤さん。
わたしはずっと、あなたに憧れていました。好きだとか嫌いだとか、そんなんじゃ
なくって。本当に、とても純粋な気持ちで憧れていました。
あんな風に笑えたら。
あんな風に踊れたら。
あんな風に歌えたら。
あんな風に、周りの人達に認められることが出来たなら。
いつからだろう、この気持ちが憧れなんてものじゃなく、
「好き」って気持ちに変わっていたのは。
いくら勉強しても、その感情を上手く説明することは出来ません。
後藤さん。わたしは、あなたのことはきっと、あなたが覚えていないようなことでも
知っています。幾らでも、話すことができます。
だけど、あなたは。
そんなわたしの気持ちも知らないでしょう。
そんなわたしに対する興味なんて、彼女に向ける気持ちの欠片もないでしょう。
それでも、夢見がちなわたしは。
小さな頃からまるで成長していないわたしは。
こんなわたしでも、側にいればいつか。
いつか。
――― わたしにも、目を向けてくれるんじゃないかって。
淡い期待を抱いていたりもするんです ―――
不器用な恋心は凄くイイ!
256 :
名無し募集中。。。:02/08/24 00:30 ID:qC12Z+N3
オーディション編の続き希望!
夏の終わり。
一夏の恋をした人もいるだろう。
外国でのんびり過ごした人もいるだろう。
ずっと家にひきこもった人とかもいるだろうな。
気がつけばいつのまにかセミの鳴き声も消えて、涼しい風が吹き始めていた。
そのおかげですごしやすくなり、扇風機だけで机にむかっている。
毎年のように机の上につまれる宿題の山。
来年こそは…と思っていたのだが、やはり無理だった。
とはいっても、まだ今から普通に頑張れば終わる日付。
忘れかけた数学の解き方を思い出そうとしていた時、
ふと俺は今年の夏休み、いったい何をしてすごしたのかと考えてしまった。
「なんか…もっと目標とかたててなんかすれば良かったなぁ。」
歴史は繰り返すってこーいう事なのか?
そんなくだらない事を考えていると、ラジオから歌がながれてきた。
駄目な自分を愛せはしない
強く生まれ変われ
やると決めたら背伸びはしない
体一つでぶち当たれ
なんだか凄く心に響いた。
すっかり数学の宿題の事なんて忘れて、
中学入ってからの事、夏休みにあった事、そしてこれからの事を
無意識に考えこんでいた。
「喉かわいたな…」
喉の渇きと、少し鬱な気分を変えるために、台所へむかった。
家族はすでに寝ており、電気は自分の部屋以外消えていた。
なんだかんだいって受験生なので、最近は寝る時間も遅くなるくらい勉強している。
ということにしているのだが、実は勉強をしている事は少なく、
ネットをしていたり、ラジオを聞いたり、深夜番組を見たりしていた。
冷蔵庫を開けると、残っていたはずのジュースはなくなっていた。
「ふぅ。」
夜風に当たるのも良いかなと、近くコンビニにでかける事にした。
やっぱ主人公がこんこんじゃないと駄目ですよね?
シンデレラになってゆくこんこんを見て…
という感じにするつもりなのですが…
続けてと言ってくれる人がいるなら、
続きを書いてくつもりです。
続けるな
>>259、
>>260 私はそういう視点からの作品があっても良いと思います。
多様な小説が並ぶこのスレに相応しいと思います。
何の問題もないと思います。
コンビニに入ると、いつものように今流行の歌が流れていた。
Do it! Now あなたが持ってる未来行きの切符
夢は叶うよ絶対叶うから
行こう
なんだか…、日付の変わった今日という日は、俺に何が言いたいんだ?
と内心腹をたてていた。モーニング娘。ねぇ…
ぶっちゃけちょっと顔が良いだけじゃん。
最近話題になる事も少ないし。
世の中不公平だよなぁ。
生まれた時から人間は平等じゃない。
顔が良いだけで生きてけるやつは生きてけるもんなぁ。
‘ああ一生忘れない’
とか思っていたのに、頭の片隅で、紺野は可愛いくなったなーとか思っていた。
最近歌番組を見た時、こんな可愛い子いたっけとよく見て確認した覚えがある。
やっぱり人間こんなもんかなと心の中で微笑していた。
コーラとスナック菓子を買い、コンビニからゆっくりと家にむかって歩く。
夜風にあたりながら、数学の公式を思い出していた。
ええ?タイトル?
シンデレラに憧れて(現在)
で良いですか?
265 :
名無し募集中。。。:02/08/24 11:02 ID:V+wIP79a
267 :
名無し募集中。。。:02/08/24 14:11 ID:L2rGXCKp
268 :
名無し募集中。。。:02/08/24 18:26 ID:dpIu6t6L
シンデレラに憧れてキターーーーーーー!
269 :
名無し募集中。。。:02/08/24 21:01 ID:4su+AVmB
現在編の更新期待。
>>266 それで良いです。
良ければみなさん、下手文章に指摘をください。
あと、主人公の男が嫌いな人、感情移入できない人は、
その理由も教えて下さるとありがたいです。
>>263 夢を見た。広い広い草原に、一本道がずーっと続いている。
凄いと思った。大陸なみの広さだ。
後ろを見ると今度もまた見事な海だった。
自分の2、3歩後ろは1メートルくらいの砂浜が広がっていた。
明るくて、凄く良い景色なんだけど、なんだろう…寒かった。
風がひんやりと冷たくて、半袖のTシャツの俺は鳥肌が立った。
突然声が聞こえてきた。低くて、威圧感のある声。
「気をつけな。災難ってのは、突然ふりかかってくる。」
意味がわかんなかった。
「はあ?」
俺が言った直後だった。いっせいに、これでもかという音量で、
凄く高いトーンの叫び声が聞こえてきた。
異常なまでの不快感が一気にこみあげてきた。
そこで目が覚めた。ただ、おきた瞬間に今見たばかりの夢を忘れてしまった。
「ねえねえ、まこっちゃん聞いて。私今日変な夢見たの!なんか恐いおじいさんに、
急に人生観について話されて、
あんまり恨まれる事はするなよ。まきこまれるぞ。気をつけな。(声真似)
とかなんとか言われて、むかついて大きなお世話って叫んでやった…」
「え〜!?私もその夢みたよ!なんか広いトコにいて、急に声が聞こえてきて!
私も叫んでやったよ。そんな事してない!って。」
「えー!?こんな事ってあるもんなの?恐っ…。
もしかして正夢かなんだったりして?」
「変なおじさんにコンサートで説教くらうとか?(笑)」
「あはは(笑)でも正夢ならきっとそんな感じになるんだろうねー。」
高橋は移動のバスの中、大声で笑った。加護と辻は前で別の話をして、
大声で笑っていた。話そう話そうと思っていた紺野は、
二人の会話が一段落終えたところで高橋と小川に話しかけた。
「あ…私もそんな夢見たよ。」
「ええ!?あさみちゃんも見たの?わたしだけ見てない…なんかヤダなぁ。」
四人の中で唯一、新垣はその夢を見ておらず、へこんでいた。
そんな新垣をみて小川は話しかけた。
「あはは(笑)別に良いじゃん。きっと何かの偶然だしさ」
「そうそう。メンバー全員が見てたりしたら気持ち悪いもん。」
高橋が続けて慰めた。
>>206-207の続き
「わあ綺麗!」
小屋から一歩出た私は思わず声をあげた。
まだ暗い空一面に星が散りばめられていた。
都会ではまず見られないその景色に、うっとりと見とれた。
つい北海道が懐かしくなる。
――いつだったろうか。友達とキャンプに行ったときの星空に似ていた。
山の頂上で見るともっと綺麗なんだろうか…。
「あさ美?起きたの?」
早々に荷物をまとめ始めている麻琴が言った。
「うん。きょう頑張ろうね!」
「今度こそ頂上行ってみたいんだ。あさ美もしっかりね」
山での食事は高カロリーの物が意識されているので、今朝は煮込みうどん。
従兄弟に聞いたところ、朝からラーメンなんかを食べることもあるらしいが、
さすがに…ということで、愛ちゃんが提案したものだ。
今回食事は愛ちゃんの担当で、昨夜も手作りのカツ丼(もちろんソース)が
とても美味しかった。今朝のうどんも格別で、料理下手な私は、なんとなく羨ましかった。
「遅くとも4時半には出たいから。それまでに荷物まとめてね」
「うん。愛ちゃん。これすごく美味しいよ」
これを食べて、片づけて、荷物をまとめて、1時間で終わらせないと。
さんざん小屋を散らかしてしまっているので急がないと。
ふと見ると、麻琴と里沙が「頑張ろうね」と、やっているのが目に入った。
――大丈夫。運動には自信あるし、絶対頂上まで行ける。
私は自分に言い聞かせると、残ったうどんの汁を口の中に流し込んだ。
勝手に
川*’ー’川…料理人
川o・-・)…料理下手
って設定にしちったけど、本当のところはどうなんだろう…
夜間〜深夜にかけて新しいほうから、かなりのレスへの
リンクが出来なくなるようです。その場合は、アドレス欄の
一番右の数字のみを変更してやってください。今現在ですと
276にします。そうしますと、レス番号276だけが表示されて
全てにリンクされています。
278 :
名無し募集中。。。:02/08/25 10:57 ID:NWGa5WrK
現在編キターーーーーーー!(^o^)/
オーディション編の更新期待。
>>271-272の続き
「そうだけど…加護さ〜ん」
新垣の呼ぶ声に、辻と話していた加護は顔だけふりむいた。
「なーにー?」
「今日夢って何みましたー?」
「えー?夢?…うーん、うちは覚えてないなー。ののはなんか見た?」
加護はきょとんとした表情で、辻に話しをふった。
「んー、ののはね、今度のハロモニでゲームに勝って、いっぱい食べ物を…」
「なんや、また食べ物の夢かいなー(笑)」
加護がにこっと笑うと同時に、車内が明るい笑い声につつまれた。
「そんなんやから太るんやで〜(笑)」
「良いじゃん!夢じゃ太らないんだし!あいぼんの馬鹿〜!!(怒)」
「そうだよねー。私たちもそういう夢見る事あるし。ねーまこっちゃん♪」
高橋は自然に、なおかつ抜群のタイミングでフォローをいれた。
紺野と新垣は、やっぱ愛ちゃんは凄いなと、心の中で見直していた。
「結構あるんだよねー。
で、起きてから夢で食べてたもの食べちゃう!(笑)」
小川も高橋のフォローにのって、笑顔で答えた。
実は、ちょっと気になる事を言ってしまったのだが、
別に嫌な気分にはならない。高橋は、自分をけなすために
言った訳では無いと、わかっているからだ。
「でも、三人が同じ夢をみるのって十分気持ち悪いと思う…。」
一番後ろで、新垣と座っている紺野が会話をもとに戻した。
「だよねぇ。何かあったらどうしよう。」
少し弱気な小川に、高橋は笑顔で答える。
「大丈夫、全然幽霊とか関係なさそうだったもん。」
「あれやないの?まこっちゃんと愛ちゃん、同じベッドで寝て、
あーしたりこーしたりとかしてるから同じ夢を…(笑)」
笑いながら茶化してくる加護に、小川は顔を真っ赤にして否定した。
「そんな事ないもん!」
「私たちの愛は永遠だもんねー(はーと)」
高橋はまるで気にしちゃいなかった。
それどころかほっぺたにキスをしようとしてくる。
「もうっ!やめてよ愛ちゃん!!(笑)」
小川は高橋のほっぺたをぐいとおしのけた。
車内はまた明るい笑い声につつまれた。
皆がそんなやりとりをしている間、紺野は不安な気持ちでいっぱいだった。
感じたのは自分だけなんだろうかと。あの妬みの視線のようなものを。
訂正:最後の一文。
夢の中での、あの妬みの視線のようなものを。
283 :
名無し募集中。。。:02/08/25 19:06 ID:UBOgN2Fl
シンデレラに憧れては結構イイ!(^-^)
285 :
名無し募集中。。。:02/08/25 21:48 ID:yeYZqidv
このスレの小説の種類は
始めのころにくらべでかなり増えたな。
後藤さんの視線に気付いたのは、些細なことがきっかけでした。
―――
昨年も行われた「モーニング娘。のミュージカル」。
それは今年もまるで当然の流れのように開催されることになり、もちろんわたしを
含め昨年の8月に加入した第5期メンバーにとっては、初めての経験でした。
「すごいねー、アタシ達もやるんだ、ミュージカル!」
麻琴ちゃんは、いつものように明るい口調で言いました。底知れないほどエネル
ギッシュな彼女は、わたし達4人のムードメーカーです。ダンスが得意な麻琴ちゃ
んは、舞台やコンサートが人一倍好きだと公言してるのです。
「あたし何の役かなぁ」
早口でぼそりと呟いたのは、年長の愛ちゃんです。彼女の独特な言葉の訛りは、
どことなく雰囲気を和ませる力を持っているように思います。何でも器用にこなす
愛ちゃんなら、どんな役でもものにしてみせるのでしょう。
「安倍さんと一緒にできるんだぁ、楽しそうだなぁ。嬉しいな」
目をきらきら輝かせながらそう口にしたのは、最年少の里沙ちゃんです。彼女は
全面的に安倍さんの崇拝者でした。純粋に、誰に憧れていると口に出せるのは、
彼女が幼く、素直であるが故でしょう。少し、うらやましくも思えます。
「ねえっ、あさ美。ホント、どんどんあたし達も活動の枠が広がってくね」
「…そうだね……」
麻琴ちゃんが嬉々として話し掛けて来てくれるのには気付いていましたが、わたし
の意識は残念ながら彼女には向けられていませんでした。
生返事を返しながら、わたしは後藤さんをただ見ていました。
( 後藤さん、何だか眠そうだなー )
( 鼻高いなぁ、うらやましいなぁ。カッコいいなぁ… )
この時まだ、わたしは自分の気持ちに気付いてなんていなかったんです。後藤さん
を見ていたのは、正直その端正な横顔に見惚れていただけであって。
そう、例えるならば、手の届かない憧れの先輩をこっそり盗み見ているような、そん
な感覚と思ってもらえれば間違いないでしょう。
そこに複雑な感情などは生まれていませんでした。
少なくとも、そのときはまだ。
だから、そのとき。
後藤さんを見ていなければよかったんです。
そうしたら、何も気付かなかったのに。何も気付かず、ただ平穏に時は流れていっ
たはずなのに。
……ううん、きっと違う。
遅かれ早かれ、わたしはきっと自分の気持ちに気付いていたでしょう。そして、その
瞬間こそが、この時この場所から始まったのであって………。
ともかく、わたしが後藤さんを見続けていたその視線の先に、全ての始まりが存在
していたんです。
290 :
名無し募集中。。。:02/08/25 23:10 ID:rMRFidac
更新キターーーーーーーー!
「中学生日記」の続きが読みたいです。
293 :
名無し募集中。。。:02/08/26 06:50 ID:RoziEwwu
このスレいい!
294 :
:02/08/26 07:11 ID:MtmW/sL2
>>210の続き
みの「それでは今までの経過をVTRで観てみましょう」
会場の大画面ではこれまでのオーディションの様子が流れてた…
二次選考…寺合宿…・
所々で私が映るがどれもパッとしない。
−−映さないでよ
テレビの向こうでは親やクラスメイトも観るのだろう。
そう思うとなるべく目立ちたくなかった…
他のみんなの様子を見ると、真剣に画面を見てる人が多いけど
私のように半ば諦めてる様に見える人もいた。
VTRが終わり、画面につんく♂さんが出た。
いよいよ新メンバーの発表。
−−選ばれたい!選んで下さい!
いよいよ最後になってそれまでみたいに消極的な気持ちでなく
画面に映るつんく♂さんに必死にお願いしていた。
胸の鼓動が激しい…額からタラリと汗が流れた…
確か3人って言ってたっけ…
最後の一人でも良いからどうか私を選んで下さい…
つんく♂「まずは……小川麻琴!」
違った…
でもしょうがないよね…
小川さんはダンス上手だったし…
まだ後二人残ってるもんね。まだ諦めちゃダメだよあさ美
つんく♂「次は………新垣里沙!」
また違う…
でもしょうがないよ…
新垣さん、元気だしスタイルも良かったからね…
後一人…
神様お願い!どうか私を選んで!
つんく♂「そして…………高橋愛!」
−−ダメだった…
でもしょうがないんだよ…
高橋さんは本当に歌が上手だったし…
所詮私みたいな子がモーニング娘。になりたいなんて
無謀すぎる夢だったんだよね…
諦めていたその時だった…
つんく♂「最後にもう一人だけ…」
−−え?
つんく♂「モーニング娘。に入れたい子がいます」
−−え?えぇ?
つんく♂「その子は…紺野あさ美!」
−−私?…今、つんく♂さんは私の名前を呼んだの?
突然の事態に思考がついていかない…
つんく♂「この子は歌もダンスも演技も正直言って赤点。
だけどインスピレーションを信じて選びました」
−−私…選ばれたの?
信じ切れない気持ちで頭の働かない中、先に選ばれた3人と
モーニング娘。のいる場所へ歩いていった…
そこに行くと、会場にいるみんなが私たち4人に向かって
「おめでとう!」
「頑張って!」
と声を掛けてくれていた。
それでも私はまだ信じ切れていなかった…
−−夢でも見てるのかなぁ?間違いじゃないのかなぁ?
でも、モーニング娘。の皆さんが周りに来てくれた時、
「おめでとう。これから一緒に頑張ろうね」
と声を掛けてくれて初めて実感が持てた…
この瞬間、は念願だったモーニング娘。に入れました…
>この瞬間、は念願だったモーニング娘。に入れました…
この瞬間、私は念願だったモーニング娘。に入れました…
です…(鬱
当時のビデオ捜したけど無かったので、
記憶便りで多少の着色をしてあります…
>>298 ありがとうございます。紺野、選ばれました、嬉しいです。
では、オーディション編を『紺色の獅子』というタイトルにします。
この後も続けてよろしくお願い致します。
なお、298を含めて記録しておきます。297のみ訂正されるのでしたら、
そのように、下の記録を変更いたします。
301 :
名無し募集中。。。:02/08/26 20:09 ID:rj8LJvYt
紺色の獅子は凄くイイ!
俺が目を覚ました時、時計はすでに11時を過ぎていた。
いつもなら時間がもったいないと思い、9時には起きるのだが、
今日は9時を知らせる目覚ましを止めた後、二度寝した。
変な夢を見て一度起きたのだが、今はもう思い出せなかった。
母親は仕事に行ったらしい。
台所には朝食というより、昼食のような料理が置いてあった。
それを静かに食べ終えた俺は、勉強する気にはなれなくて自転車に乗ってでかけた。
少し強い風に吹かれながら、町の中心へとむかう。
町並みが変わってくるにつれて、外を歩いている人間も少し変わってくる。
この辺りには男にも人気な、洋服のショップなどもあるらしい。
少ない友達にも洋服が好きなやつとかいるが、あんな高い服買うなら、もっと
実用的な物を買えば良いのにと思う。
さほどの興味もないので、その辺りは素通りした。
なんとなくCDがみたくなったので、いつも行くお店に自転車にとめる。
ぷらぷらと店内を見てみる。
なんだか最近はラップやらインディーズやらが流行って
きてるらしい。前とは扱いが変わってるのがすぐわかる。
売る側の扱いで、全然売れなかったバンドが急に売れたりするのでは?
自分も情報に流されてたりするのかなぁと、ふと思った。
それにしても、人間って不思議だ。
何でもない出来事が、自分の奥底にあった何かを呼び覚ます。
女性アイドルの欄で、ふとあるものが目に入った。
堂々と、一つのコーナーになっている一角。
モーニング娘。とハロープロジェクトのCDたち。
CDだけでなく、DVDや写真集までもがおいてある。
自分でもわからなかった。なぜこんなに気になるんだろう?
昨日の夜、曲を聞いたからなんだろうか。
昨日コンビニで聞いたあの曲が頭に流れる。
コンビニに行く前にラジオで聞いた曲より、深く頭に残っている。
ここで足をとめている自分がいた。
だから、顔が良いだけだって。
たいして歌上手くねーじゃん。
テレビで頑張ってる姿とかも、きっとやらせだって。
自分の頭のどこからか、こんな声が聞こえてくるにも関わらず、
俺はDo it! Now のCDを手に取り、じっと見つめていた。
テレビ収録の前の楽屋での事。新垣、小川と話していた紺野は、
移動のバスの時話題になった夢の事が、どーうしても気になり、
頑張って先輩の誰かに聞いてみようと、二人と話しながら考えていた。
三人の会話がふと止まり、そこに矢口がやってきた。
「ん?何々??三人共、矢口がきていきなり会話やめないでよー(笑)」
そんな事言われても、ちょうど話が一段落ついたとこに来ただけで、
ある意味自信過剰なんじゃ…と新垣は思ったが、口にも顔にも絶対出さなかった。
チャンス!紺野はためらわず、夢の話を持ち出した。
「矢口さん、昨日の夜ってどんな夢見ました?」
「え?昨日の夢??昨日は…そーいや変な夢見たんだけど…あー、あー、う〜
…思いだした!なんか変なおじいちゃんに人生どーのこーの言われた(爆)」
その答えを聞き、小川、紺野、新垣は驚きの声をあげた。
「えー!矢口さんも!?」
「信じられない!」
「矢口さんもかぁ…」
三人のあまりにも大きな声に、楽屋のメンバー全員が注目した。
「どうしたの?何かあったの?なっちにも教えて〜。」
「何?なんか面白いことでもあったの?」
矢口、阿部、保田をきっかけに、三人を中心にして夢の話が始まった。
高橋、加護、辻、石川、吉澤がトイレから戻って来ると、
楽屋には変な空気が漂っていた。
5人が状況をつかめず、不思議そうな顔をしていると、
リーダーの飯田が口を開いた。
「ねえ、高橋。あなたも草原で変なおじさんに説教される夢をみたの?」
「あ…はい。そうですけど、それがどうかしました?」
「メンバー内でね、内容は少しずつ違うんだけど、ほぼ同じ夢を見た人が
何人もいるの。紺野、小川、高橋、ごっつあん、矢口、圭ちゃん。」
その話を聞いて、石川も驚いた。
「え…飯田さん、多分…私も…。」
「石川も??」
「はい。声だけで、おじさんの姿は見てないけど、低い男の人の声で…」
「なんか言われたんだ?」
「はい。」
「そっか…誰かにこの事言ったほうが良いのかなぁ?」
飯田の誰に言うようなわけでもない、
独り言のような質問に、矢口はすばやく答えた。
「大丈夫でしょ。別に恐い夢じゃなかったし。ね、圭ちゃん♪」
「うんうん、そう。みんな疲れてるし、たまたまだと思うよ。きっと!」
根拠のない保田の一言、そして慌てた矢口の素振り。
夢を見たメンバーの表情の暗さ。
加護は心の中で確信していた。やはり、みんな似た内容の夢を見たんだと。
そしてそれは確かに、‘恐い’夢ではないけれど、泣きたくなるような夢
だったんだろうという事。
そして、夢の内容は誰にも言えない、言いたくないという事。
加護は思い出しただけでも、身震いし、泣きたくなった。
>>続きってのを作るの忘れました。
すみません。
しばらく更新をストップします。
読んでいる人は少なそうですが…。
307 :
格闘技編:02/08/26 22:50 ID:nNukOnZv
立ち上がり腰を落として構える。
(でも・・・)
軽い気合と共に、正拳突きを放った。
静寂を破り、大気に波紋を作っていく。
木葉が一枚舞い落ちた。
(こんなことができたって)
俯いて拳を見つめる。
(結局、何もかも中途半端なんだ)
歌もダンスも演技も、何一つ飛び抜けた物はない。
そんな思いが、紺野の心を追いつめていた。
ヒュウゥゥゥゥ
金切り声のような音と共に、突如、突風が吹き抜けた。
思わず、後ろで束ねた髪を押さえる。
落ち葉が闇夜に吸い込まれて行く。
(さっきまであんなに静かだったのに)
肌寒く感じて、胴着の胸元を深く重ね直した。
(もう帰ろうかな・・・)
心の迷いが晴れるのではないかと思い、
何かに惹きつけられるように、この森にやって来たが、
結局何も見出せなかった。
紺野は重い足取りで、スポーツバッグが置いてある方へ向かった。
308 :
格闘技編:02/08/26 22:52 ID:nNukOnZv
「そこのお嬢ちゃん」
突然、後から声をかけられ、驚いて振り返えった。
暗闇の中に小さな影が見える。
「どこかで見たことあると思ったら、やっぱりあさ美ちゃんかい」
嬉しそうに話しかけてくる。
話し方や、声の調子からして、それなりの年齢の女性のようだ。
「だれ?」
紺野は少し警戒しながら、
目を凝らして闇の中を見つめた。
影はフォッフォッフォと笑い、
「おや、こないだわたしの作った饅頭が美味しいと、散々言ってたじゃないか」
そう可笑しげに呟いた。
確かに紺野には聞き覚えのある声だった。
いつの間にか消えていた月明かりが戻り、
辺りを景色を映し出す。
声の主にも光が当たり、その姿を浮き上がらせた。
そこには和服姿の白髪の老婆が立っていた。
目元に厳しさが感じられるが、
全体的に優しい雰囲気を感じる。
その顔を見て、紺野は思わず呟いた。
「麻琴の・・・おばあさん?」
目の前にいるのは、メンバーであり、
親友である小川麻琴の祖母だった。
家に遊びに行っては、何度かお菓子などをご馳走になっている。
「そうだよ、わたしに気付かないなんてねぇ」
老婆はからかうように苦笑いをしてみせた。
309 :
格闘技編:02/08/26 22:54 ID:nNukOnZv
「・・・何で、ここにいるんですか?」
こんな夜中に森の中で、老婆が一人でいるのは明らかに不自然だった。
紺野は相手が知人だったので、少し安堵して尋ねた。
その質問には答えず、老婆は口を開いた。
「この森は、死してなお戦いを求める強者の魂が集まると場所と言われているんだよ」
そう言って目を細める。
「あさ美ちゃんも何かに惹かれて来たんじゃないのかい?」
確かにその通りだった。
気を晴らすために、久々に空手をやろうと家を出たが、
どうやってこの森に来たのか、まったく記憶がなかった。
気付いたときには、この縄文杉の前に立っていたのだ。
「一試合、するかい?」
突如、老婆の足が地面を蹴った。
飛び込むと同時に右手が伸びてくる。
(貫き手!)
紺野は反射的に身構えて、後に飛んだ。
一回転して着地する。
ピッという音と共に、髪留めが切れて黒髪が宙に流れた。
空気を切り裂くような一撃。
紺野は思わず首筋に手を触れた。
(避けなかったら、やられてた)
目の前の老婆はすでに構え直している。
身長はゆうに10cmほども低い老婆が、
今は巨大な戦士に見える。
310 :
格闘技編:02/08/26 22:56 ID:nNukOnZv
背筋が凍りつくような恐怖。
しかしその中に、一片の別の感情が混ざっていた。
(ドキドキ・・・してる?)
心の底から湧き上がるような昂揚感。
緊張したときの鼓動とは違う、
もうずいぶん長い間忘れていた気持ちだった。
(最後に感じたのは、そうだ、デビューしたときだ)
5期メンバーとして加入して、これからすること、出来ること、感じること。
未来の出来事を想像しては、いつも心弾ませていたあの頃。
(そっか。忘れてたのは、これだったんだ)
掌で顔をパンパンと叩いて、目の前の老婆を見据える。
(自分に出来る精一杯のことをする。それが私)
右手を引いて中段に構えた。
「良い眼をするじゃないかい」
老婆は嬉しそうに顔を歪めてから、
やや後屈気味の構えをとった。
(結果は、結果は・・・)
「結果は、自分次第!」
前に飛んで左手を突き出す。
軽く払われる。
左足を主軸に、右の正拳を放った。
やはり受け止められるが、勢いを止めずに右の上段蹴り。
「クッ!」
老婆の顔から余裕が消える。
払いきれずに、両手でガードしたため体勢が崩れた。
「つぁッ!」
軽い発声と共に体を捻って地面を蹴る。
(これが今の私の精一杯だ!)
回転する視界。
攻撃が決まったのか否か確認する前に、
紺野の意識は闇に溶けていった。