紺野のエロ小説書いて〜 第2章

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934新紺
私が浴室に入っていくと、里沙ちゃんは既に身体を洗い始めていた。ミュージカルの
講演があった時期、私は良くまこっちゃんと里沙ちゃんとでお風呂にいったのだが、
髪の毛の量が多い里沙ちゃんは、いつも私達より先に入り始めているのに私達よりも
遅くお風呂を終えてきた。後付の話だが今思うと、あの当時からまこっちゃんの私を
視る目線は、ちょっと特異だった・・・。3人で会話していても気が付くと私の身体
を「舐め回す様に」視ているまこっちゃんの目線が、私は実はとても苦手だった。
『あっ、来た来た。ほんとに大丈夫??』『うっ、うん・・・。』
鏡越しに声を掛けてくる里沙ちゃんへの返事もそぞろに、私は悶々としながら彼女の
隣のシャワーのひねる・・・。(里沙ちゃんって、綺麗な脚だよなぁ・・・。)また
もろくでもない事を考えてしまう私。今の私の目線は、多分あの時のまこっちゃんの
視線と同質のものとなっているだろう。里沙ちゃんは気付いているのだろうか。。
『空いてるし、広いし、快適だね♪』『そっ、そうだね・・・。』
大した盛り上がりもないまま、しばしの沈黙が流れた・・・。
935新紺:03/02/02 02:46 ID:3rLmChoK
『あさ美ちゃんさぁ・・・。』
しばらくして、間に耐えられなくなった里沙ちゃんが口を開いた。
『もしかして・・・、好きな人、できた?』『えっ!?』
『な〜んか、本当にぼんやりとしてるからさっ!もしくは・・・、あさ美ちゃんって
とってもかわいいから、う〜ん・・・、誰かに告られた?とかさ・・・。』『!!』
丁寧に髪の毛を洗い始めながら、鋭い質問を里沙ちゃんが投げかけてくる。今思うと
私の思い悩んでいる「コアな部分」など、里沙ちゃんが知る由もない事など分かって
いた筈なのだが、その時の私は「全てを見抜かれた様な気」がして絶句してしまって
いた・・・。
936新紺:03/02/02 02:47 ID:3rLmChoK
いつもTV出演の際に「ツインテール」をスタイリストさんに指示されている私は、
癖付いた髪の毛を洗いながらあさ美ちゃんの方を向く。彼女はうつむいたまま何も
答えなかった・・・。
『まあねぇ、娘の世界にも色々あるしねぇ・・・。』
「びくっ!」っと肩を震わすような反応を、あさ美ちゃんは示す。おかしい・・・。
何かに怯えているような感じにあさ美ちゃんが見える。とにかく「明るい話」をして
あさ美ちゃんを笑顔にしたい。
『そうそう、私さぁ・・・。いっつもお風呂が長くって、あさ美ちゃんとかを待たせ
ちゃう人だよねぇ。時間かかるくせにしゃべってばっかだからさぁ・・・。』
あさ美ちゃんはやはり何も答えない・・・。(もう!何か言ってよぉ・・・。)私は
ちょっと焦ってきた・・・。
『そういえばミュージカルの時、あさ美ちゃんイイ役だったよね。私さぁ、あの時は
本当は男の子の役とか演じてみたかったんだよねぇ〜。』
937新紺:03/02/02 02:48 ID:3rLmChoK
(もう、どうにでもなれ!)私は「マシンガンのように」しゃべりまくる。
『ほら、あさ美ちゃん「モーニング・タウン」の時は後藤さんに好きになられる設定
だったでしょ?インターネットとかで観てもね、あさ美ちゃんが出てた「第2部」の
方が全然評判が良いのね。あれってさぁ、1部には「男性役」がいないから、恋愛に
関する表現とかがないじゃん。だからじゃないかなぁ・・・、なんてね。私ってさぁ、
意外と「男の子っぽい」声じゃん?だから「恋する少年役」なんてやってみたかった
んだよねぇ。』
あさ美ちゃんはやっぱりぼんやりとしている。私の話、つまんないかなぁ・・・。
私は髪を濯ぎながら、やけになって更に私はまくしたてる。
『私、あさ美ちゃんと同じ2部に出て「卒業した紺野先輩に想いを寄せていた後輩」
なんて演じてみたかったなぁ・・・。「後藤さんと三角関係」で結局ふられてしまう
みたいな?って、それじゃ寂しい役だけど・・・。』
938新紺:03/02/02 02:50 ID:3rLmChoK
『そっ、その時にもし・・・。』
『えっ?』
『その時にもし、そういう役だったら、り、里沙ちゃんは私に、どうやって告白して
くれるの・・・?』
何だか「本当に告白される前の女の子」のように、あさ美ちゃんは緊張した顔をして
私の事を見ている・・・。ちょっと異様な光景にも思えたが、話を振ってしまったの
は私なので、もう後には退けない。何よりも久々にあさ美ちゃんが私の話に反応して
くれたのが嬉しくて、私は精一杯のアドリブを利かせる・・・。
『う、う〜〜ん。そうだなぁ・・・。後藤先輩がニューヨークに行ってしまった後の
続編で、街で偶然「憧れの紺野先輩」を見かけた私が思わず駆け寄って行って・・・、
「僕、紺野先輩の事がずっと好きだったんです!」なん〜て・・・、うわっ!』
939新紺:03/02/02 03:43 ID:3rLmChoK
何が起きたのか、一瞬分からなかった!!気が付くと私の胸に、あさ美ちゃんが顔を
埋めて、泣くとも笑うとも分からない声をあげてうめていていた・・・。
『ちょっ、ちょ、あさ美ちゃん!?』
『里沙ちゃん・・・。』
私の胸に抱きついたまま上目遣いで私を見つめるあさ美ちゃん・・・。本当に澄んだ
きれいな瞳をしている。何故、突然あさ美ちゃんが私に抱きついてきたのか・・・、
全く状況は掴めずに私は混乱してしまっていたが、ただ一つ・・・。(潤んだ瞳の
あさ美ちゃんを抱きしめてあげたい!)そんな「母性本能」の様なものが、幼い私の
心の中に、初めて芽生えたのだと言うことだけは理解できていた・・・。
『あさ美ちゃん。。。』
私は本能的に、あさ美ちゃんの後頭部を胸に抱き寄せるようにしていた。ほんの少し
驚いた様な表情をみせたが、あさ美ちゃんは心地よさそうに身を委ねてくる・・・。
そして次の瞬間。。
「ちゅう〜。」
940新紺:03/02/02 03:58 ID:3rLmChoK
上手く音は表現できないけど、そんな何とも言えないイヤらしい音を発て、私の乳首
はあさ美ちゃんの口の中に含まれていたのだ!強烈な快感が私の全身を駆けめぐる。
『ちょ、ちょっと・・・、あさ美ちゃん!あさ・・、やっ!ん。。』
抱き寄せた私の手は、一瞬にしてあさ美ちゃんの「異常な行為」を一刻も早く止めさ
せるための最後の砦となった。私は懸命にあさ美ちゃんの頭を掴んで引き剥がそうと
するのだが、あさ美ちゃんの唇は、まるで「蛭」の様にしぶとく私の乳首に吸い付き
離れそうもない・・・。
(だめだ。。力が抜けちゃうよぉ・・・。)
憎らしくも頃合いを見計らったかのように、私の背後に回されたあさ美ちゃんの左手
が的確に私の右胸を捕らえ、右手はお尻にへばりつき優しく撫で回してくる・・・。
どんどん増長されていく快楽に、私の思考回路は止まってしまう寸前だった・・・。
941新紺:03/02/02 04:24 ID:3rLmChoK
『やめて〜!いやぁ!あさ美ちゃん・・・。だめ〜!セクハラで訴えるぞぉー!!』
(冗談で済ませたい・・・。)理性の防波堤を越える「快楽の波」が襲ってくる前に
私は何とかこの今の状況を穏便に打破したくて、目一杯考えつく冗談を言ってあさ美
ちゃんの淫らな手の動きを止めさせようとするが、あさ美ちゃんは全く意に介さない
といった感じで、的確にしつこく私の性感帯弄ぶ。彼女らしい「繊細な指遣い」で、
しかも「手慣れている」感じだ。そして何よりも「目がマジ」だった・・・。
(もうだめ、もおだめ・・・。)
あさ美ちゃんの手が脇腹を伝ってどんどん下降していく。
(これ以上気持ちよくされちゃったら・・・。)
頭では分かっているのだが、あさ美ちゃんの腕を掴み払いのけようとする私の手に、
ほとんど握力は加わっていなかった・・・。
942新紺:03/02/02 04:26 ID:3rLmChoK
『あんっ!』
降伏宣言に代わる喘ぎ声は、あさ美ちゃんの指先が私のクリトリスを撫で上げた時
放たれた。私の思考回路は完全に停止し、私の身体と精神は「快感をむさぼる獣」
と化してしまっていた。その後は良くは覚えていない・・・。
記憶にあるのは、降伏宣言を聞いた直後のあさ美ちゃんの「してやったり」という
感じの顔と、その直後の私の唇を奪い、
『里沙ちゃんの身体、いただっきます♪』
と、本当に満足そうな笑みを、あさ美ちゃんが浮かべた事。いつもまこっちゃんと
割り勘で買ってきたおやつを開封するときのような愛らしい笑顔を、今日、初めて
私が見ることが出来て「ほっ!」とした所で、私の記憶は途切れている・・・。
気が付くと、私もあさ美ちゃんもまるで「サウナに入ったかのような汗」をかき、
息を切らしながら床にへたりこんでしまっていた・・・。
943JINKATA:03/02/02 04:43 ID:3rLmChoK
どうも、このスレで「新紺」の話を書かせていただいております「JINKATA」
ことじんかたつやしと申します。
キャラクターを描くのってほんと難しいですね。2人とも完璧に「別キャラ」
にしてしまってすみません。m(−−)m
この後は、話を先に進めるか、「こんこん側の視点」からお風呂の絡み話を
書くか悩んでます。とは言っても夜勤続きなので、いつ書けるかは未定ですが。
これからも宜しくお願いします。

>>932
僕へのリクじゃないかも知れませんが、取りあえず僕は「あいぼん」はちょっと
きつそうですので、石紺の作者さんに期待!ですかね・・・。(w