買い出しを終えて帰
ってきたオイラたち
を待っていたのは、
メンバーたちのニヤ
ニヤ顔だった。
石川が唇の端を指で
さし、
「矢口さーん、ここ
ついてますよぉ。桃
色のく・ち・べ・に
が。きゃ〜♪」
石川に誘導されるが
ままにオイラの顔を
見た紺野が口元を押
さえ「あっ」と小さ
く叫ぶ。
どーやら、キスした
時に、紺野の口紅が
ついてしまってたら
しい。
始まったばかりの2
人の関係は、こうし
てあっさりバレちま
った…。まあ、隠す
必要もないけどさ。
でも、やっぱ照れ臭
いっちゅーの!!
「では、では。紺野
と矢口の仲を祝しま
して、カンパ〜イ♪
」
「「カンパ〜イ!」
」
音を鳴らしたのは、
12コ中の10コの
グラス。
オイラと…、特に紺野はフリーズ状態。カオリの奴、余計なこと言うなよなぁ。
大体、今日はクリス
マスパーティーじゃ
んか。ツッコミする気力もなく、注がれたカクテルを一口飲んだ。圭ちゃん、カオリと
オイラ以外は全員ジ
ュースを飲む。
辻と加護に至っては
、ジュースを一気に
飲み干すと、さっそ
く料理へと箸を忍ば
せている。
食い意地張ってんな
ぁ。そんなんじゃま
たデブるぞ。
……って、おーい。
それは、オイラの彼
女も同じだった。
紺野の皿の上には手
当たり次第って感じ
の量の食べ物がのっ
てる。
そーだよ。紺野、お
前ってそーゆう奴だ
よ。
「……おいしいか、
紺野?」
「はい!おいしいで
す〜」
チョー幸せそうな顔
で答える。
「あ…、あっそう。
よかったな」
そーだよ。紺野、お
前って、そーゆう可
愛い奴だよ。惚れた弱みってやつで許せちゃう。
「…でも、太るから
あんまり食い過ぎる
なよ」
ピザを頬張りながら
こくこく頷き、黙々
と食べ続ける紺野。
聞いてんのかよ…。
暫くは和やかな雰囲気で時間は過ぎていたのだが、圭ちゃんが4本目のワインを空けた時、それは起こった。
ワインを1本持ってふらふらと立ち上がったと思ったら、それを年下メンバーのグラスに注ぎ始めたのだ。
「あたしの酒が飲め
ないとは言わせない
わよ〜」
やばっ。目ぇ据わっ
てる。
「え〜ぇ!?なっち
飲めないべさー」
「カオリの酒が飲め
ねーのか!」
あちゃー。こっちも
できあがっちゃって
るよ、おい。
「も〜、石川を酔わ
せてどうするつもり
ですかぁ♪」
うん、うん。あんた
はいつも できあが
っちゃってるね。
石川とよっすぃ〜は
喜んでワインに口を
つけ、それ以外のメ
ンバーは渋々グラス
を持った。
それから1時間後、オイラ以下 全員酔い潰れてしまった。
まず、新垣ダウン。
その上に辻と加護が気持ち良さそうに眠り、新垣はうなされてる。カオリとなっちも仲良さげにソファで寝ている
紺野はオイラの隣で
静かに寝息をたてて
いた。
たまに瞼が震え、眉間に皺が寄ったり、ふにゃりと笑ったりして見飽きない可愛らしい寝顔。
さて、と。オイラも
ちょっと寝よーかな。「紺野、おやすみ…
」
薄く開いている桃色
の唇にそーっと口づ
ける。
柔らかくて気持ちいい〜。
そこまでで止めてお
く筈だっのに、不意に目に映った紺野の白い太腿がオイラの悪戯心を誘い、ほぼ無意識に紺野の唇を舌で割って差し入れていた。
「…ふっ…ん」
生温かな舌を絡めとると、鼻にかかった苦しげな声が紺野から洩れる。
でも、起きる気配はない。舐めてもぴくりともしない。
なんだか悔しくなってきて、もっと強い刺激を与えようと、スカートの中に手を忍ばせ、下着の上から あの部分に触れた。
軽く真ん中を押してみる。
「ぁ……っ…」
うわ。えっちぃ声。
表情もエロい、エロ
い。悩ましい。
指を割れ目に上下に動かす度に、吐息が顔にかかる。
「……ぁう…うんっ
」
段々 指先が湿ってくるのが分かった。
スカートを完全に捲くり上げてみる。下着にはうっすら染みができていた。
すっげー濡れちゃってる。
でも、小さな声は上げるものの、紺野は起きない。
「寝てるくせに こ
んなに感じちゃうな
んて…。紺野はエッ
チだなぁ」
こーなったら起きるまでイタズラし続けてやる。
ラッキーなことに、みんな熟睡しちゃってるしー。
服をゆーっくり脱がしてゆく。血管が透き通って見えるんじゃないかってくらい色白の綺麗な肌が露になる。
紺野にエッチなことをするってだけでもドキドキすんのに、10人の観覧者(寝てるけど)までいるから、スリルありまくりで心臓ばっくばくだ。
紺野が寝てることを確認し、ブラジャーを外した。淡い色をした乳首の周囲を撫でる。
そして、乳首を口に含み、ちゅっと吸い上げるようにキス。
片方の胸を微弱な動きで揉みしだく。
固くしこった乳首を指先で転がすと、
「やぁ…っ…ぁっ」
さっきよりも大きな声が洩れた。
触れている肌が熱くなってきて、性的な匂いが香りだし、オイラの愛撫をもっとちょーだいと促す。
「はぁん…ぁぁっ…
…っ…」
上目で紺野を伺う。
瞼が少し開いて、クッションに置かれた手が微かに動いたけど、構わない。
舌でねっとりと乳首を舐め回したり、甘噛みして 温い愛撫を与えてやる。
「あっ……、矢口さ
…ん」
焦点の定まらない寝ぼけ眼を擦りながら、紺野はやっと目を覚ました。
「なに…?何してる
んですか?」
現在の自分の状況ってやつがいまいち分かってないよーだ。
ここはしっかり感じちゃってるのにさ。
「ひゃっ…、矢口さ
……んっん!?」
ぐちゃぐちゃに濡れた下着の上から割れ目を突き上げる。
紺野はおもいきり身体をのけ反らせ、その大きな瞳を快感で潤ませた。
「ぁっ…、だ…めで
すぅ…」
そんな可愛い声で喘がれたら、もっとイタズラしたくなっちゃうぜぃ。
「うそつけー。こん
なに濡れてるじゃん
か。寝てても感じち
ゃってたし〜」
下着の脇から中に指を滑り入れ、愛液で濡れてる柔肉に刺激をくわえた。
「ぁっ!だめっ!…
あっ…ぅん」
「静かにした方がい
いんじゃない?みん
な起きるぞ」
周りを見渡して、わざとにやりと微笑んでみせる。
「まっ、オイラはい
いけどね〜。……そ
れとも、止めてあげ
よっか?」
勝算あっての問い掛けだ。柔肉を左右に開き、膨らんだ突起を人差し指で押す。
すると、紺野は声を洩らすまいと唇を噛み締め、オイラにしがみついた。
耳元に紺野の荒い息遣いが聞こえ、『紺野とエッチしている』ってことがよりリアルになる。
「どーすんの、こん
のー?してほしい?
止めてほしい?」
突起にあてたままでいる指に、奥から溢れ出てきた愛液が伝う。
観念した紺野は、オイラにしがみついた恰好で呟いた。
「……矢口さんの…
いじわる…」
オッケーの合図。
「…でかい声出すな
よ」
興奮を押し殺して言い聞かせると、紺野は、不安と期待の入り交じった熱っぽい眼をオイラに向け、何度も頷いた。
紺野の足元にしゃがみ下着を脱がせる。
万が一の為にスカートは脱がさないでおく。誰か起きて見られでもしたら流石に可哀相だし。
「足、開くぞ…」
両腿を持ち上げてオイラの肩に足をかけて体勢を固定。
スカートの中に顔を侵入させた。
「……やだ…、なに
するんですか…?」
「ん〜?気持ちーこ
と」
舌先を突起にあてがうと入口がきゅっと縮まり、新な愛液が流れ出して、お尻の方へ伝っていく。
「ぁっ…、んっ…あぁっ…」
真っ赤に膨らんだ突起を唇で挟み込み、そこだけを舌で攻める。湧き出す愛液で突起はぬるぬると滑り、いろん方向に逃げる。
紺野は身体をよじって快感の波に飲み込まれそうなのを必死で抑え込む。
小さく喘ぐ声が切ない色を帯びている。
「…声、おもいきり
出しちゃえよ」
スカートから顔を出して見上げると、紺野は恍惚とした眼でオイラを見下ろし首を振る。「みんなが…、起き
ちゃい…ます」
「だいじょーぶだっ
て。起たって寝たフ
リしてくれるから」
「そうゆう問題じゃ
な…、あぁっ…あっ
」
大腿部の内側に添えていた掌を、尖った赤い乳首に伸ばして摘みあげ、指の腹で擦った。その間も、もう片方の手で紺野のエッチな濡れた部分を弄ぶ。
「んぁ……ぁっ、や
ぐちさ…ん。やぐち
さぁん…」
紺野の両手が背中を強く抱き締め、オイラを引き寄せる。
「好き…。だい…す
きですぅ――」
温い愛撫を与えられ続け、紺野の乱れ方にも余裕が見えてきた。
恥ずかしがっていた台詞を熱に浮かされたように囁く。
背中を抱き締める手に力がこもり、オイラを求めてくる。
普段は大人しいくせにね…。
くちゃくちゃと甘噛みしていた乳首から口を離し、荒々しく握りつけて揉みしだいた。
首筋や二の腕に噛みつき、滑らかな肌をきつく吸う。
「やんっ!…ぁう…うんっ!…くぅ…」
途端に紺野の身体が暴れ出す。白い肌に薄く赤い痕が付く。
「はぁ…、はぁ…。
あっ、ぅんっ…っ」
紺野のこと食べてるみたいだ。
「……ここ気持ちい
い?」
ぱっくり開いているひだを撫で回してから、敏感な入口に指先を挿し込んでくすぐる。
くっと腰が持ち上が
る。
「んっ…、ふ…ぁ
ぁぁ……。いい…い
ぃですぅ…ぅん」
でも、物足りなさそうな鼻声を出す。
それは、オイラも同じだ。紺野のエッチで可愛い声、もっと聞きたい。
今度は、ソファにオイラが座り、紺野に足を開かせて向き合うかたちで膝の上に跨がらせた。
「声……もっと聞か
せて…」
ひだを左右に開いて指を這わせて小刻みに突起を攻める。
「いやっ!あっ、あ
ぁ、ぁん」
背筋に走る鋭い快感から逃れるように、紺野は腰を振ってオイラの視界の中で揺れる。
大きな乳房が弾む。
「そんなにでかい声
出しちゃ みんな起
きるぞ〜」
自分で仕掛けておきながら意地悪なこと言うが、あいにく誰も起きる気配はない。
紺野はオイラの言葉なんて聞こえてないらしく、オイラの肩に顔を埋め、
「…もぉ…だめ…で
す。やぐちさん…」
大好きな甘いお菓子をねだるような幼い子供の声を吐息と一緒に吐き出した。
752 :
:02/12/17 05:03 ID:kPKlrUF/
物凄く読みづらいのですが
「何がだめなの?」
紺野の中にそっと忍ばせていた中指で肉壁を擦ると、紺野は声にならない声を洩らした。「こんのー?」
返事を求めながら、ゆるやかに指を動かす。そんな熱い柔肉にきつく締めつけらたれ、オイラも気持ち良くなっちゃうよ。
両膝を片手でぴったりとくっつけさせると、紺野の中がもっと締まり、
「やっ……、やだ…
っんっ…ぁっ」
オイラの指の感触がより伝わって、燃えるように熱くなる。
「あ…、あぁ……っ
、や…やぐ…ちさん
」
「なーに?」
「ぁ…もうっ、ほん
とに……も…ぅ、だ
め…」
紺野はオイラの肩に爪を立てると、息をきらせて懇願した。
「だめ…、なんで…
すっ」
これ以上 焦らされたら辛いか…。
1本だった指を2本…3本に増やし、愛液を絡め奥に挿し込む。
「ん……、くぅ…」
紺野の中をきゅうきゅうに満たす。
奥までしっかりとくわえこませると、オイラは意地悪なことを命令した。
「紺野が動いて」
「え…?」
「だからー、もっと
気持ち良くなりたか
ったら、自分で腰動
かしな」
涙を湛えた瞳が一瞬
戸惑ったが、悦楽に囚われ、イきたくてしょーがない紺野は、無理をして腰を揺らしだした。
「ん…んっ…」
始めての事に戸惑いながらも快感を得ようと頑張る。
でも、上手くいかないみたい。
愛液の音は激しく厭らしく響くのに、紺野は辛そうに眉を寄せ、
「ぁっ…、んっ、あ
ぁ、な、なんで…。
もぉやだ…ぁ」
強い刺激が思うように得られず、やけになって腰を動かす。
その姿が扇情的で、我慢できずに、中に入れていた指で肉壁を擦った。
「あぁ!……ぁっ、
あ…ん」
ねじこむように突き上げながら抜き挿しを始めると、オイラの動きに合わせて紺野はぎこちなく腰の振りを早める。
濡れた音が みんなの寝息の上に被さり、部屋に響き渡る。
「紺野、気持ちいい
か?」
「そ…んな……こと
、きかない…で」
むっ!?ハンコーテキな奴だなー。
「はぁ、あっ、あ…
ぁん、あっ……」
でも、紺野のそこはオイラの指にしっかりと吸い付いているから、感じているのが分かった。
「素直じゃないんだ
から…」
ふっと紺野に微笑みかけ、目の前に揺れる乳房に舌を這わせながら、今まで以上に指を激しく抜き挿しする。
「っ……、いぃ…い
…いですぅ――。す
ごく…、ぁ…きもち
…いぃ」
紺野の限界はすぐそこまできていた。
熱い液体が紺野の白い太腿の内側に流れてゆく。
「イタっ!」
突然、オイラの首の付け根辺りに紺野が噛み付いたかと思うと、紺野の腰が跳ね上がり、愛液が吐き出され、
「んっ、んんっんっ
、んぁぁっ…!!」
くぐもった叫びを上
げた。
オイラに覆いかぶさったまま脱力している紺野の前髪を丁寧に整えてやる。
「紺野、めっちゃ可愛かったよ」
「……矢口さん」
「疲れただろ?暫く
こーしててもいいぞ
」
紺野の方が背が高いから ちょいキツイ体勢だけど、頑張っちゃうもんね。
なのに、紺野は、
「矢口さんて……、
エ…ッチの時も意地
悪なんですね」
意地悪ってあんた…。確かにそーだけどさ。「もっと優しくして下さい…」
ふ、ふん。なんだよ、紺野のばか。お前ってホントそうゆう奴だよな。
前言撤回。
全然っ可愛くなんかねー。
「でも、そうゆうと
こが好きなんです」
そう言って紺野はキスしてくれた。
慣れていない下手くそなキス。甘いキス。
…悔しいけど、やっぱお前ってサイコーに可愛い奴。
終わり
駄文にレスサンクス>やぐこん
ちょーしにのってエロありver書きますた。逝ってきます…