次の日も仕事だった。
あさ美ちゃんは、なぜか今までと全く変わらずに接してくる。
でも、私は罪悪感でいっぱいであさ美ちゃんを避けてた。
それから数日間は何もなく、私はできるだけあさ美ちゃんと関わらないようにしてた。
そして、その日の最後の仕事、歌番組の収録が終わった。
はぁ…、また音外した…。
決めの部分なのに、踊りながらだとどうしても音がブレてしまう。
あー、上手くいかない。
そんなことを考えながら、メンバーと廊下を歩いていた。
706 :
高×紺:02/12/13 23:25 ID:FnZx+gJX
「高橋ー、顔こわいよー。」
矢口さんが後ろから顔を覗き込む。
「いや、大丈夫です。ちょっと気分悪くて…。」
私は、そう言って笑って誤魔化す。
「まじかよー、最近風邪とかはやってるしなぁ。高橋も気をつけなよー。」
そう言って矢口さんは私の肩を二、三回をたたくと先に行ってしまった。
矢口さんなりに気を遣ってくれたんだろうけど、それが苛立ちの原因になる。
メンバーと一緒にいるのが嫌で、その日はさっさと荷物をまとめて
家に帰ろうと思った。
「お先に失礼しまーす。」
そう言って足早に楽屋を後にする。
707 :
高×紺:02/12/13 23:27 ID:FnZx+gJX
途中トイレに寄った。
私がドアを開けて中に入ると、続いてあさ美ちゃんが入ってきた。
多分、走ってきたんだろう、はぁはぁ、と肩で息をしてる。
そんなあさ美ちゃんを無視して、個室に入る。
用を済まして手を洗っていると、愛ちゃん、とあさ美ちゃんが声をかけてきた。
いい加減無視もできなかったから、何?と機嫌悪そうに応える。
あさ美ちゃんの方を向く。
「あ…、あの、さっき気分悪いって言ってたから、大丈夫かなと思って…。」
俯きながらたどたどしく話し出す。
「別に、大丈夫だから…。」
そう言ってあさ美ちゃんの横を通ってトイレから出ようとしたその時、
あさ美ちゃんに服の袖を掴まれた。
708 :
高×紺:02/12/13 23:30 ID:FnZx+gJX
驚いて振り返ると、すがるような目で見つめられる。
「あ…いちゃん、わたし、何か気に障るようなこと、した…?
最近愛ちゃん、わたしのこと避けてるよね…。もしかして、この間のこと…?
あ…、わた…し、初めてだったから…、うまくできなかったかもし…れないけど…。」
大きな目に涙が溢れ出す。
もうそれ以上聞きたくなくて、深く口づけた。
「んっ…んんー。」
腰を引き寄せると、あさ美ちゃんも私にしがみついてくる。
あさ美ちゃんの咥内をひとしきり嘗め回した後、最後に軽く唇を吸って離れた。
「別に、この間のことは、関係ないし、あさ美ちゃんは気にすることないから…。」
そう言っても、まだあさ美ちゃんは目をうるませている。
709 :
高×紺:02/12/13 23:32 ID:FnZx+gJX
苛立ちの原因をいちいち説明なんかしたくなかったから、
あさ美ちゃんを抱き寄せた。
スカートに手を入れて、そのまま太腿を撫で上げる。
「あっ、愛ちゃん…?」
耳元で驚いたようなあさ美ちゃんの声。
「あさ美ちゃん、したくならない…?」
あさ美ちゃんの耳に息を吹きかけながら、あの部分を下着の上からトンと軽く押す。
710 :
高×紺:02/12/13 23:35 ID:FnZx+gJX
「あっ…。」
あさ美ちゃんの体がびくっと跳ねて少し息が乱れる。
突起の部分を円を描くように揉むと、あさ美ちゃんの体が震えた。
「あ…いちゃ…んっ、ここじゃ…人、来ちゃうよ…。」
切れ切れに呟くのを聞いて、体を離す。
「じゃ、今からうち来る?」
そう聞くと、あさ美ちゃんはこくりと頷いた。