紺野のエロ小説書いて〜 第2章

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677石紺
「おはよう、ごっちん」
「梨華ちゃん、おっそーい」
楽しそうな3人
私はなぜか妙に複雑な気分になる……

「あれぇ、今日は紺野もいるんだ。めずらしいねぇ。」
「あ、はい……」
「あのねぇ、昨日から紺野うちにとまってるのぉ」
「えー?何で?二人で何やってるのぉ?」
当然といえば当然な流れの後藤さんの質問だが
しかも、私に対する質問でもないのに
今の私はそんな言葉にもビクっとしてしまう。
「いろいろよ。い・ろ・い・ろ」

「じゃ、行こっか。パスポート4人分あるからお金要らないよ。」
(なぜ4人分あるのかという質問はタブーだ)
楽しそうに入口に駆け出す3人に遅れないように私も駆け出した。
678石紺:02/12/12 22:20 ID:Kjk30lyN
平日だから遊園地はすいていた。
ほとんどの乗り物は待ち時間なしで乗れた。

ジェットコースターでは石川さんがキャーキャー言って泣きそうになってるのを
3人で楽しんでみていた。(こういうのも結構面白い)

コーヒーカップでは吉澤さんと後藤さんに
「上を見ながら乗ってると目回らないよ。」
っていわれたから上見てたらますます目が回ってしまった。

お化け屋敷では石川さんは後藤さんにぴったり張り付いてる。(なんか複雑)
吉澤さんはおばけ相手にちょっかい出したりしてた。
679石紺:02/12/12 22:29 ID:Kjk30lyN
ひととおりアトラクションに乗ったところで3Dシアターとかいうのに入った。
平日なのにこのアトラクションだけはなぜか40分待ちだった。
中に入ったら赤と緑の色付メガネをもらった。
これでスクリーンを見ると映像が浮き上がって見えるの。
なんか、テーマは宇宙旅行みたいな感じで、
宇宙を舞う岩石とかが3Dですっごくリアルだった。

で、上映が終わる。
ぞろぞろと出る人、迷子にならないようにしないと……
あっ、後藤さんだ!
後藤さんもこっちに気がついたらしくてこっちに近づいてくる。
「紺野、梨華ちゃんとよっすぃ知らない?」
「え、いないんですか?」
680石紺:02/12/12 22:39 ID:Kjk30lyN
「あれ、紺野も知らないの?じゃあ、急いで探さなきゃ!」
「え、ここで待ってたほうが……」
いいかけた私の手を無理やりひっぱって
後藤さんは3Dシアターから出た。
何でこんなに急いでるんだろう……

そしてなぜか私はミラーハウスの前に連れてこられた。
681石紺:02/12/12 22:55 ID:Kjk30lyN
何もいわずにミラーハウスに入っていく後藤さん。
「後藤さん……探さなくていいんですか……」
私は怖くなってしまった。それでも何も答えてくれない……
しかたなく、私は黙ってついていく……

しばらくすると行き止まりで後藤さんがとまった。
「ここでいいか……」
えっ!?ここでいいって……
その直後後藤さんは私の肩をおして鏡に押さえつけた。
「紺野ぉ、梨華ちゃんちで何やってたのぉ?」