紺野のエロ小説書いて〜 第2章

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612石紺
逃げ出したい…………
今すぐにでも……
自分がやってしまった罪からとにかく逃げ出したい、ただそれだけだった…

私は無責任にも、泣いている紺野をよそにお風呂から上がってしまった。
相当ショックだったみたい……
バスルームの中からはまだ紺野がすすり泣く声が聞こえていた。

紺野…
もう泣かないで……
今すぐにでも紺野を抱いてあげたい…
思いっきり抱きしめて、謝って、そして元気づけてやりたい…
でも、今の私にそんなことする権利なんてない……
私は罪人……
私の頬を涙がつたってくる……
次から次へと目から涙がこぼれてきて止まらなかった…