紺野のエロ小説書いて〜 第2章

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「んっ・・・やあぁ・・・」

「気持ちいんだ?紺野・・・。」

アナタは本当に悪魔です。
けど、愛しくて・・・私はいつかおかしくなってしまう。

「気持ちいいっていいなよ。」

低く響く声には迫力がある。

「・・・・。」

なにも答えない私に痺れを切らしたアナタは私の乳房を乱暴につかむと
一心不乱に揉みしだいた。
頭の奥がビリビリと痺れて、すごく気持ちが良い。
でも、言わない。
喘いでも気持ち良いなんて言わない。
595577:02/11/20 10:45 ID:UpB50JHW
「あんっ!・・・んっ・・・」

不意に揉みしだかれていた乳房の中心に口付けられた。
アメ玉でも舐めるかのようにしつこくソレを舐めるアナタ。

「やぁっ・・・ぁんっ・・・」

たくさん喘いだ。
声が枯れるかもしれないぐらい。

「いい加減に言ったら?言わないと、これ以上のことはしないよ。」

舐めていた乳房の中心から唇を離すと、またあの低く響く声で言うアナタ。
私はどうしたらいい・・・これ以上のことを体は望んでいる。
もちろん私の心だって望んでいるはず。
でも、私だってアナタに触れたい。だから意地でも言わない。

私だって・・・アナタのこと大好きなんです。

アナタのひとりよがりな愛には答えない。
596577:02/11/20 10:46 ID:UpB50JHW
「紺野?聞いてんの?」

アナタのそんな声を無視して大きなタオルケットを羽織るとベットから起きあがり
部屋の冷蔵庫からミネラルウォーターを出して、一口飲んだ。

「紺野?フザケてんの?」

明らかに怒気を含んだその声にビクっとなる。
アナタもベットから起き上がると、乱暴に私を抱きしめる。
持っていたミネラルウォーターのペットボトルを落としてしまった。
ドクドクという擬音と共にミネラルウォーターは床を濡らしていく。

「好きって言葉だけじゃ、愛してるって言葉だけじゃダメなんだ?」

ハイそうです。とは言えない。
アナタに触れたい。んだとも言えない。
597577:02/11/20 10:54 ID:UpB50JHW
「紺野さ、あたしに好きだって言ったじゃん。
なんで?なんでセックスん時そんな目ぇしてんの?ワカンナイんだよね。
始めの頃はそんなんじゃなかったのに。」

始めの頃はアナタに抱かれているという状況だけで気分は高揚して興奮して・・・。
でも、今は違う。
アナタがひとりよがりすぎてすごくイヤなんだ。

アナタが私に触れられることを嫌がるのは知っているでも・・・・それでも・・・


−−−−−−−−私はアナタに触れたいんですよ。


これって・・・ワガママなんかじゃないですよね・・・?
598577:02/11/20 10:56 ID:UpB50JHW
私を抱きしめるアナタを突き放すと、ちょっと背の高いアナタに口付けた。

「・・・紺野・・・?」

「アナタに触れてみたい・・・いけませんか・・・?」

アナタの唇に人差し指で恐る恐る触れる。

ずっと言えなかった「アナタに触れてみたい。」の一言をようやく言うことが出来た。
拒否されてもいいんだ・・・別にいいんだ・・・。

「・・・・・いいよ・・・・。」

「えっ・・・」

絶対に拒否だと思った。
だから疑問の声が私の口から漏れる。
599577:02/11/20 10:57 ID:UpB50JHW
「いいって言ったんだよ。」

私の好きな暖かい目じゃなかった。
凍りついたような目だった。

そんな目で見つめられてハイ、わかりました。ベットへ行きましょうか?
なんてなるはずがない。

一気に溜め込んでいた涙が溢れた。
私はアナタの視線に耐え切れず、隣のリビングへ掛けこんだ。


本気でアナタを理解できなくなった。
そんな夜のお話。


600577:02/11/20 10:58 ID:UpB50JHW
少し経ってから、正確には私の涙が止まってからアナタはやってきた。
頭を掻きながら。

「紺野・・・?・・・あたしさ・・・なんか悪いことした・・・?」

そばに寄ると、また乱暴に抱きしめられた。
ただ、この抱きしめられ方には少しだけアナタの愛を感じた。
錯覚かもしれないけど。

「気持ちい?ってあたしが聞いたら赤らめた顔で「ハイ・・・」とか言って欲しかったんだけど。
何も言いたくないの?もうあたしのことなんて好きじゃないんでしょ?
だったらそう言ってよ。あたし、バカだから口で言わなきゃわかんないよ?」

「ちがっ・・・私は・・・。」

「もーいいよ。あたしさ、疲れた。だから、もうアンタが泣いても関係ないから。」

そう吐き捨てると、アナタは私を無理やりソファーへ押し倒す。
601577:02/11/20 11:06 ID:UpB50JHW
「ちょ、止め・・・」

続きはアナタの唇で閉ざされる。
ねちっこくて熱いアナタの唇は私の口内を犯していく。
唾液が、二人の唾液が複雑に絡み合ってクチュクチュと卑猥な音を立てる。
その音から耳を逸らしたくても現実がそうさせてくれない。

唇がやっとのこと解放されると、はぁはぁと肩で息をする。

そんな私にアナタは容赦なかった。
少し前の「アンタが泣いても関係ないから」って言葉が重々しく心の中でリフレインした。

「やっんっ・・・」

先ほどのベットでのように、荒々しく揉まれる乳房。
そして、アメ玉を舐めるかのように粘着質に乳房の中心に絡み付く舌。
602577:02/11/20 11:07 ID:UpB50JHW
ベットでの行為と唯一違うのは私が流す涙。
涙は頬を伝い鎖骨にまで達していた。

乳房の中心のソレに絡み付く舌はどんどんと下へ降りていく。
一糸纏わぬ全身を愛撫しながら。

「アイシテル。」

微かにそう聞こえた。
果たしてこれは私の勘違いなのだろうか?
ぼんやり考えながら抵抗を諦め、アナタの舌による脇腹への愛撫に身を崩していた。


私のソコはもう溶けてしまいそうなくらいに濡れていた。
603577:02/11/20 11:08 ID:UpB50JHW
アナタは腰やお腹への愛撫を終えると、あえて私の中心へは行かずに腿へと口付けた。
荒々しく腿を撫でられる。
少しずつだけど、私の足は開いていく。
完全に足が開くとM字に開脚をさせられ、露になったソコに唇を落とされる。
ピチャピチャとワザと音を立てているかのように壮大な音がした。
耳まで赤くなって照れたけど、今のアナタの前ではなんの意味も持さないことを私は知っている。

「紺野さ、濡らしすぎ。気持ちいーんでしょ?素直になれば楽なんだよ。」

私のソコを舐めるのを止めたアナタは無理やりな行為を始めてから初めて言葉を口にした。

私はさっきのように気持ちいいなんて一言も言わなかった。
だからアナタはご立腹。

続けられる行為はより激しさを増すのであった。
604577:02/11/20 11:11 ID:UpB50JHW

「はぁはぁ・・・・はぁ・・・はぁ・・・。」

行為を終えた後の私はキスを止めたときのように
激しく肩で息をしていた。
体はなんだか重くて動けない。
気絶直前になるまでイかされたのだから。

アナタは無言で熱気の篭るリビングを出ていった。
多分、寝室へ行ったんだろう。

行為の途中で枯れたはずの涙がまた溢れたけど、あえて拭うのを止めた。

枕代わりのクッションがびちゃびちゃに濡れて行くのを感じながら深い眠りについた。


朝なんか来なくていいって心からそう思った15歳の夜。