紺野のエロ小説書いて〜 第2章

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456石紺
「遅くなっちゃった…」
独り言をつぶやきながら紺野はレコーディングルームを後にした。

今日はモーニング娘。の新曲「ここにいるぜぇ!」のレコーディングの日。
他のメンバーが順調にレコーディングをこなす中
一人不器用な紺野は思ったとおりの声がなかなか出せず
レコーディングが長引いてしまった。

夜8時45分…
他のメンバーはもうとっくに帰ってしまっている。
(やっぱり誰もいないか… 一人で帰ろう……)
そう思いながら紺野がロビーを抜けようとすると突然後ろから
「紺野!おつかれ!!!」
という元気のよい声がかかってきた。

ふりむくとそこには紺野の憧れの石川の姿があった。
突然声をかけられたのと憧れの石川の声をかけられたので
多少気が動転している紺野に石川は
「どうしたの?待ってたんだから一緒に帰ろう」
とやさしく声をかけた。
457456:02/10/25 23:27 ID:7xonoiZQ
>>456
ふりむくとそこには紺野の憧れの石川の姿があった。
突然声をかけられたのと憧れの石川の声をかけられたので

のところは

ふりむくとそこには紺野の憧れの石川の姿があった。
「え、あ、ああ、あのその・・・・」
突然声をかけられたのと憧れの石川の声をかけられたので

とか言う風に紺野がどぎまぎしてるような台詞を足しておきます
458石紺:02/10/25 23:55 ID:7xonoiZQ
夜道を歩く紺野と石川。

(今、石川さんは私だけのものなんだよね)
そう言い聞かせて紺野は自分を落ち着かせようとしていた
でも、せっかく憧れの石川と二人きりに慣れたのに
なかなか何を話してよいものかわからない。

「寒いね・・・」
突然石川が話し掛けてきた。
「そ、そうですね・・・」
どうもさっきから気が動転していてうまくしゃべることができない。
「大丈夫だった、今日のレコーディング?」
と普通の話を始める石川。
「あ、ああ、は、はい、次はがんばります」
と普通の話も普通にしゃべることができない紺野。

(せっかく二人きりなんだから何か話さなくちゃ)
紺野の中に焦りが生まれる。
「え、えっと、石川さん…」
「なに、紺野?」
「え、えっと石川さんの好きな色ってなんですか?」
突然何の関係もないことを聞き出す紺野。
「え、好きな色?」
「い、いや、その…」
「なに?紺野、はっきりしてよ」
「あ、いや、ごめんなさい…」
「ほんと変わってるね紺野って。でも、そこがかわいいんだけど。」
ちぐはぐな会話はしばらく続いた。
459石紺:02/10/26 00:06 ID:rKzKAV3B
「う〜〜ほんっと寒いね、ねえ紺野、あそこで焼きいも買わない?」
しばらくして石川がいった。
「えっ、えっ、焼きいもですか?」
「やだ?」
「いや、いやいやそんなことないですよ」
「じゃ、私買ってくるからちょっと待っててね」
(石川さんと焼きいも、石川さんと焼きいも、石川さんと…)
完全に紺野の頭はテンパっていた。

しばらくして石川が戻ってきた。
「おまたせ、紺野。寒かった?」
「いえいえいえいえ寒くなくないです」
頭はテンパりつつも焼きいもに目を光らせる紺野。
「じゃあ食べよっか。紺野目つぶって『あ〜ん』して」
「え、え、え・・・・」
「ほら、食べないの?」
「いや、食べます、食べます、食べます…」

紺野は石川のいう通り大きく口を開けた。
その様子はまさに純粋無垢そのものだった。

しかし、石川はその焼きいものかけらを自分の口に入れてしまった。
「うん、おいしいよ紺野」
「あっ石川さんひどいです〜」
「わかった、わかった次はあげるから。ほら『あーん』して」
「絶対ですよ〜」
「絶対、絶対!ほら!紺野、おいしい?」
「とってもとってもおいしいです」
「あっそぉ、じゃあもう一口あげる」
「ありがとうございます〜」
紺野は最高に幸せな状態だった。