そろそろと下ろしていった右手の指を、あさ美の中心に触れた瞬間、
「キャ…あいちゃ……ん」
ギュッと抱きしめられ、ちょうど抱き合う形になった。
「――あさ美ちゃん?感じちゃった?」
耳もとでそっと囁くと、あさ美は、うん、と小さく恥ずかしそうに頷いた。
最近髪型を変え、いっそう可愛さを増したあさ美の耳と、うなじが目の前にあった。
髪に顔を付けると、ほんのりシャンプーの良い香りがした。
私は、たまらなくなってその首から耳の後ろに唇をあてがい、甘噛みした。ほんのちょ
こっと口に含むようにチュウチュウと吸う。
「あい…愛ちゃんん…痕ついちゃうよぉ…」
「大丈夫見えないよ」
私は顔を上げ、あさ美の首に小さな紅い痕が残ったのを見てにんまりする。
たまらなくなって、もう一度唇同士を重ねる。今度は、もう随分淫らになっていたあさ
美も積極的に舌を絡ませてきた。