紺野のエロ小説書いて〜 第2章

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303名無し募集中。。。
 収録が終わり「お疲れさまでした」と、私はスタジオを後にした。すれ違うスタッフの
人たちに挨拶しながら、楽屋へと狭い廊下をてくてくと歩いていった。その床は機材のコ
ードがひしめき合い、時々足を取られてしまう。
「ひゃ!」
短い悲鳴と共に、肩に誰かが被さってくるのを感じた。
「あさ美?大丈夫?」
私は、足に絡んだコードと格闘している紺野あさ美に声を掛けた。
「うん――ごめね愛ちゃん」
「怪我しなかった?」
「うん平気」
2人して歩いていくと、自然と明日からのオフの話になった。から、と言っても2日間だ
けだが…。
「愛ちゃん、何処か行く?」
「う〜ん。まだ決めてない。あさ美は?」
「だったら、一緒に何処か行かない?」
「うん…いいけど」
「こないだ、辻さんと、まこっちゃんと、里沙ちゃんと、下北行ったんだけどさ――」
「ああ。里沙ちゃんのお母さんも来たって?」
「うん。でさ――愛ちゃん居なくて寂しかったからさ」
あさ美は、そう言うと、意味深な視線を私に送る。全くわかりやすい。
304名無し募集中。。。:02/09/11 20:10 ID:QhA+sVbR
「いいよ。――じゃ明日ね」
そう言うと、あさ美はまだ何か言いたそうに私の目を見る。――その目。やっぱりか。
「今日、あさ美の家泊まってもいい?」
 うんと、頷いた彼女の顔は、紅く染まっていて、ぷにっとしたその頬は紅く染まってい
て。いたたまれなくなった私は、そのわずかに湿った唇に一瞬チュっとキスをした。
 あさ美は、紅くなっていた顔をさらに紅くして、
「もう!誰かに見られたら――」
「だってあさ美が可愛い目して誘うから」
「そんなこと言って――」
「明日何処行く?」
「ちょっと愛ちゃん話すり替えないで」
「何処行きたい?」
「愛ちゃんってば」
ぷーと頬を膨らました顔がやっぱり可愛くて、私はもう一回唇を重ねた。
「もう…ちょっとは…」
私はクスっと笑うと、楽屋に小走りでかけていった。
305名無し募集中。。。:02/09/11 20:10 ID:QhA+sVbR
「お邪魔しますっと」
私はあさ美の部屋に入ると、荷物を隅に置き、ベットにポンっと飛び乗った。
彼女の臭いがして、なんだかくすぐったくなる。
「あさ美?――何してるの?」
何時までも扉のところでもじもじ躊躇している。まだ恥ずかしがってるのか?あさ美とは、
もう何回も体を重ねているが、彼女はいつも恥ずかしがる。ある程度まで進むと、むしろ
積極的になるんだけど。
「ねぇ?明日何処に遊び行く?」
「うん。いいよ何処でも――そんなことより早くおいでよ」
「うん…」
おずおずと近づいてくるあさ美が、ベットの横に来たとき、私は彼女の腕をぐいと引っ張
った。「きゃ」っと可愛い声を上げて、スプリングで少し揺れる。
 私は仰向けになったあさ美の上に、腕立て伏せのように被さると、腕を使って、ゆっく
りと顔を近づけた。