新曲

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39HEART
第二話「信じられない疑惑!?」
羽山は後藤のボディガードとなって数日が経った。
さすがに後藤との初対面の時のような事故は無い。
「真希。今日は仕事もう終わり?」
「うん、そうだけど・・・?」
「じゃあたまには一緒に食事でもどうかな。まだあんまりしゃべってないし」
「そういえばそうね。じゃあ行こっか」
そうして2人はレストランに向かった。

レストランの中は結構な人で賑わっていた。
2人は一番奥の席に座って食事を取っている。
すると
「へいねえちゃん。随分可愛いじゃん。俺と良い事しようぜ」
1人の男が近寄ってきた。
「何?あんた」羽山は不機嫌な顔をして振り向いた。
「野郎じゃねえよ。そこの可愛いねえちゃんにようがあるんだ」
「ふう・・・。食事は静かにしたいんだけどな。まあバカでも相手にしないと腕も鈍るか」
羽山は静かに席を立った。
「なんだと!誰がバカだ」男は怒って怒鳴る。
「お前だよ。今すぐ逃げれば追わないよ。」
「なんだと。このやろ・・・」男は言い終える前に倒れた。羽山が右ストレートを顔に直撃させたのだ。
40HEART:02/07/24 00:00 ID:Wv2ILjLa
「きさまァ。よくも俺の顔を!」男は凄い怒りの形相で起き上がった。
「やれやれ。まだ起き上がるのか。じゃあ続きは外でやろう。ここでは他の客の迷惑だ」
「ああ」男と羽山は出入り口に向かった。
「真咲君。」後藤は心配そうに声を掛ける。
「大丈夫。こんなのはすぐに終わる。」
羽山は笑顔を答えると2人は外に出た。

「ここなら誰も邪魔しねえ。お前をゆっくり殴れるぜ」男はゆっくりと言う。
「悪いが殴られる趣味は無い。マゾじゃないんでね。」羽山は気取ったように言い返す。
「うるせぇ!。キザ野郎」男はダッシュして殴り掛かった。