台風襲来◆矢口が心配なので明日は休む!

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557ねぇ、名東って
お待たせしました6話の続きです。

「・・・これなんだけど」
後藤がポケットから取り出したのは1枚の紙片だった。墨痕も鮮やかにしたためられた
それは、後藤宛ての手紙のようだった。
「ちょっと読ませて・・・『あまねく天下にタイフーン娘。を求む〜(後略)』なにコレ?」
よっすいーにとって、初めて聞かされる話だった。

「手紙の差出人は『ジュン特Q』の列車♂さん(つーく♂:つんく♂友情出演)って人。
マリさんの所にも届いてるって言われたから学園まで来てみたの」
「たぶん、よっすぃーの所にも送られてきたと思うんだけど・・・よっすぃーの家は
あの『破裏拳』があるからね。お父さんが見せないように捨てちゃったのかもね」
「えー、全然知らなかったよ!」
憤慨するよっすぃー。マリは話を続ける。
「それで、先生の所にもオイラたちと同じ手紙が届いてるんだ。 どうも列車♂さんは
ある特定の人たちを集めて何かをやろうとしてるみたいなのね。先生の様子が最近ヘン
なのは、これが原因なんだと思う。絶対に」

同じ頃、職員室の入り口にはチャーミーが立っていた。そしてその手には、勿論例の手紙が
握られている。
「失礼します・・・先生。 飯田先生?」
傍目にもはっきりと分かるほど、空気中に火花放電を飛ばして交信真っ最中のサイクロン飯田。
彼女のデスクの上には、何度も出し入れされたらしく皺だらけになった紙片が置いてある。
ぼんやり開いた瞳には何も映っていないようだ・・・。
いや、唯1つ、列車♂からの手紙を除いては。


そろそろタイフーン娘。の核心に触れていくようにしたいんですが、後藤と保田の
次週超衝撃緊急大展開にどうしたものか悩む矢口
※Zug(つーく)/列車 は独逸語です。