第03話「風雲急を告げる教室!ハリケーンよっすぃー!」
〜あらすじ〜
魔鏡「野分」に映し出された真犯人は、なんとチャーミーその人だった。
台風娘の座を奪ったマリを陥れようとジサクジエーンしていたのである。
だが、魔鏡の存在を公にはできない。
苦悩するマリの前に「チャーミーが給食費を隠すのを見た」と言う少女が現れる。
その名は、吉澤ひとみ。通称「ハリケーンよっすぃー」
彼女の証言により、マリの疑いは晴れたのだった。
「キーッ、おぼえてらっしゃい!」
ますますマリにライバル意識を燃やすチャーミー。
今回の一件でよっすぃーと仲良くなったマリは、吉澤家に招待される。
よっすぃーの家は「破裏拳」という謎の一子相伝拳法を代々伝える家柄で、
長女であるよっすぃーはその正統継承者なのだ。
感心するマリに、よっすぃーは意外にも弱気な言葉を漏らす。
「今度、異種格闘技戦に出るんだけど・・・勝てないかも知れない」
「えっ、なんで?」
聞けば、その大会のスポンサーはチャーミーの父親の会社で、
しかも対戦予定の「センセーション後藤」という選手はチャーミージムの所属なのだ。
「後藤さんはただでさえ強いのに、もし審判とかにズルされたら・・・」
そして大会当日。
よっすぃーと共に会場入りしたマリは、チャーミーと鉢合わせする。
「よっすぃーも可哀想ね。マリさんの味方をしなければ不利な判定もなかったのに」
と、チャーミーはいきなり「ズルしてます宣言」。
(いざというときは会場に台風持ち込んでノーコンテストにしてやる)
そう決意しつつ、よっすぃーの試合を待つマリ。
ついによっすぃーVS後藤の試合。
むろん、状況は絶対的によっすぃー不利。
だがリングインした後藤は、意外な言葉を口にする・・・。
ちょっと長くなっちゃって申し訳ないと思いつつ、
「でもおいら誰に謝ってんだろう」とひとりツッコミをする矢口