藤本美貴でエロ小説を・・・

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朝食もおあずけで、
そのまま午前中ずっと放置だった。

お昼近くになったころ、中澤先生が来て、檻の扉を開けた。
「出て」
私の顔色を見て、
「もうすっかり慣れたのね」
と言って笑った。

「ウウウウウ!」
『ちがいます!』みたいなことを口走ったが、口枷のせいで当然言葉にならない。
「はいはい、今外すわよ」
と言って、口枷を外してくれた。

「ぷぁ! ふぅ。 もう、先生、ひどい!」
「あははは。 ごめんね。でも慣れちゃったみたいだったけど?」
「そッ、そんなことないです」

「手も外すわね」
グーの皮手袋を外された。
汗をかき続けた手の皮は、ふやけて白くシワシワになっている。

「こんどは首輪よ」
金属の首輪になってからは、鍵は首の横にある。
シリンダーが縦に貫通する一体構造の鍵に、中澤先生が鍵を入れて回すと、
シリンダーが飛び出して鍵が開いた。
690:02/11/13 18:06 ID:B+7H302L
「続きはお風呂場でね」
お風呂場に連れて行かれ、後ろ手錠を掛けられて、貞操帯を外された。
アナル栓を固定している方のバルーンのバルブが開放された。
シューッという音とともに、お尻の内側が少し楽になる。この栓は径が太いので、
殆ど楽にはならない。消えない異物感に軽い苛立ちを覚えた瞬間、
甘美な排便感を伴って、ヌルッ!と栓が抜き取られた。
突然のキモチ良さに、思わず声が出た。
「あぁン!」
私にしては異常なほど甘ったるい声を出してしまい、顔が真っ赤になった。
中澤先生はニヤニヤ笑っている。栓が抜かれた後のお尻を洗ってもらい、
また浴槽の蓋に腰掛けさせられた。
中澤先生は最初に弁を装着する時に使った装置を持ってきた。


「股を開いて」
局所をよく消毒され、尿道に細い棒が近づいてくる。
「う……」
「平気だから力抜いて」
「そんなこと言われても……」

冷却棒が剥き出しになっているその細い棒が、チクッと尿道に侵入する。
先端の丸まりが無いぶん、尿道を刺激してチクチクする。
そのチクチクがずっと身体の奥深く侵入してきて、あるところでスッと楽になった。

「これでスイッチ入れればいいわね」
冷却棒が接続された箱のスイッチを入れる。
「ちょっとおしっこ我慢するようにいきんでみて」
「?」
言われた意味がよくわからないが、
普通にオシッコ我慢するように下腹部に力を入れてみる。
「あ」
なんとなく感覚が違う。
691:02/11/13 18:07 ID:B+7H302L
「へんなかんじ?」
「はい」
「コイルが収縮したみたいね。そしたらこれを回して固定して……」
中澤先生は私の尿道に差し込んだ棒のグリップの付け根のネジを回した。
「そして、ゆっくり引き抜く……と」
ズルーッとオシッコがでるような感じがして、弁ごと棒が出てきた。
ピュルッとオシッコの残りが飛び出す。久々に自分で締める感覚が戻ってきた。

股を良く洗ってもらった後、貞操帯のアナルパートをまたバー仕様に戻してから、
貞操帯を嵌められた。最後に後ろ手錠も外された。

「これで来た時に戻ったわね」
「え、ええ」

もう一度自分だけでシャワーを使わせてもらい、全身サッパリした。
「良かったら、これ着ていって」
脱衣カゴを見ると、あの恥ずかしい薄いブルーの下着が置いてある。いや、
下着が恥ずかしいいんじゃない。恥ずかしい事された時に来ていた下着って事だった
ブラはちゃんと肩紐が付けてあった。紐の長さを合わせて、ブラを着ける。
なんだか人間に戻った気がするから不思議だ。ショーツも穿いて、
パタパタと居間へ行くと、中澤先生がお昼を用意していた。

「自分の服着てらっしゃい」
「はーい」
来たときのワンピースがぜんぜん汚れてないので、もう一回着ちゃう。
692:02/11/13 18:09 ID:B+7H302L
「昼どうぞ。 冷や麦だけど」
「へー」
「信州の叔父がね、毎年送ってくんねん」
「へー」
「これネギね。これわさび。で、大根おろし、と」
「わたしガバガバ入れる派ですよ」
「たくさんあるからどんどん入れてええよ」
「ズズズッ。 わ。 すごい、これ」
「ん、ズズズッ。 気に入ってもらえて良かったわ」
「ズズズ。 んんん。 (・∀・)イイ!」
「良かった、冷や麦湯、ハイ」
「うわ、うわ、うわ」
「藤本さんてほんとタフね」
「ズズズ、先生ほどじゃないです。ズズズ。
 うわー、私、冷や麦だけご馳走になりに来るかも」
「『檻』じゃなくて?」
「そっちはいらないです(キッパリ」
「つまんないの」


「さて、ご馳走になりっぱなしですけど、そろそろ失礼します」
「なんかつまらんわ〜、藤本さん帰っちゃうと」
「宿題も全部出来たし、お料理まで教えて頂いて、ありがとうございました」
「ま、うちも色々観察できたしね。 まっいつでも来てええよ」
「はい。色々ご馳走様でした〜」

先生のマンションを出るまで、平静を保つだけで精一杯だった。
淡々と会話しているように見えるけど、
この4泊5日のことをまともに考えると、頭がヘンになりそうだった。
693:02/11/13 18:13 ID:hqf6XPWD
先生のマンションを出るまで、平静を保つだけで精一杯だった。
淡々と会話しているように見えるけど、
この4泊5日のことをまともに考えると、頭がヘンになりそうだった。

事実、勃起した乳首がブラの中で擦れている。

だめーっ!考えちゃ。
下着がよごれちゃううぅ!

そうよ、夢だったのよ。
そうでなければ、ピアスなんて……

そう言いながら中指でそっと服の上から触れてみる。
あきらかに普通と違う乳首の尖りに、
硬い金属の環と、プレート。

いやああぁぁぁ!!


もうそれ以上考えないようにして、なんとか家に辿り着いた。
694:02/11/13 18:14 ID:B+7H302L
部屋に戻ってなんだか気が抜けた。
でも、腰周りに馴染んだ貞操帯の感覚と、胸のピアスの重さは本物だ。
荷物を部屋の隅に置き、ワンピースを脱いでTシャツと短パンに着替える。
途中ブラを外し、乳首をじっくり見ると、薄っすらと血がにじんでいた。

中澤先生からもらった消毒セットを開け、消毒液のついた綿で乳首まわりを拭く。

ブラに血が付いたらいやなので、脱脂綿を当ててブラを戻した。
リングが揺れてチャリンと音を立てた。
あ。
左胸の『排泄管理中』のプレート、外し忘れだ。
困るなぁ。
ちゃんと状況に合ってないと。

やっとTシャツに袖を通して、なんだかちょっとシクシクする胸を気にしながら、居間に戻ると、
お母さんが先生に電話していた。
「……ええ、ええ、本当にありがとうございました。
 ……ええ、お料理まで教えて頂いたそうで。……ええ」
ひとしきりベラベラとまくしたてて電話を切り、居間の私に、
「またどうぞ、だって」
と言った。

「ふーんだ」
居間のテレビに向いたまま、お母さんに聞こえないほどの声で言って、
誰に見せるでもなく、クシャッと鼻の頭に皺を寄せた。
でも口元が、にへら〜と緩んでくるんだなぁ。