661 :
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……ハッ!
すごい…… 寝てたよ…… あの状況でも眠れるんだね……
でも真っ暗だ。枕もなしなので、首が痛くなった。
真っ暗闇でゴロリと反対に寝返りを打って、また少し眠る。ガタガタと音がして、
少し明るくなった。
「おはよう」
「オアアア…… ウウ……」
挨拶を返すこともままならない、残酷な口枷。
檻の戸を開けられた。
「四つん這いで出なさい」
私の惨めさを掻き立てるように命令する中澤先生。
リードなしで、四つん這いで歩いて居間に入った。おっぱいは揺れて、
乳首のピアスが少し痛む。居間の明るさで、目がしばしばする。
「立って」
「?」
素直に立つと、まず顔を締め込んでいる口枷のベルトが外され、金属の筒も抜かれた。
「ぷあっ」
「お疲れ様よく寝れた?」
「これはキツかったです〜」
「あははは。藤本さんのお口が、あーんて開いたマヌケ顔もかわいかったわよ」
「かっ、からかわないでください」
「手出して」
グーの革の手袋も外してもらった。
ピアスの周りを消毒してもらう。今見ても信じられない。
662 :
::02/11/09 19:08 ID:NHglq/b2
「はいこれ」
「エプロン?」
「藤本さんの裸エプロンを私が見てもしょうがないんだけど、
お湯が跳ねたりすると危ないからね」
「何するんですか?」
「自分で言ってんちゃうん。料理の特訓」
「は?」
鉄の首輪や尻尾はそのままで、キッチンに立つ私。朝食の準備と称して、
焼き魚とかお煮しめとか酢の物を作るのを教えてもらった。
「うち、小さい時からうちの家族の食事作ってたから。 ま、自己流やけどね」
「へえー、すごいですね」
「藤本さんも、夏休みの間くらいお母さんの手伝いしたら?」
「宿題も終わったし、そうしてみます」
「そんなにヒマ作ってどうするつもりなの?」
「友達とプールに行ったりしたいです。水着もいただきましたし」
「そう、それは楽しみやね。ウチもいつでも来てもらってええよ」
「プッ! 檻に入りにですか?あはは」
「そうそう」
「うふふ。考えておきます」
663 :
::02/11/09 19:09 ID:NHglq/b2
そのままテーブルに普通に座り、作ったものをお箸で普通に食べた。
犬のように食べさせたり、普通にしたり、四つん這いで歩かせたり、
いったいどんな基準で私に命令してるのかさっぱりわからない。
でも椅子に座るには尻尾が邪魔だということが良くわかった。
食べ終わって、洗い物も済ませたら、歯を磨いて、おしっこを済ませてから、
また手袋を嵌められ、口枷を閉めこまれ、物置の檻に入れられた。
だからいったいどーゆう基準なのよぉ!食べてゴロゴロしてばっかりだと太りそう。
でも仕方ないのでじっと寝ている。何もすることなく、させても貰えず、
無駄に時間が過ぎてゆく。じっとしていると、
また首輪やピアスやアナル栓が気になって悶々とする。
何度も口枷やグーの手袋を着け外しされて、『完全監禁』と、
居間やキッチンでの『やや現実』との間を往き来していると、だんだん慣れてきて、
いつでもこの状態になれる気がしてきた。
例えば、フラッとこの中澤先生のうちへ遊びに来て、
「半日檻に入れてください」
と言えば、
「はいこれ」
と、このセット一式を渡され、まるで水泳の時更衣室で着替える如く、
犬の姿になって、そして檻に閉じ込められる。夕方に解放され、
何事も無かったように家に帰る。そんなことも可能に思えてきた。何考えてるの?私。
何時間か経ったあと、また檻から引っ張り出された。
朝と同じく口枷と手袋を外され、エプロンを着けた。
「お昼はパスタにした。パスタはうるさいやねん、うち」
「そうでしたね」
「茹で加減が勝負だからね。 あとは塩加減」
一番使えそうなミートソースの作り方を習ったが、
オリーブオイルとにんにくの使い方で、こんなに美味しくなるのかとびっくりした。
664 :
::02/11/09 19:10 ID:NHglq/b2
「あの…… 食べて寝てばかりなんで、私少なめでいいです」
「あ、そう。じゃソースは冷凍しておくから、明日持って帰れば?」
「わ、うれしい」
んでまた口枷に手袋で檻の中。すごい。ここまで檻を堪能できるなんて。
『堪能』って……私、もう完全におかしくなってる。
ダラダラ、ゴロゴロ、檻の中。物置の入り口は開けてあるので、
薄暗いながらも物は見える。グーの革手袋で片方のオッパイを挟み、
ゆっくり揉んで見る。乳首が少し痛いけど、肉の中に金属が存在する神経の感覚に
見た目以上に感じてしまい、ゾクゾクゾクとトリハダが立つ。あ、濡れてきた。でも、
そんな感覚にもぞんざいになってしまった。少し硬くなった乳首の先端を、
手袋の縫い目で擦る。
「ンアアアアア!」
口枷を素通りして、喘ぎ声が出ちゃう。少し頭がドロドロしてきて、
欲望に任せて乳首を擦り続ける。
ふうっ。
ふうっ。
ふうっ。
ふうっ。
気持ちいい……
665 :
::02/11/09 19:11 ID:NHglq/b2
物置に差し込む間接光が暗くなったころ、また檻から出された。
また口枷、手袋を外され、エプロンを着けた。
「夜はまた和食。 あとは包丁の練習ね」
かつらむきやらされたり、簡単な飾り包丁入れる練習したり、
ちょっと難しい茶碗蒸し作ったりした。
「セーブしてるようでも、結構食べちゃいました。お腹いっぱい」
「今晩で最後だから、ゆっくりしててええよ」
「はい」
食後片付けて、しばらくぼんやりしてると、
昨晩から大きいほうをおトイレでしてないことに気付いた。
「檻も今晩で最後だから、名残惜しいでしょう」
「名残惜しいってことはないですけど」
「ほんまに?あれだけエッチな気分になっておいて?」
「……」
「今晩は眠れないかもね」
「エッ?」
666 :
::02/11/09 19:12 ID:NHglq/b2
久しぶりにドキリとした。
「立って」
中澤先生は液体の入ったポリ容器を持ってくると、
私の尻尾付きアナル栓に繋いで、ポンプを握って液体を注入した。
「きゃあああ!!」
「薄めの浣腸よ。そのうち腸で水分が吸収されて、オシッコも溜まるわよ」
「エエエッ?!」
中澤先生はポンプを抜くと、ブルブル震える私の手を取って、
グーの手袋をさっさと嵌めてしまった。
「ああああああ!!」
「ちょうどお口が開いてて、らっきー」
「おグッ!」
口枷を嵌め込まれた。
ギリギリと顔を締められ、腸がパンパンの状態で檻に戻された。
「今日は良く食べたから、たくさん溜まってるでしょ?
最後の晩をたっぷり楽しんで」
ぎゃあああああ!!
やっぱり中澤先生、鬼だ!!