藤本美貴でエロ小説を・・・

このエントリーをはてなブックマークに追加
585
突然バイブが止まり、フッと楽になった。しかし、便意と尿意はそのままだ。

「ああ……」
自分の顔がぐっちゃぐちゃになってるのがわかる。パタパタとスリッパの音がした。
あっ中澤先生、やっとやっと中澤先生が起きて来てくれた。
檻が開けられ、エビの様に丸まってる私は、中澤先生に引きずり出された。

「あううう」
「ほら、トイレ行くわよ。ちゃんと立って」
まっすぐ立とうとしても腰が引けてしまう。

また首輪にリードを繋がれ、トイレまで曳き立てられてゆく……

便座に座らされ、リードはトイレの金具に繋がれた。

「フフフ、随分堪えたようね」
「もう限界のパンパンですぅ〜」
「まず大きい方から楽にしてあげる。多分、出ないと思うけど」
586:02/10/26 21:38 ID:1IcUpyUD
お尻の栓をいじられると、シューッと空気が抜ける音がして、急速に便意が消えた。
「あれ?」
「あなたのお尻の神経は、風船をホンモノと間違えたってわけ」
「あああああ」

お尻は楽になったが、尿意はホンモノだ。
ブルッと身震いがして、抑えられなくなってきた。
「あ……あ……あ……」
絶望的な尿意が渦巻き、口からはよだれが垂れた。

ああ、でも…… ついに解放されるんだ……

「さて、貞操帯からどんな風にほとばしるのかしらね藤本さん」
中澤先生はリモコンに暗証番号を入力すると、私のお腹に押し当てた。

「ジャツ!!」
激しい圧力で最初の飛沫が便器の底に当り、内股に跳ねが返ってきた。

「ジャーーーーーーーッ!!」
最初の1割は、ものすごい圧力で、反動で体が浮きそうなほどの勢いで出た。

「ダジダジダジダジダジダジダジダジダジダジ……」
その後は、ずーっと同じペースで、いつ終るとも知れない程、ずっと緩く出続けた。
あまり我慢したので膀胱が伸びちゃったらしい。

自力でオシッコしてる時は、ときおり「ジャッ!ジャッ!」とアクセントが付くが、
括約筋を開きっぱなしにされているので、機械的にタレ流しだ。

やっとポタポタと滴になって、出し終わった。
587:02/10/26 21:38 ID:1IcUpyUD
「ふ。ふうううぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜」
全身に血流が戻ったのを感じる、超絶的な安堵……

先生が、もう一度私のお腹にリモコンを当てて弁を閉じた。


「はい、ご苦労さま。 よく我慢できたわね」
時々、中澤先生が心底憎らしいと思う。
我慢せざるを得なかったんじゃない。

「気持ち良かった?」

―ドキ!―

「……はい」
あああ、なんで肯定するの?私。
「よかったわね。さあ、檻へ戻ってちょうだい」
お風呂場でオシッコを洗ってもらい、きれいに拭いてから檻へ戻された。

「宿題の残りはどうする? 一式檻の横に置いておきましょうか?」
中澤先生は私を檻ごとガラガラと居間の真ん中近くへ移動し、
檻の外の居間の床に、残りの宿題と参考書を積んだ。

「今日も暑そうね」
中澤先生は、ピッとエアコンのスイッチを入れた。

……って、をい!

「せ、先生! エアコン!」
「え? ああ、直ったみたいね」
ひどーい!やっぱり罠の一部だったんだ。
588:02/10/26 21:41 ID:1IcUpyUD
「朝食はコーンフレークスでいい?」
「……はい」
ちょっとふてくされた顔で答える。

カラカラと金属の器に固い粒を出す音がしたかと思うと、
中澤先生がステンレス製の犬のエサ皿にコーンフレークスを入れて持ってきた。
「そ!それ!」
あまりの仕打ちに、口がパクパクするだけで、文句が言えない。
「どう?気分出るでしょ?」
「ひどい! 犬のお皿なんて」
「あら、新品よ? 昨日買ったばっかりだもの。 はい、ちゃんとスプーンは付けるわよ。
 だいいち、自分で犬の首輪しちゃうくらいだから、犬グッズ大好きかと思ったわ」
「う……」
反論できない。
中澤先生、どこまでが本気でどこまでが冗談なんだかさっぱりわからない。
あのお皿……『昨日買ったばかり』って……やっぱり確信犯じゃない!

扉の下の横長の隙間から、犬のエサ皿に入ったコーンフレークスとスプーンを受け取った。
「牛乳掛けちゃったけど、良かったわよね」
「はい。 頂いていいですか?」
「召し上がれ」
「いただきます」

皿を手に持ち、スプーンで普通に口に運ぶ。
これを床に置いて、スプーン無しで食べろと言われたら……
無理だなぁ。
先に舌で牛乳を舐め取って、それからコーンフレークスを舌で掬うか……

スプーンがプラスチック製で助かった。
金属同士だとイヤな音がするもん。
589:02/10/26 21:42 ID:1IcUpyUD
惨めな、そうでないような朝食が済むと、中澤先生がお皿を下げて、
あとは、ダラダラとした檻での生活の続き。

今日は読書感想文をやっつけるつもりなので、午前中は優雅に読書。
檻の中で、背中にクッションを当てて格子にもたれ、
脚を引いて膝を立て、比較的楽な姿勢で課題図書を読む。
中澤先生は相変わらずパソコンに何やら打ち込んでいる。

時折、中澤先生が傍に来て、檻に手を突っ込み、
「ちょっと触らせて」
「どうぞ」
とかのやりとりのあと、貞操帯とお腹の間に手を突っ込まれたりする。

「ふーん。 これだけ冷房してても、ここは汗びっしょりね」
「ええ、油断するとすぐ湿疹が出ることがあります」
「なるほど、参考になるわ」

そんな会話を交わし、中澤先生はパソコンへ、
私は読書へ戻る。


オシッコ我慢しなくていい状態で、少し読書も進んでくると、
昨晩の寝不足が祟って、急に眠くなってきた。

誰に憚るでもなく、勝手に寝ちゃうことができるのが、檻生活者のいいところ。なーんて