( ^▽^)<ニッポン!チャチャチャ♪チャーミーです♪
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番外編その1〜加護と石川〜
楽屋脇の女子トイレ。加護がジュースを片手に個室をノックする。
「梨華ちゃあん、ちょっと話があるんだけど。」
「え!?あっ、ちょ、ちょっと待ってよ。今出るから。」
ごごーざー。ばたん。
「梨華ちゃんなにしてたの?」
「え?あ、いや、そう。そう。あの、タバコを一服ね。うん。そう一服。」
「もう梨華ちゃんったら恥ずかしがり屋だなあ。もっとタフにならないと。」
「(PTAに騒がれるようなオメーに言われたくないっつうの)…で話ってなに?」
「そう、ののに聞いたんだけど、なんか愛ちゃんがタンポポに入りたがってるんだって。どうする?」
「え?…ってことは5人に?」
「バカだなあ梨華ちゃんは。そんなのつんく♂さんと飯田さんが許すわけないじゃないか。」
「じゃあいいじゃない。高橋が入ってきても。」
「はあ?だから5人にはならないって。リストラだよリストラ。あたしたち首になったらどうすんの!
飯田さんも矢口さんもタンポポは昔のほうがよかったとか思ってるみたいだし、ここで歌のうまい愛ちゃん
が入ってきて、加護たち首になって、そうするとまたラストキッスみたいの歌えるようになっちゃうでしょ?」
「今の4人じゃ歌えないってこと?」
ごくごくごく。
「っはぁー。梨華ちゃん。それは『天然』じゃすまされないよ。ラストキッスと理解して!>女の子が同じ
ジャンルの曲だとでも思ってる?」
「…。じゃあつまり、高橋が入ってくると飯田さんと矢口さんは大喜びでラストキッスみたいなのを歌いた
がるってわけ?そんで、その曲に似合わない私達はお払い箱になるってわけ?」
「まあそんなとこ。だからどうする?って聞いてんの。」
「どうするって言われてもなあ。もしかしたら5人で活動するかもしれないし。でもそうすると歌でもラジオ
でもキャラ食われるかもしれないからなあ…どうしよう…」
「あーんたたちさあ、妄想激しいよ?」
Σ(‘д‘ )Σ(T▽T )
川‘〜‘)「かおりがいつ昔のタンポポがいいって言った?あのね、かおりは今のタンポポと昔のタ
ンポポはまったく違うユニットとして捕らえてるの。だから昔から今のタンポポは4人
なの。5人になったらまた違うタンポポになるの。5人になってもかおりは構わないと
思う。そりゃ大変になるとは思うけどさ。だから矢口とも「別にいいんじゃないの」っ
て感じで話してるし。2人に話さなかったのはかおりも悪いけどさ。高橋だったら大丈
夫だから。きっとうまくいくって。んで、ちょっとそこどいてくれる?トイレ使いたいんだ。」
ばたん。がちゃ。
川‘〜‘)「ねえこの個室、へんな臭いしない?」
(T▽T )≡「しませんよっ!!!!」
(‘д‘ )「り、梨華ちゃん?え待ってよー。それに飯田さんもそんな一気にまくし立てなくても…」
こうしてタンポポは「タンポポ3」として新ユニット候補となりました。
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