( ^▽^)<ニッポン!チャチャチャ♪チャーミーです♪
★☆
そして8月末、プッチモニが活動を開始した。
ポスター。
スカイブルーをバックに3人が風に吹かれている。
「新生プッチの実力を見てください! リーダー後藤真希」
「プッチモニ New Single 『ラブ。オール』 8.28 On Sale」
初回限定版には保田の応援メッセージが封入されることになった。
水曜日にはすでに初回限定版は捌けてしまった。
一位も取った。
小川の歌の努力、そして写りがよく、精悍かつかわいらしい小川の魅力が存分に
出ていたジャケットだったから想像以上に売れたのかもしれない。
世間的にも2ch的にもまあ成功した、と判断された。
続いてミニモニ。それからタンポポの新曲が発売された。
メンバーの交代のない2ユニットで、プッチ・トロモニ。に挟まれていたため、
あまりセールスは成功しないと思われたが、ものすごくタンポポ化したミニモニ。
とさらに3人体制のころに近づいたタンポポ、それぞれのギャップが意外にも受けた。
★☆
★☆
そして9月も半ばの18日、満を持してトロモニ。が動き出した。
デビューシングルのタイトルは「秋休み」。c/w「愛の種(トロモニ。Version)」だった。
ジャケットは初回限定版と通常版とで2種類あった。
初回限定版は松浦亜弥の「ファーストKiss」の形式を取り、ミニ写真集を添付した。
通常版は、濃緑のなかに金色で「トロモニ。」の意匠が描かれ、上に曲名が記された。いつ
も歌い手の写真をジャケットに載せるハロプロの作品のなかでは珍しい事だった。曰く「躊躇
しないで手にとっていただけるように」との事だった。
前評判はそこそこだった。その週のライバルがキンキであったからかもしれない。1位は取
れないが2位は確実だろう、という見方が多かった。
ところが一週目は3位。やはり「あんまり目立たない2人」のユニット、火曜日に買う人は
それほど多くなかった。しかし翌週、うたばん・HEYに出演した事がきっかけになり、2週目は
2位に返り咲き、3週目も4位と粘った。
新ユニットとしては大成功と言える、1枚目で1ヶ月に12万枚の売上だった。
様々なところでトロモニ。はかわいがられた。この2人のカップリングがベストマッチだった
からかもしれない。
「トロモニ。」。その、見る人を虜にする能力。
今日もまたどこかで新しいファンを増やしているようだ。
★☆
―――――「Toro-Moni。」本編 終了。―――――