( ^▽^)<ニッポン!チャチャチャ♪チャーミーです♪
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いよいよ生ハロモニの日がやってきた。
新曲を披露し、ゴマキペンギンも終わり、ついに発表の時がきた。
「ユニット、それは…新しい自分を見つける場…」
「どーも!コンサドーレ安倍です!」
「ビーン新垣です!ラブラブ!」
「やってきましたねえ、新ユニット。」
「はい。」
(中略)
「ねー。今までこれだけのユニットがあったわけですが…」
矢口「ちょっとなっちもういーから話は。緊張しちゃっておしっこ行きたくなっちゃったじゃんか!」
トークの時間はすでに過ぎていた。
安倍「さ、さあではつんく♂さんをお呼びしましょう!どうぞー!」
つんく♂入場。
そしてテレ東の常套手段CM行き。
矢口はトイレに飛んでいった。石川はまったく平気そうだった。
CM明け。
「ではいよいよ発表です!」
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つんく♂「はい。集計が終わりました。販売CD枚数20万枚、投票総数19万9787票。投票率は99.8935%でした。」
メンバーは今までにないほど緊張していた。
「それでは発表します。第一位、8万4611票、」
「プッチモニ3。」
こういう時って逆に誰もリアクションしないものだ。2位が重要だ。
「第二位、6万7034票、」
「トロモニ。」
緊張の糸が緩んだメンバー、緊張の糸が切れてしまったメンバー。
「第三位、4万7461票、タンポポ3。」
「無効票、651票でした。」
「えー、つまり、プッチモニは小川を入れて3人で活動します。トロモニ。のデビューも
決定しました。タンポポは残念ですが今の4人で引き続き活動という事です。」
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「はがきに書いてあったコメントの総括をしますと、えープッチの方は
・小川の元気のよさがよく伝わってきた
とか・平均年齢も下がって、歌声が若くなった。
つまり「モーニングコーヒー」と「モーニングコーヒー2002ver.」との
差みたいなものでしょうか、そういうプラス点や、
・やはり保田が抜けたのは痛い
とか・小川は声が不安定だ
とか、まだ改善の余地があるとの事です。」
カメラはつんく♂からプッチ3のメンバーへと視線を移した。焦点は合ってい
なかったが、後ろには5人の赤い衣装が映っていた。一番背の高い一人以外はみ
んな下を向いていた。
「トロモニ。の方も来ています。
プラス点として
・童謡ポップス1の「ゆき」のような癒される歌声がよかった。
とか・はがき入りのCDの方も良かったが、ミニライヴ会場で売っていた
「Nonstop Toro-Moni. version」がハモリが上手だった気がする。
とかで、
まあマイナス点として
・トロモニ。は声が小さい
とか・2人では不安定だから安倍を入れてマロンメロントロンにすべきだ
とか、まあ歌手としての適性についてでしたね。」
辻は一瞬「ののだってマロンメロン作りたかったさ」という悲しみを基調とする
怒りの表情をしたが、紺野が手を握ってきたので今の喜びにつかる事にした。
「タンポポのプラス点に
・高橋の声はタンポポにとって大きくプラスになると思います。
とか・かわいいし歌も歌えるこの5人はとても大きいと思います。
とかでした。
マイナス点は
・「飯田」の声と「矢口」の声と「石川」の声と「加護」の声と「高橋」
の声がまったく合っていない。
とか・飯田はこの増員を本当に喜んでいるとは思えない
とか、まあマイナスっていうかユニットとしての問題ってやつですね。」
加護は泣く高橋を慰めていた。飯田と矢口は複雑な表情をして顔を見合わせていた。
矢口は、運命に振り回されるオリメンの気持ちだった。
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「えー曲の方、これは他のユニットにも関係しますが、
えー、モーニング娘。は今度の水曜日、
ミニモニ。は9月初頭、
プッチモニは8月末
トロモニ。は9月末
タンポポは9月中旬を考えています。
では、みなさん頑張って下さい。ユニット、始動です。」
安倍「ハイ、決まりました。」
新垣「はぁい。すごかったですね。」
(中略)
安倍&新垣「では、また来週、チャオ―――――――――――――――――――――!!」
番組プレゼントのデジカメが新機種になっていた。
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