( ^▽^)<ニッポン!チャチャチャ♪チャーミーです♪
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4日後、新垣と安倍を除くモーニング娘。11人は一室に集められた。
つんく♂「えー、収録日程は表の通り。まず、タンポポ3とプッチモニ3を同時に。
それから翌日、85モニ。とマロンメロ…じゃなかった、なんだっけ?」
紺野「トロモニ。です。」
つんく♂「ああトロモニ。か。そう、トロモニ。。それを同時に行う。曲は今日
わたすから慣れておくように。ジャケットとかの撮影はあさって。そ
れぞれ服装とかを決めておくように。以上。」
辻は紺野の考えに信頼をおいていたので、服装とかは紺野のレポートの通りにしようと思った。
それから曲のMDが配られた。一瞬フォークソングかと思うくらいの曲だったが、
正直辻にとっては今まで与えられた曲のなかでも屈指の出来だと思った。紺野にとっ
ては、歌わせてもらえる曲があるだけで幸せだった。
ところが、ここで事態は急変した。
保田「あの、つんくさん!」
保田「今まで、言えなくって、ここまできてから言うのも悪いんですけど…私、卒
業する事に決めました。」
このときの光景をもし2chねらーが見ていたなら、(゚д゚)ハァ?が11個並んでいると
形容するだろう。
保田「もう、引き際だと思うんです。みなさんに一杯かわいがってもらえたし、好
きな事も一杯できました。これ以上この世界にしがみつくと、失敗も増える
と思う。だから、私も新しい事にチャレンジする事にしたんです。」
つんく♂「何に。」
保田「メイクアップアーティストです。」
矢口「ちょっと…圭ちゃん本気で言ってるの?」
保田「うん…決めたんだ。」
矢口「圭ちゃんのセンスじゃあ絶対成功しない。」
なりふり構わずに保田を止めようとしているのだが、これが矢口流だった。これが
矢口の突っ込みキャラの根底を成す性格。あまりの非常事態に、それをオブラートに
包む事さえできないでいた。
保田「矢口のその話し方を聞けるのももうそうはないと思う。」
矢口の性格を当然知っていた保田だった。同じ苦難の道を歩んできた仲。それが矢
口なりの自己表現だということぐらいすぐに分かった。
保田「だから、突然で申し訳ないんですけど、わたしはこれに参加しないという事
にはできないでしょうか。プッチモニ3、2も卒業します。」
メンバーは呆然としていた。
保田とかかわりの深かった後藤、吉澤はその場に座り込んでしまった。
矢口は泣き出してしまった。
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今日はここまでにします。続きは間を空けたいので。
しかし保田さんだと変にぞっとしますね。
Doit!nowの初公開で保田さんの表情にさびしげな笑顔が浮かんでいたからでしょうか。
考えたくないですけどね。
Doit!nowを初めての購入シングルにする予定の作者でした。
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◎羊優良スレッド認定◎
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65 :
おぉ!?:02/07/13 00:23 ID:w0GqOch5
更新されてたけど・・・
(@`.∀´)<めいくあっぷあーてぃすとになるんデチ!
( 〜゚◇゚ )<ハァ? 圭ちゃんそりゃ無理!(てかなんでケメ子??)
(@`.∀´)<矢口の気持ちはありがたいけど決心は変わらないんデチ!
(〜T◇T)<い、いや本当にやめたほうが・・・
矢口は泣き出してしまった
おやびんでさえ想像も出来なかった事態に突入!
いったいどうなる!? 次回を割目して待て!!
作者さんへ我侭なお願い
あんまり待たせないで下さいね
66 :
あらら:02/07/13 13:38 ID:vBGzCX4c
ダーヤスぬけちゃうの・・・?
一体ど〜なっちゃうのか、期待sage
>>63さん
なんかあがってるなと思えば…
>>64さん
認定ありがとうございます。
>>65さん
次回楽しみ〜(w
ではリクにお答えして今日更新します。
>>66さん
何人かのメンバーには悲しい思いをしていただいてます。でもこの先ど〜なるというと…?
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後藤、吉澤はプッチモニに全力を注ぐことにし、85モニ。を脱退。
石川は一人残されたが、カントリーがある、タンポポがある、と自分に言い
聞かせて、85モニ。を脱退した。
しかし残念な事に、2度と、あの長い名前のユニットが新曲をリリースする事
はなかった。
ときどきライブの4曲のために3人についていく事はあったが。
85モニ。は自然消滅。ブランニューユニット候補はトロモニ。一つとなった。
写真撮影、レコーディングは順調に進んでいった。
そんななか、保田圭の卒業が発表された。
メディアはこぞって保田の卒業について報じた。卒業の日付は8月26日、5期メ
ンバーの加入から365日目ということになった。
TBSはうたばんの2時間特番を、フジは「緊急!保田圭卒業スペシャル」を放送した。
その騒ぎが一段落ついてきた頃、「あなたが選ぶ、モー娘。新ユニット」と銘打って、
例のプロジェクトが発表された。
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2週間後、CDが発売された。3ユニットの曲に加え、解散した85モニ。の曲も
ボーナストラックとして収録された。
各ユニットとも、プロモーションに相当の力を注いだ。
ここで負けると2人になってしまうプッチモニは特に必死だった。
HMVと提携して多くのチェーン店でインストアライヴを行った。
タンポポはそのヴィジュアルの豪華さから、パンフレットを増産。ヴィジュアル
精鋭部隊のイメージをつけた。
トロモニ。は?
小さな会場でライヴを行ってまわった。それから、短い曲を新録してライヴ会場
で販売した。
紺野は満足していた。
ハロプロの各商品(つんく♂さんはアイドルを商品と言っていた)のそれぞれの
対象年齢のどれともかぶらない、30〜の方々をファンに取り込むことに成功した
気がした。
そうこうしているうちに、続々とCDに同封してあったはがきが返送されてきた。
みんな予想していたことだったが、85モニ。のデビューを希望する意見が多かった。
締め切りも過ぎ、集計結果は10日後のハロモニで発表されることになった。
それまではメンバーも知らない。
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紺野はまたYahoo!にトピを立ててみた。
「【どこに】新ユニット【投票した?】」
紺野は知らなかったが、2chモー板ではトロモニ。祭りが行われていた。
しかしここはYahoo!板。
同情票か?とか5期は必要か?とかいう厳しい議論が繰り広げられていた。
本気になってくれている、と思えばそうなのだが、なかなか紺野にもキツかった。
MAKOTO-ICHIJOとかいうIDの人が聞き覚えのあるしゃべり方で
一生懸命プッチ3を応援しているのを見たが
さほど気にとめなかった。
しかし気にとめたやつがいた。
「ねぇ、これマコっちゃんじゃない?」
耳の5センチ後ろで突然声がした。
紺野は驚いてLOOXを落としそうになった。
「ほら、もうそろそろ撮影だよ。マコっちゃんも里沙ちゃんももう行ってるよ」
話のつじつまを合わせるために出版される5期写真集。こういう扱いにもいいかげ
ん飽きてきた。
トロモニ。…大丈夫だろうか。
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