( ^▽^)<ニッポン!チャチャチャ♪チャーミーです♪

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109う〜み〜写真集 ◆doitNOW6

          ★☆
 
 番外編その2〜トロモニ。ミニライヴ〜

 「Yeahhhhhh!!!!!!」

 場内轟音に包まれる。

 ここは千葉の千葉公園体育館。いつもは中学校の総体などに使われる体育館である。

 照明の落とされたセンターサークルの中に、白い衣装の辻が浮かび上がる。

 「の…って・る・か・ああああい?」

 ヲタ「い、いぇーい…」

 「ノリが悪いぜもいっかい!」

 「辻さん、やりすぎです。癒しどころかボルテージが放物線を描いてますよ。」

 アリーナの端から紺野が駆け寄る。

 ヲタ「おおおおお!」

 小川こそいないものの、この2人でも十分漫才は成立するのだった。

 「「どうも、トロモニ。でーす!」」

 うっかりミニモニ。のポーズをしてしまう2人。場内大いに沸く。

 「今日の私たちもぉ、完璧ですよね?」

 「完璧だね!」

 「辻さんに聞いてません。」

 場内大いに沸く。客はみんなハロモニ。のスタッフの回し者か。とか思う2人。
110う〜み〜写真集 ◆doitNOW6 :02/08/04 11:23 ID:HltrEQ+l
 「みなさーん、CD、買ってくださいましたかー?」

 「トロモニ。に投票してくれましたかぁ?」

 ヲタ「はーい!」

 「「私たちも、デビューできるように頑張りますので、どうぞ応援よろしくお願いします!」」

 ヲタ「はーい!」

 「んじゃあ、逝ってみようかぁ!」

 「「トロモニ。で、『ウォーターメロン』。」」

 CDの収録曲である。

 辻と紺野は背中あわせに立ち、場内は静まり返った。歌が始まる。

 「♪〜すいか割りーはスポーツですーかー?〜」

 どっかで聞いたことのある歌詞。ただ違うのは、この曲ではすいか割りはスポーツだと
されているところか。

 一曲終わり、CMのダンスを踊りながらモニフラで水分補給をする2人。

 「さあ、次は辻さんのソロです!カントリー娘。で『片想いはホットミルク』。」

 なかなかトロモニ。化した辻の歌声は、カントリーのあさみのそれと似てきたようだ。
ベストとしかいいようのない選曲で、会場は感動したヲタのざわめきがやまない。

 「♪内緒の片想い〜ずっと見ているだけ、一人〜で見ているだけ〜」

 ものすごい拍手。「辻の歌唱力はオリメン、2期メン、後藤を超えたのか?」という
感じであろうか。

111う〜み〜写真集 ◆doitNOW6 :02/08/04 11:25 ID:HltrEQ+l
 「ありがとぉございます。次はあさ美ちゃんのソロ、タンポポで『センチメンタル南向き』だぜぃ!」

 もう大変な騒ぎ。あの名曲を紺野がカバーする。本体の新曲で紺野がセンターの一人に抜擢された時
のようだ。

 「♪恋人が笑ったら、私もー笑―おぅー、恋人が泣いたら、私もー泣いーちゃうぅ〜好きだから、」

 泣き出すヲタも出る始末である。

 「さて、短い間でしたけど、とっても楽しかったです。では最後の曲に行きましょう。アンコール、
とかないんで、最後皆さん楽しんで聞いてください!」

 「会場の入り口で売ってると思うので、みなさん買ってください!会場の使用料が払えないので。
では、トロモニ。で、『Nonstop Toro-Moni.version』。」

 「♪の・の・の・のん!ノンストップ!」

 「♪わおーん、あん、あん、こけこっこー!」

 「♪意地悪すぎるとなくぞー」「めぇぇぇぇ」

 やはり動物のまねは辻にしかできない。フグと金魚以外は。

 「♪の・の・の・のん!ノンストップ!じゃん!」

 割れんばかりの拍手。ヲタが叫ぶ叫ぶ。

 こうして、2人は多くの会場でライヴを行った。会場限定CDは、会場に来たほとんどのファンが買って
行ったため、その会場の使用料をすこし補助できた。

 トロモニ。のデビューが決定するまで、あと半月だった。

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