46 :
さ :02/06/17 23:09 ID:Ee9wdabH
夕方4時。 今日も無事に学校が終わる。 石川は掃除当番のため教室に残っていた。 「じゃーねー」 みんなが教室を出ていく。親友の吉澤はというと校庭で待ってると言いいち早く教室を出ていた。 「え〜、私にぃ?困っちゃうな〜。告白の仕方〜?」 石川は掃除の手を休めることなく恋の相談に乗っている。困っている口調だが顔はまんざらでもない笑顔だ。 「でもさぁ、もうすぐバレンタインじゃん。だからそのときに・・・って言うのはどう?」 まるで自分の事であるかのように話す。 「先輩もきっと好きだよ。大丈夫、大丈夫」 力強く頷きながら言う。 石川はティッシュと会話していた。 夕日が綺麗だった―――――
47 :
さ :02/06/17 23:10 ID:Ee9wdabH
「ごめ〜ん!」 「あ、遅いよー。なにやってたの?」 玄関から急いで走ってくる石川に気づき吉澤が言った。 「ごめんごめん。つい話が盛り上がっちゃってさ〜(ティッシュとの)」 「まあ、いいや。さっさと帰ろうぜ」 「そうしよ。さっさっと帰ろうさっさと」 二人は校門に向かって歩き出す。 「おーい!お前たつぃ〜」 と、体育館の方から二人を呼ぶ声がする。 振り返ると部活中の矢口が渡り廊下に立って手を振っている。 よくみると腕の関節が変な方向に曲がっている。矢口は昼休みから二人に向かって手を振っていたのだ。 「矢口さああああん!!!!」 「救急車呼んでくれぇぇぇぇぇ!」 二人は矢口の下に走って(むしろ泳いで)ゆく。 「どうしたんですか?」 石川が聞く。 「明日さぁ、日曜日じゃない。ちょっと二人付き合ってくんないかな」 「なんかあるんすか?」 「うん。合コンなんだけどさ、明日に限って誰も空いてないのよ」 「へえ、合コンかぁ・・・」 「うん。ちょっと二人にきてもらえれば嬉しいんですけど・・・」 矢口がすまなそうな顔で吉澤を見る。 「う〜ん、いいですよ。別に何も予定ないし」 「石川は?」 「大丈夫ですよ。矢口さんの頼みなら・・・」 石川は前歯を二本折られた。 「ありがとう、二人とも。じゃあ、明日の2時半に駅前で集合ね」 「分かりました」 「ばいばい!」
48 :
さ :02/06/17 23:10 ID:Ee9wdabH
―――その夜 『ピンポーン』 撮りだめしていた『レディス4』をティッシュ片手にみていた吉澤は呼び鈴の音に過剰に反応し急いで停止ボタンを押した。 「はーい」 レンズを覗くとそこにはタイガーマスクがたっていた。 「どうしたの梨華ちゃん?」 「泊まっても・・・いいかな」 「なんで?」 「いいからいいから」 タイガーマスクは靴を脱いだが決してマスクを脱ぐことはなかった。さすが覆面の王者。いつ何時でもマスクマン魂をわすれない。 「どうしたの?こんな時間に泊めてだなんて」 「うん。じつはさ」 「うん」 「お父さんが出張で北海道に行ってたのね」 「ああ、あのサモハン・キンポ似の?」 「それでずっと帰ってこないからああ、今回はずいぶん長い出張なんだなって思ってたの」 「うん」 「そしたらね・・・そしたら今日の晩御飯のまぜご飯にお父さん入れられてたの」 「え?」 「おいしかった。私は7杯おかわりしちゃったの」 吉澤は笑った。3時間笑った。腸捻転になるほどに。 少女の純真無垢な妄想が起こした悲劇・・・。 それは現代社会への悲しき警告だったのかもしれない。 人は誰しもこのような経験をしているのでしょう。これを聞いて左心房の辺りがチクッとしたあなた。そう、あなたです。次の悲劇の主役はあなたかもしれません。(ストーリーテーラー:タモリ)
49 :
さ :02/06/17 23:11 ID:Ee9wdabH
合コンの日―――― 「遅いなー。なにやってんのかな二人とも」 集合場所にいち早く到着していた矢口。今丁度ブロッコリーでの花占いが終わったところだった。 「あ、きたきた。おーい!」 タイガー戦車に乗った吉澤と石川がやってくる。 「すいませーん!ちょっと遅れちゃいましたぁ!」 「やぐちさぁん!」 石川が手を振る。 「おおい!よっすぃー!」 「ういっす。じゃあ、早速行きますか?」 「うんそうしよ。向こうを待たせても悪いしね」 3人は目的の合コン会場へと向かうため駅へと入って行く。 「やっぱり、小泉首相はだめだと思うの。だってね―――」 「・・・あ、あの。梨華ちゃん・・・」 石川の政治の話は6時間続いた。もう山手線も6周目を迎える。 「おい、石川よ」 腸煮え繰り返った矢口(むしろ中尾彬)が7オクターブ低い声で石川を呼ぶ。 「能書きはいいんだよ」 その声は和田アキ子も失禁の迫力だった。 「ひいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 石川がいくらハードMだからといって耐えられるものではなかった。吉澤は気絶していた。 『次は新宿』 駅員の美声が響く。 3人は降車し『でたらめな歌』を唱和しながら駅構内を闊歩する。会社帰りのサラリーマン達は時代のニーズに寸分遅れることのない彼女たちに仏を見たと後に語った。 「はーい、こちらです」 自分をバスガイドか何かと勘違いしている矢口。いっちょ前に旗を掲げてやがる。 「チッ・・・」 矢口の態度に殺意を覚える石川。 「矢口さん。もうホント急がないと・・・」 先ほどから一向にボケようとしない吉澤がまた普通に慌てた感じで言う。
50 :
さ :02/06/17 23:12 ID:Ee9wdabH
合コン会場『ロイター通信』 すでに会場には猛者共が集まっていた。 「すいませ〜ん」。お待たせして・・・ 3人が漸く席に着く。正直引っ張りすぎたかもしれない。そこは俺も悪かったと思っている。 男たちは怒るどころか実にフレンドリーな感じだった。握手・撮影・譲り合い 全ての偽善行為を終えた衆はついに合コン最大イベント・自己紹介が始%ワる。 矢口達は今日のために用意した抱腹絶倒の自己紹介を終えた。男性グループ全員が笑いすぎでケミストリー川畑の顔になった。 「じゃあ、俺たちの自己紹介をしようぜ!」 「OK!じゃあ、俺から言っちゃうぜ!」 「おいおい!調子いいんじゃねえの?!鬼下島!」 「僕達は小劇団”避妊具”のメンバーなんだけど、とりあえず名前と今度やる演劇の役柄を言っていきます。チェケラッ!」 「まずは僕。主人公の島田光を演じます!鬼下島太郎です。」 鬼下島は優しい顔立ちでいかにもこのグループのリーダーという感じだった。 しかしよく見るとアゴが割れている。割れたアゴからは爪楊枝が出ていた。 鬼下島が座ると隣りの男が立ち上がる。 「主人公が張り込み時に食べるミックスサンドイッチについてるパセリの役をやってます。西光司です」 なるほど、西の頭はプチアフロだ。そして次の男が立つ。 「主人公の同僚で一反もめん役の児玉恭二です。ビロビロよろしく!」 児玉はうんこに等しいギャグをやって、実にやり切った顔で座った。多分そのギャグがやりたいだけでココへ来たのだろう。案の定7分で帰宅した。 「主人公が通うフィットネスジムでいつも腹のバイブレーションしかやらないで不可解に思われるイボガエル役をやります。マッちゃんです!ええ、最年少54歳という事で舐められないように頑張りたいと思います」 「皆さん。よろしく、よろしく、よろしクリクリクリトリス!」 これは思わぬ伏兵。なんと一般男性に混じってイジリー岡田が混じっていたのだ。 正直3人はガッカリだった。最低でもエマニエル坊やだろと思った。
51 :
さ :02/06/17 23:13 ID:Ee9wdabH
自己紹介も終わりしばしの談笑が始まる。楽しく趣味の話を広げる者もいれば 足マッサージを始める者もいた。隣りではサイバイマンとZ戦士たちが死闘を繰り広げていた。すでにヤムチャは逝っていた。 「王様ゲーム!!」 ここでベタが好きな鬼下島が叫ぶ。 「やろうよ、みんな!」 「いいですよ。別にいいよねよっすぃー」 「はい!」 吉澤は笑顔で返事した。彼女は今回一度もボケないと決意していた。 「じゃあ、とりあえず割り箸で作ったから引いて引いて」 鬼下島が大勃起でしゃべる。 「王さまだーれ?」 「あ、俺だ!」 以外にもマッちゃんが声を上げた。 「うわぁ。マッちゃん。頼むよ〜」 矢口がノリノリでいう。 「2番さんと4番さんが・・・」 西と岡田がぴくっと動いた。明らかにバレバレである。 「怪獣に変身!!!」 バスコ・ダ・ガマァァァァァァァァァァァ!!!!! 轟音と共に現れたのは巨大延長コードだった。 全長何メートルあるだろうか。長い。とにかく長い。のびたのママの説教ほっど長い。 『ロイター通信』を破壊した延長コードは縦横無尽に暴れまわる。 壊される直前に何とか非難した矢口達。 「やばいよぉ・・・。こんなとこにまで来て怪獣かい」 「あう!お腹がぁ!!お腹がアブダクショーン!」 吉澤と石川は綺麗にハモりながら走り出す。近くの曲がり角を急いで曲がる。 「あ、二人ともどこ消えるのー?」
52 :
さ :02/06/17 23:14 ID:Ee9wdabH
「チェーンジムース!」 来た!やったぜ!ウルトラマンムースの登場だ! ん?どうしたムース。今日は不機嫌なのか。ちっとも延長コードに攻撃しようとしない。それどころかその場に座り込んで屁までこいてしまった。 リラックス!まるで9時過ぎの自分の部屋のような行い。 延長コードの立場はどうなってしまうのか。さすがにここまで蔑ろにされて黙っている成人男性はいない。じわじわと怒りが込み上げる延長コード。 堰を切ったように攻撃が始まる。延長コードの電気ムチ攻撃は強力だ! ムースは何とか腕で塞ぎながら、今までの行いを反省するかのように立ち上がる。 隙をついて延長コードの尾をつかみ、昨日室伏こうじのビデオを(飛ばし飛ばし)みながら思いついた技『ムース放リ投げ』を繰り出す。 延長コードは実に情けない体制でメチャメチャ飛んでいく。 自由になったムースは一時の気の緩みか腰についたウルトラポケットを探った 。ヒーロにあってはならない喫煙行為をしようとしている。 そのとき、ムースのウルトラポケットから大量のパセリが落ちた。 唖然とするムース。 そう、ムースはイジメにあっていたのだ。急に震えだし地面に落ちたパセリを頬張りだす。こういう行為がイジメに繋がっていることをまったく気づいていない。 「うん。これは味噌と合えてもいけるな」 普通に日本語で料理批評をしてしまうほどだ。 そのとき突然ムースの頭に痛みが走る。 そう、忘れ去られていた延長コードが帰ってきたのだ。 しかし元ジュノンボーイのムース。その一撃で完全にぶちギレた。 視聴者の方は『CHA−LA!HE−CHA−LA!』の歌詞をお楽しみください。 光る雲を突き抜けFAR AWAY 体中に広がるパノラマ 顔を蹴られた地球が怒って 火山を爆発させる 溶けた氷の中に恐竜がいたら 玉乗りしこみたいね CHA−LA!HE−CHA−LA! なにが起きても気分はへのへのカッパ あと忘れた。 すでに延長コードの姿は無かった。 今日も地球の平和と歌舞伎町の夜は守られた。
53 :
さ :02/06/17 23:14 ID:Ee9wdabH
「やぐちさぁ〜ん!」 「あ、二人とも。大丈夫?お腹は」 「ええ。何とか。で、怪獣の方は?」 「うん。いつものように・・・」 「ムースが来てくれたんですね」 「うん」 3人は笑う。 「あの・・・」 「あ、マッちゃん」 「すいません。私のせいで」 「ううん。いいよ。だってムースが助けてくれたから」 笑顔で石川が答える。 「そうだよ。それより、今日は楽しかったよ。ありがとう」 吉澤がマッちゃんと握手をする 「ははは。そんな」 「それじゃ、うちらは帰るよ」 「え?」 「おやスマナイト」 ああ、そうか。失敗か・・・。
54 :
さ :02/06/17 23:16 ID:Ee9wdabH
どうせ書き込みなんてねえから自分で上げよ。 もしもしもしもし読んでみてくれるなら終わってから感想ください。どうせねえか。
55 :
うんこ :02/06/17 23:25 ID:YqbAzfcH
読んだけど、面白いね。 ごめん、大嘘。
56 :
さ :02/06/17 23:30 ID:Ee9wdabH
>>55 そうだろ。いいよ別に。つまんねもんな。つまんねもんを評価しろって言うほうが難しいもんね。
57 :
うんこ :02/06/17 23:32 ID:YqbAzfcH
>>56 そういう意味じゃないよ。読んだのが嘘ってこと。
つまり読んでないからさ。安心してください。
これきっと面白いよ。
58 :
レディス4をティッシュ片手に :02/06/17 23:42 ID:ekhBruuQ
5行に2行はある意味インディアナ・ジョーンズ博士の大冒険だよ プロか?大笑いの連続。続投求む
59 :
てす :02/06/18 07:08 ID:crnyCitU
マジおもろい。是非つづけてくらさい!
60 :
名無し募集中。。。 :02/06/18 14:33 ID:Q4AJXMcZ
こりゃおもしれえ。続きよろしく。
61 :
さ :02/06/18 19:27 ID:IilXiPHO
あまり更新ペースは速くなりませんが、それでもよければ頑張って作ります。
62 :
名無し募集中。。。 :02/06/18 23:19 ID:qi65uLD7
63 :
名無し募集中。。。 :02/06/22 17:45 ID:6PVGfOzM
age
64 :
さ :02/06/23 00:23 ID:iA8p10pY
「暑いなぁ」 吉澤は昨今の厳しい熱帯夜、長い時間寝付けずにいた。 連日連夜の不眠具合を不審に思い、小児科に相談に行ったら7秒で「手遅れ」と言われたほどだった。 「しかし暑いなあ」 吉澤はTシャツ・短パンという格好で部屋の7割以上を占める介護ベットを所狭しとブレイクダンスしながら安眠の時を待った。掛け布団は蹴飛ばされヒトデみたいにメチャメチャ飛んでいた。 それが寝られない理由だと全く分かっていないところが吉澤の可愛い気持ち悪いところだ! 時計を見ると、もうすでに午前3時を回っていた。こういう事実を知ってしまうとさらに焦って寝られなってしまう。ついに体中のありとあらゆる部分が痒くなってくる。もうこうなって来ると吉澤は開き直りお母さんの顔にマヨネーズを絞リ出してしまう。 目の悪い吉澤は母親のことを美味しい茹でブロッコリーだと勘違いしていた。 なんだかんだ(藤井隆)で寝付いたがほとんど熟睡できず朝を迎える。 「あ〜さが来た〜のだ、ウル〜トラマ〜ン!!デュワッチ!」 「あ〜さが来た〜のだ、ウル〜トラマ〜ン!!デュワッチ!」 河川敷で拾ったウルトラマン目覚ましが雄叫びを上げて唸る。 「あ〜さが来た〜のだ、ウル〜トラマ〜ン!!デュワッチ!」 クワッ!! 「るせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!」 吉澤のJISマーク入りの大動脈が一気にブちぎれた。 持っていたパイの実を思い切り投げつける。一発も当たりゃしねえ。 終いには時計相手に肉弾戦を挑む始末だ。
65 :
さ :02/06/23 00:24 ID:iA8p10pY
「お母さぁぁん、仙豆ちょうだい!」 吉澤は完全に調子にのっていた。このまま「サラリーマン早調べクイズ」に出ても全然おかしくないぐらいのテンシヨンだった。目覚ましと戦ったことによって自分が天下一武道会で優勝したかのように自らを演出していた。 しかしさすがは吉澤の母親。娘の誰もが一瞬ヤク中か?と思うような醜態も笑顔と臭い息で上手にあしらえる。 「ハイどうぞ」 テーブルに日々が入るほどの力で納豆がはいった丼を置く。 「うわ〜、いただきマングローブ!!」 ドゥドゥドゥドゥドゥワ〜ドゥワドゥワドゥワドゥルッドゥ〜〜ベトベトベトベトペテロロロロリプリプリプリプサドゥワ〜ラララサラハムナプトラ 「ごちそうさまー!」 茶碗を投げつける吉澤。この家族は食事のマナーというものに全く関心がなかった。 「待ちねえ!待ちねえ!ちょいと待ちねえ!」 「あ?」 部屋に帰ろうとする吉澤を止める母。 「もう、ひとみちゃんったら・・・。ご飯粒つけてるわよ。体中に」 「え?ア!アッチャァ〜、コリャイケネェ〜ヨォー、チートイツー」 吉澤は結果的に胃に何も詰まってなかった。 「もう、ひとみちゃんのオッチョコチョイ!ていうか性獣!」 「お母さん、ひっどいこというなぁ〜」 「アハハハハハハハハハハハハハハハハ!」 家族っていいな
66 :
さ :02/06/23 00:25 ID:9oJSTGAb
吉澤はふと時計に目をやる。もう時間は8時15分を過ぎていた。 「あ、やばい!遅刻しちゃう」 急いで着替えて登校の準備にかかる。 ドタバタと自分の部屋から1階に降りてくる。 「いってきま〜す!」 「ハイ、行ってらっしゃい。車と伊丹十三には気をつけるのよ」 「ママ、お出かけ前のキスをして」 「ンもう、しょうがないわね。ハイ、ウチュチュチュチュチュチュ」 「・・・・・・ママの口って煮コゴリの味がするね」 「そうそう、2年ポリデントしても治らない・・・・・って、馬鹿やろぉぉぉぉぉぉ ぉぉ、舌引っこ抜くぞナウマン像がぁ! 」 母の優しいノリ突っ込みに送りだされ吉澤は玄関を出る。 車庫に入り自転車を出しかけたところでもう一度腕時計で時間を確認する。 「・・・しょうがない。ここはあの大技を使うしかないか」 サドルにまたがると顔の筋肉と腹の筋肉をグアッと緊張させ一気に般若の面構えとなる。 ブリッッ!! 到着した。 「おーいよっすぃー!!」 遠くから聞こえてくる朝一番聞きたくない声質はいつものあいつだ! 「よー梨華(剥きエビ)ちゃん。おはよ」 「よっすぃー、今日もギリギリだね」 石川(剥きエビ)は物凄い深い(ケツがアスファルトを削るぐらいの)蟹股で 吉澤の横を歩く。 「梨華ちゃん(剥きエビ)もいつもこれ位に来るよね」 「私は家が近いからね」 「いいなー。私も梨華ちゃん(剥きエビ)のうちの近くに引っ越したいな」 「こないで貧乏神」 「え?」
67 :
さ :02/06/23 00:26 ID:23SKNQpM
――――教室に入る二人。クラスメイトたちは皆雁首そろえて二人を待ち構えていた。チャイムと同時に全員が(メンチ切り気味で)席につく。 ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ ドアを開けるのはウィル・スミスを↑↑↓↓←→←→BAしたような顔の英語教師ブリスコちゃん(通称きこり)がはいってくる。 「ハ〜イ!皆さんお元気デ〜スカ?」 「ミニスカポリス!」 「OK,it’s good!」 今日も無事昼休みまで眠れそうだ。 ようやっと昼休みに入る 「よっすぃー、よっすぃー」 気持ちよく眠っている吉澤。口からはワダツミの木が生えてきてしまっている 。 「ねぇ、よっすぃー起きてよ」 「う〜ん。なんだよ、誰だよ、しらねーよ、お前名を名乗れよ」 「石川梨華(剥きエビ)だよ」 「ギャアアアアア!!」 名前を聞くと同時に吉澤は飛び起きる。 「何だ梨華ちゃんか・・・。どうしたの?」 「お客さんだよ。よっすぃーに相談があるって」 「ふ〜ん。誰だろ」 「あの子」 石川の指差した先には凄いのがいた。 「うわ!すげえデブ!え?デブ?・・・あれ、・・・・・・あれデブ?」 一瞬そういう部活かと思った。それだったらあいつインターハイとかにも選ばれてんだろうなと思った。 吉澤は昔そういうことを躊躇せず口走って3度ほど告訴されている。 相談に来たのは学校一、肥っているという噂のエンゲル圭子だった。 「ブタ子さんだよね?」 「そう呼んでくれてかまわねース。よろしくス」 「2倍、2倍」というCMをご存知か? 圭子の声はまさにその声にクリソツである。 「どうしたの?私に相談なんて」 「この学校で一番スタイルが良いと校内中で囁かれている吉澤さんに是非助けていただきたきたく参上仕ったで候」 「ふ〜ん」 吉澤の反応を見てブタ子はおもむろにポケットから小さなメモ帳のような紙切れを取り出した。 「放課後ここで待ってるス」と紙を渡す。 「わかった。いくよ」 「それじゃあ、よろしくス」 そういうと圭子はすり足で消えていった。
68 :
さ :02/06/23 00:27 ID:23SKNQpM
――――放課後 吉澤は紙のとおり3:20に南門の前にいた。 「おっそいなー・・・」 一向に圭子の姿は見えない。どうしたのだろうか?あまりに油が乗り過ぎているため日清にスカウトされたんじゃなかろうか? いや、そんなことは万に一つもない。ああいうデブはろくな就職先も見つからずに一生を終えるんだ。吉澤はこのさわやかな春の陽気の中、思っていた。 吉澤は心の底にある人の傷つくような言葉を自由気ままに解き放ってしまうタイプなのだ! そんなことをしている間に遠くからイノシシがやってくる 「あ、来た!」 「スイマセーンス!」 「遅いぞ。なにしてたの?」 「内側の掃除をしてたス」 「え・・・内側?内側って?」 「腹のス」 「腹の?」 「そうス。この内側にゴミや割引券がたまるス」 ※ムース知識豆A 度を越したデブには1000人中1002人ある。出た腹がヘソ下約3cmを覆いできる隠れ皮膚のこと。 業界用語で『伊達のキザ兄ちゃん』と呼ばれている。 ☆例文(伊達のキザ兄ちゃんを、安全ピンで留めた?) 「じゃあいこうか?」 「そうスね」 2人は学校を離れ商店街から少し行った飲食外に来た。 「よーし」 吉澤は足を止める。下を向いて歩いていた圭子はそれに気づかず背中にぶつかってしまう。 吉澤は2kmふっ飛んだ。
69 :
さ :02/06/23 00:27 ID:23SKNQpM
バー『トントン拍子』 本来振舞うべきアルコール類より明らかにサイドメニューのラーメンのほうが美味しい・・・。そんな店だ。 圭子は慣れていないのか少し警戒したような感じでおそるおそる歩く。 吉澤は落ち着き払ってバーカウンターに座る。圭子もそれを真似るように隣りの椅子に座る。 パチッ!! 吉澤の指が鋭く一回鳴る。店に響くその音が、全てを包み込んだ緊張の糸を一気に解き放つ。例えるなら・・・そうエースの錠のような。 そしておもむろに口を開く。 「マスター、いつもの」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お前、誰?」 吉澤は常連でも何でもなかった。
70 :
さ :02/06/23 00:29 ID:23SKNQpM
―――― 「で、何なの相談て」 「あの・・・私」 「どうしたの?」 急に言葉に詰まる圭子。 「なに、言ってごらん」 「・・・・・・」 吉澤の顔をじっと見つめたまま目を潤ませる圭子。真剣に悩んでいるのが手にとるようにして分かる。でも凄い不細工だった。 吉澤は笑いを必死に堪えた。堪えて堪えて堪えまくった。プロジェクトXで扱ってもいいくらい堪えた。 ―――ここで笑っちゃいけない―――その信念だけで何とか平静を装っている。 「い・・・言・・・ってごらん」 「私・・・私デブなんス!」 「ッ!!!」 負けたよ!お前には負けた!もう天才でいいよ。私の負けだよ。お前が一番面白いよ。吉澤は薄れゆく意識の中全てを諦めた。そして言った。 「見りゃ分かるわ!!!!!!!!!!」 回心の一撃!ツッコミサイボーグ吉澤の回心の一発が冴えた。 「・・・・・・そうスか?」 「そうだよ!それでどんな相談なの?いまさら太ってることが悩みってこともないでしょ?」 「ううん。それ」 「それなの?!」 お前吉本いけ。その言葉しか思いつかなかった。でもそんな安易な答えでは許してもらえない。相手は二子山部屋もビックリのスーパーファットなのだ。マイウ〜とかいってる場合じゃないのだ。 「私、エステにも相談に行ったス。このままでは将来も危ない。どうしたら痩せられるのですかって。でもダメだったス。入り口通らなかったんス。自動ドアから先に進めなかったス」 「うわァ・・・。大変だね」 「だからどうしたらいいんでしょうか。もう吉澤さんに相談するしかないんです!」
71 :
さ :02/06/23 00:31 ID:23SKNQpM
「う〜ん。まぁ・・・ねぇ」 正直吉澤は困っていた。自分は生まれつき太りにくい体質で、あまりダイエットの経験というものがなかったのだ。ましてや入り口さえ満足に通れないブタのダイエット方法など、どう頭をひねっても全く分からないのである。 「・・・・・・・・」 「何かいいアイデアありませんか?」 「そうだなー・・・・・」 沈黙が続く。吉澤はあまりにも頭が真っ白なため後半は来週の『レディス4』のゲストのことを考えていた。 「・・・ちょっとトイレ行くね」 「あ、どうぞ」 一言断ると吉澤は席を立ちトイレに向かう。場所の確認を忘れていたためその辺をうろついていたクソアルバイトに聞いて入っていく。 「・・・・・・・・・どうしようかなぁ。どうやって痩せるかなんてわかんないし・・・このままこっそり逃げちゃおうかな。それもなァ、なんか後々恐いしな・・・」 いろいろ考えた末、結局戻る吉澤。圭子の待つカウンター席に近づく。 圭子の後ろを通り過ぎるその時、吉澤はふとその巨体の広い背中を見た。見た。全てを見た。 圭子の背中にはしっかりとサインペンで『糖尿病』とかかれていたのだ。
72 :
さ :02/06/23 00:33 ID:23SKNQpM
―――――私がやらねば誰がやる。 吉澤はそれを見て今までの自分の圭子に対する態度を呪った。こんな事までされても一生懸命に痩せる事を考えている圭子こそ真の女性なのではないか? 腹が出ていたって、汗が吹き出たって、顔が不細工だって関係ない。 本当に守ってあげるべき人間はここにいるのだ。吉澤は全てを思い出した。 私はウルトラマンムースなのだ。ムースである前に人間なのだ。今このブタを助けなくては他に何に生きる価値を見出せばいいのか。 吉澤はおもむろに席につく。今までの彼女とは何かが違っていた。 「I have considered the diet which you should do in a toilet.(今トイレでデブ子がするべきダイエット方法を考えてきたよ)」 吉澤(声の出演:トレイシー・ローズ)は言った。 「ほんとですか?」 「うん」 「ど、どうすれば?」 「うん、でもねまず断っておく。悪いけど今のは嘘」 「え?」 突然今までの必要以上の振りをぶち壊す言動に圭子は動揺を隠せない様子だ。 「あのね。これは発想の転換だと思うの。太ってるっていうのは視覚的なものじゃない?」 「・・・はぁ」 「だから、見方を、というか見られ方を変えればデブだっていう視覚的な情報はつぶれるでしょ?」 「なるほどなるほど」 「だから結局デブがデブに見えないに場所で誰かがデブ子を見てくれればデブ子はデブじゃないでしょ?」 「なんか分かりにくいですけど・・・ハイ」 「だから・・・・航空写真とろう」 「は?」 「航空写真から見れば、私も梨華ちゃんもデブ子もみんな同じ。みんなただの粒でしかないから。その写真誰かに見せてこれがデブ子ですって言ったって誰も信じないよ。え、こんなにスリムな子が?ッてみんなビックリすると思うよ」 「な・・・なるほど」 圭子はなるほどと言うしかなかった。それ以外このクレイジー女から逃げる方法はなかった。 「じ・・・じゃあ、分かりました。今度航空写真とります」 「いやいや、そんなことじゃ帰さねえぞ」 逃げるように椅子をたつ圭子の袖をぐっとつかむ吉澤。 「とーりに行くぞー。こーくーしゃーしん」 わけわからんイントネーションで言う吉澤。圭子を引き連れ写真屋に行く。
73 :
さ :02/06/23 00:36 ID:23SKNQpM
「ちょ、ちょっと吉澤さん」 必死の抵抗もかまわずに吉澤は歩く。 「あれ、よっすぃ―どうしたの?」 商店街を歩いていると碁会所から石川が出て来る。 「あ、梨華ちゃんいいところに来た。ちょっと写真屋さんと学校つきあって」 「え・・・いいけど」 「い、石川さん!助けて!」 「よっすぃ―も大変だね」 吉澤は写真屋に撮影を依頼しその足で学校まで向かった。 数分待っているとどこからともなくヘリコプターの音が響いてきた。 「きた!」 「よし、ブタ子行くぞ!」 「嫌だァァァァァ!ギャアアァァァ!」 「このブタ!この期に及んでまだ暴れて!」 圭子はゴロゴロ転がって嫌がった。 「嫌だァァァァ!痩せたいぃぃぃぃ!!」 「あ、もう撮るみたいだよ!」 石川が叫ぶ。 カシャ! ケイト・ウィンスレェェェェェェェェェェェェェェット!!!
74 :
sa :02/06/23 00:36 ID:TcmBMgQo
圭子は強い光を発し巨大生島ヒロシに変身した。 「ああ、やばい!こんな所で怪獣になっちゃったよ」 「どうしよう!よっすぃ―!」 「ア!怪獣が!」 生島ヒロシは飛んでいたヘリを鷲掴みにし、口の中へ放り込んだ。 「アア、写真屋さんがぁ!」 「よっすぃー・・・」 「チクショウ!今日は矢口さんもいないし隠れる必要ないし、ここで変身だ!」 「わかったわ!」 「チェンジムース!」 吉澤と石川は黒と白のウルトラポッキーを互いにかざし叫ぶことで関東甲信越限定ヒーロー・ウルトラマンムースへと57%の確率で変身するのだ!
>>67 ウィルスミスにコナミコマンドを入れるとどうなるんだ?
おしえてくれえええええええええええ!!!!!!!!
76 :
さ :02/06/23 00:41 ID:TcmBMgQo
来た!我らのヒーロームースが今日も僕らを守るために中野からやって来てくれた!そういえばムースはこの間、皮ジャンを買いに都営銀座線に乗ったところを中学生数名に目撃されていたのだ! 今日はその皮ジャンを渋々ぬぎ地球に来ている。頭の中ほとんど皮ジャン! 生島ヒロシはそんな皮の匂いをふわっと漂わせたムースに襲い掛かる。 「僕の好きなチームはパルマです!」 好きなサッカーチームは?という質問にその場にいた全員がJリーグのチームを挙げているのに一人だけセリエAのチームを言い、自分のハイソサエティぶりをチラリと見せる生島。 そんな生島を見たムースは押し殺してきた怒りを一気に放出し千手観音のごとくマシンガンパンチを繰り出す。 100発100中!全てが生島の股間にヒット。生島はあまりの激痛に立っていられなくなる。ついでにEDの心配もした。 あれ?ムース?ムースの様子がおかしい。 うずくまって腹を抑えている。どうしたムース。腹が痛いのかムース。 僕らに一抹の不安がよぎる。しかしやっぱりムース。ヒーローとしての自覚は忘れていない。お腹が痛いながらも必死に戦闘の態勢を取る。 生島ヒロシはしゃがみ込んだままのムースを見てにやりと笑う。 出た!ムース特有の必殺技『コサックダンスキック』!コサックダンスしながらけりだした足を相手のつま先に当て、タンスに足の小指をぶつけた時と同じ痛みを再現するのだ。 「痛いなぁ!何するんだ君!」 強烈な攻撃に耐え切れず叫ぶ(熱血硬派)生島ヒロシ。しかしムースは攻撃を止めない。
77 :
さ :02/06/23 00:42 ID:TcmBMgQo
しかしさっきからなんか臭い。何があったんだろうか。異臭とかそういう事件は大分前に一件落着したはずなのに。 あ!ムースだ!この馬鹿コサックダンスとかいっといてウンコしてやがる! なるほどその体勢ならなんとなくそういう事やり易いし、ちょっとカモフラージュできるもんね!しかしムースはウルトラマンだ。当然巨大なのだ。そんな小細工したってウンコしてるのはバレバレなのだ。ネタは挙がっているのだ。 今回ばかりは生島がいなかったらムースは最低の宇宙人だ。まだ生島がいることによってムースはヒーローに仕立て上げられているが、いなかったらホント、マジでやばいぞ!それも考慮して今日は生島ヒロシを殺さずに変えるのか? ズバアアアアアアアン! やったぁ!全然考えてねぇ!やっぱりムースはバカだった! 生島ヒロシは派手に散る。煙が上がっている間に急いで自分のウンコを処理するムース。実に間抜けだ。まぁ、結局地球は守られたからよしとしよう。
78 :
さ :02/06/23 00:43 ID:slM7xF9B
「圭子!」 怪獣にのっとられていた圭子は気を失い校庭の真中うつ伏せになって倒れていた。 その体は前の醜いブタではなく綺麗に贅肉の取れたスリムボディーだった。 「やったじゃん、デブ子痩せたよ!」 「ん・・・あ、吉澤さん・・・」 「やったよデブ子!おめでとうデブ子!」 「ア・・・ハハハ。アハハハハハ」 自分の体の状態に気付き錯乱気味に笑う圭子。 「おめでとう!ダイエット成功だよ!」 「ありがとうありがとう!吉澤さん」 飛びついて喜ぶ圭子 「でも、なんで」 空を見上げる圭子。 「なんでだろうね」 「でもいいや痩せれたし。あんまり考えないことにします」 一人で納得したように圭子が笑う。 「よかったねぇ!圭子ちゃん!」 石川が2オクターブ高い声で言う。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・誰だ、お前?」
79 :
さ :02/06/23 00:45 ID:slM7xF9B
どうせこのまま下げといても誰にも読まれずに沈んでいくことはわかってるんで自主的に上げます。 意味ないことは分かってるけど。
80 :
名無し募集中。。。 :02/06/23 01:41 ID:slM7xF9B
別に上げんでも読んでやる。
81 :
名無し募集中。。。 :02/06/23 01:46 ID:hn4cHuT9
_____ _____ _____ |書き込む|名前:| |E-mail(省略可):|sage |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∫ /) ↑ ↑ ↑ / ̄ ̄ ̄ ̄\ // /\ \ / | / つ^^ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | (・) (・) |/ テノノノ < こんな糞スレに書き込むときは (6-------◯⌒つ| r'^^´ \ メアド欄に半角で「sage」と書くのじゃ |∨ _||||||||| | ノ____\____________ l / \_/ //| | ̄ ̄\ \ YOU!(⌒)____/ / | | | ̄ ̄| /,-r┤~.l l:l ( / | | |__| (rf .| | ヽ_ 、 Y |__|__/ / .lヽλ_八_ ,, ̄) | ̄ ̄ ̄ ̄| 〔 ̄ ̄〕 `ー┬‐-ー' ̄ | ̄
83 :
名無し募集中。。。 :02/06/23 04:05 ID:aeGTu/hX
マジでわらった!どんどん書いてくれ
普通に読んでるので自虐的にならずにがんばって続けてよ
85 :
さ :02/06/23 18:10 ID:xsUZK0bi
>>84 面白かったですか?評価がないと凄い暗い人間みたいになって嫌なんです。ちょっと書き込むだけでもいいんでよろしく。
86 :
名無しさん :02/06/23 23:17 ID:Togioyhu
>>85 狩でやってたのが途中で終わっちゃったとき
どちらかといえば残念だった
というぐらい面白い
メン・イン・ブラックといい勝負
87 :
さ :02/06/23 23:41 ID:xsUZK0bi
レディス4キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!! 更新お疲れ様です。やっぱりおもしろいですよ。 ほかにも、小説書いてたんですか?読んでみたい。
89 :
さ :02/06/25 20:55 ID:KHgfoEUe
沈むのが恐いです。
>>88 書いてないです。感想とかホントありがとう。
90 :
ふー。 :02/06/26 01:16 ID:orfgC5Vo
やっと、読み終わりました。 つかれたー。 小説書くのもお疲れです。面白かったよ。
91 :
てす :02/06/26 01:20 ID:3ES79chR
オモロイよ。こういうノリ好きだな。 俺のは沈みっぱなしさ・・・
92 :
名無し :02/06/29 05:56 ID:NsAaXx3g
h
93 :
さ :02/06/29 20:42 ID:OMf+N1U5
新しいのまた考えたいと思うので、沈み消えていかないように上げときます。 またよろしくお願いします。
94 :
:02/07/01 16:17 ID:q12LKhir
ageといたほうがいいね
95 :
名無し募集中。。。 :
02/07/04 18:03 ID:+g9PlWRl @ノハ@ ( ‘д‘)